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中上健次を超えて

1 :吾輩は名無しである:04/03/17 01:17
柄谷行人と中上健次が「小林英雄をこえて」という
対談集を出していたけれども、私たちは今こそ
中上健次を超えて新たな地平を開くべきではないか。

2 :吾輩は名無しである:04/03/17 01:20
辻仁成>>>>>>>>>>>>>>超えられない壁>>>>>>>>>>>>>>>>>>>中上健次


3 :吾輩は名無しである:04/03/17 01:28
新宮の中上健次資料室に行った時に
辻が中上に出した葉書があった。
ライブに中上が来てくれたことに
対する礼状だった。

4 :吾輩は名無しである:04/03/17 02:32
「中上健次をこえて」という対談集を出すために誰と誰を対談させるか
という深刻な問題をまず片づけなければならないな。

5 :吾輩は名無しである:04/03/17 02:46
三島由紀夫と川端康成。

6 :吾輩は名無しである:04/03/17 02:48
谷崎潤一郎と佐藤春夫。
(谷崎の妻も交えて)

7 :吾輩は名無しである:04/03/17 02:51
フォークナ-とマルケス。
(マコンド市ジェファ-ソンで)

8 :吾輩は名無しである:04/03/17 02:51
>2
なんで辻が中上より上なんだ?
逆だろ



9 :吾輩は名無しである:04/03/17 02:54
8さん
2は相手にしなくていい。

10 :吾輩は名無しである:04/03/17 03:12
>>4
柳美里と辻仁成
柳美里と島田雅彦
柳美里と花村萬月
やるとしたら、この辺りが調子に乗ってやりそうなのが
現在の文学的状況。
で、柄谷行人を〜の場合は
東浩紀と…

11 :吾輩は名無しである:04/03/17 04:44
>>1
こばやしえいゆう?

12 :吾輩は名無しである:04/03/17 22:32
秀雄


13 :吾輩は名無しである:04/03/18 08:04
1

14 :吾輩は名無しである:04/03/19 01:38
宮本輝と誰か

15 :吾輩は名無しである:04/03/19 10:14
中上の娘と宇多田ヒカルに対談させろ

16 :吾輩は名無しである:04/03/19 11:18
それなら中上娘と金原ひとみのほうがいい。

17 :吾輩は名無しである:04/03/19 12:21
中上娘、法政の教授娘、吉本隆明娘、鴎外娘、NTT社員娘、澁澤娘
36まで親に仕送りしてもらってた娘、阿川娘、幸田娘とさらにその娘
モーニング娘、俺の娘

18 :吾輩は名無しである:04/03/19 12:59
娘どもは村上龍を読まないように。

19 :吾輩は名無しである:04/03/19 13:48
浅田彰と島田雅彦でいいだろ。
仲違いしてるって? だからいいんだろ。

20 :吾輩は名無しである:04/03/19 16:28
ビジュアル的につっこみだけのお笑いコンビ。

21 :吾輩は名無しである:04/03/22 02:28
田中康夫と石原慎太郎。
和歌山県知事としての中上健次を論ず。
和歌山全県路地化案の否決をめぐって。

22 :吾輩は名無しである:04/03/22 03:10
まず中上までがどういう系譜にあるのか誰か説明してくれ。

23 :吾輩は名無しである:04/03/22 13:16
「全県路地化計画」、今だとマジでありそうな話。
「暴力と神秘のくに、わかやま」とかいって、
全県テーマパーク化。

24 :吾輩は名無しである:04/03/22 15:13
物語の系譜、私小説の系譜、神話の系譜、ギリシャ神話の換骨奪胎
など中上が意識的に引き受けた系譜は文学にとどまらない。
天皇そのものを文学化し、さらに無化を試みた。
右翼、左翼と関わり、根源的な思索を文学に反映させた。
近畿大学では身体表現論を担当し、演劇を指導した。
「中上は文学のためならば、何でもやった」、、、。


