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小林秀雄

1 :吾輩は名無しである:03/09/19 14:27
信者もアンチもゆっくり語りましょう。
僕自身はすごい人だと思っています。
同じ文章を何度読んでも新しい発見があります。
この人の言葉の持つ力はどこから来るのでしょう。


2 :吾輩は名無しである:03/09/19 14:28
重複スレ有り。
ちゃんと調べろよばーか>>1>>1>>1

3 :吾輩は名無しである:03/09/19 14:29
>>1を徹底的に糾弾するスレに変わりました

4 :吾輩は名無しである:03/09/19 14:31
これで3つ目だぞ。小林秀雄好きは頭悪いのしかいないんだな。

5 :吾輩は名無しである:03/09/19 14:35
最新の「小林秀雄全集」すべて持っている人
http://book.2ch.net/test/read.cgi/book/1030540264/l50

今世紀の思想家としての小林秀雄
http://book.2ch.net/test/read.cgi/book/979699345/l50

次スレですか >1
来年辺り、活用しますね

6 :吾輩は名無しである:03/09/19 14:44
50歳過ぎても小林秀雄だ、夏目漱石だと言っているのは
平凡な文学ヲタだそうだ。

7 :吾輩は名無しである:03/09/19 15:08
削除依頼出して来いよ糞馬鹿>>1

8 :1:03/09/19 15:15
「今世紀の…」スレの次スレとして使っていただければと思ったのですが。

9 :吾輩は名無しである:03/09/19 15:18
>>1
早く削除依頼してこいよ。
リンクも張らないで言い訳するなよ基地外

10 :吾輩は名無しである:03/09/19 15:46
妹の高見澤潤子さんの文章はきれいだね。

11 :吾輩は名無しである:03/09/19 15:48
こういう勘違いやロウがレス付けはじめるんだよな
>>1早く削除依頼だしといて

12 :吾輩は名無しである:03/09/19 16:24
「今世紀の」スレも「全集」スレも進展がないんだから新スレでいいんじゃないの。
「文藝別冊小林秀雄」も出たことだし。

13 :吾輩は名無しである:03/09/19 18:51
ハァ?
バッカじゃねーの?
スレ変えれば進展すんのかよ(プ


14 :吾輩は名無しである:03/09/24 07:27
次スレage

15 :吾輩は名無しである:03/09/24 09:26
フランス文学の研究者だった小林秀雄がなぜ徒然草、西行、平家物語、実朝など
日本の古典文学を絶賛し、のめりこんでいったのか原因、理由を教えて下さい。

16 :吾輩は名無しである:03/09/24 17:26
>>15
小林が古典にのめりこんでいった原因は、日本が軍国主義色を強めていった事と関係するんじゃないかと
思うが。
ちょうど石川淳が「江戸に遊学する」といったのと同じようなことなんだろうと。
まぁ、漏れも良く分からんから、誰か詳しい香具師、レスキボンヌ。

ちなみに、小林は「フランス文学の研究者」として振る舞ったことはなかったんじゃないかと思う。
たしかに、フランス文学についての批評と卒業論文はあるわけだけれども。


17 :吾輩は名無しである:03/09/24 18:58
>>6
でも初期のうちはやはり小林秀雄を精読してほしい。
最近の新進作家は本当に小林の著作を読んでいるのだろうか?

18 :15:03/09/25 09:27
>>16
ありがとう。
軍国主義色が強くなってきたことと関係するとのこと。
その時代のことはよく知りませんが、鬼畜米英なんて言葉があったように
日本こそアジアの盟主、日本の文化こそ最高だ、日本の古典文化をたたえて親しもう、
という動きに小林秀雄も呼応したということでしょうか。

フランス文学の研究者と言ってしまったのはたしかにまちがいでしたね。
ランボーの強い影響とともに志賀直哉の崇拝者という面もあったし。

19 :吾輩は名無しである:03/09/26 08:40
>>18
16ですが。

日本こそアジアの盟主、日本の文化こそ最高だ、日本の古典文化をたたえて親しもう、
という動きに小林秀雄も呼応したということでしょうか。

そういうことも言い得るとは思う。ただ、当時の日本の状況に対する失望などといったことから、小林は古典世界の
ほうへと没入したとも考えうるかと。

記憶違いでなければだけれど、『近代の超克』、それから雑誌『近代文学』での対談(小林の有名な発言、「僕は
馬鹿だから反省しない。反省したい奴はたんと反省したらいいじゃないか」「国民は黙って戦争へ行った」なんて
いう発言のある号。たしか、2号か3号だと思う)を参照したら、何か分かるかもしれん。


20 :15:03/09/26 10:05
16さん、ありがとう。
>当時の日本の状況に対する失望などといったことから
うーん、そうか。これもあるかなと思っていたのですが。
だとすると小林はけっして好戦的だったのでなく、戦争状況にむしろ批判的であった。
そのことがなぜ古典世界への没入へとなるのかいまいち解らないが、時代の影響を強く受けてのことだということですね。

21 :15:03/09/26 11:48
続きです。
「近代の超克」座談会は戦争当時の小林の気持が披瀝されていて貴重な資料ですね。
手元に本がないのであやふやですが、西洋文学をとことんやって限界を見て、これからは
日本の古典にはいっていくという発言がありました。
この座談会は重要なのだけど全集に収められていません。冨山房百科文庫にあります。

「僕は馬鹿だから反省などしない。利口な奴はたんと反省するがいい。」
有名な「コメディ・リテレール」座談会での発言ですね。
戦争を肯定しているかのような発言ですが、小林の真意は解りません。でも覚悟を決めた生き方
をしている人間にしか言えない言葉のように思えます。
これは全集に収められていますね。

「シイザアの『ガリア戦記』について」という作品も重要だと思いますが、いずれまた。

22 :吾輩は名無しである:03/09/27 17:46
もう一つの方の荒れ果てたスレを読んでからこっちに来ると、
まっとうな議論がされていてほっとする。

23 :吾輩は名無しである:03/09/28 11:37
>>21

戦争を肯定しているかのような発言ですが、小林の真意は解りません。でも覚悟を決めた生き方
をしている人間にしか言えない言葉のように思えます。

「覚悟を決めた生き方をしている人間にしか言えない言葉」、これはナルホドと思った。そうかもしれない。

「シイザアの『ガリア戦記』について」は、情けない事に漏れはまだ未読。これについては15さんからむしろ
教わりたい。


24 :15:03/09/29 10:14
昭和17年から18年の戦争中に小林は「当麻」「徒然草」「無常という事」「平家物語」「西行」「実朝」
と日本の古典文学を対象とした作品を次々と発表したのですが、どういう動機でそういう気持になったのか
をあらわしているものは実はあまり見当たらない。
最晩年の「本居宣長」に到るきわめて重要なターニングポイントだと思われるのだけど。
「シイザアの『ガリア戦記』について」は昭和18年に発表されている。
「ガリア戦記」の翻訳本が出たのを機に有名なこの本を初めて通読したが、実に面白かった。
目の前に生き生きとローマの戦闘場面が現出した。近ごろ珍しく理想的な読書体験だったというようなことを
言っています。
そのあと唐突に、この1年ほど骨董に我ながらあきれるほど魅了された、ということを書いている。ここが見逃せない個所だ
と思うのですが、手元に本がなく、また書きます。

25 :15:03/09/30 09:35
「この1年ほど、ふとしたことがきっかけで、造形美術に異常な執心を持って暮らした」
ふとしたこととは一つの壷との出会いであったようです。
言葉を禁止された視覚と触覚だけの世界=造形美術の鑑賞
それまでは文学という言葉の世界から美術というもう一つの言葉の世界へ遊びに行っていたようなものだった。
こちらの想像とか解釈とかを全く受けつけず「自ら足りているような」造形美術。
シイザアの「ガリア戦記」を読んでなぜ小林がこんなことを書いたかというと、「ガリア戦記」にも造形美術に共通する
古代の美術品のような「自ら足りている」感じを持ったからのようです。
かつての文学には古美術のようなたしかな形があった。
石に刻まれたリ、レンガに彫られたり、筆で写されたり、昔の文字は今よりよほど「目方のかかった」ものであった。
日本の中世文学にも小林はそういう魅力を感じて批評の対象にしたのではないかと思われます。

26 :吾輩は名無しである:03/09/30 10:00
小林秀雄が太宰治をどう評価していたか知りたいのですが、何か太宰に言及した発言はありますか。

27 :吾輩は名無しである:03/09/30 10:19
>>26
『今度死んでニュースになってるんで
太宰って人の初めて読んだんだけど、ありゃヒステリーですな
あの人は馬鹿じゃありませんよ、でもヒステリーだな。』

誰とだったか忘れたけど、対談で。
まったく小林ってのはいい玉だな。文芸誌隅から隅まで眼を通してたくせして
こういう事を抜けぬけと言う。

28 :吾輩は名無しである:03/09/30 10:29
小林について語るのにもっとふさわしい人は居るだろう

29 :吾輩は名無しである:03/09/30 10:49
>>27
ご教示ありがとうございます。三島が死んだときの発言に比べて随分冷淡ですね。



30 :吾輩は名無しである:03/09/30 10:51
>>28
吉本隆明「悲劇の解読」に入ってる小林論は結構面白い。

31 :吾輩は名無しである:03/09/30 10:57
>>30
あんまり聞いたことないなあ・・・
前田英樹や三浦(雅士)のなら知っているけど。

32 :吾輩は名無しである:03/09/30 11:37
小林は太宰について、女をよく知っている作家だと評価してるね。

33 :吾輩は名無しである:03/09/30 20:41
確かに小林は、人を食うこと事を臆面もなくする人だね。
ある雑誌の編集者が原稿頼みにきたときに、本人が出て、
「小林は留守です」といった話を読んだときは笑ったよ。

34 :吾輩は名無しである:03/09/30 21:26
夏目漱石は居留守を使っても来客を撃退できないとき、みずから
玄関に出て行って「いないと言ったらいないよ」と怒鳴ったそうだが。

35 :吾輩は名無しである:03/09/30 21:28
そういえば、「家に送られてくる同人誌は風呂の焚付けにちょうどいい」と発言して
同人誌作家たちの怒りを買ったのも小林秀雄だったな。

36 :吾輩は名無しである:03/10/02 11:53
小林秀雄の傑作ベスト3を考えてみよう。
漏れは、
1.人形
2.蛸の自殺
3.中原中也の思い出

37 :吾輩は名無しである:03/10/03 00:33

難しいことをいう。

1.様々なる意匠
2.モオツァルト
3.美を求める心

「宣長」、「ゴッホ」などの大作はまだ読んでない。

38 :吾輩は名無しである:03/10/03 09:11
>>37
「美を求める心」を選んでるのが面白いね。
子供向けに絵の見方なんかを書いたものだったかな。探してもう1回読んでみるよ。


39 :吾輩は名無しである:03/10/03 11:13
青山二郎

40 :37:03/10/03 11:35
>>38
一般向けに書いたものだと思うよ。
わかりやすい言葉で深いところを突いていて、
読んでいて涙が出てきたことを覚えてる。

41 :吾輩は名無しである:03/10/03 13:20
>>39
青山二郎がどうした?

42 :吾輩は名無しである:03/10/03 13:39
>>25
あぁ、それ思い出した。未読とばかり思ってた…。
言われるように、そういう点に魅力を感じて、批評の対象としたってこともありうるかも。


43 :25:03/10/03 14:18
>>42
レスありがとう。
分析や解釈にびくともしない造形美術のような古典文学に魅力を感じて自分の批評文学の
対象にしていったんだと思います。

44 :吾輩は名無しである:03/10/06 15:15
>>40
「美を求める心」を読んだ。
「考えるヒント3」(文春文庫)に入ってた。子供向きでなく一般向けだったね。
わかりやすい口調で語られてるけど、言ってることは小林秀雄の一番大事な思想だと思った。
美は言葉で安易に片づけてはいけない。
花を見て「ああ、すみれの花だな」で済ませては見たことにならない。
画家は言葉を介在させずに自分の目で見たものを描いている。
そういう絵を見るときに画家の名前や画題を見て安心していては鑑賞したことにならない。
音楽も同様。
見ること、聴くことには訓練がいる。
美を本当に感じ入ることは難しい。
詩についても同様の言及があった。

45 :吾輩は名無しである:03/10/07 14:06
小林秀雄BEST3
俺的には
1位 ドストエフスキイ75年祭に於ける講演
2位 ランボオT、U、V
3位 当麻
(次点)地獄の季節(翻訳)

46 :吾輩は名無しである:03/10/08 15:02
外的条件に眼も触れず、ひたすら自己修練に励む生き方をした人のように思うが、われわれもそういう生き方を見習うべきだろうか。

47 :吾輩は名無しである:03/10/08 15:06
>>46
資産あるか?
鎌倉に家買ったか?
ならそういう生き方を堪能すべし

48 :吾輩は名無しである:03/10/08 16:02
小林英夫と対談させてみたかったな。
「誤訳ってありがち」って題で。

49 :吾輩は名無しである:03/10/08 22:51
作曲家の小林秀雄と間違えられた話ならしていたが。



50 :46:03/10/09 09:35
>>47
小林秀雄はそんなに資産家じゃなかったはず。
渋沢龍彦のようなお坊ちゃんとは違う。
自分の力で生計を立てていた。
文藝春秋に埋め草原稿を書いたり、ジイドの翻訳を売ったり、
「文学界」の編集者になったり、創元社の編集顧問になったり。
生活には結構苦労してたのでは。
鎌倉の家も楽をして買ったわけではないと思う。

51 :吾輩は名無しである:03/10/09 12:33
>渋沢龍彦のようなお坊ちゃんとは違う

澁澤だって別に資産家ではないよ。確かに澁澤榮一の
実家の本家筋だが、父親はただの銀行員。
しかも若くして父親が亡くなった上、当人は結核で
まともに就職できなかったため、老母と妹3人を抱えて
生活には苦労していたらしい。
ちなみに北鎌倉の家は、金のためにカッパブックスの俗悪本を
書き下ろしてようやく手に入れた。

52 :46:03/10/09 13:03
>>51
知らなかった。すまん。
渋澤龍彦は富裕な家の子で遊んでても暮らしていけたと思ってた。
渋澤龍彦に対する認識を改めました。ありがとう。

53 :吾輩は名無しである:03/10/09 13:09
まぁ澁澤自身、生活苦と無縁なランティエというイメージを
意図的に演出していたフシはあるよね。

54 :吾輩は名無しである:03/10/09 17:30
澁澤って、東大入るのに二浪か三浪してるから、裕福な家の子とばかり
思ってたわ。

55 :吾輩は名無しである:03/10/09 18:16
「快楽主義入門」。
そうだ、おれもカッパブックスで一冊出して家建てよ!

56 :吾輩は名無しである:03/10/09 19:44
「快楽主義の哲学」だよ。

57 :吾輩は名無しである:03/10/09 20:37
小林秀雄の雪ノ下の家って、山の頂上みたいな変な場所にあったようだな。行ったことある奴いる?

