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ドラえもん のび犬のアーマード・コア

1 :名無し物書き@推敲中?:03/05/03 03:46
『のび太、10時方向から高エネルギー反応!』
「了解!当たるかよ!」
のび汰と呼ばれた男は、自身が乗る青と白を基調にしたロボットーAC
というーを即座に反転させ、迫り来る緑色の光線をかわした。
そして、
「喰らいな!」
男が叫んだ時には、彼のACの手に握られたハンドガンが目標を火だるま
にしていた。
『目標沈黙。ミッション終了』
「どんなもんだい!」
『あざやか!と言いたい所だけど、ブースト使いすぎだよ。
敵が沢山いたらどうするの』
「エヘへ…」
『全く、君はいつも…』
軽口を叩きながらも、油断する事無く周囲を窺う。
昔は泣き虫でいじめられっこだった少年の面影が無くなってから
既に久しい。
今ここにいるのは、かつてのび犬と呼ばれ馬鹿にされた小学生では
なく、ホネカワシティを始め、全世界から恐れられる一人の戦士(レイヴン)、
青と白の鋼鉄の馬に乗り悪を撃つ、現代のガンマン。
名をノビータ・キッドという。


2 :名無し物書き@推敲中?:03/05/03 04:14
なんで名前が三つもあるんだ?

3 ::03/05/03 04:19
ノビータは高級ホテルの一室で高価な葉巻をくゆらせ静香を眺めていた。
静香は全裸にされ、縄で縛られている。ノビータが縛ったのだ。
ノビータは静香に銃口を向けて撃つそぶりをした。
「殺さないで、お願い」
ノビータは薄笑いして、「じゃあケツだせよ」

4 ::03/05/03 04:29
チンポを出したノビータは銃をテーブルに置き、静香のまんこの匂いをかいだ。チーズの匂いがした。
「チッ、だいぶ遊んだようだな。どす黒いまんこしやがって」
ノビータはスモールライトで静香のまんこを小さくした。
「これでお前のガバガバまんこもちっとは使えるようになったかな」

5 :bloom:03/05/03 04:30
http://homepage.mac.com/ayaya16/

6 ::03/05/03 04:37
ノビータはチンポを挿入した。静香の締め付けが心地よい。
「うっ、どうした。おいこら、離せっ、抜けねえぞ」
ノビータのパンチが静香に炸裂した。「締め付けるな」
だが静香はチンポを咥え込んだままだ。ノビータはピストン運動することもなく
静香の締め付けだけで射精した。みるみる萎んだチンポを静香のまんこから容易に抜くことが出来た。
ノビータは童貞を喪失した。ほろ苦い経験だった。

7 ::03/05/03 04:43
「のび太くん。チェリーボーイを卒業したようだね」
「ドラえもん。もう俺にかかわらないでくれ。俺は一人で生きていけるのさ」
「でものび太くん・・・・・・コンドームは使わないといけないよ」
「ゴムぐらい使ったさ」
「でも静香ちゃんが生で中出しされたって言ってたよ。スネ夫も相当怒ってたよ」
「スネ夫が何だっていうんだ」
「でもスネ夫は・・・・・・」
「スネ夫の話はよしてくれ!」
ドラえもんは黙り込んだ。

8 ::03/05/03 04:51
スネ夫は中学を卒業すると進学校にいったのだ。
静香と同じ高校だった。
スネ夫は静香に告白した。振られはしたが親しい友達になった。
18歳の冬、スネ夫は静香を家に呼び、犯したのだった。
静香は警察に訴えることもなく、スネ夫の彼女のようになった。

9 ::03/05/03 04:59
静香にしてみればジャイアンとやるよりは良かったのであろう。しかしそれがのび太には理解出来なかった。
「よりによってスネ夫なんかと」
「のび太くんあきらめなよ。静香ちゃんの体も心ももうスネ夫のものなんだよ」
「うるさいぞドラえもん。道具で何とかしてよ。スネ夫は静香ちゃんのマンコを毎日舐めてるんだぞ。そんな馬鹿なことってあるか」
ドラえもんは黙り込んだ。

10 ::03/05/03 05:08
そして言った、「のび太くんマンコは静香ちゃんだけにあるんじゃないよ」
のび太は驚いた。
「ドラえもん、それどういう意味だい?」
「とにかくタイムマシンで過去に行こう。手当たりしだい女を犯しに行くんだよ」
「ドラえもん。僕は静香ちゃんとやりたいんだよ」
「静香ちゃんのことは忘れようよ。それより女のマンコをいっぱい見て、ガンガン挿入するんだ」
「そんなことして未来に影響ないのドラえもん?」
「大丈夫。コンドームがある」

11 :もうやめれ ◆jHrGktVGJg :03/05/03 05:11
板を汚すな!

12 :名無し物書き@推敲中?:03/05/03 05:20
っていうか、あんま面白くない。
たとえばしずかちゃんがスネ夫の彼氏である事に納得いかない理由なんかを
作品の設定に甘えることなく書いていったらまだましなものになりそうなん
だけど、今のままだとただ展開を追っていっているだけって感じ。

13 :名無し物書き@推敲中?:03/05/03 05:36
>12
じゃあお前がやって見せろ口だけ野郎

14 :名無し物書き@推敲中?:03/05/03 05:39
やだよ、題材自体面白くないもん。
ちょっと批判されるとすぐキレるのはよくないよ

15 :名無し物書き@推敲中?:03/05/03 05:41
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16 :名無し物書き@推敲中?:03/05/03 05:42
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            ,//,ノノ _
            ノノノノ,//
          /″ ゞ ソ--、
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λ  γ⌒ヽ         /∵∴∴,(・)(・)∴|
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     \_ヘ  ノ    `| \____/                       |;| |;| ;_
       \_ <《  ;::゙γ~/∠″─-斤ソ′∨″ミ_    }               ノn」」ノノ,-
        \ :ケ″ι/ √ γ ̄「 /´  (      人_              /ソ斤ソ//
         ヘ′,  」 |   ;  { /゙   _;:;>へヾ  i/λ          √N/  γ i′
          ゝ;::゙ │L_ ; _;」 {゙_:;_;<  ::;゙(   i/ ∠ ヽ_ _,、─==゙゙ ̄ ̄‖|||、   ) }
           \ { L;;_λ__;;ヘ∨   :;;゙゙へ/′/   Y″  、、    ‖|├ = =″
            κ { |;ゝヘ二_:;;ゝ\_;::;″  ><″=;:,, : _ _;  イ    ≠U丿
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           (  人\;;;;ゞ、;;/   ) ) 」 ::ノ ″←< _= ─ ゙゙
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17 :名無し物書き@推敲中?:03/05/03 05:47
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       |  ヽ      く     ! .>ーく /     >      / !
        |   |     _>  レ'-、 r‐/   <_      /  !
       .∧   !    ヽ     | 厂L/     /     i  .∧
     / \  |     \   ∨  !    /      | / ハ
     ハ   ヽ |      ヽ    !  |   /      |   /ヽ
    /  \   |      ヽ.  | ./  /       |   // \
   /     \ |       \ ∨  /          | /- '    ヽ
  /, -──‐-ミ」        , ‐''二二⊃、       |/  / ̄ ̄`ヽ!
  レ′   ̄ ̄ ̄`ー─---、_/ ′二ニヽ' \--──┴'' ̄ ̄ ヽ   |

18 :名無し物書き@推敲中?:03/05/03 05:49
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  -=≡  __/ /_
 -=≡   (   ゛  `ヽ
 -=≡  ./\ \  /\\
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-=≡ / /⌒l \ \.   \\
 -= | / ./ .|. | (@)━┯━)
 -= ヽ   | / /    ./
 -=≡ ゙ー'| LL 、  ./
   -=≡_(_ _ヽヽ/
     -= (◎) ̄))

19 :名無し物書き@推敲中?:03/05/03 05:56
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 |∵ /  三 | 三 |  / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
 |∵ |   __|__  | < 生きろ!
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    \____/


20 :名無し物書き@推敲中?:03/05/03 05:57
http://www.k-514.com/

21 :名無し物書き@推敲中?:03/05/03 05:58
なんだやっぱり単なるバカだったか。

22 :名無し物書き@推敲中?:03/05/03 06:01
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  、>              .|
  >________   .|
   ̄   .|./_   _\ |   |     ____________
      | /  ヽ/  ヽ |  |     /
.      | |   ・ | ・  |  V⌒i    |   うるせー馬鹿!
   _  |.\  人__ノ   6 |  <
   \ ̄  ○        /    |   
.     \          厂     \
     /  _____/          ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
      ̄ ̄, -/へ/\/`- 、
       /./  ./o    i. \

23 :名無し物書き@推敲中?:03/05/03 06:10
     _____
    /::::::::::::::::::::::::::::\
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  (6        ⊂⊃ ヽ   | 
   |.     ___l___)| < うるせー馬鹿!
   \    \__/ /   | 
    \_____/    \_______

24 :名無し物書き@推敲中?:03/05/03 06:11
    ____
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 \   \_ノ ノ
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25 :名無し物書き@推敲中?:03/05/03 06:14
次からうるせー馬鹿と言った奴はぶっとます!!

26 :名無し物書き@推敲中?:03/05/03 06:17
>>1

続きキボーソ!!

27 ::03/05/03 09:53
源静香はバスルームでシャワーを浴びていた。
そこへスネ夫が来ると、静香の背後から抱きつきチンポを静香の背中にこすり付けたのだ。
「やだスネ夫さん」
「何が嫌なものか。濡れてるじゃないか。何だってそう抵抗するんだ。静香の癖に生意気だぞ」
スネ夫は立ちバックで挿入すると腰を振りはじめたのだ。そして射精寸前でチンポを抜くと、
静香を押し倒して静香に顔射した。静香は垂れてくる精液を舌で舐め取っている。そうしなければ
スネ夫に殴られるからだった。静香は調教されていた。いろいろな事をスネ夫は静香に強いていた。
「ふふ。俺が言わなくても精液舐めとるようにやっとなったか。エロいぞ」
スネ夫は静香の顔にふにゃちんをこすり付けて弄んだり、ふにゃちんで静香の顔を
叩いたりして、日がな一日静香を辱めた。
静香はスネ夫を愛していたのだ。それは静香のはじめての男性という理由からだった。
のび太の事など眼中に無かったのだ。のび太など低学歴の池沼だと思っていたのだ。のび太とSEXするなどちゃんちゃらおかしいことだったのだ。
ストーカーのようにまとわりついてくるのび太を静香は気味悪がっていたのだ。
静香は幾度もスネ夫にその事を相談した。が、スネ夫の返事は、「あんな奴ほっとけ」と、そっけないものだった。静香の気持ちなどスネ夫は考えようともしなかった。
だが、そんなスネ夫に静香は心から惚れ込んでいたのだ。静香の両親もスネ夫を良く思っていた。
「スネ夫さんを逃がしちゃいけませんよ」と静香の母は静香の顔を見るたびに言っていた。

28 ::03/05/03 10:30
静香を縛っていた縄を解き、家に返してやったノビータは感無量だった。
「やっと静香ちゃんとやれたんだ。ドラえもんの道具も借りずに」
銃一丁で己を鍛え上げたノビータ。それもこれも静香とやるためだった。
静香の心を自分に向けさせることが不可能だと悟ったのび太は力ずくで静香と交わる方法を模索したのだ。
のび太は優秀なガンマンになると、ジャイアンを射殺し、出来杉の肛門に鉄パイプを入れて辱め、ドラえもんを
家から追い出し路頭に迷わせ、両親を闇へ葬った。
悪の道を突っ走ったのである。だが、スネ夫の抵抗は激しかった。
なぜスネ夫はあれほど人望があるのか。ノビータはまったく理解できなかった。
ノビータは銃のストッパーをはずした。スネ夫は静香が辱めを受けたことを聞くと怒り狂い
俺を襲撃するだろう。ノビータは立ち上がった。来るなら来い。
「静香は告げ口する女だ。卑劣な女だ。薄汚いやりマン女だ。何度でも犯してやる。スネ夫の目の前で犯してやる」
のび太はタケコプターを頭に載せると窓から飛び立った。ノビータは上空から大都会を見下した。
喧騒の町だ。人々はノビータを恐れ、それ以上にスネ夫を恐れていた。スネ夫の銅像があちこちにたっているのだ。
それだけではない。スネ夫には三百人の女がいるのだ。すべて美女で、スネ夫の性奴隷なのだ。その中には静香の母も含まれていた。
彼女たちはスネ夫に嫌々従っていたのではない。自ら進んで服従しているといった方が正しいのだ。
それほどスネ夫には男としての魅力があった。スネ夫には金も女も名声もすべてそろっていた。ただ一人逆らってくるノビータが邪魔だった。

29 ::03/05/03 10:47
のび太は意を決して静香ちゃんに自分の思いをぶつけた日を忘れていなかった。
「静香ちゃん。僕と付き合ってよ」
「ごめんなさいのび太さん。私好きな人がいるの」
「スネ夫だろ? あんな奴と付き合っちゃだめだよ静香ちゃん」
静香の平手打ちがのび太を襲った。「スネ夫さんのことを悪く言わないで」
のび太は死にたくなった。
「でもスネ夫はチビだし…・・・」
「あなたは何もわかってないわ。スネ夫さんはとてもいい人よ。あなたなんかより」
静香の顔は怒りで固まっていた。そんな顔もとても美しかった。のび太には静香の思いの強さがわからなかった。
静香がスネ夫なんか愛するわけが無いと思っていた。静香がスネ夫と付き合ってしまったことに後悔していて、それを突っ込まれるのが嫌で怒ってるだけだと思っていた。
「静香ちゃん、もう一度だけチャンスをあげるよ。僕はきみと付き合いたいんだ。結婚も考えてるんだよ」
「嫌だって言ってるでしょ」
「静香ちゃん、これはきみのために言ってるんだよ。何なら結婚を前提にしてもいいんだよ僕は」
「私はあなたが嫌いなのよ。軽蔑してるの。ほんとはこんなこと言いたくないのよ。でも気持ち悪いの。もうストーカーみたいなまねはやめてください」
のび太はてんぱった。
「わかった。でもスネ夫に言いつけるなよ。スネ夫はジャイアンを使って・・・・・・あいつらは悪い奴らだ。きみは馬鹿だ。こんな女だったとは思わなかった。きみはどうしようもない馬鹿女だよ」

30 ::03/05/03 10:58
「さあのび太君。女どもをハメ殺しに行こう!」
「そんな気にはなれないよドラえもん」
「いいから行くんだよ。きっと気分も晴れるよ。いつの時代に行く? ボクは十八世紀のスペインなんかがいいと思うけど」
「僕は静香ちゃんとやりたいんだよ」
「アンダルシア娘もいいぜのび太君。きっと強姦しなくても気軽にやらせてくれるよ。日本人なんて珍しいからさあ。珍味みたいに思ってくれるよ」
「僕は外人は好きじゃないんだよ」
「じゃあ日本人ならいいんだね。さあ早く行こう!」
「わかったよ行くよ。若いころの吉永小百合を犯しに行こう」
「のび太君もなかなかの好色家だねえまったく」
「ドラえもん。時代を間違えたら駄目だよ。まだ早稲田に入る前の吉永小百合だよ」

31 ::03/05/03 11:20
「静香どうしたんだ?」
「のび太がのび太が私を・・・・・・」
「くそ。のび太のやつめ。殺してやる」
スネ夫は静香からノビータが静香を強姦したホテルを聞き出すと暗殺者を派遣した。
「この多忙な時期にのび太の奴め要らぬ仕事を押し付けやがって」
「のび太はあなたを羨んでいるのよ。のび太は・・・・・・」
「静香、きみはゆっくり休んでなさい。のび太の始末は俺がつけておく」
スネ夫はエレベーターで最上階にある仕事場へいくと、来年度国家予算の報告書を作成し始めた。
だが、のび太のしでかした卑劣な行為が頭をよぎって、まったく集中することが出来なかった。イライラして誤字脱字ばかりした。
「のび太めいつまで俺をわずらわせれば気が済むんだ・・・・・・」
スネ夫はベルを鳴らして部下を呼んだのだ。
「スネ夫様。お呼びで」
「来るのが遅いぞ貴様。誰のおかげで飯が食えてると思っているんだ。早くドラえもんを呼んで来い」
「それがドラえもんの行方がわからないのです。どこで何をしているのやら私にはまったくわかりません」
「言い訳は無用だ。のび太が暴れて仕方ないのだ。三日以内にドラえもんを探し出せ。出来なかったら拷問だぞ。お前の目をくり抜くぞ」

32 :名無し物書き@推敲中?:03/05/03 20:19
これどこがアーマード・コアなんだ・・・?

33 :名無し物書き@推敲中?:03/05/03 20:28
>>32
そのへんが少し面白い

34 :虹パパ ◆KFognntpBk :03/05/03 20:41
個人的に>>1の続きキボンなんだが、今のヤツも悪くない。


35 :名無し物書き@推敲中?:03/05/03 20:54
で、アーマード・コアってなあに?
googleで見たほうが早いか。

36 :名無し物書き@推敲中?:03/05/04 12:39
すまん、以外と面白かった>1

37 :名無し物書き@推敲中?:03/05/04 13:05
1ってどっちの1かわからんから、スレ立てた方は一で、
あとの偽1は1と呼ぼう。

38 :名無し物書き@推敲中?:03/05/04 13:30
その黒光りする拳銃を手にしたとき、冷たくずっしりした
重みのある金属的な感触とともに、あやとり紐をつまんだときのような、
ぱっと視野が突然開ける感覚を味わったのだった。
内から湧き上がってくるかすかな震え、過去と未来をたえず
揺れ動く振幅のなかに身を置きながら、のび太はドラえもんへの
依存と自尊、そして距離のとり方を考えていた。いったい、ドラえもんは
本当の意味で友人といえるだろうか? 利害関係が先立つドラえもんとの関係は、
正しいものなのであろうか? かつて感触を味わったことがないがために、
本物かどうかわからない、紛い物かもしれない拳銃を手にしながら、
ロボットとの友情を考えている。のび太は自嘲しながら、ロボットとの友情が
継続し得ないことを理解した。それは同時に、拳銃やあやとりのないときならば、
惰性であれ利便性からであれ、友情のようなものが存続し得ること、また、
そのときの自身がこれほどまでに聡明な目で物事を見られないことを
確信したのだった。そう、ぼくはノビータと名乗ろう。
すべてが見えるノビータは、のび太とは違うんだ!