25 :吾輩は名無しである:04/03/22 16:06
その意識はすばらしい。でもそれをずば抜けて上手く出来てはいない。



26 :吾輩は名無しである:04/03/22 21:57
「上手に出来る」というのはまとまり、有機的に調和しているということ。
地の果て以降は破綻、ズレそのものが彼の主題になってゆく。
言葉に敏感であれば、言葉そのものがズレを孕んでいることに気づくはず。


27 :吾輩は名無しである:04/03/22 22:33
「主題になっていく」って言ってる人もいるだけ。

28 :吾輩は名無しである:04/03/23 01:19
路地に資本が投入され他所と何ら変わらぬ平板化された状況において
中上の背負っていたものも平板化された。故にアジアや南方に目を向け
構造そのものを描いたような作品になっていった。
岬や枯木灘などで描かれた濃密な家族関係は、晩年の作品では名前を
剥奪され「一番目の姉」「二番目の姉」というふうにただ序列だけが
ある状態にまでなっている。
文学的豊穣と貧困の間で、それに引き裂かれながら偽装せずに作品化
したというところに中上の本領がある。

29 :吾輩は名無しである:04/03/23 01:38
最晩年は漫画の原作までやっていたらしいね。『南回帰船』だっけ?中上ほど人に読まれ
たいと思っていた作家は近年いないと思う。

30 :吾輩は名無しである:04/03/23 01:53
今週号の「週刊読書人」に大塚英志と高澤秀次の対談あり。

大塚「作家の基本的な素養が語る能力と世界像の構築だとしたら、
   本来は一体化してなくてはならないはずなのに、晩年の
   中上さんの中ではすでに分裂がはじまっていたんだろうというのが
   僕の印象なんです。」
 
大塚は中上の晩年の構造だけの作品を、物語作成能力の欠如とともに
批判している。

しかし、漫画の可能性はMONSTERやYASHAなどの作品から分かるように
構造を語る手段としては有効であると思う。
個人的には20世紀少年を推す。

31 :吾輩は名無しである:04/03/23 02:27
物語作成能力の欠如って、誰に向かって言ってるんだよ
大塚はよお


32 :吾輩は名無しである:04/03/23 02:49
大塚的な物語だと
物語自体の仕組みを読む方向にいっちゃって
個々の作品に対して愛着が湧かない。
白倉由美のマンガ、「物語」くさくて読めなかったな。
monsterも虚仮威しじゃない? 
あの人、原作つけて絵だけ描いてたほうがいいよ。


33 :中川泰秀:04/03/24 09:35
 <<15 しかし、中上紀も(大鶴義丹も)ツテ・コネで「すばる文学賞」を取ったのでしょうしね。

34 :吾輩は名無しである:04/03/24 13:11
いや、それは確かだよ。晩年というかイタズラ電話事件以降は
作品そのものが低調になっていく。

35 :吾輩は名無しである:04/03/24 23:47
<34さん
イタズラ電話事件って何ですか?

36 :吾輩は名無しである:04/03/25 23:27
いい小説って何だ?

37 :地の果て 至上のとき:04/03/29 16:56
ジンギスカンの朝青龍が優勝した。
想像上のモンゴル帝国は広がりつつある。

38 :吾輩は名無しである:04/03/29 17:13
話になんないよ。ただのオナニー小説。

まあ、初期はよかったけどね。感性がきらきら&べとべと していて

39 :我輩は名無しである:04/03/30 07:25
中上が拓いた文学の形が、今の主流になってもよかったハズですね。
確かに。
いい問題提起ですね。
倉橋由美子のような作家もいないしなぁ。
うーん、結構継承されないものなのかなぁ。でも、いいものは引き継がれるべきだよね。
「盗め!」って叫んでみたくもなる。

40 :吾輩は名無しである:04/03/30 11:37
現代作家は感性を書くけれども、物語は書かない。
背負う物もない。書く対象としての自己もない。
だから、感性だけになる。それならば、小説より
音楽聴いてる方がいい。