58 :ら@:03/10/10 04:14
太宰とは交錯しそうで、するのかな?いろいろ道具立てはある。
小林は芥川を認めない。太宰は芥川の熱烈な支持者。
小林の文学の公的師匠は志賀直哉。太宰は志賀をクソミソにけなして自死。
(ちなみに志賀も太宰を認めない)
小林は三島の才能を誉めているが、三島は太宰と近親憎悪の感
(ちなみに美の問題については三島も小林も近親感あり。どちらも故郷と伝統の
喪失という時代診断がら出発する)
両者ともに女を知ってることにかけては他の追随を許さぬ自負あり。
両者ともに戦時中に実朝論を書く。

59 :ら@:03/10/10 04:15
志賀も太宰を→芥川を、に訂正。

60 :ら@:03/10/10 04:17
そうだ、
両者とも女がらみで自殺を敢行。
両者とも酒癖が最悪。


61 :ら@:03/10/10 04:19
追加。
両者ともルックスはハイレベル。

62 :ら@:03/10/10 04:32
ちなみに15の問題はもっと原理的なレヴェルで考えるべきだと思う。
外国文学を捨てて国文学にはしったというのではなく、彼が多用する
「経験」を「表現」するのに、結局日本語を選んだということ。
言葉の問題については、彼は狭き門を採用した。無論、そこからもれてくるもの、
例えば海外文献を晩年にいたるまで精読していたことや、宗教の問題、そういうのは
全て読者には伏せて、自分のうちにしまってしまった。
連載中の本居宣長にはユングの話が盛りだくさんだったのに、本にしちゃったら一切を捨象してしまった。
とにかく彼は良く捨てる。切り捨てる。
あれほど隣国フランスのモラリズムに精通していたのに、最後には理想的なドイツ人読者を求めたニーチェに似てなくも無い。
とにかく、キーワードは言葉と経験、そしてこの間にあるある種の「深淵」だと思う。

63 :吾輩は名無しである:03/10/10 09:19
>>62
いい事書いてるね。
日本語を選んだ、これ言えてる。
経験主義者だというのも当たってるだろ。
女をよく知ってるというのはちょっと疑問。この点では太宰にかなわない。
ちなみに小林と太宰は共通点も接点もあまり感じられない。
小林は三島とはよく似てると思う。「葉隠」好きとか。

64 :吾輩は名無しである:03/10/10 14:47
小林が「経験主義者」だというのはそのとうりだけど、それだけでは

>彼が多用する「経験」を「表現」するのに、結局日本語を選んだということ

の説明がつかないんじゃない。なぜ母国語でなければいけないのか?
これは古代の言霊信仰にもつながることだと思うけれど・・
この人の思想はほとんど禅の観法だと思うけれど、禅自体はすごく
ユニバーサルなもので母国語を話す人間だけにしか理解できない
ものでもないしねぇ。

あと、この人ほど近代の文学者全体に共通する、肉体的なもの
に対する一種の蔑視を強く感じる人はいない。夏目漱石と並んで。
二人とも神経症病んでるし。
これは自分の偏見にすぎないかもしれないけれど。


65 :吾輩は名無しである:03/10/10 15:48
当時、小林のルックスの程度はどうだったの?

66 :吾輩は名無しである:03/10/10 16:10
>>64
>この人の思想はほとんど禅の観法だと思う
わからんな。的はずれじゃないか。
>この人ほど近代の文学者全体に共通する、肉体的なものに対する一種の蔑視を強く感じる人はいない。
どういう意味?

67 :64:03/10/10 17:56
>>66
イデオロギーを排し日常生活に密着した思想という意味で両者は非常に
似ているような気がしたんですが・・ 
あと例えばこの人の「無私」とか「美は沈黙である」とかいう有名な言葉。
それに「本居宣長」で「考える」という言葉の語義に触れて、この言葉の
本来の意味を「迎える」こと、つまり対象と自身が一つになることである
ことを強調している。対する禅でいう「悟り」も本来の意味は「差取り」、
彼我の差を取り払うこと、つまり「考える」ことと基本的な意味は
同じですね。

後のことは作品読んで感じた個人の単なる感想です。
説明しにくいです。読み込みが足りないように思います(汗)。



つまり

68 :ら@:03/10/11 05:31
肉体的なものを蔑視した代償として、彼には、言葉そのものが肉体として現れたのではないかな。
まさに意は似せやすく、言は似せがたい。
言葉のないところに伝統はない。しかしこの伝統の生き生きした生活感情の喪失によって
言葉ははじめて言葉として、彼には経験されてくる。本居宣長の前に書かれた忠臣蔵というエッセイ
あれは、武士道という生き生きした生活感情がもはや単なるイデオロギーにすぎなくなってしまうところに、
江戸の武士階級の苦悩を見ているね。同じことが宣長にも投影され、そしてそれは同時に、小林自身の姿でもないのか、
と思うのだ。

69 :ら@:03/10/11 05:36
こう考えていくと、私小説という日本独特の文学的背景から出発したということが
案外後を引いてる気がするねぇ。

70 :吾輩は名無しである:03/10/11 06:43
足柄ちゃんねる
http://jbbs.shitaraba.com/travel/2185/
伊勢原ちゃんねる
http://jbbs.shitaraba.com/travel/2226/
小田原ちゃんねる
http://jbbs.shitaraba.com/travel/1139/
寒川板
http://jbbs.shitaraba.com/travel/2214/
西湘ちゃんねる
http://jbbs.shitaraba.com/travel/1946/
茅ヶ崎ちゃんねる
http://jbbs.shitaraba.com/travel/1213/
辻堂ちゃんねる
http://jbbs.shitaraba.com/travel/1481/
平塚ちゃんねる
http://jbbs.shitaraba.com/travel/133/
藤沢ちゃんねる
http://jbbs.shitaraba.com/travel/1354/


71 :吾輩は名無しである:03/10/12 03:48
慎太郎『我が人生の…』にでてくる小林秀雄はうすっぺらい。
作品を踏まえない作家の人物論は、いかにも慎太郎だな。

72 :吾輩は名無しである:03/10/12 04:07
http://www.asahi-net.or.jp/~dn8k-tkm/kobayashiwar0.html の、

http://www.asahi-net.or.jp/~dn8k-tkm/kobayashiwar1.html

について語ってみれ。

結局は右も左も関係ない思弁家なんだ、と俺は思うがな。

73 :吾輩は名無しである:03/10/13 11:01
どっちに近いかと言えば明らかに右

74 :66:03/10/14 09:37
>>67
サンクス。
>イデオロギーを排し日常生活に密着した思想
そのとおりでしょうね。
四の五の言わずに懸命に生きろと。
単純な思想だけど美しい。
為政者にとってはこれほど都合よい思想もないわけだけど。

75 :吾輩は名無しである:03/10/14 10:08
>>74
為政者も、平民感覚にあわなければ選挙で落とされるよ。

76 :吾輩は名無しである:03/10/14 14:45
>>72
思弁家だとは笑止。思弁家こそ小林が嫌ったものでしょ。

これを読んで右とか左とか言いたくなるというのも問題だね。
俺は厳粛な気持になる。

77 :吾輩は名無しである:03/10/14 18:49
>>76
厳粛な気持ち
とかこういう言動が権威主義そのものだな

78 :吾輩は名無しである:03/10/14 21:33
>>77
権威主義ってなに?


79 :吾輩は名無しである:03/10/14 23:59
厳粛な気持ちか・・・
やっぱ、小林大先生にはこういうアホのミーハーがたかるってこった。

80 :吾輩は名無しである:03/10/15 00:01
>>77、79
そういうことを言う人間は読まぬ方がよい。
争いの種が増えるだけ。

81 :吾輩は名無しである:03/10/15 00:06
おーえらそうに、エエカッコシがw
2ちゃんにふさわしいのおーwww

82 :吾輩は名無しである:03/10/15 00:17
初期の評論はほとんど唯物史観の悪口を言っているだけのような
木がする
骨董品を買ってだまされた話はちょっと面白かった

83 :吾輩は名無しである:03/10/15 00:24
小林先生、なにも感涙するこたぁない。あの頃はあきらかに文学者代表で提灯もってた。
「反省する奴は・・・」発言は、戦後のにわか民主主義に対して言っただけ。
『新日本文学』は共産主義者が乗っ取って「戦犯」呼ばわりしたのよ。
先生は『モォツアルト』書き上げてたから意気軒昂ですよ。
つまり小林の戦争観は投げやりだが、かっこよくはない、少なくとも漏れにとってはな。


84 :吾輩は名無しである:03/10/15 01:55
どうして小林板には煽りがひそむのか。

85 :吾輩は名無しである:03/10/15 04:31
板っていうな

コヴァ板のことかと思っただろ

86 :吾輩は名無しである:03/10/15 07:17
書き違いにかみつくなよ。

87 :76:03/10/15 09:25
「三つの放送」について語ってみろというから、厳粛な気持になったと正直に言ったまで。
読めばわかるけどあれはすごいリアリズム。
12月8日の朝から実際に自分がいた気になる。
批判や反論は今の時点だから言えること。
あの時あの場に自分が置かれていたら何ができる?
権威主義なんてむしろ逆。権威に対する恐怖を覚えるよ、俺は。

88 :吾輩は名無しである:03/10/15 10:18
76は小林にとっては「事変に黙って処した」民草の一人なんじゃねえの?
ま、それでいいなら止めないけどね。

89 :吾輩は名無しである:03/10/15 11:18
小林は赤紙来る年でもないし、身内で徴兵されたヤシもいない
空襲で焼け出されたわけでもない
戦争についてそう考えたわけでもないだろ。
杭州あたりの酒場で、もてないもんだから俺は金持ちだとあの女に言ってくれって
連れに頼んだりしながら、うろうろしてるうち原爆落ちて戦争終わっちまったってとこだろ。


90 :吾輩は名無しである:03/10/15 13:04
戦争問題とは関係ないんだけれど、
講演テープの中で天皇についてどう考えているか
という事について答えているのを聞いた事がある。
そのとき小林の天皇観の核心、それに文化の伝統
の重みに触れた感じがしてすごく厳粛な(w)気持ち
になったことがある。
詳細はかなり前に一度聞いただけなので忘れて
しまったけれど。




91 :吾輩は名無しである:03/10/15 13:10
>>89

>戦争についてそう考えたわけでもないだろ。

平和ボケだな。

92 :吾輩は名無しである:03/10/15 13:54
俺たちゃみんな平和ボケなんだよ、この真性ボケ野郎が〜
おまいドラかよ。
小林先生は平和な時代に戦争を語るのはマヌケだとおっしゃっとる。

93 :吾輩は名無しである:03/10/15 13:59
戦争中には、戦争のことなど語れない。言論統制。特高に引張られて
拷問されて虐殺される、非国民として。
平和な時に戦争への蠢きを察知して戦争を語り、抑止する方法を模索し
いざという時の行動の目途までも胸中に育てておく必要がある。

94 :吾輩は名無しである:03/10/15 14:02
ブッシュはヤバい。
軍需産業をバックにして出てきた。
好戦的なのは親父の代から。どんどん戦拡の方向に舵をとっている。
ブッシュになってから、臨界前核実験の回数もうなぎ昇り。
新帝国主義的軍事国家へアメリカが変貌したら
日本なぞ飲み込まれて意のままに繰られかも、ボケてる時ではない


95 :吾輩は名無しである:03/10/15 14:04
「おふえりあ遺文」を読んだけど、面白くなかった。
狂気の女性心理を描いたのが当時は画期的だったのか。
言葉使いが江戸っ子調になったりオフィーリアがどうもおかしい。
太宰だったらきれいな日本語で女らしく色っぽく書いてくれたろうに。

96 :90:03/10/15 14:29
太宰の独白体もネカマっぽくて好きじゃない(笑)。
以前「小林の『本居宣長』は天皇について語っていないから駄目だ」
という内容の文章を読んで非常に違和感があったんだが、
こういう事を語る人ってこういう問題を抽象的にしか捉えられ
なのかなあ。
小林にしても太宰にしても天皇制度なんて抽象的なものよりも、
生きた天皇自身、脈々と受け継がれてきた天皇一族に対する
自然な愛着があったと思う。それを拡大すれば文化の伝統に
対する子が母親に対して持つような愛情ともいえると思うけど。

97 :90:03/10/15 15:00
>>83

>あの頃はあきらかに文学者代表で提灯もってた

すみません。小林が積極的に軍部の提灯持ちを
していたことを裏付けるような作品もしくは客観的記録
が残っているいるのでしょうか、あれば教えてください。

98 :吾輩は名無しである:03/10/15 19:08
小林の天皇好き今更言ってもなぁ
進講もしてるし。

99 :吾輩は名無しである:03/10/15 21:03
あげまつ。
小林の日本回帰は、どなんでしょ?

100 :吾輩は名無しである:03/10/16 00:03
100

101 :吾輩は名無しである:03/10/16 01:12
一番キモイのは90のように
小林の持っていた「自然な愛着」とやらに転移して他人を腐す態度

102 :吾輩は名無しである:03/10/16 08:19
>>97
提灯もちは表現としてネタだ。
まあ作品ではカワしているけど「文学銃後運動」に積極的だったのが痛い。で日米開戦後の「三つの放送」のノー天気となるわけだ。
負けるという理由で反対した軍人、知識人、学生は少なくなかったろう。
あの状況下で、たぶんモレたちなんか負け戦をひそかに憂える位がせいぜいの度量だろっての。
しかし、少ないながら、ゾル(軍人)を嫌い、抵抗を、沈黙や最小限の言動にかえて戦中をすごした二十歳くらいの連中がいたのも事実。なにしろ共産主義まで当時の旧制高校は育くんだんだから、いろいろだ。
大人たちの虚言を根底から疑い、すくなくとも世間的体裁くらい捨て去る度量をもったヤシの言辞しかモレは重んじない。
小林はけして体制側にくみしたわけではないと思う。だが全てを擁護する必要などないし、それこそ「教祖の文学」じみる。
なにより作品をちょいと舐めたくらいで代弁者を気取る野郎をモレは警戒する。
おまいさんがそうだと言ってるわけじゃないがな。

103 :吾輩は名無しである:03/10/16 09:51
「三つの放送」を読んでノー天気と受け取る人というのは、思想や人格がどうというのでなく、
基本的に読解力がないのだね。文章を読み取る力が弱い。


104 :90:03/10/16 10:50
提灯もちがネタならノー天気もネタでしょう(w)。

>>102
丁寧なレスどうも。個人的にはそのときの文壇(特に大御所と言われて
いた人たち)が、どの程度情勢を把握し、関心があったかに興味が
あったんで勉強になりました、
ありがとう。


105 :吾輩は名無しである:03/10/16 18:02
作品を読めた(つもりになる)ことと、代弁者になることはかなり
違うことじゃないのか?どこからそういう話になるのか分からんけど。
作品の解釈はある部分からは“創作”であるし、作者の意図を通り越して
作品を云々することは無益な迷路で彷徨って遊んでいるような気がする
そういうタイプの文言が「文学的」(学問的な?)だと言うのなら、漏れには
もう何も言うことはない。しかしたぶん小林ひでおは作品を「読めた」とか
そうでなかったかとかを気にする人だったとは到底思えないけど。
小林ひでおが共産主義(者)を嫌っていたのはきっと確かだろうが、その小林の
言論を同じように「教祖の文学」として批判したのが坂口安吾だったのじゃないのか
小林が天皇という権威を擁護したのは、やはり自分も分け持っている(あるいは自分も
同一化したいと思っている)ある種の“権威”を保守したかったからのように思えるんだが。

106 :吾輩は名無しである:03/10/16 18:19

>やがて、真珠湾爆撃に始まる帝国海軍の戦果発表が、僕を驚かした。僕は、こんな事を考へた。
>僕等は皆驚いてゐるのだ。まるで馬鹿の様に、子供の様に驚いてゐるのだ。だが、誰が本当に驚く
>ことが出来るだらうか。何故なら、僕等の経験や知識にとつては、あまり高級な理解の及ばぬ仕事
>がなし遂げられたといふ事は動かせぬではないか。名人の至芸と少しも異るところはあるまい。

ここらへんは、ほとんど冗談か皮肉の言葉のようにしか取れないのだが。

107 :吾輩は名無しである:03/10/16 21:27
アンチが流れてきた。
スレタイどおりなわけか。

108 :吾輩は名無しである:03/10/16 23:33
でも小林は凄かったらしいね。
宮本顕治が「改造」の1等とちゃって自分が一番って思ってたから
発表の前にたらふく飲んで遊んだらしいじゃん・・・
そしたら2等だったって。まあこの人らしい武勇伝だけど。

109 :吾輩は名無しである:03/10/17 00:36
「事変に黙って処した」って言ってもなんにもやってない。

死ぬときがきたら死ぬか、程度のことだろう。

110 :吾輩は名無しである:03/10/17 02:23
ユリゲラーをホンモノと言い切っちゃうってのは、どうなの?
それはいいとしても、「ホンモノと認めない人には素直さがない」とか、
えらく押し付けがましいじゃん。
ソ連についても、視察の後で「それなりに素晴らしい国だということが分かった」とかさ。
「ソ連なんてロクな国じゃねえ」とでも言ってくれたら、この人らしかったのに。

111 :吾輩は名無しである:03/10/17 09:37
>>106
あなたが引用した個所はたしかに問題だと思います。
真珠湾攻撃が名人の至芸と変わらない、と言っている。
このあたりは軍部への配慮、おもねりが感じられます。
でも子供のように本当にそういう感想を持った、だからその通り書いた、
と考えることもできます。
正直、よくわかりません。

112 :吾輩は名無しである:03/10/17 14:22
>>111
「子供のように」はありえない
そういう感想は小林におもねることになるのではないか。

113 :吾輩は名無しである:03/10/19 13:24
すみません、小林は今の親米ポチの前身なんでしょうか?