39 :762:03/05/04 13:59

                _∧_∧_∧_∧_∧_∧_∧_∧_
     デケデケ      |                          |
        ドコドコ   <   バトルまだぁぁああああーー!!  >
   ☆      ドムドム |_  _  _ _ _ _ _ _ _ _|
        ☆   ダダダダ! ∨  ∨ ∨ ∨ ∨ ∨ ∨ ∨ ∨
  ドシャーン!  ヽ         オラオラッ!!    ♪
         =≡= ∧_∧     ☆
      ♪   / 〃(・∀・ #)    / シャンシャン
    ♪   〆  ┌\と\と.ヾ∈≡∋ゞ
         ||  γ ⌒ヽヽコ ノ  ||
         || ΣΣ  .|:::|∪〓  ||   ♪
        ./|\人 _.ノノ _||_. /|\

         ドチドチ!


40 :770 ◆6oWnJ4LYx2 :03/05/04 14:46
作品、向こうにアップしたよ。

41 :名無し物書き@推敲中?:03/05/05 15:06
ある日、ミッションを終えたのび太の元に、スネオからのメールが届いていた。
「なんだろう。久し振りに暴徒鎮圧かな?」
『さあな』
大崩壊後の日本は、一部のシティを除いてはどこへ行っても無法地帯と化していた。
その中でも比較的ましと言えるホネカワシティには大崩壊直後は
殆ど毎日のように衣食住を失い、正気も失った暴徒が侵入し、
それをのび犬達レイヴンが排除したものだった。
しかし、今回はそれとは違うようだった。
「やあ、のび汰、ドラえもん元気か?故障個所はないか?
あったら僕のいとこへ言ってくれ。そうそう…」
「なんだ?スネオの奴、やけに遠回しだな。用件があるならさっさと言えばいいのに」
『こういう時は昔から良くない知らせってのがお決まりよ』
ドラえもんに返事をしたかのように、画面の中のスネオが口を開いた。
「実は、良くない知らせがあるんだ」
「ビンゴだ」


42 :名無し物書き@推敲中?:03/05/05 15:07
「元裏山地区にDの部隊と思われる集団が現れた。その中に」
スネ夫は言葉を切り下を向いた。肩が小刻みに震えている。
溢れ出る感情を必死に抑えているようだった。
「その中になんだよ」
「その中に、ジャイアンがいたんだ」
「そんな馬鹿な。あの爆発で生き残れる訳が無い」
『僕でさえこうなってしまったのに』
ドラえもんは自分の変わり果てた体を見つめながら言った。
体のどこを動かしてもギシッガキッと機械の駆動音が鳴り、
機械油の焼ける臭いがたちこめる。
昔のようにドラ焼きも食べられない。もう昔のように…
「どうしたのドラえもん?」
下を見ると、心配そうなのび汰の顔があった。
『なんでもないんだ。なんでも』


43 :名無し物書き@推敲中?:03/05/05 15:09
「おおおおッ!!!」
のび大は、風を引き裂き襲い掛かる青色の斬撃を飛び上がって避け、
バックウェポンの小型ミサイルを発射した。
当たればK.O、かすっただけでも腕を持っていくだけの威力と
速度を持った必勝の一発はしかし、敵ACの異常とも言える
反応速度によってかわされた。
<ハッハーアタルモノカヨ>
「今の攻撃を避けるとは貴様、中々の腕だ。が」
敵ACの避けた先には、のび犬がしかけておいた空中機雷があった。
「その腕じゃ俺を倒せない」
<ガアアアー>
『のび太、今のレイヴンは』
「わかってる。あれは強化人間だ。あのカウンターを
ああも簡単にかわすなんて出来る奴はそうはいない。くそ、Dめ…」
『のび犬、3時方向から敵AC多数接近!』
「ち、次から次へと蛆虫どもが…ん」
『のび汰、まさか…』
上はオレンジに黄色い稲妻が横に一本、下は黒一色のシンプルルック。
いつものび太を殴ったが、いざのび汰が危険な目にあうと
真っ先に飛んできて助けたのも彼だった。
意地悪だが情に熱く、涙もろい。将来の夢は歌手になる事。
だがその夢は…
「二人とも驚いただろう。のび犬は特にそうだろうな。
なにせジャイアンはお前の所為で死んだはずだからな!」
「ジャイアーーン!!」
十数機のACの先頭に立っているのは、規定のサイズを遥かに超えた超重装甲ACであった。
そしてボディの中心に埋め込まれているのは、紛れも無く当時のままの…
「ジャイアーーーーーン!!!!」


44 :名無し物書き@推敲中?:03/05/06 00:37
おもしれえ もっと続き を よま せろ

45 :名無し物書き@推敲中?:03/05/06 01:42
ジャイアン死んでんのかよ!

46 :名無し物書き@推敲中?:03/05/06 01:57
>>44 
ジサクジエーン

47 :名無し物書き@推敲中?:03/05/06 20:20
続きはマダー?

48 :名無し物書き@推敲中?:03/05/06 21:15
期待上げ!

49 :名無し物書き@推敲中?:03/05/06 21:16
上がってなかった。∧||∧

50 :名無し物書き@推敲中?:03/05/07 01:26
意外と凝った構成。「二人とも驚いただろう。のび犬は特にそうだろうな。
なにせジャイアンはお前の所為で死んだはずだからな!」
のところってスネ夫のせりふだろ?

51 :名無し物書き@推敲中?:03/05/07 01:28
>>41-43は全然だめ
最初のほうが面白い

52 :名無し物書き@推敲中?:03/05/07 04:52
>>46
馬鹿ジャン市ね

53 :__:03/05/07 05:03
   川o・-・)ノ <先生!こんなのがありました!
ttp://www.yamazaki.90.kg/hankaku/hankaku01.html
ttp://yamazaki.90.kg/zenkaku/index.html
ttp://www.yamazaki.90.kg/hankaku/hankaku04.html
ttp://yamazaki.90.kg/hankaku/hankaku10.html
ttp://www.yamazaki.90.kg/hankaku/hankaku07.html
ttp://yamazaki.90.kg/hankaku/hankaku08.html
ttp://www.yamazaki.90.kg/hankaku/hankaku05.html
ttp://yamazaki.90.kg/hankaku/hankaku03.html
ttp://www.yamazaki.90.kg/hankaku/hankaku06.html
ttp://yamazaki.90.kg/hankaku/hankaku02.html
ttp://www.yamazaki.90.kg/hankaku/hankaku09.html

54 :名無し物書き@推敲中?:03/05/07 10:41
>>51
最初のほうって1は一つしか書いてないが…偽は書いているが。

55 :名無し物書き@推敲中?:03/05/10 20:18
のびたは、あるロボットに拷問を受けていた…そしてのびたは力尽きようとしている状況だった
のびた:もう駄目だ…こいつめ、もう一週間近く俺の身体に恥ずかしいちんこの
    焼印を押し付けやがって…だがもう力が…
オラエモン:オラッオラッもうそろそろお前を拷問するのにも飽きた
      最後にちんぽこにちんこの焼印を死ぬまで押し付けたやる
のびた:…やまめろ…もう…だめだ
っとその時だった拷問室のドアを蹴破りどらえもんが助けに来た
どらえもん:のびた君…なんて姿なんだ…プッ…恥ずかしいよ
のびた:なんでもいいから、助けてよ…
どらえもん:そうだったね、死ねオラエモン 
どらえもんはジャンボ・ガンを取り出しオラエモンにぶちかまそうとした
瞬間オラエモンは新型のジャンボ・ガンでどらえもんの頭上半分を吹き飛ばした
オラエモン:オラッククククッヒャヒャヒャ
どらえもん:の…び…ちぇ…君…ご…め でも…うぉぉぉぉー
どらえもんは胴体だけでオラエモンの身体に飛びついた
オラエモン:離せ!旧式
ドラえもん:さよなら…のびた…く…ん
どーかーーーーんっとドラえもんは自爆した…
…ドラえもん……だが悲しみに浸っている場合ではないとりあえずここを離れたくては
オラエモンはただの道具に過ぎない…奴が…奴が来る前にここを離れたくては
のびたはまだ手錠と足枷をされていた。
のびた:どうすればいいんだ、奴…そうジャイアンが来てしまう…


つづく


56 :名無し物書き@推敲中?:03/05/10 20:49
>>55
凄まじい文才でつね!

57 :名無し物書き@推敲中?:03/05/13 17:55
19XX年 空き地
夕闇が辺りを覆い始めた黄昏時、二人の男女が空き地に佇んでいた。
「しつこいな、僕は君なんかなんとも思っていないって言ってるだろ!」
「そんなにあの人がいいの?あんなあばずれではのび太さん、
あなたを幸せにする事なんて出来やしないわ!」
「五月蝿い!ジャイ子、君はしずちゃんの事なんて何もわかってないんだ!
さっさと消えちまえ!」
「ひ、ひどいわ!のび太さんのバカーッ!」
「済まない、ジャイ子」

「ヒック、ヒック…のび、のび汰さんのバカ」
涙と鼻水を、
常人の三倍は撒き散らしながら家路へと急ぐジャイ子の前に
黒い影が浮かび上がり、ジャイ子へ声をかけた。
「こんばんは、クリスチーネ」
「出木杉さん…」
出木杉は夜の闇からするりと抜け出ると、ジャイ子の前に立った。
「おや、泣いているね…どうしたの?」
「う、ウワーン…かくかくしかじか」
ジャイ子にとって出木杉は、兄以外では自分の漫画の最も熱心な読者であり、一番の相談役でもあった。

58 :名無し物書き@推敲中?:03/05/13 18:03
「そうか、さぞ辛かったろう」
「うう」
「でも安心して。僕にいい考えがある」

同時刻 某所
「あっ」
ポキリとマンガのような音がしてサンバイザーをかぶった少年の
ドライバーが折れた。
「どうしたナリ?」
「いや大した事じゃない。ドライバーが折れただけだよ」
そう答えて少年は窓から空を見上げた。赤みがかった満月が
妖しく輝いている。
「こんな夜はどこかで誰かが悪さの相談をしているのさ」
「へえ、キテレツは物知りナリ」
胸のうちでバイザーの少年ーキテレツーは呟いた。
何か悪い事でも起きなければいいがな。

59 :名無し物書き@推敲中?:03/05/13 18:12
おもしろいから、もっと丁寧に書いてほしい。描写を増やしてちょ!

60 :名無し物書き@推敲中?:03/05/14 02:01
学校帰りにピアノ教室に行ったら散々しぼられた。
フィンガートレーニングが足りないですって?フンッ。
わかってるわよそんな事。
源静は頬を膨らませ、プンスカしながら家へと急いでいた。
まだ5時を少しまわった程度で空も明るいが、最近多発している
通り魔事件の事を考えると、足は自然に速くなる。
あの角を曲がれば…小田和正を歌いながら歩を進める静の少し前に、人影が現れた。静の中学の男子と同じ学生服を着ている。
知り合いかしら。それともー
一瞬頭によぎった想像を静は慌てて打ち消した。
まさか。通り魔はもっと大人だってニュースで言っていたじゃない。でも、あの子なんで動かないのかしら。
静が不思議に思うのも無理はなく、その少年は両手を後ろに
組み、まるで通せんぼをするように足を広げて道の真ん中に立っていた。
近づくにつれて、少年の顔が見えてきた。色が白く、
目鼻立ちが整っているがひどく無個性な顔だ。
やっぱり知らない人だわ。それになんか危ない人みたい。
静が軽く会釈し、少年の脇をすり抜けようとした時、
突然少年は言った。
「源静だな。ちょっと付き合ってもらおうか」


61 :名無し物書き@推敲中?:03/05/14 02:04
「そうだけど。あたしになにか用なの?」
「用があるのは僕じゃない。僕はただお前を連れてくるように仰せつかっただけだ。さあ」
何この人。普通じゃないー静は身の危険を感じ、後ずさり
しながら言った。
「仰せつかったって、誰に?」
「会えばわかる。痛い目に遭いたくなければさっさとくるんだな」
「い、いやッ助けてのび犬さムグ」
少年は助けを呼ぼうとした静の口を右手で押さえ、左手で静の首を絞めた。
「Dからは手荒い真似はするなと云われていたが仕方あるまい」
少年がきゅっと力を入れようとした瞬間、何かが風を切り、
少年の頭部を目掛け、うなりをあげて飛んできた。


62 :のび犬のアーマード・コア過去編:03/05/14 02:05
「!?」
少年は間一髪かわしたが、首筋に赤い筋が流れた。
「ク…何だ、ラジコン飛行機?」
一瞬だったのではっきりとはわからなかったが、F−5の文字が
読めた。
「たかがおもちゃ。叩き落してくれる!」
少年が次の攻撃に備え、静を放し身構えると後ろから男の野太い声がかかった。
「おい、俺の友達に何してんだお前」
「な、いつの間」
少年がせりふを言い終える前に、石のような拳がその整った
顔を襲った。
闖入者の攻撃は少年を派手にふっとばし、ゴミ箱に叩きつけた。
「大丈夫か、しずちゃん」
「危ないところだったね」
「武さん!スネ夫さん!」
静の危機に現れたのは、
ガクランの下に相変わらずのオレンジに稲妻模様のトレーナーを着た剛田武と、
身長が殆ど伸びていない骨川スネ夫だった。


63 :名無し物書き@推敲中?:03/05/14 02:42
「やったねジャイアン!」
中学生になっても二人の力関係にさほど変わりはないと見え、
スネ夫は甘えた声を出して武ー以下ジャイアンーに擦り寄った。
「…いや、まだだ」
「え、なんで。めり込みパンチ入ったでしょ?確かに僕見たよ?」
不思議そうに自分を見上げるスネ夫を、ジャイアンは険しい表情をして
叱った。
「バカ!スネ夫、しずちゃんを連れて逃げろ!」
「え」
「いいから早く!」
「わ、わかったよ。しずちゃん、行こう」
ジャイアンは二人がいなくなるのを確認すると、ゴミ箱に突っ込んだまま
動かない少年に向かって言った。
「狸寝入りはよしなクソ野朗。効いてねえのは分かってんだよ」


64 :名無し物書き@推敲中?:03/05/14 02:43
それを聞くと少年はゴミ箱からボンと弾が発射されるかのように飛び出てきた。
なんともなかったかのようにぱんぱんと制服についた汚れを払う。
なんて奴だ。俺のパンチの衝撃を後ろに飛んで逃しただと?
ジャイアンの頬を冷たい汗が流れた。
「全く効いてません、て面だな」
「いいや。結構痛かったぞ。フフフ…さすがは運命の5人の1人だけあるな」
「何」
「剛田武、通称ジャイアン。野球チームジャイアンズのキャプテン。
将来の夢は歌手になる事…ちなみに妹は天才漫画家クリスチー」
ジャイアンは途中で遮り叫んだ。
「お前、何故それを!一体何者だ!」
「僕の名前はケン・ソゴル。Dによって造られし影の5人衆の1人だ」
「D?」
「知りたいか?知りたければ、かかって来い」



65 :名無し物書き@推敲中?:03/05/14 12:15
一方、静とスネ夫は野比家へ急いでいた。
「ハアハア。しずちゃん、あいつは一体なんなの?」
「分からないわ。でも前にどこかで見たような気もするの。そう、あの目・・・」
「あの目?」
「ええ、昔どこかで。あの光る目は・・・」
「どこへ行くんだいお二人さん?」
静の脳裏にパッとひらめく物が浮かんだが、それはまたしても謎の少年
の出現によって阻まれた。
先程の少年と同じ様に学生服を着ている。顔も同じ様に整った面立ちを
していた。
「なんだお前は」
「Dからの使いの者でね。名はクタジマ・トシト。
そこにいる源静を渡してもらいに来た」
「断る、と言ったら?」
「力≠使う事になるだろうな・・・・・・!」

その頃、我等が主人公のび汰は・・・
「野比、Iplays tennisだと?Iなのになんで複数形なんだ!
解るまで帰さんぞ!」
「そんなぁ!ドラえも〜ん」

居残りで英語をやらされていた・・・


66 :名無し物書き@推敲中?:03/05/14 22:21
のび「太」が極力少ないのに笑った。

67 :名無し物書き@推敲中?:03/05/18 14:45
つづきをきぼんぬ

68 :名無し物書き@推敲中?:03/05/19 15:10
「ん、なんだかのび犬の声が聞こえた気がしたが」
「ミャアミャア」
「気のせいだよね、タマちゃん♪」

のび太の叫びも空しく、ドラえもんは新しい彼女との逢瀬を楽しんでいた。


69 :名無し物書き@推敲中?:03/05/19 20:40
>>65
複数形じゃなくて三人称単数現在のsだろ、それ。
藻前の英語力にも問題ありと思われ

70 :名無し物書き@推敲中?:03/05/19 20:44
There is a empty dream.

71 :1:03/05/20 02:03
ちょっと待て、なんでいきなり過去編とか始まってんだ!?
まあいいですが。

72 :山崎渉:03/05/22 02:42
━―━―━―━―━―━―━―━―━[JR山崎駅(^^)]━―━―━―━―━―━―━―━―━―

73 :名無し物書き@推敲中?:03/05/22 12:00
>>1
へへへ…

74 :名無し物書き@推敲中?:03/05/25 02:27
matakaitemoii?

75 :名無し物書き@推敲中?:03/05/25 02:35
douzodouzo

76 :名無し物書き@推敲中?:03/05/25 04:32
ちぇ、奥ゆかしいやつらだこと!