41 :吾輩は名無しである:04/03/30 11:53
>>39
>倉橋由美子のような作家もいない
当然。あんなくだらない作風を継承した小説なんぞ不要。

42 :吾輩は名無しである:04/03/30 19:42
要するにさあ 突き詰めて突き詰めて突き詰めていったわけでしょ。
エクリチゅーるの膜の中をさあ。

それで自己矛盾きたしたんだよ。

文字で映像を越えようとしたのかな。

パースペクティヴが違うのに。がんばっちゃって。けっきょくシュールレアリスムみたいになっちゃった。

あたらしいリアリズムの模索だったのに

43 :淳一  ◆8kTRz46uUU :04/03/30 20:03
>>40
>現代作家は感性を書くけれども、物語は書かない。
音楽聴いてる方がいいかどうかはともかく、
この一文は、割と核心を突いているかもしれない。

44 :吾輩は名無しである:04/03/30 22:44
柄谷、浅田、蓮実などの西洋哲学連中といたから、硬直してしまう。
中上、座禅してたら大中上になっただろう。
枯木灘の秋幸や、オリュウノオバは「空」を実践していた。



45 :吾輩は名無しである:04/03/30 23:40
>>44
いまだにこういうこと言う人いるけどほとんど関係ない。
強烈に意識はしてたろうが、最終的に作品を書く時は自分の頭で考えて書いてるよ。
ちゃんと読んでたらわかるはず。
フォークナーや安吾を紹介してもらっただけ良かったくらいだし。


46 :吾輩は名無しである:04/03/31 00:43
地の果てで3年の刑期を終えた秋幸は、路地へ
向かうバスからお守りの中身を投げ捨てる。
それをみていた老婆がおそろしことじゃという場面があった。

中上は物語=神と捉え、それをすこしづつずらすことで解体しようと
試みた。しかし、路地こそ物語なので、路地なきところに物語は
存在しえない。それが晩年の中上の衰退なのではないか。
大洪水で大逆事件を小説化しようとしていたらしいが、
天皇=神=物語への反逆をどう扱おうとしていたのかとても気になるところだ。

47 :吾輩は名無しである:04/03/31 00:47
まああれだ。古臭くて読みづらい。売れない作家は忘れられてポぃ

48 :吾輩は名無しである:04/03/31 00:52
物語=路地
神=天皇
物語=神
その結果

路地=天皇

貴賎の反転

49 :吾輩は名無しである:04/03/31 00:53


神話だの路地だのって。とにかく描写がへた。詰め込めばいいと思ってる。
比喩にユーモアもないしねえ。

50 :吾輩は名無しである:04/04/10 00:36
反戦声明を湾岸戦争の時、中上とともに
発表した柄谷、いとうせいこう、田中康夫、
津島佑子、高橋源一郎などは
現在の状況をどうとらえるのだろうか?

51 :吾輩は名無しである:04/04/10 01:28
気持ちよくない。最後まで読めない


よって雑魚


52 :吾輩は名無しである:04/04/11 18:12
=読む能力がない。

53 :吾輩は名無しである:04/04/11 18:15
中上が不細工すぎてテクがなさすぎて、勃起しないしイケません。

オナニーしないで、責めてきてください、おねがいします。

54 :吾輩は名無しである:04/04/11 19:36
↑うまい!!!!

55 :吾輩は名無しである:04/04/11 19:51
島田雅彦が言っていた。
文豪は大江、中上、古い、大岡の4者だと。






売れない4人〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜あはははははははは

56 :吾輩は名無しである:04/04/11 21:59
スカトロ

57 :吾輩は名無しである:04/04/12 19:35
19歳の地図以外は糞。岬は微妙だけどね。

58 :吾輩は名無しである:04/04/12 22:32
>>57
『赤い儀式』は読んでないのか?