114 :吾輩は名無しである:03/10/19 13:27
秀雄は千代田区生まれの誇り


115 :吾輩は名無しである:03/10/19 13:50
小林がなにもかもあきらめて繰り言いってる
横町のご隠居さんだって事がどうしてわからないんだろ。

116 :吾輩は名無しである:03/10/19 14:43
わからないというよりむしろ
そういう感性が死滅したのだと思う。

小林を面白いと思うあまりに小林的態度を取る者のなかにも、
こうした事情を「わからない」がゆえに、
小林のテクストという物心を崇拝する恐れもあるだろう。

ある文芸作品が時代を超えようとするときには、
必ずこうした葛藤が生じる。

小林秀雄がこの先生きのこるかどうか?

117 :吾輩は名無しである:03/10/20 09:29
>>115
わかってないのは君の方だよ。
小林秀雄はあきらめてなんていなかった。
日本の現代エセ知識人に最後まで戦いを挑んだ、と思う。

118 :吾輩は名無しである:03/10/20 10:01
「ホンモノ」の知識人?
自分で「本物、本物」と吹聴するたびに
だんだんウソ臭く聴こえてくる

119 :117:03/10/20 10:45
>>118
小林秀雄は自分のことをホンモノの知識人だなんて言ってない。
身にそぐわないイデオロギーや流行の知識をまとって知ったような顔をする知識人を警戒していた。
若い頃からよく意匠(衣装)という言葉を使っていた。
本当にしっくり来る衣装を探し求めていた人なんだと思う。

120 :吾輩は名無しである:03/10/20 11:05
相手をニセ物呼ばわりするには、ホンモノが何か?という認識を持たない
とダメなのでは?
小林さんは直観がするどかったようで、かつその直観が実に的確だった
ので、理論というのを組み立てる必要がなかったんだろう。
しかし、時代時代の意匠には、なにかその時代の実情・実態を映す
真実がある、というのが俺の意見。
意匠を馬鹿にするのは簡単だが、意匠にどっぷり浸かることで
見えてくる真実もある。

121 :吾輩は名無しである:03/10/20 11:35
そうそう。
「私は、何物かを求めようとしてこれらの意匠を軽蔑しよう
としたのでは決してない。ただ一つの意匠をあまり信用し過ぎない
為に、寧ろあらゆる意匠を信用しようと努めたに過ぎない。」と
小林自身が言ってるじゃん。



122 :吾輩は名無しである:03/10/20 11:54
>寧ろあらゆる意匠を信用しようと努めたに過ぎない。

これは小林一流のレトリックでしょ?小林があらゆる意匠を
信用しようとしてきたって?しらじらしく聞こえるレトリックだなぁ…
こんなのを真に受けてたらだめなんじゃないの?逆に、小林があらゆる
意匠に手を染めてたら、それだけで信用はガタ落ちしたと思う

123 :吾輩は名無しである:03/10/20 12:47

>これは小林一流のレトリックでしょ

こういう言い方はよくされるけど、例えば芥川なんか
の非常に主旨が明快なレトリックと小林のそれとは
明らかに性質が違うでしょ。小林の場合どこまでが
レトリックでどこからがそうでないかよくわからない
ところがある。それにそのレトリックを用いて何が
言いたいのか不明瞭な部分が多い。むしろ彼が自分の
立場を正確に語ろうとしてこういうまわりくどい言い方
をしてしまったように感じるが・・

>小林があらゆる
>意匠に手を染めてたら、それだけで信用はガタ落ちしたと思う

当時の代表的イデオロギーだったマルクシズムに彼が
かなり通暁していて、彼なりの見解を持っていたこと。それを
あなたはどう説明するの?それが聞きたい。

124 :吾輩は名無しである:03/10/20 12:49
小林は韜晦によって深さを演出していた。

125 :吾輩は名無しである:03/10/21 01:03
>65
加藤周一によれば(大学生時代だが
小林は雰囲気のあるイケメンだったとのことです。

126 :吾輩は名無しである:03/10/21 11:49
横レスですまないけど、小林はそのときどきのほとんどのイデオロギーに通暁していた。
その深さは驚くべきものだったと思う。初期の文芸時評など読むとマルクスもエンゲルスも実に読んでいる。
あらゆる意匠を信じようと努めたというのはそういう小林だからこそ言えたこと。
科学的知識に強いことも小林の強み。理系的なところもある。
反撃しようとしても非常に手ごわい存在だよ。泣かされた人もずいぶんいるみたい。

127 :吾輩は名無しである:03/10/21 12:28
良く分からないままで発言するけれど、ある意匠を「信じる」ことが出来たら、とても生き易い。
小林はあらゆる意匠を信じようと努めながらも、それが出来なかった。これはワリと不幸なことなのではないかと。
ある意味では、漱石の『行人』に似た面が『様々なる意匠』にはあるんじゃないかと思うんだけど。


128 :126:03/10/21 15:33
>>127
そう、小林はどの意匠も信じることができなかった。
特定の宗教を信仰することもなかったようだ。
しかし、信じる体系を持たないことは不幸なのか。
かえって裸の頭で自由にオリジナルの思想を創ることを楽しめて、こんなに幸せなことはないのでは。

129 :吾輩は名無しである:03/10/21 17:09
>漱石の『行人』

死ぬか
発狂するか
入信するか

ってやつね。そしてどこにもいけない。
だから小林好きだ。

130 :吾輩は名無しである:03/10/21 17:31
>>128

なるほど、「幸せ」って見方もできるね。

漏れとしては、こういってイイのかどうか、自信はないけれど、突出した近代人の不幸って、信じることができない
ことなんじゃないかって考えていたもんだから。
付け加えれば、その信じることができないって不幸を、どう突き抜けるかが、近代文学のテーマかなって。





131 :吾輩は名無しである:03/10/21 19:25
小林っていうのは驚くべき独学の人なんだよねえ。
学生時代には授業にほとんど出ず、たまに出てきた
と思ったら「辰野金貸せと」と。
大学では歴史の講義を受け持ったりしているし、
しかも非常にスリリングでおもしろかったらしい。

型破りだけど、自分がやるべきことはきちんとやって、
器が大きくて本当に優しい一面もある。人間として
本当に魅力的な人だったと思うよ。

132 :吾輩は名無しである:03/10/21 19:48
>131
帝大仏文の担当教授が語った話にあった。
教授の蔵書を借りては、煙草で汚して返却してくる。
授業に出ないから試験はできない。が、
とりあえず読んでくれ、と文句無しに優れた論文を提出してくる。
なにかこう、ギリギリの洒脱さがある。

133 :吾輩は名無しである:03/10/21 20:16
>>131
一高落ちて妹になじられて大泣きしたあげく
浪人までして学歴にこだわる型破りがいるか
法科から転じてきた秀才、中村光夫に対するコンプはひどかったらしい
大岡が書いていたが、中村は或る種の美男でその女運をうらやんで
一時はストーカーまがいの事やっていたらしいぜ。

晩年になっても泰子との関係を誰も聞きに来ないと編集者にぐちってた
誰が聞きに行くかっての。そんなもの、くだらん。
聞きにくれば答えるのかといわれて
喋るさ、最初に関係したのはいつどこでか、とまで言ってる。
あんまりおだてられて、ふつうの神経じゃなくなってたんだろうな。

131みたいなヤシはやっぱりあれかね
金正日の肖像が道端に無造作にかかってると泣き出す美女軍団のたぐいかね
噴飯ものの小林像でっち上げる妄想スキルは何というか………


134 :吾輩は名無しである:03/10/21 20:49
『平家物語』を高校の授業でやったことがあるけど、
この人の断定的な論調がなんだか読んでてムカムカした。



135 :吾輩は名無しである:03/10/21 20:57
>>133

だから、人の弱点ばかりあげつらって他人を
貶めようっていう君みたいな根性は彼には
なかったって事が言いたいんだよ。
座談会で柳田国男が晩年言い残したかったことについて
話が及んだ際、大岡が柳田が全国の民話
を弟子から掠め取っていたことを柳田が気にしていた
と言ってるけど、小林はそういうものではないと言ってる。
ヨットの堀江さんについても同じだよね。



136 :吾輩は名無しである:03/10/21 21:23
>>135
小林は非常に狭い処にこりかたまる男なんだな
足尾鉱毒事件に関心を示した志賀直哉を論じた
安岡章太郎の志賀直哉論などには不快感露わにしてわざわざイヤミ言いに来たらしい。
志賀直哉といえば夢殿の無記銘の救世観音で問題はその感受性だけ
あとは見たくも聞きたくもない。

結局、自分が気持ちよけりゃいい反省はしたいやつがたんとすればいい。





137 :吾輩は名無しである:03/10/21 22:13
>>136

君も非常に狭い処にこりかたまる男なんだな

>不快感露わにしてわざわざイヤミ言いに来たらしい。

ここら辺の書き方がかなりあいまいで、正確な様子が
よくつかめない、そもそも安岡氏自身の志賀論をよんでない。
よって判断は無理。
そもそもそ嫌味を言われた安岡本人が小林の死後、
彼のドストエフスキー論を基に作品を書こうとしているのは
どういうこと?「小林さんは私の『流離譚』を目を腫らして
読んでくれた。私にとっては大先輩です」って言葉はどうなる。
仕事には誠実な人だったんだよ。

>志賀直哉といえば夢殿の無記銘の救世観音で問題はその感受性だけ
>あとは見たくも聞きたくもない。

ここら辺の書き方も投げやりで誤解を招く。「感受性だけ」って
書いているけど、志賀は小林の大事な文学上の先輩だよ。小林は
志賀の弱点もよくわかってたし「志賀さんは無知だ」と言っている、
それでもやはり志賀に対する尊敬はずっと消えなかった。そう
考えたら不自然かな。

138 :吾輩は名無しである:03/10/21 23:19
>>137
志賀は小林の大事な文学上の先輩だよ。小林は
志賀の弱点もよくわかってたし「志賀さんは無知だ」と言っている、
それでもやはり志賀に対する尊敬はずっと消えなかった。そう
考えたら不自然かな。

不自然じゃないよ。
事実、そういうことだったんだもの

139 :吾輩は名無しである:03/10/21 23:28
>>131-132
>器が大きくて本当に優しい一面もある。人間として
>本当に魅力的な人だったと思うよ。

>ギリギリの洒脱さ

いい表現。まさにそうだな。本物の知識や教養というのは
そうしたもの。「アタシは何を読んだの」「あの本はどうだこうだ」てな
レベルではない、完全に消化し自分の身についた先人の知恵は、
その個人を真実豊かにし、他者から見ても人間として実に魅力的な人格に
育てる。



140 :吾輩は名無しである:03/10/21 23:43
小林は講釈師なんだな
骨董は講釈で持つ世界と自分で言ってるが死物相手に吹いている分にはいいが
なま物に色気出すと『太平洋ひとりぽっち』のように
ゴーストライター作を青春文学の傑作と持ち上げちまう
これじゃ頼朝公9歳のしゃれこうべそのままだ。
サガンの『悲しみよこんにちは』評もずいぶん変だ

文は人なりとか真贋だとか、さんざんはったりかましたもんだったが
小林にホンモノニセモノ見分ける眼が無かったことは間違いない

つまり青山二郎の言うように手つきだけなんだな。
典型的な香具師なんだ。


141 :吾輩は名無しである:03/10/22 00:12
>>140
小林秀雄に相当批判的なようだけど、かなりの作品を読んでるようだ。
どうしてそんなにきらいになったのか。
小林が山師かハッタリ屋のように言うけど心底そう思ってるのかな。
俺自身はべつに熱烈なファンじゃないが、寝ころがって小林全集を読むのは非常に楽しい。
常に勉強になるし奥が深いよ。

142 :吾輩は名無しである:03/10/22 00:25
>>140
かなり個人的な…小林トラウマがあると見た・・。
その辺りの心理が興味深い。小林=香具師説に
目覚めた契機とかもしあれば、語ってもらいたいもの。

143 :吾輩は名無しである:03/10/22 01:24
小林を参照点にすると知性が腐るよ。
死屍うずたかく積み上がる批評家どもがこのことを示している。

144 :吾輩は名無しである:03/10/22 02:29
>>143
それについては、頷けるところがあるけれど、「知性が腐る」というよりは、呑まれてしまって出られなく
なるっていうほうが適切かも。

145 :吾輩は名無しである:03/10/22 02:31
小林秀雄のような批評家はもう出てこないだろうね。
後、第二バイオリンと呼ばれた河上徹太郎みたいな批評家も。

146 :吾輩は名無しである:03/10/22 04:34
>>144
なるほどね

147 :吾輩は名無しである:03/10/22 09:16

お前はナイーブすぎる あまりにも
ナイーブすぎる

148 :126:03/10/22 09:54
>>130
近代人にとって一番難しいのは自分をコントロールできるかどうかということだと俺は思っています。
自分をコントロールするためにはいつも何かを信じていなければならない。
小林秀雄だって特定のイデオロギーも宗教も持たなかっただろうけど、何かを信じていたはず。
何を信じていたかははっきり俺にはわからないけど、人間の良さは信じていたと思う。

149 :吾輩は名無しである:03/10/22 10:07
その割りに目に入る人はだれでも敵だと思って
蹴落とすのに必死だったヒデオちゃん。

150 :吾輩は名無しである:03/10/22 12:24
>>145
河上徹太郎は自分の手をまじまじ見つめ
『生涯働かざりし手ここにあり』と言ったそうだが。
小林はそういう真摯さとは無縁の男だった。


151 :吾輩は名無しである:03/10/22 13:19
河上徹太郎が第2ヴァイオリンと言われてるとは知らなかった。
弦楽四重奏団みたい。面白い!
ヴィオラとチェロは誰?