77 :名無し物書き@推敲中?:03/05/25 04:36
>>74〜76
おめえら面白え。


78 :名無し物書き@推敲中?:03/05/25 20:36
>>69
( ゚д゚)ポカーン

79 ::03/05/27 12:26
「のび太の事なら何でも知ってるぞ」
「本当か? 本当か? でかしたぞ! さあ言ってくれ! ま、まずはのび太はどこにいるんだ?」
「あんたそんなことも知らなかったのかい? のび太はなジャイアンが匿ってるのさ」
「適当なことを言うなっ! 俺は本当にのび太の居場所を知りたいんだ。いくらでも金は出す。早く教えろ」
「あははははは」
「何がおかしい?」
「あはあはあはスネ夫さん、のび太はいつまでたってものび太だよ」
「お前知らないのだな。糞。殺してやる」
「黙れっ!俺をそう簡単に殺せるとでも思っているのか?甘い。甘い、甘い、甘い、甘いよスネちゃま」
「ぐわぁ……やられたぁ!」
「きゃぁー! スネ夫さぁーん!」
「スネちゃまぁ!!」
「大変だ! スネ夫さまが変質者に刺されたぞっ!」
「あの野郎竹コプターで逃げていきやがる」
「ドラえもん関連の奴に違いないぞ。こんなことをしてただですむとは思うなよ畜生」

80 :bloom:03/05/27 12:29
http://homepage.mac.com/ayaya16/

81 ::03/05/27 12:49
惨事のあと、スネ夫が横たわる棺の中に一片の紙切れが入れられた。その紙片には静香の詩が書かれていた。

my dear スネ夫。アイ ワズ ヨー ワイフ。フォーエバー。
地球が滅びても、あなたの愛はフォーエヴァー。ファイヤー燃え上がる二人の愛、
愛、愛、愛の日々を打ち破ったのはあいつ。そうあいつ。あいつさえいなければ。
あいつの事を思うと虫唾が走る。この気持ちとてもよくない感じ。不快に。不愉快。
女に生まれてよかった。your lovely 静香。from tokyo to kobe.

朗読が終わると、紙片はスネ夫の顔の上で焼かれた。参列者たちは人目もはばからず泣いた。
立ち上る煙に目がしみたのではない。紙片が燃え終わると大型スクリーンに交接する静香とスネ夫が映し出された。
静香をあえがせる在りし日の故人の元気な姿を今一度見て、参列者たちの涙は止まらなかった。
画面の中のスネ夫が静香の肛門にチンポを入れようとした時、ビデオは一時停止された。
在りし日の故人の勇猛心、そして好奇心を今一度皆に知ってもらいたいとの主催者側の意図があったのだった。
そして、静香が繰り出すアナルドリル舐めを受けてもいっこうに表情を変えないスネ夫の平静心、
落ち着きに、参列者は偉大なリーダーを失った思いを新たにしたのだった。

82 ::03/05/27 13:02
「我々のスネ夫さまがお亡くなりになってしまった以上、新しいリーダーを立てねばならないが」
「それはジャイアンがいい」
「ジャイアンは死んだはずだぞ」
「いやのび太に殺されたのはジャイアンじゃなかったんだ。ジャイアソだったんだ」
「何? 本当か? 俺はてっきりジャイアンが殺されたとばかり。ジャイアソだったか」
と、二人の精神病患者が話していた。

83 ::03/05/27 13:08
一人の患者はのび太で、もう一人のほうは出来杉だった。
二人は偶然再会していた。ホモダチになっていた。
のび太が主に責めた。出来杉は全身で受け止めた。
夜は出来杉はアヘアへになった。肛門が完全に弛緩して、屁がプスプス出た。
「いいかい? 出来杉君入れるよ」
「OK。わかった。じゃ、待ってるよ」

84 ::03/05/27 13:24
「僕らは地球人!」声を合わせてのび太と出来杉が叫んだ。
「手と手をつないで合わそうよ」
スパァーン! スパァーン! スパァーン! スパァーン!
「い、逝くよ。のび太君。ああっ! 肛門が壊れちゃうよお」
「なあに。大丈夫さ。僕らは地球人」
だらだらと精液が出来杉の肛門から垂れた。

85 ::03/05/27 13:37
ちゅるちゅると自分の精液を飲みながらのび太は日本の指で出来杉の肛門をほじくり回した。
「うぅん。あっは〜ん」
「うまいぞ。精液とうんこが混ざっててにがみがあってオーケストラの演奏のように見事に調和している」
「のび太くん。ちんちんも擦って」
「ちゃんとお願いしろ」
「じらさないでくれよ、のび太くん。左手があいてるじゃないか」
「わかったよ。まったく出来杉はかわいい奴だなあ」

86 :名無し物書き@推敲中?:03/05/27 13:40
なんでこんなに安いの???

http://ime.nu/ime.nu/www.net-de-dvd.com/

87 ::03/05/28 07:54
出来杉とやってると静香のこと思い出すな。まんこ日照りなら俺が今一度。
のび太、のび太と馬鹿にされて、行き着いたところが出来杉の肛門か。
現実問題出来杉を性転換させても、それが何だというんだ。出来杉は女じゃないんだ。
のび太がチンポを抜くと、
「のび太くん。どうしたんだい? 続けてくれよ」
「出来杉くん。もうこんなことはやめるべきだ」
「何をいってるんだい? どうしてやめなきゃならないのさ」
「出来杉くん。俺を罰してくれ」
「のび太くん……」
のび太は仰向けになるとカエルのように足を曲げ、手でしっかり太ももを固定し、肛門をひくひくさせた。
「のび太くん。僕はのび太くんの肛門には入れられないよ」
「そう。わかってたよ。キミを試してみたんだ」
看護婦が見回りにきた。
「あなたたち何をやってるの!」
のび太の目が光った。

88 ::03/05/28 08:15
「アナルセックスだよ」のび太がひややかに言った。
「アナルセックスだって……そんなことが病院内で許されると思ってるんですか!」
「そう怒るなよ、かわいい顔が台無しだぜ」
のび太はシガレットを取り出すと、火をつけた。
「肺癌の癖にタバコなんか吸って、先生に言いつけます」
「おっと、何をする気だ?」
のび太はタバコを奪おうとした看護婦の手首をつまみあげた。
「やめてよ! 何するの! 誰かっ! 誰かきてっ!」
おっぱいを揉んでいた手を休め、のび太は看護婦の口に舌をねじ入れて黙らせた。
パンティーを脱がせると、それを看護婦の口に入れ、ガムテープで口をふさいだ。やり慣れた手つきだった。
看護婦をベッドに縛り付けると、のび太はベルトで看護婦を鞭打った。夜中中鞭打った。夜明けごろ看護婦は死んだ。
「逃げるぞ、出来杉」
スペアポケットからどこでもドアを出して、のび太は病室から逃げ出した。
憂鬱のない幸せだけの楽園はどこにある? のび太は安息の地を求めて転々と移動を繰り返した。
そしてたどり着いたところは昔住んでいた野比家だった。やっとのび太は心の安らぎを覚えた。

89 :_:03/05/28 08:15
http://homepage.mac.com/hiroyuki43/hankaku05.html

90 ::03/05/28 08:27
部屋の家具も昔と変わらない。タイムマシンもまだあった。「そうだ。過去に行ってみよう」
タイムマシンに乗り込んで、のび太は吉永小百合とやっている自分を見に行った。
「お、やってるやってる」
ドラえもんが吉永小百合の自由を奪って、無抵抗になったかつての自分が吉永小百合の服を脱がせていた。
「のび太くん。さあ入れるんだ」
『ドラえもんは昔から大胆だったな……』のび太の感慨もひとしおだった。
「まってよドラえもん。童貞は静香ちゃんに取っておくんだよ」
『俺もうぶだったもんだな……』
「だったらやれないじゃないか」
「ドラえもん、ペニスバンド出してくれよ」
「そんなものでやったってやったことにはならないんだよのび太くん」
『ドラえもんの言葉は今にして思えば正しかった。なぜあの時それがわからなかったんだろう……』
「ドラえもん僕は絶対チンポは入れないからね」
かつての自分が吉永小百合のまんこにチンポを擦りつけているのを眺めていると、のび太に生きる希望が再び湧いてきた。
『あのあと素股で昇天するんだ……』木の裏に隠れながらのび太は思った。

91 :bloom:03/05/28 08:28
http://homepage.mac.com/ayaya16/

92 :山崎渉:03/05/28 10:15
     ∧_∧
ピュ.ー (  ^^ ) <これからも僕を応援して下さいね(^^)。
  =〔~∪ ̄ ̄〕
  = ◎――◎                      山崎渉

93 ::03/05/28 11:24
静香と俺と二人で、あくまで二人で、そうさ二人で、

94 :名無し物書き@推敲中?:03/05/28 16:38
このスレの人間の中に、
柏原芳恵スレを立てた香具師がいる。
間違いない。
そいつは三十前後のオッサンである。
モテない。
ずっとモテたことがない。
可哀相な人間。

95 :94:03/05/28 17:07
木の裏にいたのび太は驚いた。かつての自分が吉永小百合のまんこに挿入しているではないか。
「ドラえもんのいない隙に入れちゃえ」
ああ。思い出した。俺の記憶違いだった。俺はあのとき我慢できずに入れていたのだ。
つまりは童貞を失っていたのだ。おいおい、中出ししてるじゃないか。あちゃー。糞おのび太のやつめ殺してやる。
「オイのび太」
「誰だ! 貴様は」
「俺は二十年後ののび太だよ」
「そののび太が僕に何の用だって言うんだ」
「てめえの肛門にチンポ入れてやる」
「助けてえドラえもん」
「助けてください」と吉永小百合が言った。
「待てえのび太さあ来るんだ」
「やめてよお」
「ああ止めてやる。その代わり吉永小百合の肛門にチンポを突き刺せ。俺はまんこに突き刺すから」
「ダブルファックだね」のび太が喜びの声をあげた。

96 :94:03/05/28 17:11
ダブルファックしてるとのび太が現れた。
「お、やってるな」
「誰だてめえは」
「俺は三十年後ののび太だ」
「そののび太が何しに来たんだ」

97 :94:03/05/28 17:30
「じゃじゃーん」
三十年後ののび太がパンツを脱ぐとチンポに真珠がたくさん入れられていた。
「どうだい?」
「いやこれはすごい。どこで手術したんですか?」
「なあにたいしたことじゃない。それより吉永小百合を放っておくな。風邪を引くぞ」
「こんな奴死んだっていいんだ」
「まあそういうな。お前らの初めての女じゃないか」
「こんな奴性処理便器さ」
「そうだ。そうだ。こんな奴チンコケースだよ」
なごやかだった。三人とドラえもんは吉永小百合を囲んで大いに親睦を深めた。
「ねえねえ。今度誰やりに行く?」
「そうだなぁ。松坂慶子にするか」
「誰だいそいつ」
「いや俺も名前と顔しか知らないんだけど」
「じゃあ体を知りに行こう。まんこの塩加減も」

98 :3:03/05/30 13:28
今より二週間遡る。
「もうちょっと待っててね。のび犬ったら...また残されてるのよ、
ほんとにもう」
「いえお構いなく。私、今日はのび汰さんに私のかいた漫画を
読んで貰いたかっただけだから。でも折角だから少し待たせて頂きます」
「じゃあ好きなだけいらしてね」

今だわ。ジャイコはのび汰の机の引出しに手をかけ一気に引っ張った。
そこには真っ黒ななにもない空間の中にぽつんとひとつ何かが浮かんでいた。
出木杉さんはああ言ったけど本当に大丈夫かしら。
ジャイ子はのび犬の家に来ていた。漫画を渡すというのは方便で出木杉
に言われた事をしてくるのが真の目的だった。
「いいかいクリスチーネ。のび犬君はスペアポケットといってドラえもんのポケットに繋がっている
予備のポケットを持っているんだ。それを取って来て欲しい」
「これがタイムマシンね。よしッ!!」
ジャイ子は気合一発、引き出しの中に飛び込んだ。
「ええと…いつがいいかしら」
出木杉の言葉を思い出す。
「ただ、気をつけなければいけないのはスペアポケットを漁る時、
ドラえもんのポケットに通じている所為かギャハハハハハハハと大笑いされて
気付かれてしまうんだ」
「そんな、どうすればいいの」
「その時の為にコレを用意した」
「コレは…」
「ああ。コレを見せたら一発さ。ああそうそう、もしドラえもんがいなかったらタイムマシンを使って過去へ飛んでくれ。いいね?」
「それでは、いざ過去へ…往かん!!」

99 :3:03/05/30 13:48
あれ、3になってる。

100 :5:03/05/30 14:12
それから二週間後。
ジャイ子の死体が多摩川河川敷で発見された。ジャイ子の膣から精子が検出されたことで、
警察は強姦殺人だと断定した。なぜだろう? ジャイ子のまんこのビラビラだけが腐乱していた。
強力な匂いがしていたと、第一発見者が証言した。
「いや、もとから臭かった」と、ジャイ子の体を良く知る人物が強く主張した。
彼によればジャイ子のまんこは糞より臭く、「あのまんこをクンニ出来るのなら何でも出来る。糞も食べれる」

101 :5:03/05/30 14:24
「ジャイ子って処女じゃなかったらしいよ」静香が言った。
「へーえ。そうなのかい」出来杉が答えた。
「まんこから精液垂れ流れてたって」
「本当かい? 静香くんより遊んでるじゃないか!」
「冗談はよしてよ。私のほうが遊んでるわ」
「だったら僕にもやらしてくれよ」
「駄目よ。私はキモヲタ専門なのよ。キモヲタにやられてると嫌な事なんて吹き飛ぶわ」
「静香くん。きみはSかい? Mかい?」
「もちろんMよ。決まってるでしょ。調教される快感なんて出来杉さんには一生わからないかもね」
出来杉は興味を持った。

102 :動画直リン:03/05/30 14:29
http://homepage.mac.com/hitomi18/

103 :5:03/05/30 14:35
「どういうことだいそれは? 静香くん。静香くんでも許さないよ」
「あら怒ったの出来杉さん? ごめんなさい」
「静香くん。僕はこう見えても毎日オナニーしているんだよ」
「それは私もよ。シャワーオナニーしてるわ」
「そんなことはどうでもいい。僕はMに見えるだろ。でも実はSなんだ」
「嘘よ! 出来杉さんはそんな人じゃないわ!」
「嘘じゃないぞ!」
出来杉の平手打ちが飛んだ。
「きゃあ何するの! やめて! 変なとこ触らないで」
「こうされたいんだろ。こうされたいんだろ」
反応を見ながら出来杉は静香のまんこを揉みしごく。
「出来杉さん。やめて。どうしてもというなら、せめて私の家で」
「わかったよ。たっぷりかわいがってやる」

104 :名無し物書き@推敲中?:03/05/30 14:43
またエロネタかよ・・・もう飽きたぜby ヘヴィ・D!

105 :5:03/05/30 14:49
「静香お帰りなさい。あら出来杉さん、こんにちわ」
「こんにちは、おばさん」
静香の部屋に入ると、すぐに出来杉は静香を押し倒した。
「待って、出来杉さん」
「どうしたんだい静香ちゃん?」
「私が先に出来杉さんの肛門に入れるわ」
「何言ってるんだい。きみには僕に入れる物なんか付いていないじゃないか。僕が入れる穴しかないじゃないか」
「あら出来杉さんペニスバンドって知らないの? 出来杉さんでも知らないことがあるのね」
出来杉は興味を持った。「なんだいそのペニスなんとかって。ちょっと面白そうだな」
「気持ちいいわよ。出来杉さんはただ肛門を拡げていればいいの。あとはわたしに任せて」
ペニスバンドを装着した静香は、静香らしくやさしく出来杉の肛門へ挿入していった。
「あぅ。静香くん。これは? これは素晴らしい」
静香の腰の動きが早まった。スパァーンッ!スパァーンッ!と出来杉の腰に激しく打ちつける。
「おぅ、ああぁ静香くん。やさしくしてくれよぉ」出来杉は半べそかきながらもマゾ快感に酔いしれていた。
そのときドアが開いた。「静香、出来杉さん。おやつを持ってきました……」

106 :5:03/05/30 15:04
帆掛け舟から駅弁ファックに移動していた時だった。
「母さんっ!」
「静香……何なのこれは?」
「母さんっ。違うの。出来杉さんがこの変なの持ってきて、入れてくれ入れてくれって頼むの」
静香は泣き出した。「私こんな事したくなかったのよ。信じて! ママ信じて!」
「何を言ってるんだい静香くん。キミがそのペニスバンドを、」
「何言ってるのいやらしい! 出て行ってください! 今すぐ出て行ってください!」
「僕は何も……」
「ママ。この人追い出して! この人さっきも道で私の体触ったのよ!」
「何をぐずぐずしてるんです! 早く出て行きなさい! さあ! さあ!」
「糞お覚えてろよ。手ひどい目にあわせてやる」
「もう二度と来るんじゃありませんよ!」
「ママ、信じて。ああしなければあいつがママを殺すっていうから私……」
「わかってます。静香は何も悪くないのよ。こんなことは早く忘れてしまいなさい」
と言いながら、静香の母は出来杉のゆうに20センチは越す巨根が眼に焼きついて、まんこが疼いて仕方なかった。

107 :5:03/05/30 15:11
その夜、出来杉が夜這いにきた。
寝ている静香の母のパンツを脱がせ、クンニしていると、静香の母親が目を覚ました。
静香の父親は出張中である。
では一体このクンニしている人物は誰であろうと静香の母は思った。夢か?
ああ、出来杉だ。出来杉が夜這いに来たのだ。これは勘違いしているふりをしてあの巨根を味わうべきだ。
「あなたぁ。いいわぁ」
ジュルジュルジュル。出来杉がまん汁を吸う。チュパチュパ。出来杉がクリトリスを吸う。
ジュポジュポジュポ。出来杉が指マンをきめる。そして、アナルを舐める。
「ああ……すごい……」

108 :5:03/05/30 15:25
その夜、のび太も夜這いにきた。
「ええっと静香ちゃんの部屋はどこだっけ。こんなに暗いとわからないよ。
おやっ。一階からあえぎ声がするぞ。おかしいな。静香ちゃんのお父さんは
今は家にいないはずだぞ。えーい。まあいいや。覗いてやれ」
暗い部屋で出来杉と静香の母が虫のようにシックスナインしていた。
おや? あれは出来杉じゃないか? いやいやそんなはずは無い。でも待てよ。
のび太は気づかれないように注意して出来杉の脱ぎ捨てた服を取ると玄関に行き、明かりをつけて確かめた。
「やっぱり出来杉だ。あいつめ。俺も知らない隙に静香ちゃんのママとセックスしやがって。
僕も狙ってたのにい、悔しいぃぃぃぃぃ」
あっ、やばい。静香ちゃんが降りてきたぞ。隠れろ。おや、トイレに行く見たいだぞ。覗いてやれ。
ちっ。ドアの下からじゃあ、スリッパしか見えないよ。でもおしっこのいい音が聞こえる。あっ、おならした。
やばい。出てくるぞ。逃げろ。それにしても静香ちゃんって小便近いなあ。
おっ静香ちゃんも出来杉たちを覗いてるぞ。やっぱ興味あるんだな。あっ、部屋の中に入っていった!
どうなってんだ一体? あっ、静香ちゃんのあえぎ声も聞こえてきたぞ。くそお。絶対止めさせてやる。
親子チャンポンだなんて出来杉のやつめ。殺してやる。