59 :吾輩は名無しである:04/04/15 00:51
丸谷はしきりに「美しい日本語」を言うけれど、
不完全、断絶された日本語のほうが力を
持ってることを中上作品は証明してる。

60 :吾輩は名無しである:04/04/15 00:58
福田は、中上が過剰に膨らんだ存在だったと
言ってるね。その巻き返しが必ず来る、と。
で、その忘却の歳月に耐え、ふたたび浮上することができたら、
中上を「本物」の作家と認定しうるだろう、と。
まあこんなことはどの作家に対しても言いうるわけだけど、
少なくとも福田は中上を現時点では「本物」とは
認めていない、ということだね。



61 :吾輩は名無しである:04/04/15 01:32
福田に認められないことこそ「本物」の証明だ

62 :吾輩は名無しである:04/04/15 01:32
禿同ww

63 :吾輩は名無しである:04/04/15 01:36
スガも福田に胴衣してたよ

というか、福田もスガも中上を評価してんのは、
あたりまえなわけよ。その上で「膨らみ過ぎた」と批判してるわけ。

64 :吾輩は名無しである:04/04/15 02:56
福田和也の著書「現代文学」で中上論
があるけれども、要点は以下のようなものだ。

中上の作品の主人公 秋幸と作家本人は
著しく異なる存在だ。
生活環境の貧富差であれ、性描写の過剰ぶりにせよ。
作家本人は裕福な青年時代をすごし、女性に対しては
秋幸のようには振舞えず、まともな恋愛も出来なかった と。

福田はそのように作品と作家の距離感を主張し、中上を小説家として
あまり評価しないのである。一方、あけすけに自らの周辺事情を
作品化する柳美里を小説家として認知する。
こういう観点から考えると、福田は物語作家は小説家として認めず、
ルポライタ-を小説家として認めているということにならないか。
じっさい「作家の値打ち」で評価している作品は、そのような
ものばかりだ。
私は中上の抽象力、筆力を一番評価するし、作家の実像と作品を
結びつけて評価する方法は作品を矮小化させると思う。


65 :吾輩は名無しである:04/04/15 03:08
福田は中上が隠蔽しようとしているマーケッティング的なものが
気に食わないんじゃないの?どうせならそういう「戦略性」さえも
露出してしまえ、と。福田が阿部をどう評価してるか詳しいことは
知らんが、阿部にはそういう露出(これも意図的なんだけどね・・)がある。

66 :吾輩は名無しである:04/04/15 10:32
でも中上のマーケティングってもはや常識だしなあ。
もう気に食わないも何もないでしょ。すでに歴史上の作家だし。

67 :吾輩は名無しである:04/04/15 13:50
福田は小説が読めてない。
中上は前作をひっくり返すようにして
書き続けた作家だ。戦略性そのものを、
ひっくり返して行き着いたのが、晩年の
ある種の「不毛さ」ではないか?

68 ::04/04/15 14:33
スレ違いだが、尾崎豊のプロデューサーの須藤氏が、
高校生の尾崎に与えていた書物が中上、フォークー、アルジャーノン、
ライ麦、浅田あたりのものだったらしい。

いかにもなラインナップで、いかにもな尾崎の楽曲だが、甘く切ないペーソス
を感じる俺はDQNでしょうか?


69 :吾輩は名無しである:04/04/15 14:50
同じマイノリティでも
熊野権現の被差別部落民よりも
在日の方が御しやすいさ。
柄谷のように文壇的地位や出自にではなく、
書かれたという事実に注目するのが妥当だろう。
福田にはそんな度胸はないけどな。
単純なテキストクリティークに逃げたら
政治性や歴史性を無視できるから論者としては安全だし楽なんだよ。

70 :吾輩は名無しである:04/04/15 18:58
>>55
島田くんの「文豪」は
馬鹿にしているだけだからね

71 :吾輩は名無しである:04/04/15 23:25
age

72 :吾輩は名無しである:04/04/15 23:44
中上が政治性や歴史性に囚われて、矮小化してしまったから
「不毛さ」が生まれたという論理はどうかな?
小説はなによりも、自由なものであるから。