152 :吾輩は名無しである:03/10/22 13:45
なんか平明に小林秀雄を説明した文章ってありますか?


153 :吾輩は名無しである:03/10/22 14:03
平明で、かつ深く鋭い小林論、そんなものがあったらほんとに読みたいものだ。
池田晶子さんにお願いしたい気がする。

154 :吾輩は名無しである:03/10/22 14:14
>>153
馬鹿だな、こいつは。

155 :吾輩は名無しである:03/10/22 14:22
>>154
なんで?

156 :吾輩は名無しである:03/10/22 14:24
半端な哲学エッセイストの解説より本人の文章読めよ
よりによって池田とは驚いた

157 :吾輩は名無しである:03/10/22 14:26
どうせなら白州正子と青山二郎でも読んどけ
小林初心者には最適

158 :吾輩は名無しである:03/10/22 14:32
>>156
池田の小林論が鋭いの知ってるのか?

159 :吾輩は名無しである:03/10/22 15:03
>>158
独善は鋭くみえがち

160 :吾輩は名無しである:03/10/22 15:41
>>140
青山二郎が言ってるのは、小林は座談の時は抜群に面白い話をするのに、文章になると
その面白さが出ていない、魚が釣れていない、ということだね。
青山二郎は、どうして会話の時のいきいきした良さが出せないんだ、と小林を責めるようでいて
激励してるんだね。

161 :吾輩は名無しである:03/10/22 19:42
>>157

青山二郎を小林初心者に薦めるのか。
俺は青山の方が難解に感ずるんだが…。


初心者には安吾の「教祖の文学」がいいかもしれん。
小林の晦渋な文章に比べれば随分と低俗に見えるかもしれないが、
長所短所の理解に余すことない。


162 :吾輩は名無しである:03/10/22 19:57
>>161
なんか信者っぽいから
骨董にでもハマってもらおうと思って。

たしかに安吾の批評は、
小林秀雄を冷静に捉え直す上で必読。

163 :吾輩は名無しである:03/10/22 23:41
白州正子なんて家柄以外価値ない人間の最高峰だろ…

164 :吾輩は名無しである:03/10/23 00:46
小林秀雄はそういう能なしのプライドを慰撫するところがある

165 :吾輩は名無しである:03/10/23 11:19
青山二郎が小林にどういう影響を与えたか教えていただければありがたいのですが。

166 :吾輩は名無しである:03/10/23 15:19
>>148

>近代人にとって一番難しいのは自分をコントロールできるかどうかということ

>自分をコントロールするためにはいつも何かを信じていなければならない

よくわかる。信じられる何物かがなければ、自分を規制すべき
ものがないわけだから、健全な自己形成も行われない。自分を
輪郭づける骨格がないというのは結構深刻な問題だと思うのだが・・・



167 :166:03/10/23 15:38
若年期の小林青年にとって信じられたものは、特に金銭的な問題、
経済的に逼迫した状態が彼を無理やりにでも現実に
引き戻したと思うんだけど。
「引きこもり」なんかの現代的な問題ともリンクしてそう。

168 :吾輩は名無しである:03/10/23 16:03
近代以前は押さえつけられていて、上に従っていればよかったから、かえって楽だったわけだね。
不平不満も体制に文句を言えばよかった。

169 :吾輩は名無しである:03/10/23 16:10
>>168
こういうこと言う奴が近代以前に生きていたためしがない

170 :吾輩は名無しである:03/10/23 16:50
>>169
いや、いたかもしれない。
王や大名にならなくてよかった、と。自分で自分を規制することのつらさを想像できた奴が。

171 :吾輩は名無しである:03/10/23 17:23


 ・・・・・・・・・・・・・  (´・ω・`)

                                   

172 :166:03/10/23 19:21
>>170
いや、こういう問題を自分で設定して、自分で現実に架橋
しようとした姿にすごくリアリティーを感じるんだけど。
そうじゃないと、非常に求心的な、痛いような感動を帯びた
彼の文章の調子が説明できないからね。
まあ俺の中での小林像はこの点を踏まえていないとピント
がボケることになるな。


173 :吾輩は名無しである:03/10/23 21:00
>>172
〉痛いような感動を帯びた

こっ小林にそんな文章あったか。
モーツァルトの甘っちょろさは高橋悠治に
40過ぎたいい大人が書く文章じゃないと酷評されたが
島木健作や富永太郎の追悼文なんかはまさにそれで
死者をダシに歌っちまう神経なんとかならんかね。

明石屋さんまは自分の出演してるテレビ見て
「さんまちゃん最高」とつぶやくそうだが
小林もそういう陶酔癖ありそうだ、小説家が自分の描写に酔うのはよくあるそうだけど
批評家が他人をダシに陶酔してちゃ距離もとれまい。


174 :吾輩は名無しである:03/10/24 02:01
>>173
痛いような感動を帯びた文章というのは言えてるよ。
小林が本当に書きたかった批評文は自分が真に感動した対象を論じるものだった。
論じるというより感想文だと小林は言ってるけどね。
モーツァルトが甘っちょろいといっても本当に好きなものを書いて甘いと言われても
小林は平気だろう。陶酔してるような感じが文章に出るのもむしろ当然。

175 :吾輩は名無しである:03/10/24 02:25
>>174
そこまで褒めきっちゃうのはどうかな…

176 :ら@:03/10/24 04:45
小林は、言わば熱したヤカンに一瞬触れて、熱ッって手を引っ込める。
そしてその後は、ヤカンから逃げるようにその手だけ見つめてモノを書くんだ。
人によってはヤカン無しでヤカンを論じているようにも見えるけど、本人は
いたって本気なのさ。彼は、本当に人を感動させるものにはそう長いこと
正面から向き合うことができないって思っている。陶酔なんてもんじゃない。
美とは怖いものだという言葉は、彼には比喩でもなんでもない。

177 :吾輩は名無しである:03/10/24 05:11
その例えいいな

178 :吾輩は名無しである:03/10/24 07:00
意味が分からんww

しかしあえて言っておけば、
1.それが小林による"美"についての「権威主義」だったのだと言ふこと。
2."美"というのは、存在そのもの(それ自体)が美しいのであって、
手垢の付いた手で触りまくることによってその美に説明が補足されたり、
謎が解明されたりするようなもんじゃないよということだ。


畢竟、小林は美を愛していたということだ。

179 :吾輩は名無しである:03/10/24 10:19
>>176
そうかな。
小林は陶器でもなでまわすように文学でも絵画でも音楽でも肉体に触れるように美を実感していたんだと思っていたけど。
また、そういう味わい方に耐えられないような作品はどんどん対象から除外していったんじゃないかと。

180 :吾輩は名無しである:03/10/24 14:21
安吾の「教祖の文学」を読んだけど安吾は面白い人だね。
これほど小林に噛みついた人はほかにいないんじゃないか。
生きた人間を相手にしない小林は出家した坊さんのようなものだ、文学を創造するのは現実の生きた人間だ、
小林は死んだ人間や歴史を相手にするが、死んだ人間も生きてるうちはとんでもない奴らだったんだ、と。
小林がやってることは文学の創造じゃなく鑑定だ。
気持のいい啖呵を切ってる。

181 :吾輩は名無しである:03/10/25 01:31
柄谷が言ってるように、小林を文学者、批評家という枠だけで捉えるのはどうかと思う。
また、大江の意見だが、(要するに哲学者である)小林の作品は時系列で充分に玩味
しないと、後年の作品をもとに過去の文献から矛盾を見出すのは容易であり、無意味
な気がする。晩年に科学の学説や記号論理学が気になって勉強してたというから、
例えばその歴史観にしても流れとして動的に考察した包括的意見であってほしい。


182 :吾輩は名無しである:03/10/25 01:56
>>181
>小林がやってることは文学の創造じゃなく鑑定だ。

確かにそうだ、その域内だ、創造としての批評ではない<小林
本人には批評家意識は希薄だったのだろう、むしろ
自分の感覚に引っ掛かる対象を通じて己れを表現するという趣き・・。
それにしては方法論に欠けるというか、恣意的にすぎるというか、
あまりに感覚的に偏りすぎるというか・・・
実際に触れて撫で回したかったのは対象ではなく自分自身だった?と
思わせるような


183 :吾輩は名無しである:03/10/25 02:07
あなた、学校の先生でつか?

184 :吾輩は名無しである:03/10/25 02:28
>>182
その意見はずいぶん昔に語られ、言い古されてやしないか?
青山次郎だっけ。釣りをするのに魚を獲るのが目的じゃなくて釣りの手付きを見せるだけだ、
とか言われ、小林が泣いたってエピソード。大岡昇平が証言者だったかなあ。
(記憶がカナーリあやしいですが)
トータルな小林論として、悪いけど幼稚で低俗すぎる感アリ。

185 :吾輩は名無しである:03/10/25 02:34
これだけ様々な意見が出てくるということは小林は最高の釣り師

186 :吾輩は名無しである:03/10/25 02:40
中也の愛人を釣ったんだろ、釣られたのか?

187 :吾輩は名無しである:03/10/25 03:51
>>180
安吾の有名なエッセイやね。昔、漏れもこれ読んで同様に「気持ちのいい啖呵」だと思ってた。
けど、最近、日本近代文学の評論を、明治期から順に読んでいたら、どうも小林の批評は
やっぱり「鑑定」じゃなくて「文学の創造」だったんだなと言わざるを得ないなぁと思った。
小林以前と小林以後では、明らかに批評の世界は一変してる。小林以前が「鑑定」という意味での
「批評」だったんだって言わざるを得ない。
具体的に説明できんのが歯がゆいところだが。

188 :吾輩は名無しである:03/10/25 08:26
明治期から〜って
例えば誰だい

189 :吾輩は名無しである:03/10/25 13:29
>>188
や、具体的に誰ってわけではないよ。
『近代文学評論大系』や『昭和批評大系』を読んでみたらそう思ったってことね
もっとも、漏れが読んだこれらの大系が良いものかどうか分からないわけだけれど。




190 :吾輩は名無しである:03/10/25 15:08
>>189
認識における「遠近法的倒錯」ってやつを疑った方が良い。
それら大系の編者が小林批評以後の世代なのだから。

191 :166:03/10/25 15:39
>>173
「モオツァルト」が甘っちょろいというのは確かに言える。
 思うに彼は作品に自分の問題を持ち込みすぎたんだな。
 混乱した彼をコントロールするものとして
 静かに、安定した“美"というのが必要になったとも考えられるし。
 ただ自分自身の問題があまりに投影されてしまった作品が、結果として
 読者が距離をとれない、無私に憧れながら無私には成れなかったもの
 になってしまった点は小林自身の甘さに起因するのかもしれない。

192 :吾輩は名無しである:03/10/25 20:11
小林のマルクスの読みは国内はもちろん
世界的に見ても抜群だったっていう柄谷の論拠はどこにあるんだよ。

少なくともモーツァルトの孵化には完全に失敗してるぜ
ドストはありゃ駄目だと自分で言ってるし大宅荘一に引用ばかりして
原稿料ただ貰いするなとからかわれて法学部コンプ爆発させてる
これから10年かけてマルクス読むと言って書いたのは本居宣長なのはよく知られているし
時間かけたのは全部駄目なんだな

『ドストエフスキーの生活』のつまらなさはほんと大げさでなくあっけにとられる
これは同意者多いと思うよ


193 :吾輩は名無しである:03/10/25 21:11
>これから10年かけてマルクス読む

この言葉詳細求む。

194 :吾輩は名無しである:03/10/25 23:08
「マルクスの悟達」か?
詰まらん文章だったな。


195 :ら@:03/10/26 01:38
原稿料ただ貰いで引用しまくりならゴッホ論のほうだと思いますが。
正確な情報を書いてくださいね。

196 :166:03/10/26 18:38
稚拙なレスでスレの流れをとめてしまったみたいなんで
責任を感じる。

小林が近代文学で一番愛着を持ったのが泉鏡花だったこと。
その割には志賀論、白鳥論はあるのに彼に関しては
「鏡花の死其他」で手放しに近い絶賛を
している他、まとまった鏡花論が書かれていないこと。
そこら辺の事情に詳しい人がいればご教授願う。

スレを汚してしまって申し訳ない。あげとくわ。


197 :吾輩は名無しである:03/10/27 10:40
166氏がスレの流れをとめたとは特に思えないけどね。
気軽に小林のことをなんでも書けばいいのでしょう。
泉鏡花についてまとまったものは小林にないみたい。
古い文芸時評で批評してるのを読んだ記憶はある。敬意を払った書き方だったと思う。


198 :吾輩は名無しである:03/10/27 13:46
>>196
煽りが少ないスレだから、流れが止まったように見えるだけだと思うが。
それに166さんのレスも稚拙ではないし

199 :吾輩は名無しである:03/10/27 13:58
「実朝」という作品は感動的なんだけど、むずかしい。
内容自体はむずかしくないんだけど、実朝の生涯について予備知識を持ってなければわけわからんということになるのでないか。
「吾妻鏡」の古文の引用がいっぱい出てくる。これらの小林の解説、感想は見事なんだがいきなり読むだけでは意味がつかめないと思うのだが。
ともあれ、源実朝という悲劇の将軍、天才歌人への小林の愛情がこれを書かせたことが伝わり、引かれた実朝の和歌の解釈も納得できるもの。
国文学の先生の書いたものなんかこれに太刀打ちできないのではないか。

200 :吾輩は名無しである:03/10/27 14:03
小林の名言を教えてよ。


201 :吾輩は名無しである:03/10/27 14:04
>>199
「実朝」は特に時代背景を理解する必要がある。
それぞれのキャラに別の意味を込めているから難解なんだよ

202 :吾輩は名無しである:03/10/27 14:05
201補足
小林がその文章を書いたときの時代背景。な。
批評はそれを書いた日時から切り離しがたいわけです。

203 :199:03/10/27 14:20
>>201-202
小林が書いた時代というと昭和17年頃だったっけ。
それぞれのキャラに別の意味というと?
暗殺した公暁とか?
よろしければお教えください。実朝と実朝の和歌を愛する小林の気持にしか思い至らなかった。

204 :吾輩は名無しである:03/10/27 16:51
>>200

「淋病は治らない。治るような奴は馬鹿だ」

205 :吾輩は名無しである:03/10/27 17:27
「淋病がなんだ。利口なやつはたんと反省すればいいじゃないか」

206 :吾輩は名無しである:03/10/27 18:16
>>192
大宅壮一は東大文学部社会学科中退。

207 :吾輩は名無しである:03/10/27 19:35
>>200
月給が50円から100円になるのはいい事だ


208 :吾輩は名無しである:03/10/27 19:39
>>200
『欲は彼らの人格の中心にある』



209 :ら@:03/10/28 01:12
名言といえば、こんなのなかったかな。うる覚えだけど

善良なニヒリストというのは救い様のない人種である。

210 :吾輩は名無しである:03/10/28 06:13
アシルと亀の子は27歳くらいかふざけた若造だな。

211 :吾輩は名無しである:03/10/28 09:25
良心は、はっきりと命令もしないし、強制もしまい。本居宣長が見破っていたように、おそらく良心とは理知ではなく情なのである。
彼は人生を考えるただ一つの確実な手がかりとして、内的に経験される人間の「実情」というものを選んだ。では、なぜ彼はこの貴重なものを、あえて「はかなく、女々しき」ものと呼んだのか、
それは個人の「感慨」のうちにしか生きられず、組織化され社会化された力となる事ができないからだ。社会の通念の力と結び、男らしい正義面などできないからだ。
「物のあわれを知る心」は、その自発的な力で生きていれば充分な、何かである。



212 :吾輩は名無しである:03/10/28 09:37
確かに、モオツァルトのかなしさは疾走する。涙は追いつけない。涙の裡に玩弄するには美しすぎる。
空の青さや海の匂いの様に、万葉の歌人が、その使用法をよく知っていた「かなし」という言葉のようにかなしい。

213 :吾輩は名無しである:03/10/28 10:38
>>211
小林にとっても「人生を考えるただ一つの確実な手がかり」=最終的に信じられるものは
「物のあわれを知る心」=「日本人の心」だったみたいだね。
でも俺にはどうして「日本人の」と日本に限定するのかわからない。
「人間全般の物のあわれを知る心」じゃだめなのかね。

214 :吾輩は名無しである:03/10/28 10:57
読者に保守が多かったし、マルクス主義者が嫌いだったし、
「日本」をつけとけばいいと思ったんじゃねえの?