109 :名無し物書き@推敲中?:03/05/30 17:55
チャンポンよりもどんぶりじゃないかな、普通は

110 :名無し物書き@推敲中?:03/06/03 15:43
面白いage

111 :名無し物書き@推敲中?:03/06/07 15:42
どこがアーマードコアなのかと


112 :名無し物書き@推敲中?:03/06/09 09:58
まぁ、アーマードコアを知らないやつが勘違いして書いてるんだろうな。
バカジャン?
まあ機体シュトルヒに乗り換えて1からやり直せってこった。

113 :名無し物書き@推敲中?:03/06/11 11:43
どう頑張ってもシュトノレヒには乗れない罠。

114 :名無し物書き@推敲中?:03/06/11 15:55
兄<オレガダネナラ

 大<オレラニ
大 大<ノロウゼ

 ○<サイタマサイタマ
大 大<サイタマ〜

115 :山崎 渉:03/07/12 11:58

 __∧_∧_
 |(  ^^ )| <寝るぽ(^^)
 |\⌒⌒⌒\
 \ |⌒⌒⌒~|         山崎渉
   ~ ̄ ̄ ̄ ̄

116 :山崎 渉:03/07/15 11:54

 __∧_∧_
 |(  ^^ )| <寝るぽ(^^)
 |\⌒⌒⌒\
 \ |⌒⌒⌒~|         山崎渉
   ~ ̄ ̄ ̄ ̄

117 :山崎 渉:03/08/02 01:29
(^^)

118 :名無し物書き@推敲中?:03/08/05 01:43
    ____                             
   /∵∴∵∴\                            
  /∵∴∵∴∵∴\                            
 /∵∴∴,(・)(・)∴|                            
 |∵∵/   ○ \|                            
 |∵ /  三 | 三 |  / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄                          
 |∵ |   __|__  | < うるせー馬鹿!                         
  \|   \_/ /  \_____                          
    \____/  

119 :山崎 渉:03/08/15 12:28
    (⌒V⌒)
   │ ^ ^ │<これからも僕を応援して下さいね(^^)。
  ⊂|    |つ
   (_)(_)                      山崎パン

120 :名無し物書き@推敲中?:03/09/14 17:39
何これ?

121 :名無し物書き@推敲中?:03/09/17 18:36
その夜、のび太は夢を見ていた。

「アァ・・取れちゃう・・」

122 :名無し物書き@推敲中?:03/09/18 17:49
「てめぇ!!」

ジャイアンが伸びたのアレを引きちぎった!!

123 :名無し物書き@推敲中?:03/09/18 18:54
「おいおい。そんなんじゃせっかくの煮汁が漏れ・・」

出来すぎが吐き捨てるように呟いた


124 :熱液 ◆5edT8.HnQQ :03/10/09 08:11
俺が書いた

125 :熱液 ◆5edT8.HnQQ :03/10/09 08:19
俺だけじゃなかった

126 :名無し物書き@推敲中?:03/10/09 15:54
のび太「雨戸こわ れた」

127 :127:03/10/11 23:10
「くそッ!!オーバーヒートか!!安値のラジエータだからしかなねぇか!!」
ジャイアンの機体”ジャイアントマグ”の中にけたたましく響き渡る警告音の中、
スネオが通信を入れてきた。
「ジャイアン!!大丈夫!?」
通信機の向こうから聞こえるスネオの機体”ザーマス”が放つマシンガンの音。
敵に囲まれたこの状態では、弾切れも時間の問題だろう。
重装機体のジャイアントマグでさえ、左肩の中型ミサイルを打ち尽くしていた。
右腕武装のショットガンも、もう残弾が16・・・
レーダーに映る無数の敵影は未だ退却する気配すら見せない。
「ああ、大丈夫だ!そっちはどうだ!?」
「こっちも大丈夫!!」
お互い、自分の全神経を集中させ、敵を撃破してゆく。
「くそッ!きりがねぇ!!」
ジャイアンが右腕のショットガンを打ち尽くし、右肩のロケットに武器選択を合わせようとしたときだった。


128 :127:03/10/11 23:11
「うわぁぁぁああああああ!!」
いきなり通信機の向こうからスネオの悲鳴が聞こえてきた。
「ど、どうしたスネオ!!」
二人とも違うルートでの任務だったせいで、スネオのザーマスを確認できない。
ジャイアンがスネオの悲鳴に気をとられ、一瞬の判断が遅れた瞬間、敵MTの放った高軌道ミサイルがジャイアントマグの左腕を吹き飛ばそうとした。
その時、いきなりそのミサイルがジャイアントマグ左腕手前で爆発、消滅したのだ。
ジャイアンはいったい何が起こったのかわからずにレーダーを確認した。
しかし、レーダーにはそのミサイルを迎撃するような物体は映ってはいない。
すると、今度はジャイアンの周りにいるMTが次々に爆音と共に消し飛んでゆく。
ジャイアンは再度レーダーを確認しようと目をやった瞬間、ジャイアントマグに影がかかった。
「なッ!!」
「ジャイアン、打ち終わった武装は解除した方がいいよ。」
「の、のびた!!」


129 :127:03/10/11 23:27
レイヴン暦14年となるジャイアン、しかしそれは全て見たことも無いようなパーツで覆われていた。
「まぁ・・・安定性能、旋回性能、ブースト持続力、レッドゾーン容量、ジェネレータ容量、
オーバードブースト持続力、速度共にOK、それからラジエータ冷却速度、ジェネレータ加速度、
頭部生物センサもOKか・・・武器は、右腕スナイパーライフル、威力、精度、許容熱量、重量も問題無し
・・・以下略っと・・・」
「のびた・・・お前、その機体は?」
ジャイアンが目を丸くして何やらブツブツ言っているのびたに機体のことを尋ねた。
そんなジャイアンにのびたは、
「ジャイアン、今は任務中だよ。その話は後でだ。スネオも回収しなきゃならないしね。」
そう言うと、その新型らしきACの全長ほどもある長いスナイパーライフルを構え、ブーストの出力を上げた。
「お・・・おう!!」

130 :127:03/10/11 23:39
「う、うわぁぁああああああああぁぁああああ!!」
すぐ隣で仲間のMTが爆発する。
従来のスナイパーライフルならば十発は耐えれる重装のMTなのに、
あの見たこともないACが持つ、馬鹿長いスナイパーライフルにかかれば一撃で沈んでしまう。
「C地区全滅!敵、D地区への扉のロックを解除しました!!」
「くそお!!何故だぁ!!くそがぁ!!これだけのMTを配備したんだぞ!!
それが何故こうもたやすく破られるのだ!!まさか、奴が・・・奴が・・・奴があのイレギュラーだとでも言うのか!!」
「総監!!奴らは既にD地区を突破し、こちらへ向かっております!!早く対比命令を!!」
司令室に響き渡る警報。赤いランプが点滅する。
不安がる部下の顔を見つめながら総監と呼ばれた男はテーブルの上の銃をとる。
「そ・・・総監!?何を!おやめ下さい!!」
「ええい、館内にいる全員に告ぐ!・・・・・・お前達、銃は持っているな?」

131 :127:03/10/11 23:42
もう駄目だ・・・
見苦しいものをお見せしてしまい、申し訳ありませんでした・・・

132 :名無し物書き@推敲中?:03/10/12 17:27
いろんな話が交差しすぎて意味がわかりません
名前を人別に統一してください

133 :127:03/10/13 02:35
>>132
そう思うから、名前のトコロに127とかって入れてるでしょ?
それでもチミは解からないというのかな?

134 :名無し物書き@推敲中?:03/10/13 02:48
>>133
 お前だけに言ってるんじゃねーよ
 しかもつまんないし

135 :127:03/10/13 07:29
だから「申し訳ありませんでした・・・」
っていってるだろ?難しかった?

136 :名無し物書き@推敲中?:03/10/13 12:00
伸びたって時点でもうだめぽ。
普通に書こうよ・・・w

137 :名無し物書き@推敲中?:03/10/13 12:23
アーマード・コアを?w

138 :名無し物書き@推敲中?:03/10/13 12:33
>>137
まあ、ねw
(伸びたはありえない・・・)

139 :名無し物書き@推敲中?:03/10/13 15:15
でも、結構意外性あって面白いと思うんだけどなぁ・・・
俺だけ?

140 :名無し物書き@推敲中?:03/10/13 15:39
>>139
そのとおり

141 :名無し物書き@推敲中?:03/10/13 15:41
まじかぁ・・・残念
っつかみんなAC知ってる?

142 :名無し物書き@推敲中?:03/10/13 15:43
じゃあさ、純粋なアーマードコアの二次創作スレ立てていい?

143 :名無し物書き@推敲中?:03/10/13 16:00
>>141
知ってるよー、俺は全作持ってる!
(100%クリアはできなかったけど・・・)

144 :名無し物書き@推敲中?:03/10/13 23:49
おkぇ・・・


145 :名無し物書き@推敲中?:03/10/14 18:21
新スレ立て・・・と思ったけど、ACは近未来だから、こっちでもいいんじゃね?

【現代】戦記小説総合スレッド【近未来】
http://book.2ch.net/test/read.cgi/bun/1066045961/l50

146 :名無し物書き@推敲中?:03/10/15 01:23
OK貰ったから、まともなACを書きたい香具師はここへ逝くべし。

【現代】戦記小説総合スレッド【近未来】
http://book.2ch.net/test/read.cgi/bun/1066045961/l50

147 :名無し物書き@推敲中?:03/11/04 19:40
キープ

148 :名無し物書き@推敲中?:03/11/23 20:30
半付神輿揚

149 :名無し物書き@推敲中?:03/12/13 17:24
papiko

150 :名無し物書き@推敲中?:03/12/28 16:42
続き読みたいって言ってみる

151 :名無し物書き@推敲中?:03/12/29 13:17
のび太「ドラえも〜んこのAC、ロックサイトが異常に狭いよ。これじゃ当たらな〜い」

ドラえもん「占いと同じさ。当たるも八卦、当たらぬも八卦。ところで敵さんだが
武器はマシンガンだ。しめたものさ、数撃ちゃ当たると思ってる。そこでのび太君、
君の腕がためされるわけだ。君のACが右手に持つ武器。
そいつは狙った獲物は必殺、そして必中の名銃カラサワだ。
ジェネレーターだろうが脚部だろうがどこ当たっても一撃で即席棺桶のできあがり、
かすってもアウトっていうおっそろしい代物だ。
でも君の腕があればうまく使いこなせるだろう。射撃の初歩はわかってるだろう?
『ご自分』の足を打ち抜かないってことさ。
気楽にいこう。クソみたいに垂れ流すだけのマシンガンと、単発だが一撃必殺のカラサワ。
どっちにプレッシャーがある。君の方か? それとも……」

のび太「いや、相手の方がビビってる。やれるさ。やってみせるよ、ドラえもん」

ドラえもん「ようし、その意気だ。貴重な光弾を思う存分食らわしてやんな。
ただムダ撃ちはダメだぜ。仕留めるなら一発で決めるんだ。
ギリギリまで狙いをしぼって、相撃ち寸前まで見切るんだ。
間違っても遠くから豆鉄砲撃ち合うようなシケた戦闘は見せんでくれ。勝つ時負ける時も一瞬だよ。
では結果を期待しているぞ
……といっても君のテストの点数のことじゃないから安心して行ってきな」

152 :名無し物書き@推敲中?:03/12/29 13:18
のび太「まったくこれから命がけの戦いだってのにずっこけさせないでくれよ」

ドラえもん「わ、悪かったよ。それはそうと、君の脳みそはもう戦闘モードに
切り替わったかい?コタツでミカン食べながらやるゲームとは違うんだからね」

のび太「練習はあくまで練習。その切り替えぐらいできてるよ」

ドラえもん「おや、おいでなすった。……へんてこなACだ。ねえ、のび太くん。
あのAC、誰かの顔に似てない? つぶれアンパンみたいな鼻の突起がついてるよ」

のび太「さてはジャイアンか?! ようし、積もり積もった恨みここで晴らしてやる」

ドラえもん「感情的になるのだけは勘弁してよ。……大丈夫かな〜」

ジャイアン「へっへっへ、のび太〜。ここで会ったが3年目だな〜。
とか言いながら鼻からお前のことなんて眼中にねえけどな。
暇つぶし、手持ち無沙汰に飼い犬の相手でしてやろうかって感じで来てやったぜ。
せいぜいママ〜だのドラえも〜んだの泣き叫びながらとんずら決め込まないでくれよ。
オレは背中を撃てねえ主義なんでな、てゆーか逃がさねえけどな。ゲヘゲヘゲヘ」

のび太「ジャイアン、ぼくは君から逃げたりはしないよ。気持ちでも決して負けない
つもりだ。君の方こそいつまでもガキ大将きどりでいられると思わない方がいい。
腕っぷしでは君の方が上だけど、ようはそれだけのことだ。腕力だけで他の分野に
通用するという思い違いは今日かぎりで捨ててもらう」

ジャイアン「のびちゃ〜んたら、たくましくなっちゃって〜。
ほんとにあたしうれしいわ。でもこれで気兼ねなくいたぶれるわ。
ゲヘゲヘゲヘ覚悟しろよのび太〜。家畜に戻してやるからな〜」

ドラえもん「のび太くん、頑張れ!」

153 :名無し物書き@推敲中?:03/12/29 15:51
ジャイアン「のび太〜。そのバカでかいライフルは何のつもりだ? 太陽でも
撃ち落とすつもりかゲヘゲヘ。いい戦利品になりそうだぜ〜」

のび太「カラサワの味は一度しか味わえない。なぜなら味わった者はそのまま昇天しちゃう
からね。君にもぜひ味あわせてあげたいな、小細工無しの素材の味、堪能してみるかい?」

ジャイアン「ゲヘゲヘゲヘ、武器で勝ってりゃどんなカモもいい気になれるってか。
了解したぜのび太。お前にとどめを刺す時はそのカラサワを使わせてもらうゲヘゲヘゲヘ」

戦闘の合図はいらなかった。ジャイアンACがマシンガンを乱射しながら突っ込んで来たのだ。
のび太ACはとっさに平行にブーストダッシュすることでかわすと、
まるでそれが一連の動作でもあるかのように予備動作なしにカラサワを構え、
ジャイアンACに狙いを定める。照準にかかる時間わずかコンマ5秒、
トリガーを引く直前のび太はジャイアンACの撃破を確信した。
そしてこういう時のび太が狙いをはずしたときはなかった。

空間を切り裂くように荒野を光弾が走る。目では追えない速度。見えているものは
光条の先端ではなくその残像だ。エネルギー弾が射出された瞬間、すでに目標は
大破しているはずだ。しかし前方に何の反応も起こらない。光弾は目標をとらえる
ことなくすでに大気圏の外へ。

のび太「かわされたっ! まさか反応されたのか?」

ドラえもん「人間にそんな芸当は無理だよ!」

荒野に無数に横たわる岩塊のひとつからジャイアンACが姿を現した。


154 :名無し物書き@推敲中?:03/12/29 15:57
ジャイアン「たまんねーな、のびちゃ〜ん。普段はライフルぶらさげてるくせに、
撃つ時だけ構え出したら撃ちますよって言ってるようなもんじゃ〜ん。
かっこつけてちゃだめだよ〜。
それにしても妙なクセを身につけたまま戦場に来ちゃったもんだね〜。
クセってすぐには直んないんだよ〜。てゆーかそれが命取りなんだよボケが!」

のび太が射撃の構えをすると同時にジャイアンACはその場でジャンプした。
ロケットのようにすさまじい推力で上昇していく。そして上空でホバリングしながら
マシンガンを乱射してきた。遮蔽物のない空からの攻撃では避けようがない。
ジグザグにブースト移動してかろうじてかわすのび太AC。
だがこのままではエネルギーがもたない。反撃しようにも回避中の射撃など当てにならない。
のび太「くそ、ミサイルがあれば」

ジャイアン「ミサイルが欲しければいくらでもやるわよ、のびちゃ〜ん」

ジャイアンACの両肩ミサイルパッドから、数えてみる気になれないほど無数の
ミサイルが射出される。一気にケリをつけようというのか全弾発射も同然だった。

ドラえもん「ムダに動くな! デコイを射出させてギリギリでかわせ」

のび太「音速のミサイルをどうやってギリギリでかわすんだよ!」

とっさにデコイを射出するのび太AC。だがミサイルがデコイに導かれるかどうかはいつも神頼みだった。
ミサイル着弾までの短いようで長いこの刹那、当たらぬようただひたすら祈るしかない。
二人の会話をかき消すようにすさまじい爆発が地上で起こる。地面ごと吹き飛ばすような圧倒的な火力。
のび太ACは直撃を免れたものの爆風に大きくあおられ転倒した。
爆炎につつまれた地上はけむりにおおわれ、視界はゼロだ。
だが機体の破壊は免れた。もっとも今日はたまたま運がよかったのかもしれない。

「のび太、のび太無事か〜」

155 :名無し物書き@推敲中?:03/12/29 16:05
のび太「ドラえもんか? ぼ、ぼくは無事だよ。なんとか直撃は避けられた」

「のびちゃ〜ん、無事ですか〜」とぼけたようなジャイアンの呼びかけを受信した。

のび太「おかげさまでね。でも、このけむりのおかげでお互いどこにいるかわからなくなったよ。
そろそろ空から降りてきたらどうだい」

ジャイアン「バッカね、のびちゃんたら。チェックメイトよ〜。爆炎でこっちも視界がきかないと思ったら
大間違い。こっちの照準はけむりを透過する赤外線ファインダーだよ〜」

ドラえもん「やばい、けむりの中にいたらこっちが負けだ。早く出ろ!」

言われるが先にのび太ACは モニターのきかない状況下、レーダー反応のみに頼って
障害物を避けながら爆炎地獄からの脱出をはかる。ジャイアンもまた地上に複数ある熱源の
ためのび太ACを捕捉できないでいた。熱という熱にセンサーが働いてしまうからだ。

ジャイアン「なんじゃこりゃ、的がたくさんあるぞ。くそっ、のび太めどこにいやがる!」

ドラえもん「ジャイアンのやつ、ターゲットがしぼれないもんだからめくら撃ちになってるよ。
なんのための赤外線照準なんだか。のび太くん、このままジャイアンが弾切れになるまで
ここでねばってもいいんじゃない。ミサイルもないんだし」

のび太「ジャイアンはそんなにバカじゃないと思うな。マシンガンの他にまだ何か持っていそう
な気配がするよ」

ドラえもん「はっ! のび太くん、目標が急速降下している。注意しろ!」

156 :名無し物書き@推敲中?:03/12/30 03:18
き、キター!