73 :吾輩は名無しである:04/04/15 23:52
「不毛さ」が生まれたかどうかはわからんが
自分の小説に「路地」と言う縛りを課していたのは確かなことだろう
その縛りが中上小説の力点でもあったんだし
小説は自由なものでなくていいと思う

74 :吾輩は名無しである:04/04/16 02:31
蓮実さんが、中上は細部の人なのに晩年は構造に
いってしまった。といっていたが、細部を路地、
構造を政治、歴史と置きかえて考えるといいのではないか。

中上自身、作品が「部落」という政治的文脈で読まれるのを
警戒して「路地」と文学的に名づけた。それが強烈な
文学空間だったから、そこ以外が舞台の作品は貧しく見えた、
ということだろう。


75 :吾輩は名無しである:04/04/17 00:24
早稲田文学 4月号
柄谷行人 近代文学の終わり

彼から見ると、現代文学は文学ではないそうだ。
確かに文学者と呼べる人なんていない。

文学の無力さから、田中康夫や慎太郎は知事になり、
柄谷はNAMをやった。文学空間よりも現実のがリアリティ-
があるということだ。


76 :吾輩は名無しである:04/04/17 06:16
age

77 :吾輩は名無しである:04/04/17 21:11
中上の作品の主人公 秋幸と作家本人は
著しく異なる存在だ。
生活環境の貧富差であれ、性描写の過剰ぶりにせよ。
作家本人は裕福な青年時代をすごし、女性に対しては
秋幸のようには振舞えず、まともな恋愛も出来なかった と。

福田はそのように作品と作家の距離感を主張し、中上を小説家として
あまり評価しないのである

78 :吾輩は名無しである:04/04/18 09:48
>>77
> 福田はそのように作品と作家の距離感を主張し、中上を小説家として
> あまり評価しないのである

福田が評価しない理由って本当にそうなの?
77のいう通りだとすると福田ってただのドキュソじゃん。


79 :吾輩は名無しである:04/04/18 12:28
作者と作品の主人公との距離感ってそんなに重要な事なの?
作者の感情が反映されにくいから?
いずれにしてもそんな事は批判する理由にはならない気がする。

80 :吾輩は名無しである:04/04/18 14:22
78and79
批判する理由にはなるだろ。日本は、私小説というジャンルの特異性が根を張っているのだから

81 :吾輩は名無しである:04/04/18 14:30
>>77はぜんぜん違うのでは? 
従来の中上批評と違うことしようとして福田はあれ書いただけで、
しかも「私は中上のこういうところが好きだ」と肯定的な意味のことも書いてた気がするが。


82 :吾輩は名無しである:04/04/18 14:53
お坊ちゃまの癖に被差別部落を扱うなよ、、、

83 :吾輩は名無しである:04/04/18 16:47
お坊ちゃまといっても土建屋の息子だろ

84 :吾輩は名無しである:04/04/18 17:19
つうか、窮乏化したのは明治中期以降で
それまでは諸大名を凌ぐほどの富裕層だ。
世界的大企業の創業者一族や
学者にも出身者はたくさんいる。
だから、総会屋のようにガアガア騒げるんだが。
福田なんか根性なしだから、
その辺が分かってても言及出来ないだろ。
近代政治経済の歴史を考察する上では
被差別部落の存在抜きでは考えられないもんな。
とくに右翼や大アジア主義の形成においては。

85 :吾輩は名無しである:04/04/19 02:15
福田和也 現代文学より抜粋

私は中上健次が好きだった。彼の書くものの、虚勢を張っているものの独特の
柔らかさが好きだった。女とまともにつきあうことも、きちんと働くことも
できない男が、ただ大きいこと強いことを書き、書くことで虚勢を張りきった
悲しさと惨めさの中には、やはり信じられる、宝石のような真実がほの見えて
いたと思う。

福田の論は随筆か論文かはっきりしない。つまり、とらえがたい。ゆえに、
批判しにくいという構造だ。
現代日本人批判論で文壇に登場した時は注目したが、三島の如く腹は切れないし、
江藤の如く頭はきれないし、en-taxiは面白くないし、、、、、、

86 :吾輩は名無しである:04/04/19 13:55
中上健次の読書歴なんてわかりますか?
大江健三郎やフォークナーあたりはわかるんだけど。
それと中上健次の日本文学での位置づけなんてどんな感じなんですか?