215 :213:03/10/28 11:22
>>214
そんな便宜的なものじゃないような。
「物のあわれを知る心」は日本人にしかないように小林が思ってるようなのが気になるんだが。

216 :吾輩は名無しである:03/10/28 11:40
>>215
やつが嫌われる一番の原因。だがそこがファンにはたまらん。
思うに小林は、
本居宣長(および同時代のヨーロッパのロマン主義者)の、
言語がそれぞれの民族の魂や運命と密接に関連するという考えに浸っていた。

いわゆる言霊(あるいはGenie of language)説。

詩歌に慣れ親しむと、この考えに抵抗するのは難しい。


217 :216:03/10/28 11:45
つまり日本語で「物のあはれを知る心」と書かれている時、
それを知るのは日本語使用者なわけだが、
真に日本語を操るには日本文化にも通暁していなければならず、
以下無限に続く。
この議論では、
日本語を学んだ外国人や、
海外生活が長い日本人は「物のあはれ」から遠ざかることになる。

これは「日本人論」でさんざん議論された話でもある。

218 :213:03/10/28 13:33
>>216-217
鋭くて深いレス。感謝。
小林が何よりもよりどころにしたのは日本語だったということですか。
小林は「日本語主義者」とも言えますね。
でも「物のあわれを知る心」と言っても、それは何かというと、思いやりとか優しさとか心配りとか要するに
そういうものでしょう。
ならば「物のあわれを知る心」は世界中どこの人間も持っているのでないか、俺はそう思うのです。
なにも日本人限定にして誇らしげに言うものではないのでは。

219 :吾輩は名無しである:03/10/28 14:52
>>218
おい、おまえ、足くさいよ!

220 :吾輩は名無しである:03/10/28 15:08
>>218
当然英仏独にも、
SpiritやらEspritやらGeistを盾にした文化論が多数あります。

221 :吾輩は名無しである:03/10/28 15:22
思い込みをドグマにまで昇華したのが小林。

ドグマには根拠はいらない。ただ歌えばいい。

222 :吾輩は名無しである:03/10/28 16:10
>209
「善良な不平家」な。

223 :吾輩は名無しである:03/10/28 17:45
くまを歌う?

224 :吾輩は名無しである:03/10/28 18:25
小林の「もののあわれ」って、フーコーの「言葉と物」批判でしょ。
違いますかね?

225 :吾輩は名無しである:03/10/28 19:04
善良な不平家のどこが救いようないんだか

226 :吾輩は名無しである :03/10/28 23:05
>>218

言葉が心を生んだと考えるか、心が言葉を生んだと考えるか。
前者が小林で、後者が218氏、のような気がする。

「国語」というものが何処まで普遍的であるのか。

個別を通じて普遍に至る、と考えれば、
日本語という個別的な情意の体系を通じて、
218氏の言うようなより普遍人類的な情意の体系に至る、
ということか。

言語学及び小林秀雄にまったく疎いので、
稚拙なことを書いてしまいました。

227 :ら@:03/10/29 00:54
>>225
物事を達観して斜めに見てる自称ニヒリストのシニカルな態度が
実は常識という名のぬるま湯につかっているだけの中途半端な態度であるために
その言行不一致の甘ったれた似非インテリの矛盾をついてるのだと思われます。

228 :吾輩は名無しである:03/10/29 05:48
>>227
善良な不平家=物事を達観して斜めに見てる自称ニヒリスト
ってことになるけと゜ぜんぜんちがうんでないかい。


229 :吾輩は名無しである:03/10/29 06:06
善良な不平家っていうと孟子のような人の事だよ

230 :213:03/10/29 09:29
>>226
言葉が心を生んだ、心が言葉を生んだ、どちらとも言えないと思う。
言葉というものは不思議なものだね。
自分の言葉にとらわれすぎると人とうまくコミュニケーションを取れなくなるし、
人とうまく付き合おうとばかりしていると自分が馬鹿のように感じられて自分ならではの言葉がほしくなる。
言葉はコミュニケーション・ツールでもあるし自分との対話のためのツールでもあるのだろう。
話題がそれてしまったみたいだけど言葉と心とは不可分なものでそういうものとして自然に受け入れるのがいいというのが俺の考えです。

231 :213:03/10/29 11:16
それで、日本語を使うものにしか日本人の心はわからない、フランス語を使うものにしかフランス人の心はわからない、というのが
小林の考えであるとすれば、それはそれで正しいかもしれないと認めてもいい。
しかし、各国の国語の中に心を限ってしまい、わからんやつらには言っても無駄だというような排他性は否定したい。
言葉はあくまでもその時代その社会に生きた人々が作った「生き物」なのだから、自分達の心がわかってほしいと思うなら、
わかってもらえるような言葉が生み出されるはずだ。

232 :吾輩は名無しである:03/10/30 14:51
日本の伝統を重んじた人だね。
「お月見」だったかに山の上に月が上がったとたんに
一同が月を眺めたのをスイス人が不思議に感じた話
があるけど、それが小林をよろこばせた。
たいして面白い話とも思えないけど。

233 :吾輩は名無しである:03/10/30 19:45

しき嶋のやまとごゝろを人とはゞ朝日にゝほふ山ざくら花

  小林の日本に関する膨大な駄言はこの1編の歌に如かない

234 :吾輩は名無しである:03/10/31 19:56
>>200
『自己嫌悪はある種の自分への甘え方だ
もっとも逆説的な自己陶酔の形式である。』

なんかポアンカレみたいだね。
確かに小林の著作で読んだけど、どの道パクリだと思うよ
ただネタ元がわからない。

235 :吾輩は名無しである:03/10/31 23:31
ポアンカレがそんな自己韜晦じみたことを言うかね?
偉大な数学者に対して失礼だよ。

236 :吾輩は名無しである:03/11/02 09:46
でもホント、うまいこと言う人だよ、小林秀雄は。

237 :吾輩は名無しである:03/11/02 11:42
うまいことを言う能力が買われて、それで暮らしていたからな
今は大学で教えてないとこういうポジションは成立しないよ

238 :吾輩は名無しである:03/11/02 18:05
小林秀雄は明大で教えていただろ。

239 :吾輩は名無しである:03/11/04 13:26
「批評とは無私を得んとする道なり」と小林秀雄が書いた色紙の写真を何かの本で見たが、
この「無私」とはどういう意味なんでしょう?

240 :吾輩は名無しである:03/11/04 15:11
自分でも意味がよく分からない言葉を意味ありげに使うのは
小林秀雄の癖だからね…

241 :吾輩は名無しである:03/11/04 21:06
ダレカ「私の人生観」細かく解説してくれ

242 :吾輩は名無しである:03/11/04 21:33
>>239
小林一人に限らないと思うけれど、近代文学って、「自意識」との格闘がテーマの一つにあると思うから、
「自意識」をどう乗り越える、もしくはどう付き合っていくかということが、「無私」ということと関わるんじゃないの?

243 :吾輩は名無しである:03/11/05 00:12
池内紀の小林評、面白いよ。いっぺん読んでみ。

244 :吾輩は名無しである:03/11/05 00:53
>>239
客観性の事ではないでしょうか。。
己の定規で物事をはかるのではなく、客観的な尺度で厳しく見つめなければ
万人にうなづいてもらえる批評は書けない。
そんな所からかなぁと考え込みました。


245 :吾輩は名無しである:03/11/05 00:58
批評ってもともと主観からしか行い得ないものだろう。

客観的な批評って何だ。

246 :吾輩は名無しである:03/11/05 01:05
>>244
贔屓の引き倒し。
尊敬しているのはわかったけど、その理解はあんまりだ。

247 :吾輩は名無しである:03/11/05 03:05
>>243
>池内紀の小林評
なんていう本に収録されているのですか?


248 :吾輩は名無しである:03/11/05 10:03
「無私」というのは誰か人物及びその作品を徹底的に読み込みながら対象と自分が初めは格闘する、
そうしながら次第に対象が見えてくるというか対象の自然な姿と一緒に生きられるようになる、そういう
状態になったときの初めに対象と格闘していた自分が消えた状態、なんてね。よくわかんないけど。

249 :吾輩は名無しである:03/11/05 11:21
こういう具合に、言葉の使い方がいちいち曖昧で
論理的な正確さに欠けるのが小林秀雄の語法である。

この悪文ぶり故に、小林秀雄の文章はしばしば
現代国語の入試問題に採り上げられてきたといえる。

250 :244:03/11/05 12:27
>>245,246
自分の個人的な思い込みかもしれませんね。
こんな風に考えている為です。

例えば、「あなたの読書史における10選リイシュー」というスレがあります。
読書家の方は、あの本は10選に入るな・・・と思い当たる作品がある、そんな方も少なくないのでは
ないでしょうか。万人それぞれの10選があると思います。
数々の本を読み、30年に渡り徹底的な吟味をしたという男がいたとして、ついにカキコに及んだとする。
万人にうなづいてもらえるでしょうか。
自分は、そうは思いません。それは、その男の己の定規(主観)で選ばれた10選だからです。
ある意味では、批評には適さないお題というものがあり、万人にそうだと頷いてもらうには
自分の10選は門外不出に徹さねばならない。そういう事が言えるのではないでしょうか。

主観的ではない、無私(*意味:私心・私欲のない事(さま)/大辞林 第二版参照)に徹し、自分が好きだから
この10選ね・・・ではない、客観的な態度で批評に臨めるお題を、俎板に乗せ推敲を重ねる。
でなければ万人に得心がいく批評は書けないのではないでしょうか。

251 :吾輩は名無しである:03/11/05 12:39
>>249
論理的正確さに欠けるというより、古来の日本語の用法に近いだけかも。
外堀から埋めていってそのものずばりは言わないタイプの昔のスタンダード。
それを小説じゃなくて批評や評論でやってくれちゃうから小林秀雄なのであって、
ゆえに人によって心酔もすれば困ったちゃんとも映る。

252 :吾輩は名無しである:03/11/05 12:44
なるほどね。志賀直哉の作品を外国語に訳すと、外国の読者にとっては
ほとんど意味不明になってしまうらしいが、小林秀雄についても
同じことが言えるかもしれない。


253 :吾輩は名無しである:03/11/05 16:39
でも読むと面白いよ。勉強になるし。

254 :吾輩は名無しである:03/11/05 16:42
要するに、小林秀雄の評論は文芸作品として価値が高いが
論文として読むと意味不明な面が多いといえよう。

255 :吾輩は名無しである:03/11/05 16:45
>>250
客観的批評なんてはなからあきらめた方がいいものだと思う。
どれだけ説得力のある批評かが一番大事だよね。

256 :通行人:03/11/05 17:10
>>255
横レス失礼。得心がいく批評=説得力のある批評 同義語では?

では、逃げます。

257 :吾輩は名無しである:03/11/05 18:50
小林の評論で一番面白いのは結局アシルと亀の子なんだよな

258 :吾輩は名無しである:03/11/05 20:14
>>257
それ少数意見だと思うよ

259 :244,250:03/11/05 20:17
「どれだけ説得力のある批評か」、大事だと思います。
また、批評を1本書き終え、自分では納得がいく出来に思えたら、
客観的に見たらどうなの?と見つめ直す作業は必要だと思うんです。
どう思いますか? >>255



260 :吾輩は名無しである:03/11/05 20:34
244は小林の一ファンなのか、
評論を書こうとしているのか、どちらなのだろう?
その答えによって、
求められる「客観性」の質が大きく変わってくるはずだ。

261 :244,250:03/11/05 20:52
どう大きく変わるんですか? >>260

262 :吾輩は名無しである:03/11/05 21:21
>>261
質問返しはどうかと

263 :244,250 :03/11/05 21:24
そうですか。意味が分からなくて。ごめんなさい。
262=260? >>262

264 :吾輩は名無しである:03/11/05 21:25
http://www.freeml.com/ctrl/html/MLInfoForm/kobayashihideo@freeml.com

265 :吾輩は名無しである:03/11/05 21:48
ttp://ssweb.ne.jp/Course/005.html

266 :255:03/11/06 09:33
あなたが言ってることは正しい。けど当たり前すぎるかも。
すぐれた批評作品はだれもが納得行く客観性も具備していますね。
たとえば小林の「ランボオT〜V」を読んだことありますか。
ランボーの生涯、人物、詩についてただ主観的な感想が書かれてるわけではない。
時代、社会、人間がものすごいリアリティで描かれている。
リアリティがあるということは客観性も持ってるということですよね。
説得力がある批評かどうかは作者の対象への愛情に一番かかってると思うが、
そういう好きな対象を大切に書いていけば客観性も欠いていないものが出来上がるのでは。


267 :255:03/11/06 09:36
>>259へのレスでした。入れ忘れた。すみません。


268 :244,250:03/11/06 13:01
>>255
レスありがとうございます。
「ランボオT〜V」読んでますよ。260さんが一ファンなのか?と言っていましたが、
自分はその通りただの一ファンです。「無常という事」を読み「徒然草」は教科書で
触れ面白かったし、いずれ読むぞと思うような・・・。
だから、「無私」って何だろなと単純に気になっているだけの者です。
思い込みに付き合せてしまってすみません。
しかし、凡人ゆえ、今一番気になっているのは下記の事です。
今週の日曜の町内一斉清掃・・・。朝もはよから8:30・・・。起きられるだろうか。

269 :吾輩は名無しである:03/11/06 14:19
8:30で朝もはよからとは!起きられるだろうかと言うに及んでは怠慢のそしりを免れまい。
俺は子供の少年野球の準備のために4::00前に起きたことが今年あった。
いや、さてもさても町内一斉清掃お疲れさんです。

270 :吾輩は名無しである:03/11/06 14:26
>>255
リアリティーと客観性は別物だろ?
リアリティーなき「客観性」を小林が嫌っていたことを忘れてはならない。

そしてリアリティーは、傍目には「主観性」と区別しがたい。

俺は小林評価には留保を付けたいが、
彼の批評はリアリティーを主観客観から区別して考える試みだろうと思う。


271 :吾輩は名無しである:03/11/06 14:51
>>270

同意。「無私」という言葉を小林が単なる飾り
で用いていたとはどうしても思えない。江戸時代
の国学者たちの学問に対する態度に無私の精神の
理想をみているのも確かだろう。

批評上の無私の体験とは、古人の言葉が時代的制約を超えて
小林自身の切実な問題として甦るような体験だったと推測する。
こういう体験は本人にとっては激しく主観的であると同時に
正しく客観的でもあっただろう。


272 :270:03/11/06 15:11
>>271
なにが同意なんだい?