157 :名無し物書き@推敲中?:03/12/30 14:24
のび太「補足されたのか? ここじゃ火線が見えない、飛ぶよ!」

ドラえもん「いや待て! ロックオンサインは出てない。ただ降りてきてるだけだ。
ジャイアンのやつめ、同じ土俵で勝負するつもりだな。
……目標AC同高度、距離80。近いぞ!」

ジャイアン「無視界状況でのガチンコ勝負ってのも楽しいぜ、のび太〜」

デコイに反応してばらまかれたミサイルは周囲数百メートルにわたって広大な煙幕帯を
つくっていた。当然のことながら敵ACはレーダー上に映る点としてしか認識できない。

のび太「ブレード勝負ってことかい? レーダーのみに頼っての……」

ドラえもん「誘いに乗るなのび太くん。無視界で近接戦なんて無謀だ。
間違って衝突でもすれば両方ともオシャカだぞ」

のび太「不利なのはどっちも同じさ。同じ条件で正々堂々立ち向かう。
これが男の戦いってやつじゃないか」

ジャイアン「のび太〜。そうこなくっちゃな、ぶち殺しがいがないってもんよ。
メッタメタに切り刻んでやるぜ〜」

ドラえもん「戦いに正義も卑怯もないのに……まあ、いいか。この際好きなように
やらせよう。所詮セコンドがあれこれ口出ししたって逆効果だもんね」

ジャイアンACが先に動きだした。空中での性能と同様、地上でも高速機動を発揮していた。
のび太ACの周囲を旋回しながら、徐々に間合いをつめてくる。
だが、のび太は身動きひとつせず、刻一刻と変わるレーダーの反応だけを凝視していた。

ドラえもん「のび太、どうした。どうして動かない?」

158 :名無し物書き@推敲中?:03/12/30 14:29
のび太「一対一のブレード勝負なんだよ。相手がブレードの間合いに入ってくる
まで警戒する必要ないじゃん」

ドラえもん「なんてのんきな……。相手はジャイアンだよ。勝つためにどんな
ことしてくるか分からないのに」

ジャイアンACの旋回が徐々に楕円の軌跡を描くように短軸を狭めていく。
のび太ACのわきを通り抜け様に攻撃する一撃離脱戦法の構えだ。

ドラえもん「どうしたんだ、動き回らないとただの的になるぞ〜」

のび太「わからないかなドラえもん。お互いの武器の攻撃範囲が同じなら
先に攻撃した方が勝ちだろ。だったら止まったままで相手が近づくのを
待った方が楽じゃん。ようはね、速くブレードを抜いた方が勝ちなんだよ」

ドラえもん「ガンマンの早撃ちとかん違いしてないか〜。どこまでバカなんだ君は」

のび太「バカじゃなかったらこんな勝負に乗らないよ」

ジャイアン「のびちゃ〜ん、駆け引きのお勉強もしたことないんでちゅか〜。
だ〜か〜ら、てめえはいつまでたっても寝ションベンたれなんだよ!」

のび太「何ごとも単純に決めたいんでね。めんどくさがりやだから、ぼくは」

旋回を続けていたジャイアンは機が熟したと見て、鋭角的にのび太ACめがけて切り込んできた。

ドラえもん「右から来た! くそっ、どうしてレーダーだけで機体の向きがわかるんだ」

159 :名無し物書き@推敲中?:03/12/30 14:36
ジャイアンのパッシブ赤外線ファインダーはのび太ACの機体の向きを把握することができる。
だから自機から見てACの左側から攻めるというブレード戦の定石が通用するのだ。

ジャイアン「死ね、のび太!」
だがジャイアンACの狙いすました一撃は空を切った。タイミングおよび
斬撃の収束ポイントは完璧のはずだった。なぜだ?
ジャイアンはレーダーをまじまじと見回したが敵機の表示が消えている。
ジャイアンはモニターに目をやった。正面に気流の乱れが起きている。
ジャイアンは本能でのび太ACが真上にいると即断した。「のび太め生意気な、食らえ!」
ブレードオンリーのことなどお構いなしにマシンガンを乱射するジャイアンAC。
だがその直後マシンガンごと右腕を切り落とされる。「おのれ、のび太!」
歴戦のジャイアンはひるむことなくブレードで反撃。ブレードとブレードがかち合い、
すさまじい衝撃波が起こる。瞬間的に真空になったその場でお互いのACを間近で視認する両者。
ジャイアン「とらえたぞ、のび太〜」

のび太「ジャイアン……さすがだよ。たとえ格下と思っている敵に裏をかかれても決してひるまない。
その戦う本能の優秀さはぼくは認める。……だがミサイルを撃ちつくし、マシンガンを
失った以上この勝負、ぼくの勝ちだ!」

のび太ACはジャイアンの斬撃を急速後退でかわし、カラサワを構えた。
気流の乱れで所々煙幕の切れ目が見える。ジャイアンACが急迫し、
そこに一瞬姿を見せたとき、のび太はほとんど反射的にトリガーを引いた。
光弾のすさまじいエネルギーが周囲の煙幕を吹き飛ばす。爆煙は渦のように気流を巻いて立ち上り、
辺りは数百メートルにわたって一気に晴れわたった。
しかしジャイアンACは上空へ回避していた。闘争本能の優れた者は戦局の見極めも早い。
負けるとわかった戦いにむざむざ散ったりはしないのだ。ジャイアンは戦場から逃走をはかった。

ドラえもん「またはずしたのかバカバカバカ! 逃げられるじゃないか〜!」

160 :名無し物書き@推敲中?:03/12/30 14:46
のび太「う、うるさいな。邪魔なけむりを吹き飛ばしただけさ。二撃目ははずさない」

ジャイアン「くそっ、今日のところは引いてやる。だが次に遭うときは覚悟しておけ!」

のび太「本物の狩人は逃げる獲物も逃さない。悪いけど次に君に会うときはたぶん
花束を持って行かなくちゃならないかな」

『花束?!』
ジャイアンはその言葉が合図であったとでもいうように、緊急脱出のレバーを引いてACを脱出した。
その直後に一条の光の矢が自機を貫くのをジャイアンは見た。ACは光を放出するように炸裂し、
蒼空に咲く小さな白い花のように空中に散っていった。
生存競争で最後の決め手になるのが本能なのだと、ジャイアンは身をもって自覚させられた。

ドラえもん「勝ったー! のび太くん、ぼくたち勝ったんだよ」

のび太「どうやらジャイアンのやつ無事に脱出したようだね。本当に悪運の強いやつだよ」

ドラえもん「そんなこと言ったって、ぼくはのび太くんがジャイアンが脱出したのを
確認してから撃ってるの知ってんだからね」

のび太「な、なに言ってんだよ。戦場では非情に徹するのが原則じゃないか。
そ、そんなことするわけが」

ドラえもん「まあ、どっちにしてもケガがなくてよかったよ。さあ、家に帰ろう」

のび太「うん」

謎の男「あのジャイアンがまさかのび太にやられるとはな……」

161 :名無し物書き@推敲中?:03/12/30 14:51
二人が戦場から去ってしばらくして、荒野の遠景が陽炎のようにゆらゆらとゆがみだしたかと思うと
突如黒い影が姿を現した。それはまぎれもなく実体をともなったACだった。
のび太とジャイアンが激戦をくり広げていた中、このACは迷彩ステルスによって
姿を消したまま間近で観戦していたのだ。彼はあの軍需産業大手ホネカワ・エレクトロニクスの
御曹子骨川スネ夫本人であった。

「ステルス対策すらない傭兵ACごときにぼくのACの存在を見破る策などあろうはずもない。
その気になれば瞬殺することだってできたんだよ、のび太くん。君が勝利の喜びにひたってる、
その愉悦の瞬間を文字どおり永遠のものにしてさしあげることもできたのだよ。
……所詮、寄せ集めの部品でつくられたレイブン同士の戦闘など、
ただの『ごっこ』に過ぎないということを身をもって教えてあげないとね。
まあ、その時を楽しみにしていたまえ。
それではのび太くん、よい新年を。クククク……ケケケケ……クェーケッケッヶ!ゲホッ」


つづく……かも

162 :名無し物書き@推敲中?:03/12/30 21:48
「ねえ、のび太くん。南極にいかない?」

ドラえもんの唐突な誘いにのび太はまんじゅうをのどに詰まらせそうになった。
「な、南極なんかに行ってどうするの? ゴホゴホ」

「ふふふ、それがね〜。君の大好きなACに関係あることなんだよ」

「ほんとに? 南極にいったい何があるっていうの。まさかACが埋まってるとか
いうんじゃないでしょうね」

「それがね〜、実は行ってみないと分からないんだけど。話によるといろんな
パーツが発掘されてるっていうんだ」

「それじゃ早く行かなきゃ、みんなにいいの取られちゃうよ」

「まあ、あわてなさんな。南極は一部の研究者や専門家しか行けないところだから、そう簡単にパーツを持ってかれることはないよ」

「でも、でも早く行こうよ南極へ。どこでもドアでさ!」

「バカだねえ君は。南極がどういうところか知ってるの? 氷点下でブリザードの
吹き荒れる酷寒の地だよ。何の用意もなく行けるわけがないだろう」

「寒さ対策か……。そうだ、ねえぼくのACってコクピットが閉鎖性でエアコン完備
だから南極でも適応できるんじゃないかな」

163 :名無し物書き@推敲中?:03/12/30 21:49
「ふふふ……残念だけどそれは無理で〜す。寒冷地仕様のACならまだわかるけど。
君のACはそうはなっちゃいないからね。それと同じ寒さでも南極のそれは別もの
でね。局地的には鋼鉄すらボロボロになるほど極寒の場所もあるんだ。スコットの
南極探検を知ってるかい。近代文明の最新装備が極地の過酷な環境に耐えられな
かった例だ。」

「じゃあどうするの? 何かいいひみつ道具でもある?」

ドラえもんが何かを言おうとした途端に下の階から電話が鳴り出した。ドラえもんが
降りて行って受話器を取る。

「はいはい野比ですけど〜。どなた様ですか〜」

「やあ、その声はドラえもんかい? 僕のこと覚えてるかな。小学校のとき
のび太くんの近所に住んでいた骨川スネ夫っていうんだけど」

「あらっ、覚えてるよ。スネ夫くんだろ。懐かしいな〜。いや失礼、久しぶりだね〜。
いまどこにいるの〜」

「驚くかもしれないけど宇宙にいるよ。まあ、それはきみたちには関係ないこと
なんだけどね。用件だけを手短かに言うよ。実はわけあってきみたちを招待したい
ところがあるんだ」

164 :名無し物書き@推敲中?:03/12/30 23:25
 氷原のただ中に南極探検用のグランドクルーザーが白い雪のしぶきをあげながら停車する。
中から防寒具を着込んだのび太とドラえもんが出てきた。二人ともどこか緊張している。外の
景色を見て二人は大いに驚く。
「うわっ、なんだこりゃ」

「……雪の原っぱが一面真っ赤だ」

「まるで血の海じゃないか。ここは本当に南極なの?」

車から大柄な男が降車してきて、のび太にトランシーバーを渡す。すると聞き覚えの
ある声がそこから流れてくる。のび太はすぐにそれがスネ夫の声であるとわかった。

「のび太くん聞こえるかい? スネ夫だよ。そこから上を見てごらん」

のび太とドラえもんは雲ひとつない南極の空を仰いだ。東京では考えられないような
澄んだ青が無限を思わせる広がりを見せる。ちょうど天頂付近に目がいったとき、
一番星かそれ以上の輝きを持つ星がひとつぽつんとあるのに二人は気づいた。
「あれのことかい」

「そうそう、その星がぼくがいまいる船なんだ。宇宙の国からこんにちは〜」

「すご〜い、本当にあそこにスネ夫くんがいるの〜? お〜いここだよ〜」

無邪気に喜ぶ二人を適当にあしらうように言葉を続けた。
「ところでね、これからぼくたちが行う実験のことなんだけど、その説明をする
のは始めてだよね」

165 :名無し物書き@推敲中?:03/12/31 14:25
「そ、そうだった。スネ夫いったいこれはどういうことなんだい? どうして
雪原が一面真っ赤に染まっているんだ」

「それはただのペイントさ。もしくは的と言いかえたほうがいいかな。まあ、
それはいいとして、きみたちにぼくの船に搭載されているちょっとした新型兵器
の試験運用を間近で見学してもらいたくてね」
「兵器だって。……するっていうと宇宙兵器ってわけだ。すごーい」
「半径1マイルの巨大な的めがけて大出力エネルギービームを打ち出すのさ」
「え? するとまさかこの赤い大地が的で、ぼくたちはその中にすっぽり
入っちゃってるってこと?」

「残念だけどそうなるね。発射まであと十秒、それではごきげんよう」

「ちょ、ちょ、ちょっと待って。やだー! 死にたくないドラえも〜ん」
「なーんて、ウソだよ。ごめんな、悪気はないんだ」
 怒ってギャーギャーわめき立てる二人に、スネ夫はジョークの通じない奴ら
めと内心思いながら「ごめんごめん」とくり返しなだめた。
「ともかく、二人ともすぐそこから離れてもらうよ。実験の件は本当だからね」

 そしてグランドクルーザーは二人を乗せて再び雪原を走り出した。車内はヨット
の船内のように割合広く居心地のいいものだった。
「それにしても、スネ夫のやついったい何をたくらんでるんだろう」のび太は
ホットココアをゆっくりすすりながら言った。
「お金持ちの考えることなんてわからないよ」
「あのお坊っちゃんがまさか軍閥会社の御曹子だったなんてね」
「小学校のとこは親の方針でわざと普通の子供たちが通う学校に通ってたらしいよ」
「いま何をしてるんだろう。普通の高校生やってるとは思えないし」
「それが聞いた話ではね。現在スネ夫くんは空軍少尉らしいよ」
「し、少尉って。まさかスネ夫、兵隊やってるの?」
「兵隊っていうか将校って言いなよ」

166 :名無し物書き@推敲中?:03/12/31 14:53
「それときみは知らないだろうけど彼はA専にも通ってるらしいんだ」

「A専? ゲーセンのことじゃないの」

「AC技能専門学校のことだよ」

「あ、あの入学金だけでン千万するっていうとこ? 金持ちボンボンしかいけない……」

「きみと同じAC乗りってことだね。それもアリーナでも常に上位ランクに入る腕前らしい」

「アリーナにも出れるんだ。うらやましいな……出場権取るにもすごくお金が
かかるからぼくらには無縁の話だ……」

「だからぼくたちは無報酬で野試合みたいな戦いを続けるしかないんだね。でも名前
が売れればスポンサーがついてくれる。のび太くん、きみの戦歴はまだ浅いがいずれは
誰かの目について一流のレイブンの仲間入りになるチャンスだってあるよ」

「スネ夫のACってどんな感じなのかな」

「ここに来る前に調べてみたけど。さすが金持ちだね、複数のACを所持してる。
いずれも高級機だ。……というか普通のACと見た感じ、臭いが違うんだよね」

「臭い? ガソリンが違うってことかな?」

「いや、これはね。ロボット同士じゃないとわからない微妙なニュアンスなんだ。
危険な臭いというか、なんか得体のしれないもののような……」

「………」

167 :名無し物書き@推敲中?:03/12/31 17:54
 一時間ほどたってクルーザーは雪上を徐々に減速しながら停車した。そして
二人の割り当てられた個室に先ほどの大男が入ってきた。これから行う実験に
ついて簡単な説明を行ったあと二人に特殊な分厚いサングラス手渡した。宇宙
空間から打ち出された強力なレーザーが雪原を焼き切る瞬間を見学させるため
だ。男が去った後のび太たちは実験の荒っぽいやり方に憤りを覚えた。

「なんてやつだ。南極の氷を吹っ飛ばすなんて。これって環境に多大な影響が
出るんじゃない? どうにかやめさせられないだろうか」

「ぼくたちは一応ゲストとして招かれてるからね〜。気持ちはわかるけど見守
るしかないな」

「南極の氷の下になにかあるんだろうか」

 雪原のはるか彼方を車外に出て凝視する二人。相変わらず宇宙船は二人の真上
にあり、まるでその位置から移動していないように見える。二人には自分たち
めがけてレーザーが降ってくるのではという恐怖が少なからずあった。
《外でご見学される方々はサングラスの着用をもう一度ご確認ください。発射
のカウントダウンを行います。60、59、58……》

「まるでこの世の終わりの光景を目の当たりにするような気持ちだね」のび太は言った。
「まさか南極文明でも目覚めさせようっていうのかな」
「南極文明! もしかしてピリ・レイスの地図が発端になったあれのこと?」
「まあ、あの地図の信ぴょう性は置いとくとしても、まだ南極には多くの謎が
残ってるからね」
「あのレーザーは数千メートル地下の岩盤まで届くんだろうか。地震は起きないのかな」
「まあ、ここまで来たからにはとにかく見届けなくちゃね」