87 :吾輩は名無しである:04/04/19 15:59
最後の近代文学者

88 :吾輩は名無しである:04/04/19 17:47
>>86
高澤が書いた伝記に、中上が読んでいた作品一覧があったよーな。。

89 :吾輩は名無しである:04/04/19 21:19
龍との対談ではジュネ、ギョタ、バタイユとかあの辺だったかな。
大江経由で(あの当時の)現代おフランス文学に傾倒して、
柄谷にフォークナーを伝授された、と。

90 :吾輩は名無しである:04/04/20 02:01
話はそれるが、中上がポーランドの作家と対談したとき
最初の一言が「あなたの国はなぜそんなに弱いんですか?」だったのには笑った。


91 :吾輩は名無しである:04/04/20 02:18
青野によれば相手の弱い所をついてくるのが中上だそうだ。
ポーランドは国自体が弱いもんなぁ。

92 :吾輩は名無しである:04/04/20 13:17
http://www.kadokawa.co.jp/book/bk_search.php?pcd=200301000
新現実Vol3に中上未発表原稿掲載

93 :吾輩は名無しである:04/04/20 14:44
ジュネ、ギョタ、バタイユ、、、、、、の影響。。。最後の近代文学者


いやあ、読みにくいですねえ。田舎臭いし。


94 :吾輩は名無しである:04/04/20 15:01
読みにくい読みにくい読みにくい読みにくい読みにくい読みにくい

95 :吾輩は名無しである:04/04/20 15:04
初期のものから読んでみたら?
君レベルでも一応読めると思うよ。

96 :吾輩は名無しである:04/04/20 15:08
初期は読み易いけど面白くない。

97 :吾輩は名無しである:04/04/20 15:13
じゃあ無理して読まなくていいじゃない


98 :吾輩は名無しである:04/04/20 15:18
何が君レベルだよ。下手だから読めないんだよ。詩的でもないし、論理的でもないし。
この人、推敲してないでしょ。

99 :吾輩は名無しである:04/04/20 15:22
初期だけ初期だけ初期だけ

100 :吾輩は名無しである:04/04/20 16:17
「軽蔑」とか読んだ?
中上の最後の作品。
枯木灘とは全然ちがうよ。
よく言えば読みやすくなった。
悪く言えば軽くなった感じ。
初期でも「18歳」とかJAZZ」とか「海へ」あたりは
初期作品なんだけど、どちらかというと最後の「軽蔑」に近い。
初めは大江の影響丸出しでそれからフォークナーあたりの影響が露骨になって
後期は筆の上達と大衆化と老衰で「軽蔑」みたいな、流れじゃないか?
読みにくいといえば大江健三郎でさえ読みにくいという人もいるし
ドストエフスキーでさえ読みにくいという人はいるからなぁ・・・
それだったら村上春樹でも読んでいればいいじゃん。

101 :吾輩は名無しである:04/04/20 18:17
春樹は難しい。世界の終わりとなんたらかんたら。途中でめまいがしてベットで吐いた

102 :吾輩は名無しである:04/04/20 18:22
大江中上なんて、これから先、どんどん忘れられる。残るのは、赤川次郎とか
宮部みゆきとか、浅田次郎とか

103 :吾輩は名無しである:04/04/20 21:47
バタイユの影響なんてあるのっかなあ

104 :吾輩は名無しである:04/04/20 21:48
春樹は圧倒的に読みやすいだろ。ただ難解なだけ。
読みやすい分とりあえず読めるから
誰にでも知ったかもできやすいのが春樹。
中上健次の魅力は型にはまらない文章と思想の熱さ。
とはいっても俺は研究者でも中上を熟知しているわけでもないが。
中上の物語の出てくる不器用な人たちに共感を覚える。
ただなんとなく、俺は中上好きだけどね。
中上健次だから当たり前といえば当たり前だろうけど、
中上の小説の土臭さが好き。
俺の田舎生まれ田舎育ち現在都会生活が影響しているのかわからないけど。