「激しく主観的」なことがどうして「正しく客観的」でありうるの?
言葉の矛盾じゃない、ばっかじゃねーの?

273 :270:03/11/06 15:36
>>272
は騙りです。271氏はわかってくれると思いますが。

小林の批評の諸問題は、
「科学的批評」(当時のマルクス主義)をどう捉えるか
というところに端を発しているわけです。

個人的に小林に留保を付けたいのは、
たとえ最終的には虚妄であるにせよ、
文学に対して「客観的に」迫るアプローチを、
早々と「唐心」として葬り去ってしまった部分。
具体的には、
単なる文献学に対する統計的アプローチにとどまらない、
構造主義批評の最良の成果が日本に根付いていないという現状。

本来その役割を果たすべきだった柄谷・蓮実世代よりは、
小林その人の方が構造主義の成果を良く把握していたように思われるだけに、
俗受けする左翼系知識人批判に筆を費やしすぎたという感が否めないわけです。

274 :244,250:03/11/06 20:03
>>269
ねぎらいの言葉ありがとう。
休みの日位は少し朝寝坊したいのよ・・・
しかし、4:00って早いですね。へこむ。(スレとは関係ないのでsage)


275 :吾輩は名無しである:03/11/06 20:36
『敗北の文学』が小林に与えたショックは大きかったと思うよ
陳腐っていえば陳腐なテーマを引っ張っていく華麗なレトリック
小林の意匠はほんとうにくすんで見える

梶井基次郎読んでこんなうまいヤシがいるんじゃと作家あきらめたのは
ごっそりいるらしいが、小林もそのくらいの衝撃受けたのは
想像に難くない。

276 :吾輩は名無しである:03/11/06 21:22
批評も創造というなら『敗北の文学』のような美しい花を咲かせねばなるまい
小林のゴッホもドストエフスキーも単なる奇怪な解説であって創造とは言い難い
「カーにいるような等身大のドストエフスキーは小林のそれにはいない。」江藤淳
いや全くそのとおりで
ランボーもモーツァルトもなんだかさっぱりはっきりしないんだよな
感動がないんだな。
大宅にからかわれたときに
「君はドストエフスキーがわからないならはっきりそう言うべきなんだ。」とほざいたが
小林がわかるというんならそれこそはっきり書くべきだと思うよ。
思うに小林には読者に解る様に書こうという赤心がないのか
実は自分でも全然解ってないかどちらかなんだな。
漏れは後者だと思うよ。

大体江利チエミを誉めるのに日本語の発音の正確さもちだすってのも変わってるよ。
ごまんといる江利チエミファンで彼女の日本語の正確さ故ファンになったのは小林一人だろう。

277 :吾輩は名無しである:03/11/06 21:26
オサーンくさい

278 :276:03/11/06 21:36
>>277
68歳だ
じゃなくて68年うまれだ
十分おっさんだ。自分じゃ青年だと思ってる禿げてるけどね


279 :吾輩は名無しである:03/11/07 09:29
江利チエミの日本語の正確さでファンになるのっていいと思うけどね。
小林秀雄の音楽好きはとても無邪気で罪がないよ。
「蓄音機」なんか読むと本当に楽しんでるのがわかる。

280 :吾輩は名無しである:03/11/08 21:13
255は常駐の煽りマン
自信が無いから、名前欄のナンバーを統一せずカキコ。
頭の悪い奴を相手にしてもつまらんぞ。
時間は大切にw



281 :吾輩は名無しである:03/11/08 21:22
宣長に民主主義=下克上ってのがあるよね
いまひとつよくわからんので、だれか解説してくれ

282 :吾輩は名無しである:03/11/09 01:24
>>281
今ってさ、例えば大学院とか行くとわかるけど、
学者は二世三世が当たり前なんだよ。
そいつらは何もしないでも知的財産において圧倒的な優位にあるわけ。
政治家や医者も、二世三世と世襲化しやすい職能。
建前上彼らには「能力」があるから跡を継いでいるのだが、
これが能力に無関係に世襲化したら「貴族」のようなものだ。
もしここで彼らを「上」、一般人を「下」と呼ぶことが可能なら、
一般人から学者、政治家、医者になるような奴は
下克上。

こういう逆転の可能性が広く開かれているのを民主主義と呼ぶのは、
そう間違ってはいないだろ。

けど「文化」が色々な蓄積を前提とする以上、
どうしても完全な民主主義者は少なくなるし、
小林もそのへんはシニカルだろうけどな

283 :281:03/11/09 14:44
>>282

サンクス
漏れなんか民主主義って云うと、多数決連想しちゃうからね


284 :吾輩は名無しである:03/11/11 02:36
“烏のいる麦畑”偏愛した複製画は碧が強いせいか、妙に和風味あり

285 :1 ◆PXh7AWqOEQ :03/11/13 09:19


286 :ら@:03/11/14 00:24
今ってさ、例えば大学院とか行くとわかるけど、
学者は二世三世が当たり前なんだよ。
そいつらは何もしないでも知的財産において圧倒的な優位にあるわけ。
政治家や医者も、二世三世と世襲化しやすい職能。





はぁぁ?

287 :吾輩は名無しである:03/11/15 02:19
>>284
そういえば、絵画も小林は批評の対象としていたわけだけれど、小林の絵画の批評眼(鑑賞眼)は
どれほど正鵠を得たものなんだろうか?



288 :吾輩は名無しである:03/11/15 03:51
>>287
よく勉強しているけどたいしたことない

289 :馬鹿者:03/11/15 20:17
すまんがどなたか『本居宣長』の魅力を
ひとつかふたつわしに教えてくだされ

290 :吾輩は名無しである:03/11/16 01:42
>>286

>そいつらは何もしないでも知的財産において圧倒的な優位にあるわけ

この点を除けば、

282氏の意見が特に珍妙なものとは自分には思えないんだけど、

>はぁぁ?

ってどういうことかな?

291 :吾輩は名無しである:03/11/16 02:41
>>287

日本で最初のゴッホの展覧会が開かれたのが1953年。
小林の「ゴッホの手紙」の連載が始まったのが1948年。

書かれた年だけみてみると、ゴッホが日本で大きくクローズアップ
される前に作品に着手していたことになる。

鑑賞眼があったかどうかはわからないけど、目をつけるのが非常に
はやかったことは言えると思う。

292 :吾輩は名無しである:03/11/16 02:50
>>291
>鑑賞眼があったかどうかはわからないけど、目をつけるのが非常に
>はやかったことは言えると思う。

そうか?

棟方志功が「わだばゴッホになる」って上京したのが1924年(大正13年)
だぜ。それより二十年以上遅いじゃないか。別に早くないよ。

293 :吾輩は名無しである:03/11/16 02:55
付け足して言うと、ゴッホの絵を見ていて、目に捉えられるという
ようなことはホフマンスタールも書いていた記憶がある。
「帰国者の手紙」のなかだったかな。

当時は一介の文芸批評家が画家論を書くのも相当勇気がいったろうから、
よほど感動がつよかったんだろうね。

294 :吾輩は名無しである:03/11/16 02:56
それに1937年(昭和12年)にはすでに棟方は新文展で特選とってるよ。
これも小林連載の十年以上前。
まあ、本ばっかり読んでないでたまには別のジャンルのことも勉強しなってことだ。

もちろん、文学者の中でははやかったのかもしれないけどね。そういう意味でだったら
ごめんね、あげあしとりで。


295 :吾輩は名無しである:03/11/16 03:14
>>292

>棟方志功が「わだばゴッホになる」って上京したのが1924年(大正13年)
>だぜ。それより二十年以上遅いじゃないか。別に早くないよ。

こういうレスをもらえると嬉しいです。
批評家による最初のゴッホ論が書かれたのが何年かも教えてもらえると
勉強になります。

296 :281:03/11/16 11:48
>>294
〉文学者の中でははやかったのかもしれない
白樺派の金持ちドラ息子は大正期にゴッホの『ひまわり』買い込んで
あろうことか、火事で燃やしてしまったぜ。


297 :まぐ@携帯:03/11/20 07:08
無私とか日本回帰とか ヘンにおさまっちゃった 晩年は 面白くないし ズルイ感さえある   ランボーに犯られて 吼えていた彷徨える個をやっていた頃のほうが断然 魅力的

298 : ◆par4/moy6g :03/11/20 08:23
命名して平凡におさまっちゃった君は面白いテレビゲームでもしてなさい
君の理解不能なランボウにやっつけられるにも大きな才能が必要
君のようなひょうたんはいつまでも彷徨ってください


299 : ◆par4/moy6g :03/11/20 08:26
民主主義=下克上 ??

でもくらしい=下克上 でしょ

300 :吾輩は名無しである:03/11/20 10:28
これまた香ばしいお方が……

301 :まぐ@携帯:03/11/21 02:21
人にアヤつけてくんなら もちっと 器用に踊ってみせな
この乞食野郎


302 :吾輩は名無しである:03/11/21 11:57
「小林秀雄全作品」の最新刊で「匹夫不可奪志」を読んだ。
この中で小林が言ってることはかなりわかりにくいけど、論語の言葉は胸に染みた。
小林秀雄は古典への道先案内人として価値が大きい。

303 : ◆par4/moy6g :03/11/21 16:54
匹夫不可奪志
自分が匹夫か?はたまた君子か?誰が知ろう........

 「ただわたしは自分の絶望の独創性を信じるしか.....」

>300  おまえはバカだよ



304 : ◆par4/moy6g :03/11/21 17:01
FreeML ML情報ページ [小林秀雄ML]

http://www.freeml.com/ctrl/html/MLInfoForm/kobayashihideo@freeml.com

のぞいてみたが、タカダっていう内容空虚な「物知りびと」が延々講釈たれてるよ
ここの雰囲気のほうがまだマシ

305 :吾輩は名無しである:03/11/21 18:29
「ゴッホの手紙」新潮文庫に入れてよ。

306 :1:03/11/25 09:38
>>305
「ゴッホの手紙」は角川文庫で出てたようです。
新潮文庫では「近代絵画」も手に入らない。
文庫版小林全集みたいのもあれば便利だけど、今出てる「全作品」は軽くて柔らかい体裁
なので結構持ち運べる。

307 :吾輩は名無しである:03/11/26 17:19
>>306
え、新潮文庫ではもう『近代絵画』手に入らないの?
7〜8年前なら、確実に手に入ったんだけどなぁ…。

308 :吾輩は名無しである:03/11/26 17:53
「骨董」再読。上で小林の‘美’についての考えについて議論が
交わされていたみたいなんで、その中で触れられていない部分が
あるように感じられたので追加しときます。

この作品の中で、小林は利休とトルストイを援用して自分の‘美’
についての所見の一端をのべています。

@利休にとっては、美しい茶器を見ることと、茶器を使用すること自体
 に区別はなかった。つまり日常性を離れて美は存在しなかった。

Aたとえ‘美’がある人の心に強い感動を齎したとしても、それが何らかの
 形で行為を誘発する契機とならなければ、それは不健康なものであると
 いわなければならない。

B小林にとっての‘美’とは人の行為を規正し、秩序づけることによって、
 愉快な自由感を与えてくれるものである。

これらは、‘美’の問題だけではなくて、文学や思想なんかに対しても
この考えは一貫してるように思う。彼には日常生活から遊離したどんな
高級な文学、思想も信じられなかった。プルーストやジョイスを「厭世家」
の一言で切り捨てたりしているしね。まぁ、これには人それぞれ意見がある
だろうけれど。

309 :1 ◆PXh7AWqOEQ :03/11/26 18:42
A それは読み違い。そういうトルストイの主張をトルストイの「おそるべき
頑固さ」によるって、そう書いてるでしょ

310 :308:03/11/26 18:56
>>309

>トルストイの「おそるべき頑固さ」による              
     
自分が読んだ限りではそんなことは言ってませんが?

311 :1 ◆PXh7AWqOEQ :03/11/26 22:43
あなたが単眼的に要約した@〜Bはなんてつまらないんでしょう。
その要約の仕方には感心いたしません。
まるで中学生の国語の答えみたいにつまらないと感じますね。
ならば、クロイツェルのあの切り込んでいくような曲相をトルストイも著者
も本気で不健康なものと考えているとお考えですか?
そうじゃないでしょう。
ベートーベンのクロイツェルソナタに大きく心動かされたんでしょう。
(続く)、じゃまた。

もっと複眼的です。


312 :吾輩は名無しである:03/11/27 05:07
つうかよ、小林が「日常」という言葉を使うとき、
それってすでに非日常じゃねえの?
このへんのねじれをどうにかするのが批評家の努めだろうよ。

313 :1:03/11/27 09:31
「美しい花がある。花の美しさというようなものはない。」
小林秀雄には知識人の詭弁、言葉の戯れに激しく異を唱えようとする傾向がある。
日常性から離れたどんな美も存在しないと言うとき、それは外国から得た知識を自慢げに
ふりかざす日本の知識人に矛先が向けられていると思われます。

314 :賢治と愉快な仲間達:03/11/27 12:18
>>1
小林こそが詭弁の批評なんじゃないのかな。
彼はあまり意味の無いレトリックを多用するでしょ。
単に言葉の順序を入れ替えて遊ぶようなところ(勿論そういうのばかりじゃないけども)
がある。
「美しい花がある。花の美しさというようなものはない。」
これもそのひとつだと思う。
それはお洒落で、当時としては新鮮でもあるけれど、深読みして
味わえるテクストかっていうと、どうかなあ。
勿論、既成の美を疑おうという彼の姿勢は高く評価しつつ。

315 :吾輩は名無しである:03/11/27 13:40
巨乳の小池なんたらに似てる

316 :1:03/11/27 14:08
>>314
小林秀雄のテクストは意味が読み取りにくいかもしれないけど、けっして詭弁とか
無意味なレトリックというものは無いですよ。
「美しい花がある。花の美しさというようなものはない。」 は、
僕流に解釈すると、
美しい花という自然は現前にたしかに存在する、しかし、花の美しさというものが語られるとき
それは抽象的な問題であり、人間の頭の中でだけ存在するものだ、したがって、花の美しさという
ようなものは如何様にも解釈できる問題で、そのようなものはあってもなくてもかまわない、
目の前にある自然(美しい花)に比べれば取るに足らないものだ、
こういうことを言いたかったのだと思う。


317 :吾輩は名無しである:03/11/27 15:12
だからそんな「自然」に訴える論法こそ詭弁だっつうの
ファンはそこを楽しめ
小林が「具体的」だなんて未だ信じているのはイタイぜ
高校生のうちにその辺はくぐり抜けておくべきだ

318 :1 ◆PXh7AWqOEQ :03/11/27 15:37
>>314
>>317

不感症で生まれつき語感の感受性を欠く
それはどうしようもないことだけど
人を指導したがる口調には誰も指導されたがらないってこった
生徒会やサークルの頭にでもなってなさい
 
 


319 :賢治と愉快な仲間達:03/11/27 15:48
なんで突然ぶち切れているの。
>>317とは別人なんだけどね。
でも>不感症で生まれつき語感の感受性を欠く
とまで言われちゃもう何も書く気になれない。あんたにレスしようかと思ったけどもうやめる。
こんな幼稚で品の無い1のいるスレはごめんだ。

320 :吾輩は名無しである:03/11/27 20:54
>>318
「語感の感受性」とは
感感俺俺だな(w

321 :1 ◆PXh7AWqOEQ :03/11/27 21:48
賢治?宮沢?  隣町に記念館ありですよ。
つまらないもので。愉快?仲間?
この掲示板では「突然ぶち切れ...」ることをポリシーにしてるもので。


「語感の感受性」とは..重複した言い回しが不自然でくどいとでも?
そのとおり。くどい言い回しだね。でもって、変な語感だね。
それが君にふさわしかろうて



322 :1:03/11/28 09:37
上記の1さんと僕とは別人であリます。念のため。
「語感の感受性」という言葉はなんとなくわかります。
詩を理解する力を持っている人を「語感の感受性」を持っている人だというのでしょう。
宮沢賢治を愛する人ならそういう人だと思うけど。
宮沢賢治で思い出しましたが、坂口安吾が「教祖の文学」で賢治の詩を紹介していましたね。
亡くなる直前の詩で、題名忘れてしまったけど、あれを小林批判のために持ち出したのは
なぜだったのか僕にはよく理解できなかった。安吾という人は自分をさらけ出す文学が好き
だったので、小林にももっと自分を出せと言いたかったのか。

323 :吾輩は名無しである:03/11/28 11:01
常駐の煽りマンも、突然ぶち切れてたな。
煽りじゃないよ。
ポリシーの同一を感じただけ。

324 :吾輩は名無しである:03/11/28 16:45
糞スレ

325 :語感の1 ◆PXh7AWqOEQ :03/12/01 21:36
>>322

紛らわしい名称、失礼。変えました。

坂口安吾の「教祖の文学」について、後日、お二人が対談しております。
内容がつまらないものだという点で二人は同意しております。
「あれは何でもない........」

対談は最初からさいごまで噛み合いません。
それをお互い感じているような........
 