168 :名無し物書き@推敲中?:03/12/31 18:07
 上空に見える宇宙船の輝きがひときわ大きくなる。発射まであとわずか。
低高度軌道上の宇宙船「スーネチャマ」ではクルーたちの異様な緊迫感が狭い
船内を支配していた。
 船内の発令所で二人の男が何ごとかを話していた。二人は服装の面でも他の
クルーとは別の所属であることが見て取れる。ホネカワ・エレクトロニクス社
の御曹子スネ夫でさえ、あくまでこの宇宙実験に出資したことからゲストとし
て招聘されたにすぎない。実験の起案者やその目的など全容は謎に包まれていた。
「宇宙から地上の目標を破壊する。これはまさに人類が神になったような心境
にさせてくれるね」
「はい、宇宙の創造主はこれまで無秩序な破壊をくり返してきました。ブラッ
クホール、超新星爆発、銀河同士の衝突、ビッグバン……これらにくらべれば
地上で我々の先祖がくり返してきた破壊、殺りくなどまるでとるに足らないも
ののように映ります」

「照射時間720ミリセカンド、プロセス異常なし、フォーカス、アライメン
ト異常なし、全視界オールグリーン。最終ロック解除。テンカウント開始しま
す。10、9、8……」

「いよいよだな〜。のび太のやつきっと驚くぞ〜」スネ夫は白い怪物のように
眼下に広がる南極大陸を足下のパネル窓から嬉々としてながめていた。

「?」
「なんだ」
「??」
「どうしたんだ」
「あれは……」

「目標地点の発光を確認。照準レーザーの反射ではありません」
「まだ発射してないのに? いったい何が……」

169 :名無し物書き@推敲中?:03/12/31 18:19
 のび太たちは地上で起こっている異変を困惑気味にながめていた。
「地平線が輝いてるよ」

「無気味だな〜」

「光が強まって……」
 その直後、地平の彼方がすさまじい閃光を発した。「うわあ」
 特殊サングラスも役に立たないほどの激しい光の照射が襲う。光輝の海に投げ
出されたように二人はなす術なく金縛りに遭い、身をかがめることすらできな
かった。 その後、光を追いかけるように衝撃波が何次にも渡ってはげしく叩き
つけてきた。
「ドラえも〜ん」

「地面にふせろ〜!」
 荒れ狂う暴風がのび太たちと同行のクルーたちを数十秒にわってなぶり続けた。
クルーザーも横転して嵐にさらされた。轟音に混じってこの世のものとは思え
ない奇妙な旋律がかすかに聞こえてくる。上空の大気が乱れ盛んに共鳴し合い
ながら無気味に鳴り響いているのだ。それらは地獄の光景さながらだった。
 やがて嵐はおさまり、今度はゆるやかな風が爆心地に向かって舞い戻るよう
に吹き始めた。地面に突っ伏したまま耐えていた二人もようやく顔を上げるこ
とができた。
 だが二人が目にしたのは、彼方の大地に突き刺さる一本の槍、いや蒼空を突
き抜けどこまでも伸びる一条の光の残像だった。
「す、すごかった」
「まるで核兵器だったね」

 二人が呆然としていると、クルーザーの乗員たちがやにわにざわめき出した。
予定と違うことでも起こったのだろうか。二人は心配になった。そのうちクルー
の一人が空を仰いで叫び出す。
「ああ、なんてこった。空を見ろ!」

170 :名無し物書き@推敲中?:04/01/05 12:42
 みなの視線が天頂付近に注がれる。と同時に驚愕と悲鳴の声があたりに響く。
いくつかは嘆息に変わりいくつかは号泣の声に変わる。のび太とドラえもんは
言葉もなくただその光景を見つめるしかなかった。しばらくしてつぶやくように
のび太が声に出した。
「星が……いや船が二つになってる」

「ドッキングモジュールへ急げ! 負傷者は優先しろ」
「モーメント回復しません。手動操作に切り替えます」
「スラスター制御どうなってる、このままじゃ地球に落ちるぞ」
「チャージが足りない。不要な電源はすべてカットしろ」
 目まぐるしく立ち回るクルーたち。くり返し同じことを告げる船内放送。
赤い非常灯が船内を染め上げた。先ほどとは違い、狂気寸前の張り詰めた空気が
船内を占める。
 発令所に一人のクルーが報告にきた。
「キャプテン、本船の維持は非常に困難です。おそらく国際宇宙機構の救援も
間に合いません。周囲に多数のデブリが発生したため接近不可能だそうです」
「ふふ、なんとも皮肉なものだ。神の立場を濫用しようとした人類を、神は
しっかりと監視していたのだからな。老子の言葉を思い出す」
「しかし、直撃を免れたのは不幸中の幸いです。例の地上からの光線はレーザー
照射モジュールと本船をつなぐトラスを切断しただけなので船体への衝撃が最
小限で済みました。宇宙ステーションとの連絡船がドッキング中ですからうまく
すれば全員が無事に脱出できます」
「甘いことを言うな。姿勢制御システムが正常に戻らなければ誰かがここに残る
ことになるんだ。このまま地球に落とすわけにはいかんだろう」
「でもいったい誰が残ればいいのです。キャプテン、あなたにそれを決める権限
があるとでもいうのですか」

171 :名無し物書き@推敲中?:04/01/05 12:46
「このようなケースは想定してあっても、実際に来るとは考えんものだ。至って
古典的だが、くじ引きで決めることになっている。ゲストを除いたクルー全員
がそれを引く義務を負う」
「あなたたちはどうなるんですか」
「我々は船内作業スペシャリストでも、パイロットでもない。この実験の一部
始終を宇宙機構に報告する義務がある。我々が緊急事態時の最優先脱出権限を
持っているのは、契約書その他で確認済みのはず。それを忘れたか」
「そんな……でも」
 キャプテンの側にひかえていた副長がクルーの肩を同情的にたたく。
「大丈夫だよ。私はここのクルーたちが最高のメンバーだと自負している。
だから安心してこの船を任すことができるんだから」
「ぼ、僕一人なの? 怖いよ。一人で行きたくない」
「カプセルはどれも一人用でね。ちょっと狭いが我慢してくれ。地球直帰コースで射出するから、ものの十分で地球だ。それでは運があったらまた会おう、スネ夫くん」
 無理やり救命カプセルに閉じ込められたスネ夫は円形の分厚い窓を叩きながら泣叫んだ。
「み、みんなは。いやだ、一人にしないで……」

 キャプテンと副長は脱出モジュールの前で何ごとかを交わしていた。
「ところで南極からの光源だが、全部で五つ確認されたようだ。眠れる獅子を
四匹も余計に起こしてしまうとはな」
「四神殿の守護神か。地上ACでどうにかなる代物ではないぞ」
「核しかないのか……」
「愚かな。南極を蒸発させたら我々の文明が滅ぶ」
「だがそれではどうすれば」
「それよりも未知存在の研究は我々にとって新たな課題だな。フフフ……」
 うすら笑みを浮かべるキャプテン。副長はけげんな顔をしてその様子をうか
がっていた。

172 :名無し物書き@推敲中?:04/01/05 12:53
「見ろ! のび太」

 空の恐ろしい光景に魅入っているのび太の胸を乱暴にドラえもんが突いた。

「い、痛いな。なにすんだよ」
「あれだ。地平線を見ろって」

 のび太は見渡すかぎり平らな雪原と空との境界に目をやった。雲のように
わきあがる何かがこちらに迫っているのが見えた。

「あ、あれは……なだれ?」
「わからない、津波かもしれない」 

 まわりの大人たちはパニック状態におちいっていた。逃げようにも車は転倒
して雪に埋もれ、さらに一面さえぎるもののない雪原に避難場所などあろうはず
もない。
「逃げようドラえもん!」
「で、でもどこへ?」
「どこでもドアだよ!」

「ああそうかそうか……」
 だがあわてたときドラえもんは思い通りの道具を出すことができない。あせ
ればあせるほど関係ない道具が出てきた。

「ああもう、ドラえもんの役立たず!」
「そんなこと言っても、ああ、ああ……出ない」

173 :名無し物書き@推敲中?:04/01/05 12:54
 のび太はドラえもんのポケットを見てはたとひらめいた。

「そうだ、ドラえもん!君のポケットの中に逃げればいいんだ」
「ええ? そうか! でも、僕は?」

「みんな、ここに飛び込め! ここしか逃げるところはない」
 そう言ってのび太は勢いよくドラえもんのポケットの中に飛び込んだ。大人たち
は半信半疑でそれを見守っていたが、のび太が吸い込まれるようにポケットの
中に姿を消したのを見て、狂喜したようにドラえもんの元に殺到する。ドラえもん
はバーゲンセールの商品ようにもみくちゃにされ、気づいたときには何もない
雪原の上にひとり仰向けに倒れていた。ポケットの中からのび太の声がする。

「ドラえもん、みんな無事避難したから君も早く入ってこい」

「うう、みんな人使いが荒いんだから。ロボットだと思って……」
「いいから早く来いってば、なだれが来ちゃうよ」

 ドラえもんは器用にポケットの中に体をねじ入れると、雪原にはクルーザーと
観測機器など雑多な装置、そしてポケットだけが残った。数分後恐ろしい勢い
でのび太たちのいた場所を雪崩がさらうようにのみ込んでゆく。

174 :名無し物書き@推敲中?:04/01/05 18:45
 新年の正月を遅まきながらのんびり楽しむのび太とドラえもん。居間のテレビを
二人とも寝っころがって見ていると、買い物から帰ってきた玉子が入ってくる。
「のびちゃん、いくらお正月だからって昼間からテレビばかり見てちゃだめよ」
「うん、でもすることないんだ」
 ドラえもんがムクッと起き出してテレビの画面にかじり付いた。
「のび太くん、見ろ。あれがやってる」
 昼のニュース番組では国際宇宙機構の実験モジュールがデブリの接触で破損
したという報道が流れた。幸い負傷者は出たものの死者は出なかったとのこと。
実験では無重力状態での栽培プラントの研究を行っていた。またこの事故で実験
衛星が地球に墜落する可能性はないという。
「ウソっぱちだい。南極で氷を溶かす実験してたくせに」
「氷を溶かすのが目的じゃないよ……」
「ぼくらはどうするべきだと思う? やっぱり事実は違うと報道局に訴えるべき
なのかな」
「ぼくたちは今回の出来事に関して他言無用と釘を押されてることを忘れちゃ
だめだよ。その口止め料と言っちゃなんだけど、見返りに新型ACをいただく
ことになったんだから」

「そうだった。新型のAC! でもあんな事故の後だし喜んでいいもんだか……」
「まあ、犠牲者は出なかったんだし。スネ夫くんの無事も確認できたし。いい
んじゃない素直に喜んでも」
「うん……そう考えるとなんだか胸がワクワクしてきたよ。早く送られてこない
かな」

 廊下で電話が鳴り出す。母親が出ようとしたところ、居間からドラえもんが
飛び出して、「ぼく出ますよ、ぼく出ます」と、それをとどめるように先に受
話器をつかむ。
「もしかしたらスネ夫くんかもしれない」

175 :名無し物書き@推敲中?:04/01/08 20:49
「おう、お前か? のび太とかいうのは」

 ぞんざいな男の声にドラえもんは度胆を抜かれてギョッとした。
「い、いえ。ぼくドラえもんです。あのう、どちらさまでしょうか……」

「どうでもいいからのび太を出せ」
「の、のび太くんにどのようなご用で」

「聞こえなかったか、のび太を出せと言ったんだ。それともお前耳ないのか?」
「み、耳ありません。ね、ねずみにかじられましてその……」

「おい……ドラえもんとやら、ぶっ殺されたいのか。オレはつまらん冗談は嫌い
だ。わかったらさっさとのび太を出せ。」
「電話ごしの脅し文句は穏やかじゃないですよ。そんな言い方じゃ誰も言うこと
聞いたりしません」

「……ほう、なかなか肝のすわった奴だな。確かにお前の言う通りだ。このやり口
は穏やかではない。それでは方法を変えよう。お前に直接用件を言う。そして
後でのび太に伝えろ、いいな?」

「いいも何もそんな居丈高な命令に誰が言うこと聞きますかい」

「オレの名はジャック・ランドルフ、AC乗りだ。オレは坊っちゃんの真意が
知りたくて今日お前のところに電話した」

『人のはなし聞いてないし……それに坊っちゃんって誰のことだ?』

「そういうお前も、いやのび太もAC乗りだな」

「そうですが何か」

176 :名無し物書き@推敲中?:04/01/08 21:14
「アリーナには出ているのか」
「そんなアリーナなんてとんでもない。のび太くんはまだ高校生ですよ」

「高校生だろうと子供だろうと実力があれば出れる。戦歴は浅いのか」
「ええ。まだ十戦ほどしかしてないですね」

「それでのび太は、強いのか?」
「どうしてそんなことを聞くんですか」

「お前の知ったこっちゃない。強いのかそれとも弱いか、それを聞いている」
「何とも幼稚な質問ですね。子供のケンカじゃあるまいし。聞いてるこっちが
恥ずかしくなってきますよ」

「じゃあ、言いたくないんだな。カスみたいに弱いもんだから。安AC乗った
カスが十戦そこそこか。まったくお笑いぐさだな」
「な、な、なんて失礼な! あんた何様のつもりだ?」

「もういい、弱いカスに用はない。おいドラえもんとやら、のび太にこう言っと
け。オレは雑魚のお守をするために試合に出るつもりはない。お前も身のほどを
知ったらさっさと辞退しろ。カスはカス同士つぶし合うのが似合っている、とな」

「ゆ、許せない! よくものび太くんをバカにしたな。お前なんかに……」
 ドラえもんが言いかえそうとすると、そんなのにつき合ってる暇はないと
ばかりに男は乱暴に電話を切った。ドラえもんは冷水をぶっかけられたように
その場で凍り付いた。わなわなと体が震え、ふつふつとわき起こるやり場のない
怒りと無念さが、ドラえもんの沈黙をさらに無気味なものにした。ほこ先は受
話器に向けられじっとそれをにらみ続けるドラえもん。

177 :名無し物書き@推敲中?:04/01/08 21:16

「おのれおのれ……」

「ドラえもん、いまの誰だったの? まさかスネ夫じゃないよね」
「なにい? あんなやつがスネ夫くんのわけないだろう」

「じ、じゃあいったい誰だったの?」
「知るか! それにしても失礼なやつだったな。思い出すと何から何まで憎た
らしい。おのれおのれ、いまいましや……」

「そいつは名前も言わなかったの? 何が目的だったんだろう」
「きみと同じAC乗りらしいよ。どこの馬の骨か知らないがジャック・ランド
ルフって偉そうに名乗ってた」

「ジャック・ランドルフって……まさかウソでしょ?」
「うん? 有名なのそいつ?」

「有名どころかアリーナ常勝のエースパイロットだよその人。AC『バーゲスト』
の乗り手で別名黒犬のジャック・ランドルフ。な、なんで世界ランカーがぼくの家
なんかに電話なんかするの?」
「な……あんなのが世界ランカーだって? 生意気な、そいついったい何位なんだ」

「最近読んだ雑誌では確か7位って出てた」
「7位だって? ふん、あれなら性格の悪さでもランカー入りできるな」

「本当にあのランドルフだったとしたら、すごいことだよ。というか信じられ
ない。ぼくが電話に出ればよかったなあ!」
「そしたらさぞかし幻滅しただろうに。かえって幸運だったと思うよ、出なか
ったのは」

178 :名無し物書き@推敲中?:04/01/08 21:44

 二人がその場を離れないうちに再び電話がかかってくる。ドラえもんは先ほど
の男かもしれないと思い、すぐに受話器を取って乱暴に口を開いた。
「オラァ、野比家に何の用だぁ?」

「……あれ? ド、ドラえもんだよね。その声」
「あっ、その声はスネ夫くんじゃないか。電話待ってたんだよ〜」

「や、やあドラえもん。まあともかく明けましておめでとう。ところで先日は
きみたちをひどい目に遭わせてしまって本当に済まなかったね。電話の形で申
し訳ないがあらためてお詫びするよ」
「い〜えいえ。こちらこそスネ夫くんが無事帰還できて何よりですよ〜」

「ありがとう。まあ、お互い無事でよかった。さて、挨拶はそのぐらいにして
本題に入ってもいいかな。きみたちもぐだぐだと世話ばなしを続けるよりは
そっちの方がいいだろう。君たちにACを譲渡する話になっていたと思うが、
きみたちには近日中に招待状が届く予定になっている。ぼくの会社の敷地内の
AC性能テスト場でその最新機が披露されることが決まったんだ。ここで断ら
なければならないことがある。譲渡されるACは最新のパーツを多く寄り集め
ているため、企業の機密上の問題で建て前は譲渡となっているが、機体を所有
管理する権限はあくまでぼくたちホネカワ・エレクトロニクス社にあるという
ことだ。つまり、きみたちが許可もなく勝手にアリーナや傭兵任務などに出撃
することは一切認められない。また、仮にきみたちがACの授受に応じた場合、
以後きみたちはホネカワ・エレクトロニクス社お抱えのレイブンとして、わが
社に配属してもらうことになる。そしてスケジュールをこちらがすべて管理す
るかわりに、きみの夢だったアリーナにも随時出場できるようになる。どうだい、
条件としてはこれ以上にないビッグチャンスだろう」

「うーむ、確かにすごい。でもただほど高いものはないって言うしね」

179 :名無し物書き@推敲中?:04/01/08 21:53
「世の中どんな金持ちも見返りのない投資はしないものだよ。ぼくが言うのも
なんだが、これはきみたちにとって一生に一度あるかどうかのチャンスだと思
うんだ。ただ幼なじみの縁だけでこんな待遇はしないだろう。まあ、考える時
間はたくさんあるはずだからじっくり二人で相談して決めてくれ。しつこいよう
だが、もう一度いうよ。この選択次第ではおそらくきみたちの未来に決定的な
違いを生むことになるだろう。今回の提示がきみたちにとってよいお年玉になる
ことを期待しているよ」
「う、うん。なんだか夢でも見ているようだ……でもこれはすごいことなんだ
ろうな」

「それでは正月早々の電話で恐縮だったが、そろそろ失礼させてもらうよ。もしきみたちの
方で何かあったらこの番号に連絡してくれ。○○○−△△△△−◇◇◇◇だ。
それではよいお正月を」
「いいえいいえ、とんでもない。そちらこそよいお正月を……」