105 :吾輩は名無しである:04/04/20 22:01
中期がだめだよね。神話とか民話臭くて、ついてけない

106 :吾輩は名無しである:04/04/20 22:03
やっぱ奇蹟でしょ。
語り手自体も分裂し、相対化されていく…
作品が平板化していく後期に、なぜかこんなヘンなのが書かれた
つーか↓に中上スレあるけどね…


107 :吾輩は名無しである:04/04/20 22:05
中上も墓の下で泣いてるだろうよ
http://www.kadokawa.co.jp/book/bk_search.php?pcd=200301000483

大塚……

108 :弧高の鬼才 ◆W7fyJoqOQ. :04/04/20 22:10
大塚は、サブカル文学論の中で、中上の後期の弱体化と転換をステレオタイプに堕したと論じてたね。

109 :吾輩は名無しである:04/04/20 23:25
>>107
喧嘩売ってるなこの表紙

110 :吾輩は名無しである:04/04/20 23:38
中上って私小説作家?

111 :吾輩は名無しである:04/04/20 23:51
だからっ!
「私小説」と「物語」の蝶番としての「秋幸」という装置を見出さなきゃいけないんだってば!

112 :吾輩は名無しである:04/04/21 00:23
要は、「私小説」の要素はかなりあるけど・・・ってことか。

113 :吾輩は名無しである:04/04/21 00:30
結局、首尾一貫して擁護することも、批判することもできるんだ。
だから、究極は中上が好きか嫌いかになると思う。
そんな、言葉にならない感性みたいなものも文学領域なんだから。


114 :吾輩は名無しである:04/04/21 00:55
>>107
墓から出てきて大塚をボコボコ

115 :吾輩は名無しである:04/04/21 01:37
そういや、かなーり昔、
中上追悼のどっかの講演会で、
島田雅彦が中上の遺影の掛けられた壁際で中上の悪口を言い続けてたら、
突然、遺影が島田の頭の上に降ってきたことがあったらしい。
さすがの島田も聴衆もそれには驚愕したらしいな。

116 :推定少女ファン:04/04/21 03:00
それを見た高島忠夫が「イエェーイ!」といったとか
いわなかったとか。

117 :吾輩は名無しである:04/04/21 16:01
中上は私小説作家じゃないだろ。
岬、枯木灘、地の果て至上の時、なんかは物語の語りは僕でも私でもなく
その上に位置する進行役の作家で、登場人物と作家の間の交流はないからね。

118 :吾輩は名無しである:04/04/21 23:07
自分自身のことを書くのが私小説ならば、中上は
間違いなくそうだ。けれどもメタ私小説とでも表現できうる
ほど、高次の視点が導入されており、それが物語との
連絡を果たしている。

ふと思ったのだけれども、現代作家で風土を書いている作家はいるか?
内面や人間関係を書くけれども、固有の土地を書く作家はいない。
中上の紀州に対抗して、龍は都会を、島田は郊外を書くらしいが、
そんな都市化された場所は無限のメタファ-にならないから、必然的に
貧しくなる。アレナスの野性的な「夜になるまえに」がなつかしい。

119 :吾輩は名無しである:04/04/21 23:18
書くべき原郷の風景が喪われている、
というのが現代の作家達の辛いところ、ということかな?