小林批判ではなく、自分の木枯らしの夢を語った。






326 :1:03/12/02 09:56
>>325
小林秀雄は本質的に受動的な人間だろうと思われます。
「自然と歴史という巨匠」ということを言っています。
自然と歴史を「巨匠」と見るということは、人間には到底超えられない大きな
力と感じているということです。
歴史は必然である、黙って受けとめるしかない、これが小林の生き方なのでしょう。
対して坂口安吾は、歴史はその中で生きる人間が作っていくものだと考える。
二人の大きな歴史観の違いがあります。
安吾にしてみれば小林のようなすぐれた批評家にはもっと現実を対象に書いてほしい、
骨董や古典文学を大事にしてひっそり生きるような行き方はやめてほしい、
そういうもどかしさがあったのでしょう。
小林は小林ですごい頑固だから、二人はかみ合いませんね。

327 :語感の1 ◆PXh7AWqOEQ :03/12/02 15:42
エリオット、ヴァレリーに通じる「内的革命家」
だから非常にニヒリスティックで激しいものがあるのか、
で、内的革命って....何?!
だから、その著作は自分自身を向くようにいざなう。
で、自分自身ってのは、...不明で曖昧で、不得要領で、
わけがわからず、それが基盤であるOSのように非表示で、
謎で、...模範解答はなく、まぼろしのようにとりとめがなく、
はっきりせず、リキッドで、...........

328 :1:03/12/03 11:47
>>327
小林秀雄を「内的革命家」と呼ぶのは初めて見た。
僕はランボーこそ「内的革命家」というにふさわしいと思うけど。

わけのわからない自分自身を描く言い方面白かった。

329 :吾輩は名無しである:03/12/04 00:33
読んだ感想・・・・・

    ム   ズ   イ

以上                       失礼しました

330 :吾輩は名無しである:03/12/04 19:34
評判よろしくないけど 考えるヒント なんかは解りやすくて短くて読みやすいよ

331 :吾輩は名無しである:03/12/05 02:38
小林秀雄のスタイルには必然性があったかも。しかしその一方で、
意味もなく難しい言い方をするのを「カッコイイ」と思ってしまう馬鹿を
増殖させたことも否めない。

332 :1:03/12/05 09:24
小林秀雄はむずかしい、たしかにそうですね。
言い回しが下手だったということがあると思う。
青山二郎によると、座談では面白いことこの上なく話の内容も生き生きして
いるが、文章になるとそれが出てこないとのこと。
文章表現が下手だったんですね。
僕の感想では、
初期の作品は見慣れない漢語など多用し表現は一見むずかしいが、内容は
そうでもない、わりと単純。
「考えるヒント」あたりからの後期作品は容易な言葉使いでわかりやすそうな
文章なのだが、内容は深くひねってあってとてもむずかしい。

333 :吾輩は名無しである:03/12/05 11:06
フランス語は明晰さを尊ぶ言語なのに、小林秀雄はフランス語の美質を充分に会得できなかったらしい。

334 :1:03/12/05 11:42
>>333
それは言えるかもしれません。
小林秀雄のフランス文学の先生であった辰野隆の文章などは
とてもわかりやすくて味わい深い。
ボードレールを研究した福永武彦の文章も明瞭。
小林秀雄はフランス語を学んでもチャキチャキの江戸っ子気質から
来る簡潔、あいまいな言い回しから抜け出せなかったのかもしれません。

335 :吾輩は名無しである:03/12/05 14:32
小林は英語は話せたけど、フランス語ははなせなかったよ。
卒論の面接のときも「ランボーランボーグランポエ・・・」ていどで終わり。
英語は、飲み屋でアメリカ兵を泣かせるくらいできた。

336 :1:03/12/05 15:15
>>335
グランポエはgrand poet偉大な詩人?
英語が話せたとは知らなかった。

337 :吾輩は名無しである:03/12/05 16:14
>>335

カタコト英語で故郷の話をして泣かせた、って話だったような?

338 :吾輩は名無しである:03/12/05 16:33
小林秀雄は大岡昇平と一緒にポオの「メルツェルの将棋指し」を和訳したことがあったね。
二人とも仏文だから、ひょっとしたら仏語からの重訳かもしれないが。

339 :吾輩は名無しである:03/12/05 17:10
酒場にて考古学者が「保田與重郎はでたらめ」と発言。
小林ブチキレ、考古学者の首をしめる。

340 :吾輩は名無しである:03/12/05 17:13
酔っ払って芝居を見に行ったところ、あんまり一人で野次を飛ばしまくったため
劇場からつまみ出された話もあったねw

341 :吾輩は名無しである:03/12/05 17:17
鎌倉帰りの電車の連結部で立小便。

342 :吾輩は名無しである:03/12/05 17:21
>>339
暴行罪

>>340
軽犯罪法違反

>>340
同上

343 :1:03/12/05 17:41
>>338
大岡昇平はE・S・ガードナーやフィルポッツの推理小説の翻訳を
創元社から出したこともあり英語には堪能だったはず。
大岡と共訳したのならやはりポオの原書からだったのでは。
ボードレールが仏訳した本からの重訳ならそれはそれで面白いですが。

344 :吾輩は名無しである:03/12/05 17:50
小林の伝説なんて半分はデッチ物だぞ
当人否定も肯定もしないというのがミソ

345 :吾輩は名無しである:03/12/05 18:07
>>340は自分で書いていたことだけど。


346 :吾輩は名無しである:03/12/05 18:43
大岡昇平は俘虜時代通訳の仕事をしてたから英語はかなりできたはず。

347 :吾輩は名無しである:03/12/05 19:56
>>341も自分で書いてたけど・・・

348 :吾輩は名無しである:03/12/05 22:50
かっこいいのは否定も肯定もしない
鎌倉の家に右翼の壮士が日本刀持って乗り込んできて
何もせずそのまま帰ったのは、寝顔があまり綺麗だったからとか
いや起きてジロリ見上げた眼があんまり怖くて右翼がブルったからだとか

満州かどっかで右翼の親玉の頭叩いて「お前は偉い」とやって子分が怒って
殺すと息巻いたのを、いやあの人は日本に必要な人だからと同行の新聞記者が必死に止めたとか
どっから出たか解らんかっこいい伝説にはだんまり決め込んでる。

349 :吾輩は名無しである:03/12/06 06:53
小林秀雄ってどちらかというと右寄りじゃないかと思っていたけど、違うのか。

>右翼の親玉

誰? 頭山満?

350 :吾輩は名無しである:03/12/06 18:34
>>349
名前、忘れた草柳大蔵が書いていた
鎌倉の話なんか警察よんだわけでもない
自分で言い触らしてあとだんまりだろほんと妙なヤシだよ小林は

351 :吾輩は名無しである:03/12/06 18:43
>>335
そのアメリカ兵の話もそうとう怪しいな
小林は英語で面倒な話はできないと自分で言っているし
敗戦後で日本人が卑屈になっているからと
そういうたぐいの話はやたらデッチ上げられた。
真実は酒場でたまたま泣き上戸のアメリカ兵と隣合わせに座った位の事だろ。

352 :語感の1 ◆PXh7AWqOEQ :03/12/06 20:59
>>328
>>336

続き、

或る男が、我々のために、我々の数々の企業と産業との彼岸に身を置き、
ただ見るという使命を身に帯びた

353 :語感の1 ◆PXh7AWqOEQ :03/12/06 21:00
「あんまり気を奪われないような仕事を見つけて頂くようにお願いしては置きましたが、それ
というが、思索に相当余裕のある時間が欲しいからです。」


354 :語感の1 ◆PXh7AWqOEQ :03/12/06 21:02
….それと言うのも、前以てそれを掴んでいるのではなく、
口に出す間際になって始めてそれと知るのだから


355 :語感の1 ◆PXh7AWqOEQ :03/12/06 21:05
一年以上も前から人並みな生活から足を洗いました。このなんて申していいか分からぬ
アルデンヌの片田舎に始終閉じ籠って、人と往来するでもなく、一つの恥ずべき、くだらな
い、根気の要る、不可思議な仕事に没頭して、口汚ない、意地の悪い質問やら、呼びかけ
などには、ただ沈黙だけでそれに答え、


356 :吾輩は名無しである:03/12/07 10:55
>>語感の1 ◆PXh7AWqOEQ

自己陶酔の発作が相当キツイようだけど、いい薬紹介しようか?




 

357 :語感の1 ◆PXh7AWqOEQ :03/12/07 15:39
理解できなかったら
黙っていなさいね

ハルシオンでも飲んで!

358 :1:03/12/10 10:56
語感の1氏の書き込みは「見者」ランボーの気持を書いているようですね。
恥ずかしながら落ち着いて読んだらようやくわかりました。



359 :吾輩は名無しである:03/12/10 15:56
隠棲したエルキュール・ポアロみたいだね
ほめすぎかな。

360 :吾輩は名無しである:03/12/10 16:20

       巛彡彡ミミミミミ彡彡
       巛巛巛巛巛巛巛彡彡       
   r、r.r 、|:::::           | 
  r |_,|_,|_,||::::::     /'  '\ | 
  |_,|_,|_,|/⌒      (・ )  (・ )|     ハァ?
  |_,|_,|_人そ(^i    ⌒ ) ・・)'⌒ヽ  
  | )   ヽノ |.   ┏━━━┓| 
  |  `".`´  ノ   ┃ ノ ̄i ┃|  
  人  入_ノ´   ┃ヽニニノ┃ノ\   
/  \_/\\   ┗━━┛/|\\
      /   \ ト ───イ/   ヽヽ
     /      ` ─┬─ イ     i i
    /          |      Y  | |






361 :エロタク:03/12/10 16:32
rejpy>
jat@ejdq>


362 :吾輩は名無しである:03/12/10 21:31
山下清は精薄だから美がわからんそうだが
倫理的でない美はない、はいいにしても
精薄児には倫理感がないってか

小林は精薄について少しは勉強したのかね
ゴッホみたいなガイキチにはずいぶん入れ込んでるけど
知障は嫌いなのか

363 :1:03/12/11 11:10
>>362
美術にしても音楽にしても、よせばいいのに、と思うところが小林秀雄にはあります。
ジャンルを広げすぎて失敗した評論は多い。
有名な「モオツァルト」もモーツァルトの本当の魅力が浮かび上がっていないし、
「ゴッホの手紙」も面白くない。

山下清についてはけなしているのとほめて書いているのとがありますね。
小林秀雄の美術批評、音楽批評は趣味の延長という程度の捉え方でよろしいかと思うのです。

364 :吾輩は名無しである:03/12/12 06:38
岡本太郎が小林秀雄の家に行ったら骨董品を見せられた。
岡本太郎が簡単にコメント言ってたらそれが当たる。
それで小林秀雄は嬉しくなってどんどん見せる。
けど岡本太郎はそんな小林秀雄を哀れみの目で見ていた。


365 :1:03/12/15 14:12
「全作品」で新しく出た「モオツァルト」の巻を読んでいます。
「コメディ・リテレール」の座談会は今読んでも非常に面白いです。
これだけ小林秀雄が心情を披瀝した場はないのでは。
囲んでいる人々の質問が鋭いのも読み物。
平野謙の発言が特に良い。


366 :吾輩は名無しである:03/12/16 00:39
>>365
くだらない垂れ流しや全レスがしたいだけなのなら、
独り言板やなんでもあり板などに移住して欲しい。
弁証論法のように、一体系の結論だけを求めてるのなら、
個人でサイトでも作って、仲のいい人とでも探求していてくれ。
コテハンが住み着いた作家スレほど、つまらないものはない。

367 :1:03/12/16 02:16
>>366
意見交換が活発なら黙っているのですが。
あなたも文句だけ言わずに小林秀雄について何か発言したらどうですか?

368 :吾輩は名無しである:03/12/16 02:18
これまでも1は、
まともな批判を煽ったりなど、
ろくなことをしていない。


369 :366:03/12/16 08:49
>>313
>>外国から得た知識を自慢げにふりかざす日本の知識人
これ、「外国」を「書物」に変えれば君に当てはまりすぎじゃないかw
>>367
小林秀雄を利用して自分の利巧さを騙るのと、小林秀雄を語るのとは大きく違うね。

370 :1:03/12/16 11:14
>>369
的はずれ過ぎて言うべきこともない。

371 :吾輩は名無しである:03/12/16 11:55
>>370
お前の態度、小林をダシにした自分語りだよ

372 :1:03/12/16 14:43
>>371
あまりにくだらなくて…
「ダシにした」という言い方自体耳タコ。恥ずかしくないのかな。

373 :吾輩は名無しである:03/12/16 15:07
>372
ここは便所じゃないから。
だれもあんたの排泄物見たくないの。
わかるでしょ?

誰か一人でも「うんうんそうだね」って同情してくれると思ったの?
あんた一人が我慢すればいいことなのにどうして他の人にまで
不快な思いをさせるの?
それが正義なの?不満をぶちまけることが何かを生み出すの?

今回の件だって、あんたのせいじゃないの?
なに被害者面して書き込みしてるの?
どうして前を向いて歩けないの?
あなたの世界はこんなちっぽけな掲示板の中だけなの?

お願いだから・・・
もうこんなことやめて・・・



374 :1:03/12/16 15:53
>>373
不快を感じたならどの書き込みがそうか言ってほしい。
「コメディ・リテレール」の座談会が面白いと言った辺りか?