 ドラえもんは受話器を下ろした後も、別の余韻にひたっているか考え事をして
いるのか、しばらくぼうっとしていた。

「なにポカンとしてんの。今日のドラえもんはどっか変だよ」

『あまりに出来過ぎてるって言うと言葉があれかもしれないけど、何か裏でも
あるのかと思ってしまうな。のび太くんにとってこれは幸運なのかそれとも……』

180 :名無し物書き@推敲中?:04/01/08 22:12
ドラえもんロボットだから強化人間以上の能力発揮しそうだな

181 :名無し物書き@推敲中?:04/01/09 00:23
 のび太とドラえもんは自前のAC『ザンダクロスmark2』の整備をしていた。狭い野比家の敷地
で全長10メートルを超す巨体の管理などできないので、ドラえもんのひみつ道具で地下シェルタ
ーにメンテナンスエリアを設けたのだ。とはいえ総部品数十万点におよぶACを素人が整備するの
は不可能に近い。メカマニアとして通っているドラえもんの妹ドラミが主にメンテナンスを担当し
ている。
「お兄ちゃん、ずいぶんあちこちガタが来てるわよ」
「うん? だ、誰のこと?」
「いや〜ね〜、ACのことに決まってるじゃない」
「ああ、そうか……びっくりした」
「もう廃棄処分にするしかないかも」
「そんな……ひどい!」
「だ〜か〜ら〜、変に誤解しないでったら〜」

「もとがガラクタ置き場から拾ってきたものを復元ライトで戻して使ったものだからね」
「もう修復不可能なのかな」
 のび太は感慨深げに自分と共に戦い続けてきた歴戦のザンダクロスを見上げた。ジャイアン戦
で多量の砲火を浴び、核となるエレクトロニクスが大きな被害を受け、製品の交換を強いられた。
しかしACそのものが拾い物主体であるため交換部品まで拾い物で間に合わせることはできない。
新しく購入しようにもACの高額な部品はのび太の小遣いがたとえいまの百倍あったとしても足り
るものではない。さらにザンダクロスは旧式の電装なので中古部品店にすら販売されていなかった。
「ガラクタの山の中にカラサワを見つけたときの喜びと言ったらなかったよ」
「あの頃は楽しかったね、のび太くん。ゴミの山が宝の山に見えたもん」
「でも……新しいACが手に入るなら、正直な気持ち欲しいな」
「それはわかってる。うん、わかってるさ」

 修理に没頭していたドラミが降りてくる。体は黒い油で所々汚れていた。
「ダメね……てんで部品の互換がきかないわ。あと油漏れも深刻ね。これだから旧式を
いじるは嫌なのよ」
「ドラミまだお前は〜」
「だ〜か〜ら〜お兄ちゃんのことじゃないってのに」

182 :名無し物書き@推敲中?:04/01/09 01:09


『光る翼だ。速い、そしてなんと美しい……』

「これは南極調査先遣隊隊長マーク・ハリー中尉最後の言葉です。残された音声から
推測するに、彼は未確認物体を前にして動揺する様子もなく、ただ目の前の光景に
恍惚としながら最期を迎えたようです」
「他に面白いデータはないの」
「西大陸から南方へ向かった分遣隊も同様に未確認物体を発見、補足したそうですが
こちらは音声データすら残さず消息を絶っています」
「他には?」
「今のところありません。あとは救援隊の到着を待って極地作戦が再開される予定です」
「国連は何やってんのさ。米軍はどうしたの。これだけの惨事が南極で起きていると
いうのに誰も積極的に動かないなんて」
「場所が場所ですからね。極地で戦闘行為を想定している国家などどこにもありませんよ」
「潜水艦はどう?」
「地上への攻撃は沿岸からの対地ミサイルのみですので、まったく意味がないと思います」
「私兵は高くつくからもう送りたくないな。というより調査名目が甘かったか。はじめから
戦闘部隊を送り込んだ方がよかったかもね」
「ACをですか? でもまだそのような部隊は編成されてませんが」
「うちのアリーナ傭兵部隊を編入させて臨めばいい。シャープマン、カリスト、セブン
ブリッジにランドルフ。それとタダ同然で調達予定の、剛田と野比の二人」

「果たして彼らが納得するでしょうか。特にランドルフはわが社の至宝です。そのような
危険な任務に……」
「あいつは粗暴だが単純な男だ。危険よりも冒険を選ぶだろうよ」

「宇宙空間から地上までは長かったよ。ひとりぼっちで怖くて。このぼくをそんな目に
遭わせたんだ。相手がどうあれ復讐してやらなくちゃならない。そうだろ?」

183 :名無し物書き@推敲中?:04/01/10 12:19
 『月刊AC新世紀』の熱心な読者のび太は自室に寝っころびながら、今月の
特集「AC戦記第二章 三皇帝時代を振り返る」を熱心に読んでいた。突出し
た技量をほこる三人のエースパイロットが活躍したその時期は、一ヶ月で上位
が入れかわる壮絶な群雄割拠の時代だった。安定した実力のチャンピオンが誕
生しないことから大空位時代とも呼ばれた。レイブンの技量低下を各誌は論じ、
アリーナ界でも選手の不正行為、ドーピング、八百長などの不祥事が相次いだ
ため一時アリーナの中止にまで追いこまれた。この頃アリーナ出場を果たした
若き三人のレイブンが奮闘して、人々を再び魅了しアリーナへ引き戻すことが
なければ、ACの時代は早くも終わっていただろうといわれた。低迷するアリ
ーナ界を再び活気づけた功績が、実力と共に高く評価された。いつしかこの三
人はアリーナ界で三皇帝と称されるにいたる。

『確かにランドルフなんて彼らの偉業にくらべればたいしたことないよな。ま
あ、エースパイロットっていうのは認めるけど。それにしてもドラえもんが言
ってた試合の件ってどうなってんだろう。いくらなんでもアリーナ未経験のぼ
くが上位ランカーなんかといきなり試合するなんてありえない。やっぱりあの
電話の主は偽者だったんだろうか』

 そんなことを考えながら、のび太は雑誌に目を戻した。次回の特集はこの偉
大な三皇帝を相次いで破り、AC界に新時代を切り開くべく彗星のように現れ、
そして消えていった希代の英雄グスタフ=アドルフ・カリストについてであっ
た。のび太はゆっくりと雑誌を閉じると、丁寧に本棚にそれを戻した。ほとん
どの本や漫画が床に放り出したままなのを考えると破格の扱いといえる。のび
太が次号に夢おどらせ読後の余韻にひたっていると、それをわざとぶちこわす
ようなタイミングでドラえもんが部屋の中に入りこんできた。

「何やってんだのび太くん、さっさと行くぞ」

「行くってどこへさ」 「決まってるだろ。現場だよ」

184 :名無し物書き@推敲中?:04/01/10 22:09
 AC部品を求めてのび太とドラえもんはしばしば郊外のAC製造工場近くに
あるスクラップ置き場を訪れた。ここはよく二人が利用するお気に入りの場所
だ。だが常時警備員に守られ立ち入り厳禁となっているので、二人は『石ころ
帽子』を使って気づかれないように侵入していた。この日は休みを利用して昼
前から部品を探していたが、思うように作業は進まなかった。
「ダメだ、まだ一個もいいのが見つかんない。ひとまず食事休憩しようか、の
び太くん」
 二人はガラクタの山から下に降りて、砂利の上にゴザを広げて弁当を取り出
した。辺り一面油や鉄くずの匂いがただよい、昼食どころの雰囲気ではなかっ
たが、二人はいつもここでかまわず食べていた。
「もうガラクタに頼るのは無理なのかな」
 のび太は弁当に箸を運びながら、ところどころACの腕や足がのぞく殺風景
なスクラップの山に目をやった。ドラえもんは弁当箱を口元にもってきてガツ
ガツやりながら答えた。
「う〜ん、さすがに難しくなってきたね。ACの進化が思った以上に早いみた
いだ」
「ここにあるのも決して古いやつじゃないんだけな。一部分だけ新しいのに取
っかえても、他のパーツを合わせて交換しないとバランスが最悪になっちゃうっ
てドラミちゃんが言ってた。ザンダクロスのパーツのほとんどは一時代前のも
のだけど、完璧に相性のいいパーツがそろってるから最新のACともなんとか
これまで渡り合ってこれたんだ」
「ザンダクロスの基本設計はすべてドラミが担当しているからね。拾い物だけ
でよくあれだけのものを作れたよ。誇らしいことは誇らしいんだけど、ぼくら
がすることといえば、ドラミに言われた部品をここに探しにいくだけなんだよ
ね。まったくいつからあんなに人をあごで使うやつになったんだか」
「でもドラミちゃんがいなかったらそもそもぼくらがACに乗って活躍するこ
とだってなかったんだし」
「な、なんですと? それじゃぼくでは役不足だと言いたいんですか、のび太
くん! ぼくが誰よりもきみのことを考えているのをきみは……」
「ああわかった、わかったよ。ぼくが悪かった。いままでやってこれたのはき
みの的確な助言とナビのおかげです。それは間違いない」
「う、うん。そうか、それならよろしい」

185 :名無し物書き@推敲中?:04/01/13 05:05
ザンタクロスといえばのびたと鉄人兵団か。
元ネタがしっかりしているね! ががれ

186 :名無し物書き@推敲中?:04/01/14 10:22
 二人はしばらく黙ったまま食事を続けた。ドラえもんが三箱目の弁当を豪快
にかき込んでるうちにのび太は食べ終わった弁当を片づけ、水筒からコップに
一杯水を注ぎそれを一気に飲みほした。辺りはまだ機械油の臭いに満ちていた
が、いったん満腹になるとなんとも気にならなくなる。ここに来たばかりの頃
は一日があっという間に過ぎてしまうほど楽しめたのに、めぼしい部品が少な
くなってきた昨今では、むしろ作業的な苦痛さえ感じるようになってきた。ス
ネ夫のいうことを聞けば、楽をして最新のACに乗ることができ、しかもアリ
ーナにも出場できる。そして大手大企業HEに雇用される。それを思うと決断
に迷いはいらない気がする。でも……。
 何かがわだかまりとなって、のび太をためらわせる。自分はまだ高校生だ。
社会のこともよくわかってない。ACのことも。……ジャック・ランドルフの
ことも。のび太はいつのまにか世界ランカーをまるでライバルでもあるかのよ
うに、自分と対置していることに気づいた。でも不思議と恥ずかしくならない。
ともかく、スネ夫の言う通りにすれば、この先自分の想像のつかない大舞台が
用意されるに違いない。でもそんな大それた決断を下すにはまだ早いんじゃな
いか。そうだ、まだ早いんだ……
「のび太くん、いまにAC戦はミサイル主流の戦いに変わると思うよ。電装が
ひと昔とけた違いに進化しているからね。大型レーダーや高性能射撃統制シス
テム。軍用装置の流用が認可されはや数年。ハイテク兵器が市場を占めている
からどこいっても高価なパーツばかり。いまじゃブレオンのガチンコ勝負なん
てほんと野試合くらいでしか見なくなったから」
 のび太の想念を打ち消すようにドラえもんの得々とした声が耳に入ってきた。
どうやらドラえもんは随分前からのび太に向かって話し続けていたようだ。の
び太は物思いにふけっていたため全然聞いていなかった。どうりでわからない
話をしているわけだ。
「ええと、それで何の話だっけ」

187 :名無し物書き@推敲中?:04/01/14 10:32
「ぼくらの兵装も時代遅れになってきたってことさ」

「……まあね、ミサイルって単価がバカ高いからぼくらじゃ手が届かないからね。ジャイ
アンは使ってたけど。あのときは『あんなに使ってもったいないな〜』って思いながら戦っ
てたよ」

「カラサワはレーザー兵器だから弾薬代がかからないのはいいけど。連射できないし、複
数ターゲットを補足できない。もしアリーナに出れたとしても、一対一がせい一杯で団体
戦はおろかタッグ戦も厳しいよ」

「お金がいっぱいある人はいいよねえ」

「そう、結局はお金なんだよね。ぼくが言うのもなんだけどこればかりはどうにもならな
い。だからこそ、流れてついた船に迷わず乗っかっていく図太さが必要なんだよ」

「いいのかい、ドラえもんは? ぼくがホネカワ・エレクトロニクスの人間になっても」

「ぼ、ぼくはただの助言者ですよ。ただのね。決めるのはのび太くん本人なんだ。本人の
自由ですよ」

「じゃあ、ぼくがスネ夫の申し出を断ってもいいんだね」

「えっ、いまなんと」

「だから断っちゃってもいいんでしょってこと」

「ま…………まあ、お、落ち着いてお茶でも」

 そう言いながらドラえもんはポットのお湯を注ごうとしたが誤ってこぼしてしまった。
「あああ、ううう……」

188 :名無し物書き@推敲中?:04/01/14 10:34
「ドラえもんこそ落ち着かなきゃ」

「いいい、ううう……」

 太陽が南中に差しかかる中、二人のあいだに気まずい沈黙が流れた。二人で将来のこと
を真剣に話し合ったことなど今までなかったことだ。のび太は思った。そういえばドラえ
もんってぼくの将来を心配して未来からやってきたんじゃなかったっけ。どうしてこうい
う話をいままでお互いしてこなかったんだろうか。のび太はしばらく考えたあと、とりあ
えずいまの話をそらすため先に口を開いた。

「でも会場には行ってみるつもりだよ。新型のACをぜひ見てみたいからね」

「う、うん。そうだね、行ってみれば気が変わるかもしれないし……。そういえばスネ夫
くんの会社、今期からスポンサーではなくチームとしてACアリーナに本格参戦するらし
い。いままでACのパーツや武器の提供にとどまってたけど、今回から大々的にブランド
戦略の一環で出場するらしい」

「考えてみればスネ夫の会社ってもともとACとは無関係の軍需産業の企業なんだよね」

「そう、ぼくがスネ夫くん所有のACを見て感じた匂いは、まさに軍用兵器のきな臭い匂
いだったんだ。」

「軍用兵器の匂い……?」

「その危険な匂いプラスアルファをこのまえ感じたのさ。他の企業がつくるACとは根本
的に違ったなにかを」

「いったいなんだろう、その違いって。ますます例の新型機を見てみたくなったよ」

「うん、最新鋭のテクノロジーをとくと拝見させてもらおうよ」

189 :名無し物書き@推敲中?:04/01/14 10:43
 防衛庁の政府高官を乗せた政務車がホネカワ・エレクトロニクス本社(以下HE)
の正門をくぐった。建て前は新型ACの一般公開前の展示会に参加するということ
だが、実際は政府委託の技術研究についての意見交換のためだった。高官は会場で
HEのACアリーナ初参戦に祝辞を述べた後、HEの重役らに案内されて最新鋭A
Cの展示場に向かった。
「オーバーブーストを使用すると地上で最高時速460キロ、空中で600キロま
で加速可能です」
「また空中でのモーメント安定性に優れ、照準精度を地上並に保つことができます。
これによって戦闘ヘリ各種はほぼ無力化できるでしょう」
「兵装はブレード、ライフル、肩ミサイルなど、どれも標準的な装備ですが、基本
性能を底上げした機体とそうでない機体との間には見た目は地味でも性能に雲泥の
差が出るものです」
「ふむ、よくも悪くも汎用性の高い機体ということだな」
「汎用性の高さこそACの誇るべき特色だと思っております」
「だが所詮ACは大衆娯楽物。君たちは従来通り軍需兵器の開発製造にまい進して
いればよい。企業が他の分野に手を出して火傷する例をたびたび見てきた。……と
ころで話は変わるが兵器の新機軸といわれるバイオ・インプラント研究はどこまで
進んでいるのかね」
「あれは倫理上の問題など、多くの制約のためはかばかしい成果をあげているとは
いえません。現状では自主規制せざるを得ない状況です」
「遺伝組み換えすら非難のもとだからな。クローン技術はなおのこと。だが本人の
意志によって『強く』ありたいと願うなら、それを叶えることになんの罪悪がある
というのか。遺伝子もクローンも成果が出るのに時間がかかる。バイオ・インプラ
ントはすべての兵器の限界性能を引き上げることが可能な点で、まさに革新的な技
術なのだ。無理解な大衆どもの抗議、実験に伴う多少の不祥事は揉みつぶす覚悟だ。
資金面でのバックアップもこれまで以上に行おう。各国が倫理上の規制で足踏みし
ている時に我が国は一歩前に出ねばならん。結果はあとから変えられん。先に行っ
たものが勝ちなのだ」
「承知いたしました。政府の意向に沿うよう私ども鋭意尽力いたします」

190 :名無し物書き@推敲中?:04/01/14 10:47
「やっと帰っていったか、政府の犬め。難題ばかりふっかけおって」

「でもよかったじゃんか、パパ。これであの実験が再開できるんだから」

「そういえばスネ夫、お前の友だちで例の実験にぜひ献体したいという者がいるそう
だな」

「うん、まぎれもなく本人の意志でね。誓約書もすでに書かせた。研究チームもすぐ
発足させる予定だし、あとは政府からの正式なゴーサインを待つだけだよ」

「彼のACパイロットとしても適性はどの程度のものだったんだ?」

「彼が前に使用していたACを調査してみたんだけど、すごい代物だったよ。並のパイ
ロットが乗ったら三分で卒倒しちゃうほどむちゃくちゃな機動力を持っていた。荒馬の
ようなそれを彼が乗りこなせたのは、生身ながら8.8Gに耐える強固な身体を持って
いたからだ。訓練次第ではそのままでも十分アリーナで通用するレイブンになれると思
うよ。でも彼にはさらに強くならなければならない理由があるんだな」

「もうひとり有望なパイロットがいると聞いているが、確か彼もお前の友だちだったそ
うだな」

「ああ、あれね。あれはまあ……半分お遊びってとこかな。彼の戦いを一度見たことが
あるけど……甘いね。一対一の戦闘ならまだしも戦争で通用するタマじゃない。甘ちゃ
んだよ、やつは。もっともゲームの世界でならトップクラスの実力を持っているかもし
れないが。今回の誘いで向こうが乗ってくるかどうかわからないが、まあどっちだって
いいさ。もし乗ってきたら格好のテストパイロットになる。例の三者と当たらせるさ。
実験で強化されたパイロットと、うちで雇っているアリーナレイブン、そして過去を捨
てた黒いレイブン。豪勢な三者面談といきそうだ」