逆に言えば、文章下手でも、
とにもかくにも書くべき田舎に根を持っていたのが、
中上の強みだった、ということすか。

120 :吾輩は名無しである:04/04/21 23:20
そんな風土もうないししゃーないやん。
「懐かしい」つー意味でのリアリティすら感じられる読者もいないし。



121 :吾輩は名無しである:04/04/22 13:22
私小説=心境小説=告白小説
私小説と言われるものは徹底的に作家自身の身の回りと主観で構成されている。
「僕」「ぼく」「私」が語り手というだけで私小説とはいわない。
それならヘミングウェイすら私小説になってしまうが、そんなはずはないわけで。

122 :吾輩は名無しである:04/04/22 13:59
古臭いこと言ってるな

123 :吾輩は名無しである:04/04/23 02:13
中上の土臭さは、いいなぁ。
都会的な小説が溢れているから、
余計に中上の小説の土臭さが癖になる。
日本の東に生きるおれにとって
関西弁の多用には苦しむ。
そこだけなんか違和感。
どちらかというと東北弁のほうが俺には心地いい。
それなら阿部和重や井上ひさしを読めってことだが。


124 :吾輩は名無しである:04/04/23 12:48
中上の作品の方言をすべて標準語にしたら、
作品から与えられるインパクトは、かなり減るだろうな。



125 :吾輩は名無しである:04/04/24 04:50
路地の言葉は、人と物とを
等価としてみるということであるらしい。
だからマルクスを抱え込んでしまうんだ。中上は。
環境のなかに、読書を通してマルクスを
発見したんだ。
仮想現実社会では、あらゆるものが内在する価値を
付与されているようにみえるが、般若心経を読めば
すべては空なんだと理解できる。
「青い朝顔」はそんな小説だ。

126 :吾輩は名無しである:04/04/25 21:48


127 :吾輩は名無しである:04/04/25 22:05
再評価の機運は今のところ無いなあ。
同時代性を持ち得ないでしょう。中上文学は。
一代名人みたいな感じで孤立し続けるだろうね。
だから越えるとか何とか、そんなのも無いわけでSUCKING IN THE 70

128 :西部邁:04/04/25 22:33
ニヒリズムを超えて

129 :吾輩は名無しである:04/04/25 23:01
"超えて"とか言ってる人ってさ
馬鹿なんだよね。可哀想に・・


130 :吾輩は名無しである:04/04/29 05:23
大塚英志の文芸評論は中上の推挙で
あったらしい。

131 :吾輩は名無しである:04/04/30 22:26
ビートたけしvs中上健次の対談ってどんな感じだったの?

132 :吾輩は名無しである:04/04/30 23:16
>>131
イマドキの若者、オタク世代はダメ!
という感じ。
「俺たちの世代は数が多かったから競争社会で…」
という団塊の説教。中上なんかボンボン丸出しなのに…

133 :吾輩は名無しである:04/05/01 01:47
中上健次 没後の特番で、たけしが
「中上さんは、上半身は陸にかかってるけど、
 下半身は海にあるような、進化途中の
 生物のような感じがした」
と言っていたけど、さすがの表現力だなと思った。

全集の3巻だと思うが、枯木灘が入ってる巻の
月報をたけしが書いている、

134 :kurotaki:04/05/02 03:35
ただの読者が中上健次を超えてとかいう言葉を使うこと自体 
傲慢そのものだ
一冊の評論でも小説でも作品を書いてから語れそして超えてみろ

135 :吾輩は名無しである:04/05/02 04:19
しかしやっぱスレタイが興味をひくんだろな。

136 :吾輩は名無しである:04/05/03 04:23
>>135
んだなぁ

>中上なんかボンボン丸出しなのに…
現在進行形の作家で富裕階層出身(だと周知の)の人っているのかな?
漏れには金持ち=近代文学作家っていう厨な思い込みがあるので気になるな。
ちょっとした金持ちじゃ、そんなに羨ましく思えないし。

137 :吾輩は名無しである:04/05/03 15:16
>>136
今の40代作家だと中の上が多いと思う。
リーマンのなかではエリート的な。
それ以下は普通の人でしょ。

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