375 :吾輩は名無しである:03/12/16 18:22
すはらしいね、きみは、>>374

376 :吾輩は名無しである:03/12/17 01:32
通りすがりだけど2ch のスレはぜんぶ便所みたいなもんだろ、いやマジで。

377 :吾輩は名無しである:03/12/17 15:44
2ちゃんにはいろいろな板やスレがあるが、人間はやっぱり当人の知性にふさわしい
板やスレを覗く傾向があるみたい。

つまり便所の落書きレベルの知性しか持ち合わせていない人間は、それ相応の
板やスレしか知らないということです。

378 :語感の ....... ◆PXh7AWqOEQ :03/12/19 21:42
>>363
関心しない書き方です。内的demandなくしては、親近感ももてないでしょう。
>>364
そんなことはどこにもなかった。出店と根拠は?でたらめです。
>>365
「心情」?それは何でしょう?自己分析しつくした人でしょう。
>>366
あなたはつまらないから他所に行ってくれ
>>367
でも、本当になにかがわかるっていうのは、自分だけを向いてでしょう?
その合間にこんなところに書き込んでみるだけさ!
>>368
低脳なふっかけ
>>369
文学趣味に座礁した自意識!

379 :語感の ....... ◆PXh7AWqOEQ :03/12/19 21:42
>>370
ほんと、顔の見えない「誰か」には、何にも言い返す言葉も無いもの
>>371
中途半端な理解ぶった言葉
>>372
でっぱる者はきっと「モカツク」んでしょうよ。自分に自信がないからかな?
>>373
こういう書き方が2chの流行だね。愚昧。
>>374
相手は「コメディ・リテレール」の座談会なんか読んだこともないよ。
巷で小林秀雄がもてはやされる。が、自分にはピンとこない、
だから悔しい、が、読んでも理解できずに途中で本を投げ出す。
そういうことをやってきただけ。不毛、
>>375
愚劣
>>376
気楽に書ける分、また、匿名は卑劣を呼ぶ
>>377
「知性」?難解な言い回しができること?あるいは、口論好きということ?

380 :語感の ....... ◆PXh7AWqOEQ :03/12/19 21:45
>>372
出っぱる者、まっすぐ意見を言う者はきっと見ていて
「ムカツク」んでしょうよ。自分に自信がないからかな?

381 :吾輩は名無しである:03/12/19 23:17
>>378-380
小林秀雄のスレに書き込むにしては、文章力が無さすぎる。
せめて主語と述語の関係ぐらいはハッキリさせましょう。

382 :吾輩は名無しである:03/12/21 18:41
冷静な頭で物事考えるのは人間最大の娯楽であるとか言ってたが
とぼけるんじゃないよ

旨いものばっかり食いやがって
人間最大の娯楽は美食である、が本音だろ
自己洞察というものがないねヤシは。

383 :語感の ....... ◆PXh7AWqOEQ :03/12/21 20:14
>>381
残念!その程度の言い回しでは、こっとは腹も立たない。
誤字があるのは認める。
キーを叩きっぱなしでみなおさないからな。
>>382
あんたは、思想と実生活、正宗白鳥との論争でも読みなさいね!
そこに答えの暗示があるから。

384 :語感の ....... ◆PXh7AWqOEQ :03/12/21 20:16
こっちは......だよ!!!!

385 :吾輩は名無しである:03/12/21 22:03
>>384
君は人のカキコを頭ごなしに否定できるほど文学に見識のある人みたいだから、
一つ聞いとくわ。

前に小林を、>エリオット、ヴァレリーに通じる「内的革命家」
と位置づけているよね?ってことは最低エリオットやヴァレリーを一応
は精読しているってことだよな。

ということで質問。両者の具体的な作品名をあげて、
その作品のどこが君の言う内的革命家と呼ばれるものなのか説明してほしい。

>>378で他人のカキコに出典と根拠を求めているんだから、君にそれを求めても
いいよね。

386 :語感の ....... ◆PXh7AWqOEQ :03/12/22 13:49
>>385
こりゃまた、まるであなたの口ぶりは、
学級委員長にめでたく当選なさった、
つんけんしたおねえさんみたいな口調ですね。
それとも落ちぶれた社会党党首!!?の口調か。

こっちの言葉尻の失策と弱点を、 じっと息をこらして
発見してやろう.......という、小動物じみた目を感じますよ!(笑
とても小市民的。

筑摩書房のヴァレリー全集の7と10。ここいらがいいかと。
マラルメの独特なる高弟ですからね、あの人は。
T・S・エリオット は『キャッツ』だけじゃないってことでしょうかね。
エリオット評論選集  /臼井善隆訳でも読んだらどうだろう?
そうすれば、「ないてきかくめい」の「な.....」くらいまではおぼろげながらその雰囲気めいたものが
漠然とながら感じられるのでは..........、いや、あんたみたいな「焼き上がってしまった壷」には無理かな?
ま、あんたみたいな奴は、俗悪な蓮見柄谷か、でなけりゃ、
本田勝一. 貧困なる精神第15集 でも読んで、納得してなさいってことで......

387 :吾輩は名無しである:03/12/22 14:24
>>386
「内的革命家」って言葉はそうとう恥ずかしいのは間違いない
語感は悪いと見た

自戒をこめてコテに語感を入れているのか


388 :通りすがりですがね:03/12/22 16:01
>筑摩書房のヴァレリー全集の7と10。ここいらがいいかと。
これはいいとして。

>マラルメの独特なる高弟ですからね、あの人は。
これは単なる事実。

>T・S・エリオット は『キャッツ』だけじゃないってことでしょうかね。
これは単なる無駄話。

>エリオット評論選集  /臼井善隆訳でも読んだらどうだろう?
これもまあいいとして。

>そうすれば、「ないてきかくめい」の「な.....」くらいまではおぼろげながらその雰囲気めいたものが
>漠然とながら感じられるのでは..........、
こりゃ何なのさ。(藁)雰囲気めいたものが感じられる?はぁ?

これで答えたことになるの?
>両者の具体的な作品名をあげて、
>その作品のどこが君の言う内的革命家と呼ばれるものなのか説明してほしい。
具体的な作品は挙がってるけど、どこが内的革命家と呼ばれるものなのか
という説明が全くないね。
この程度のレス力しかないのに、偉そうに他人を見下して・・・。(藁)
恥ずかしいなあ、実に、実に恥ずかしいね。



389 :385:03/12/22 20:23
>>386
>とても小市民的

小市民的でおおいに結構!君はいつまでも高踏派を気取っていたまえ。

結局具体的なことは何一つ書けなかったようだな。
ヴァレリーやエリオットを苦労して読んだ人間が「内的革命家」なんていう、
そこらへんの道端にでも転がっているような陳腐かつ低劣な呼称を用いる
筈がないもんな。

>信者もアンチもゆっくり語りましょう。

この規約に従えないのなら、ここに書き込むのをやめてくれ。
いい加減独りよがりで内容空疎な駄レスを読むのはうんざりした。

390 :吾輩は名無しである:03/12/22 22:32
なあ、余所でやってくれないか
もう小林秀雄とは何の関係もないだろ

文壇BARに行ってくれよ

391 :語感の ....... ◆PXh7AWqOEQ :03/12/24 16:13
>>385
「内的革命家...」ってのはエリオットかヴァレリーを論じた文で
小林先生が、実際に書いている言葉ですよ。どこだったかな?
詳しい人がいたら指摘してください。
全集を全部しらべるのは大変だから


自分が語る言葉の因習的な曖昧さを気にかけること
つまりは自分の思考を根本から検討しなおしたいという欲求
一種の不信。
「実に雑多な言語習慣上の意味に関する曖昧きわまる暗黙奈妥協...」
そういうものに対する嫌悪

ここいらへんが、革命前夜の自分自身ならびに自分以外の者に対する
ぬぐえぬ印象か!でもどうだろう?385さん!
こんなふうな会話はあんまり、あんまり、微妙すぎはしないでしょうか?
結局は一種の告白精神なのだろうとは思います。
他人を説得することなんかが問題じゃないのでしょう。



392 :語感の ....... ◆PXh7AWqOEQ :03/12/24 18:43
やれやれです。
やっとみつけたよ。
「近代絵画」ピカソ-6-
「......内的革命家という余計物なのである。...........」

393 :語感の ....... ◆PXh7AWqOEQ :03/12/24 18:44
余計者!!

394 :吾輩は名無しである:04/01/14 22:37
結構こわもてだよね小林秀雄って

395 :吾輩は名無しである:04/01/14 22:46
「地獄の季節」訳詩
「考えるヒント」くらいだな読んでるのは。

改造の懸賞では宮本顕治に負けてるな。

396 :吾輩は名無しである:04/01/23 05:23
すいません質問です。
「花の美しさなんてものはない、あるのは美しい花だけだ」
みたいな文章がのってるのってどの作品ですか?

397 :吾輩は名無しである:04/01/23 10:47
当麻


398 :396:04/01/23 23:08
当麻?ってなんですか?

399 :吾輩は名無しである:04/01/24 13:40
たいま
の事

400 :吾輩は名無しである:04/01/24 20:15
たえまのような気がする。
俺の勘違いかな。

401 :21世紀文学・革命評議会高田馬場支部。:04/01/24 20:17
のぞみ・かなえ・たまえ。(爆笑)

402 :396:04/01/25 00:16
そんな書名の本あるんですか?

403 :吾輩は名無しである:04/01/25 00:28
>>397
当麻・・・知っているよ。15年ほど前に、吹奏楽部の先生が女子生徒
とマジで羽目どりビデオを作製して部室に保管してたら、女子生徒の
男の後輩たちがズリねたとして持ちかえって抜きまくって世間にばれ
て、先生がアボーンした中学校の名前だったね。

北海道の奴以外はしらねーと思うが・・・。

404 :吾輩は名無しである:04/01/25 13:35
新潮文庫「モオツァルト・無常という事」所蔵

405 :吾輩は名無しである:04/01/25 13:46
ああ 死んだ中原
例えばあの赤茶げた雲にのっていけ

406 :☆キキ+キ゚Д゚ ◆qpmo.OOqAo :04/01/25 14:41
哲板最強のカリスマ・☆キキ+キ゚Д゚♪が満を持して再登場!

物事に表面上の美しさを求めるな、
深く掘り下げれば真実が見えてくる、、、

そんな☆キキ+キ゚Д゚♪の哲学HPはココ↓

http://www.geocities.co.jp/HeartLand/8862/

僕の哲学は、学問ではない。
人間が生きていく中、背負うべき道徳なのだ。(HPより抜粋)

孤独を越え、闇から光を見出した☆キキ+キ゚Д゚♪だからこそ言える!
もう何も迷う事は無い、、、

☆キキ+キ゚Д゚♪に触れ、明日への一歩を踏み出すのだ!

407 :名無しは無慈悲な夜の仔猫:04/01/25 17:19
ドストエフスキー論、『百年のヒント』の木田氏の紹介だと、
何だか面白そうだな。

408 :吾輩は名無しである:04/01/26 01:19
とても、おもしろいですよ。

409 :名無しは無慈悲な夜の仔猫:04/01/26 11:40
今ごろになって、『百年のヒント』で、水道橋の体験を娘さんの
思い出話なんかで読み直して見ると、小林にもそれなりの喪失体
験はあったわけだな。一見、母親の死と敗戦は偶然重なったよう
にも見えるが。

410 :名無しは無慈悲な夜の仔猫:04/01/26 11:44
小林の言うことを理解したけりゃ、小林と一緒にランボーを読むことだ、
とか、いろいろ言ってみたりw シンタローの思い出話は小林のランボー観が
良く分かりやすいんだが。

411 :吾輩は名無しである:04/02/02 01:00
かんがへるヒント

412 :痔郎 ◆oYo4g5x7Sc :04/02/05 21:58
小林秀雄に怒られてびびっておしっこが出なくなっちゃったっていう作家って誰だっけ?
そのエピソードって何で読める?




413 :吾輩は名無しである:04/02/05 22:43
>>412
確か安岡章太郎の紹介で小林に会わせてもらったけど、
猛烈に怒られてガクガクふるえていたっていう話を
安岡氏が書いていた。その話かな?

414 :痔郎 ◆oYo4g5x7Sc :04/02/06 01:18
>>413
それって何に書いてあるか分かります?
それともう一つ質問です。
秀雄たんが影響を受けた思想家って誰ですか?
教えて君ですみません。

415 :痔郎 ◆oYo4g5x7Sc :04/02/06 01:19
>>415
しかし見ず知らずの人に猛烈に怒るなんて面白すぎ。

416 :吾輩は名無しである:04/02/06 02:09
↑自分にレスして面白い?

417 :吾輩は名無しである:04/02/06 11:50
http://www.j-n.co.jp/cgi-bin/product_detail.cgi?code=4-408-60252-3

418 :吾輩は名無しである:04/02/15 22:54
ひとりの詩人として読んだ方が小林は面白い

あと質問なんだが、結果的にポストモダンを牽引することになってし
まったフランス現代思想の流れについて小林がきちんと言及しているの
を見たことないのだが、実際何を思っていたのか気になる。

構造主義や、68年以降の特にフーコーやドゥルーズ、デリダとの距離について。知っている方いたらぜひ教えて頂きたいのだが。


419 :ghg ◆HMDf3FhTJU :04/02/20 20:35
>>414
影響を受けた思想家

ベルグソンと一応は意っていいけど。
氏自身、影響を蒙るなんてバカでもできると放言しているところが難しい。





420 :ghg ◆HMDf3FhTJU :04/02/20 20:37
ドゥルーズに関しては談話で
「この人の書いたベルグソニズム」は面白いといっている。
(郡司著、思ひ出)

421 :吾輩は名無しである:04/02/20 23:35
21日の朝日のBeは小林引用してるけど
もう小林なんかいいかげん忘れてやれよ

422 :吾輩は名無しである:04/02/22 19:16
小林秀雄ってドゥルーズ読んでたの?
知らんかった・・・。

423 :吾輩は名無しである:04/02/22 20:40
フランス語でな。
まあ「感想」の時期の新刊だし。

424 :吾輩は名無しである:04/02/22 20:44
コバヤヒヒデオ

425 :吾輩は名無しである:04/02/22 22:24
あの断定調はなかなかいいよ。

426 :吾輩は名無しである:04/02/25 19:00
あげ

427 :吾輩は名無しである:04/02/29 03:42
ここにもあるよ

http://ogc.homelinux.org/azumi/



428 :吾輩は名無しである:04/03/09 18:05
小林秀雄は珍米保守どものバイブル的存在!許すまじ!!

429 :吾輩は名無しである:04/03/20 20:54
>>428
そうかぁ? 大江健三郎もほめてるぞ

430 :吾輩は名無しである:04/03/31 16:36
誰か、「失敗した」ベルグソン論『感想』を語ってみない?
俺にはこの本難しすぎだぁ。

431 :吾輩は名無しである:04/04/04 02:32
小林秀雄スレもう一ケあるみたいだけど、どっちも、全然はやらないね。
一時期は小林秀雄を批判することが現代のインテリとしての建前みたいな
ところがあったが、生誕百年を過ぎた今では小林秀雄をバカにすることさえ
バカにされるようになってしまった、ということなのか・・?

432 :吾輩は名無しである:04/04/04 02:43
ただ単に忘れられていくだけ

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