191 :名無し物書き@推敲中?:04/01/25 16:52
復元ライトってw
たしかにこれがあればのびたでもACにのれるわなw
感想遅れてスマソ

192 :続きです:04/01/27 16:20
 正月休みが終わって数週間がたった。最新鋭ACの公開日となる朝を迎え、
のび太の家の前に一台の高級車が止まった。狭い路地のため大型車のそれはい
かにも窮屈そうにみえる。スーツ姿で紳士然の男が車から下りてきて家のベル
を鳴らした。

「は〜い、ただいま」
と言いながら玄関から出て来たのは、リュックを背負い水筒をぶら下げ、まる
でピクニックにでも行くつもりで身支度を整えた二人だった。

「おはようございます、のび太様そしてドラえもん様。私ホネカワ・エレクト
ロニクス社の人事課をつとめます皮田ヒジ助といいます。先日ご連絡したと思
います新型AC展示会の送迎にまいりました。ご用意の方は……どうやらもう
お済みのようですね」

 長い前口上もなく男は二人を車に乗せてホネカワ・エレクトロニクス本社へ
向けて出発した。混雑した都心をさけるように反時計回りにぐるっと東に向い、
途中いくつかの橋を渡り、広い平野を抜けた。乗車してから二時間ほどがたち、
郊外の片田舎のような風景に二人があきあきしていたころ、何もなかった原っ
ぱの向こうに突如白い建造物群が見えてきた。それは町のようであり城塞のよ
うでもあった。のび太とドラえもんは目を見張った。それは万博でも催されて
いるのかと疑うほど、近未来を彷佛とさせる外観だった。二人はしばし夢心地
で車窓からながめた。車は正門をくぐり、警備員のチェックも受けずにそのま
ま敷地内の広い社道を社道速度20キロに抑えて悠々と走る。

「まるで滑走路みたいな道だね」

「うん、ホネカワ・エレクトニス恐るべし」

「それをいうならホネカワ・エレクトロ……まあいいか」

193 :名無し物書き@推敲中?:04/01/27 16:24
「わが本社ですが広大な敷地ゆえ、直接会場となるAC性能テスト場にご案内
いたします」
 正門をくぐってから数分後、前方に白いドーム型の巨大な施設が見えてくる。
送迎係の男の話によるとそれはただのドームではなく、内部を様々な気象条件
に設定することができる全天候型のAC試験場らしい。ここで環境に適応した
数々のACが試験運用されているのだ。のび太は緊張感とそれにまさる期待感
に胸をおどらせた。やがて正面の入り口付近で車は停車し、監禁状態から解か
れたように、二人は数時間ぶりに車外の空気を吸うことができた。そこには出
迎えと見られる数人の男たちの中に、自分たちを招待したホストでもある骨川
スネ夫が引きしまったスーツ姿で待機していた。

「やあ、のび太くん。ご無沙汰してたね」

「ス、スネ夫。ひさしぶりだなあ! こうしてまた会えるなんてすごくうれし
いよ」
 二人は握手し合って心から再会を喜んだ。ドラえもんもそれに混じってしば
し時を忘れ談笑し合った。

「きみたちとは小学校までの仲だったけど、これからもまたよき友としてつき
合ってもらえるとうれしいよ」
「と、とんでもない。こちらこそ……よろしくお願いします」

「さてと、ではそろそろきみたちゲストに例の試作機を紹介するとしようか。
今回は特別に、のび太くんきみに試乗してもらうことさえ検討しているんだ」
「ほ、ほんとに? ぼくが最新ACなんかに乗っちゃっていいの」

「パイロットの負担を減らすため操作性はかなりシンプルになっている。当然
ACのイロハを知っていれば基本的に誰でも操作できるんだ」
「だ、大丈夫かな。間違ってこわしちゃったりしないかな」

「大丈夫。安全を第一に設計されてるからね」

194 :名無し物書き@推敲中?:04/01/27 16:29
 高さ五十メートルはあるかと思われる格納庫のような区画に二人は案内され
た。これでも周囲一キロにわたる巨大ドームの一画に過ぎない。6階建てビル
にも匹敵する高さのACがそびえ立つように林立している。整備士たちのかけ
声や乾いた機械音が場内に響く。ドラえもんとのび太は太古の森に迷いこんだ
ような神妙な面持ちでそれらをながめながら歩いた。奥にある巨人でも出入り
しそうな左右開閉式の大型シャッターの前に来ると先導するスネ夫たちが足を
止めた。スネ夫が手に持ったリモコンのスイッチを入れると金属的なきしみ音
を響かせながらさながら冥府の門のごとく重々しくシャッターが開かれてゆく。
 内部は真っ暗で照明がついていないようだった。開閉に要した時間は一分近
く。ようやく完全に解放されたにもかかわらず内部は暗く、外からのわずかな
光に照らされ内部に何か巨大な物体がそびえているのが分かる程度だった。ス
ネ夫は再びリモコンのスイッチを押した。するとガレージ内部の照明が一斉に
点灯する。そのまぶしさのためのび太は思わず手で顔を覆った。ガレージ内の
光に目が慣れるにつれのび太は徐々に顔を上げられるようになった。そして目
の前に屹立と存在する赤い物体を見上げる。
 鮮やかに赤く染め上げられた金属光沢のあるボディ。流線形を思わせるスタ
イリッシュなフォルム。最新テクノロジーの粋を集めたその巨体は見るものに
神々しさすら与えた。のび太も言葉なく口をあんぐりと開けじっとその勇姿を
見つめていた。

「どうだい。型式名HEZ-001E。ホネカワ一号機タイプE、通称ローズヘッド。
美しいだろう」

「うん、なんというか。かっこいいとかそんなんじゃなくて、神秘的というか
言葉がでないけど……美しい」

「きみの決断しだいではこれがきみのものになるんだよ……」

「ま、まさか」

195 :名無し物書き@推敲中?:04/01/27 16:36

 立ち並ぶACを見下ろす監視室の窓から二人の男が下の様子をうかがってい
る。
「来たなのび太……。いやあれがドラえもんか? あの青いデカ頭がのび太で
ひょろひょろのがドラえもんか。それにしてもあの青いデカ頭、なんてデザイ
ンしてやがんだ。コンセプトはなんだ、青いドラム缶か?」

「あれは聞くところによるとロボットらしい。それにあれはのび太ではなくド
ラえもんだ」

「……ってことはあのひょろガキがのび太ってわけだ。ふん、どこをどうみて
もただの高校生じゃねえか。あれが坊っちゃんの目に止まったパイロットとは
とても思えねえ。あんな奴のために俺のACは船路はるばる日本のど田舎にやっ
てきたってのか。涙が出るぜ」

「見た目など何の判断基準にもならん。子供といえども侮れない実力を持って
いるかもしれない。特に相手を弱いものと決めつけて戦いにのぞむ者にかぎっ
て手痛い逆襲を受けるものだ」

「相変わらず慎重だねえ。まあ、貴重なアドバイスとして、ぜひ胸に刻みつけ
て三分に一度は思い出すようにするか」

196 :名無し物書き@推敲中?:04/01/27 16:37
「そういう貴様も変わらず憎まれ口か。まったく品性と実力が反比例してやが
る」

「なら、もっと悪ガキになったっていいぜ。へへへ」

「あの強化実験に供されたのも高校生くらいの子供だったと聞くが」

「ああ、人体実験の供物にされたガキのことか? やーなこと思い出させやが
る。気狂い博士の怪物なんぞ興味ないね」

「だが仮に強化人間が実戦で通用するものと決まれば我々生身のレイブンの出
番はなくなることになる。我々にとってゆゆしき事態につながりはしないか」

「少なくとも強化人間の出るアリーナなんて人は見たがらねえよ。その点では
心配してないね。でもあんたは別だ。アリーナから離れ、あっちの傭兵の世界
に行っちまったからな。アリーナはまだスポーツの域だが、あっちはもう一線
を越えちまってる。ただの人殺しの集まりだ。名誉も富も捨ててあんたがどう
してあっちに行っちまったのか、俺はいまでもわからねえよ。もしあんたが今
でも現役でアリーナ舞台に踏み止まっていたら、こんな口の聞き方は絶対しな
かっただろうな。それこそ英雄グスタフ・カリストの前にひざまずいて許しを
こうだろう」

「子供もいつかは積み木に飽きてくるものだ。積み木の城と本物の城の違いを
理解していくのさ。私はその本物とやらが欲しくなってあの道を捨てたまで」

「そうかな? お遊びだってな、とことん突きつめると本物になるぜ」

197 :名無し物書き@推敲中?:04/01/27 16:41
「あくまで女性を扱うように操作してくれたまえよ。最新テクノロジーは非常
にデリケートだからね」

「じょ、女性を扱うようにって言われても……」

「ああ、ごめんごめん。きみはまだ洗練された婦人たちとの社交を経験してな
いんだね。というかきみたちの家庭環境でそれは無理か……まあ、それは置い
といて。それではきみの飼ってるペットに接するような気持ちで扱ってくれた
まえ」

「家じゃペットは飼えないんだ。ママがさ、うるさくてさ」

「それじゃ……まあこわさない程度に優しく……ね」

 コクピット内は煩雑な計器類や操作パネルもなく非常にスマートで、狭いキャ
ピンというよりは客車の優雅な個室といった雰囲気だった。スネ夫の声もノイ
ズがなく、すぐ近くで話しているように聞こえる。すべての管理はコンソール
のモニター一画面でほとんど処理することができた。それでものび太にとって
は何から何までわからないことだらけだ。ウェットスーツに似た肌にぴったり
くるインナースーツを着用し、その生地と肌のわずかな間は何かの液体で満た
されている。のび太はこれを着ている間、体中が無感覚になるのを感じた。ち
ょうど人肌の湯船につかるときの暖かくもなく寒くもない、何も感じない感覚
だ。また肩回りから何本か太いチューブが突き出していて、それがまるで自分
の身体の中につながっているような気がして気味が悪い。だがコクピットから
はほぼ全視界が見渡せ、操作性のよさはザンダクロスの比ではなかった。いか
に自分が旧式のACに乗っていたか実感させられる。

「ではそこのコンベアーに乗ってくれたまえ。実戦テスト場に移動しよう」

198 :名無し物書き@推敲中?:04/01/27 16:58
 ゆっくり移動するコンベアーに乗せられていると、まるで自分が商品か何か
のような気がする。しばらく揺られていると前方のゲートが開かれまぶしい光
がもれてきた。外に出れるのか、とのび太は暗い格納庫に閉じ込められていた
ため、とりわけ開放感を感じた。
 広い空間が目の前に広がる。狭い路地からいきなり海岸に出たときのような
気分だ。しかし上を見上げると、ACに乗っているにもかかわらずなお高い半
球型の天井が見える。ここはまだドーム内だったのだ。あらゆる仮想戦を想定
したためか、そのテスト場は市街地を再現したエリアと荒涼とした砂漠のよう
なエリア、さらには湖、切り立った崖まで存在していた。
「ここで春休み中を利用して訓練にいそしんでもらうよ。気に入ったかね」
「き、気に入ったなんてとんでもない。むしろ感謝したいくらいさ」

 そんな時スネ夫のいる管制室に急使があわてた様子で入ってきた。
「なんだ、不粋なやつだな。こちらは旧交を温めているときだというのに」
「行方不明だった南極調査隊から通信がありました。大陸南部で謎の腐食が進
行しているようです」
「なんだって?」
「すでに対策本部をたてているので至急そちらまでご出席お願いします」
「……まったく忘れたころに何とやらだな。仕方がない」
 
「のび太くん、申し訳ないが急な私用でここを離れなくてはいけなくなってし
まった。まあ、大したことじゃないんだがね。ともかく他のものに操作説明の
方を任せるからそちらは気にしなくていい。それでは存分に楽しんでくれたま
え」
 スネ夫はそう言うと足早に管制室を出ていった。後に残されたのび太は事態
が把握できず当惑するしかなかった。同室していたドラえもんも急使にその場
から遠ざけられたので話の内容はわからなかった。
「一体どうしたんだろう。ドラえもん、何かあったのかな」
「さあ。プライベートな問題かもね。お金持ちってのは色々と忙しいもんだか
ら」

199 :名無し物書き@推敲中?:04/01/28 15:02
「棚氷の酸化が急速に進んでいるというのだが、詳しいことはよくわからない。
それが棚氷の崩壊に悪影響を与えるかどうか慎重に判断を下さなければならな
い」

「だが大陸には例の光る翼が暴れまわってるというではないか。いまの調査隊
が無事なのも、幸いそれがレーダーにうつるので事前にカモフラージュできる
からだ。さらに当地はブリザード荒れ狂う極地。調査隊の安全をはかるために
も早急に撤収命令を下すのが先決だろう」

「スコット基地には調査隊本隊が待機している。彼らを救助隊として派遣しよ
う」

 本部となった会場ではOHPなどを使って関係者たちに現場の説明を行って
いた。スネ夫は事実の真相を回りくどく説明する専門家の話に退屈しきってい
た。となりにどっかと座り込んだランドルフは半分うとうとしていた。そのと
なりでまじめに聞き入っているカリストとは対照的だ。

「ちゃんと話を聞いてるのかランドルフ。いずれ現地に我々も派遣されること
になるのだ。まじめに聞いておいた方がいいぞ」
「ふふ、南極クルージングの旅か。一度は行ってみたいと思ってたさ」

「我々は本格的な戦闘部隊として当地に送られる予定なのだ。相手の正体をし
っかりと把握しておかねばつねに後手に回ることになる。だが戦場で後手に回
ることは死を意味するものだ」
「果たして勝てるのかね、あんな化け物どもに俺らのACが」

「相手はおそらく単体。こちらが複数で火力に勝っていれば勝機はある」
「そもそも火力とかいう概念が通用するやつらなのかね」

「だが、例の強化人間が意外と突破口になるのかもしれんな」

200 :名無し物書き@推敲中?:04/01/28 15:09
 初歩の操作トレーニングを終えて一息つこうと、のび太とドラえもんは施設
内の見なれぬ通路を休憩所に向って歩いていると、奥から大柄で無骨そうな西
洋人がのしのしと歩いてくる。

「あっ、あれは」

 西洋人の男は二人の姿を認めるなり、知り合いでもあるように親しげに話し
かけてきた。

「ようシンデレラボーイ。新型ACの乗り心地はどうだ」

「ジ、ジャック・ランドルフさん! 本物だ」

「ふん、日本人ってのは有名人に出会うと『本物だ、本物だ』って騒ぐそうだ
が本当だな。正直うっとうしいぜ。まあいい、ところでお前のことは坊っちゃ
んからよく聞いてる。なかなかのAC乗りだそうだ」

「いいえ、まさかそんな」

「そしてそこの青いのがクソドラえもんだな。この前は丁重な応対ご苦労だっ
た」

「こ、この〜。クソは余計だ」

「それにしてもけり飛ばしたくなるようなドラム缶だな。ペンキはいったい何
を使ってるんだ」

201 :名無し物書き@推敲中?:04/01/28 15:11
「お、おのれ〜度重なる侮辱。のび太くんの前とはいえ、許せん……」

「ま、まあまあドラえもんここは抑えて……」

「あのローズヘッドはな、俺ですらまだ乗ってない代物なんだ。おぼこなレディ
を扱うように優しく接してやってくれ。ACだってただの機械じゃない。人間
あってのACだ。それを忘れるな」

「は、はい。大切にします」

「それじゃあな。お前とはいずれ会うときがあるだろう。そのときまで『彼女』
を乗りこなせるようになってろよ」

「はい、きっと……」

 あいさつも別れも粗暴そのものだったが不思議と暖かさを感じる。ランドル
フの後ろ姿を見送りながらのび太は胸が波立つのを感じた。

「なんて素敵でいい人なんだ。AC乗りに悪人はいないっていうけど本当だね」

「な、何をいうか、あの狼藉ぶりを前にして。見ていろ、いつかギッタギタに
してやるから。もちろんのび太くんのACでね」

「強いんだろうな。何しろ世界7位だもんね」

「でもACから降りたらただの飲んべえだったり女たらしだったりするかも……
まあいいや、のび太くんにとってはスターなんだよね。黙ってよう……」

202 :名無し物書き@推敲中?:04/01/28 15:17

「例の極地威力偵察の件だが、わが社だけの戦力では不足ということが明らか
になった。そこで他社への協力依頼を出したところ米国アーネスト・ホーク社
がこれに応じてくれた。アリーナ界では上位30位に9人のレイブンを輩出し
ている名門チームだ。それも『ナインホーカーズ』のメンバーを割いて参加さ
せるらしい。だがホーク社もただでは慈善事業をやらん。おそらく極地で一部
発見されたH機関を狙っているに違いあるまい。協力関係にあるとはいえライ
バル社の動向には常に目を向けねばならんだろう……」

 深夜のHE本社宿舎。のび太とドラえもんは簡素だが広めのツインルームを
提供され、春休みが終わるまでここで毎晩を過すことになる。普段押し入れで
寝るぐらいだから環境が変わっても気にしないのか、ぐっすり寝込んでいるド
ラえもんを横目に、のび太はベッドから上体を起こして窓からもれる月の光に
照らされぼんやりとしていた。

「やっぱり寝つけないや。明日は早いからもう寝ないといけないのに。早く明
日にならないかな……」

 ベッドから身を起こすとのび太はトイレに向った。でもなれないユニットバ
スの便座に腰かけ、ただぼうっとするだけだった。不確かな記憶、鮮明な記憶
が断片的に頭をめぐる。自分は何をしているんだろうか。また自分はなんでこ
こにいるのだろうか。普段の生活とかけ離れた空間に自分はいるのだ。無性に
元の生活がなつかしくなった。しばらくしてトイレから出るが頭はまるでさえ
ない。
「のどが乾いたな……備え付けの冷蔵庫にもジュースはあったけど好きなのが
なかったし、確かロビーに自販機がいっぱいあったはず」

 のび太はスリッパのままそっとドアを開けて外に出た。暗くひっそりとした
廊下をひとり歩く。エレベーターで一階のフロアに出ると、昼間とはうって変
わり静まり返ったロビーが暗がりに広がる。照明といえるものは自販機からも
れる青白い光だけだった。のび太はその光だけをたよりに街灯にひかれる虫の
ようにふらふらと歩いていった。

203 :名無し物書き@推敲中?:04/01/28 15:24
 ふとのび太の足が止まった。自販機の手前のソファーに誰かがすわってる。
急にひんやりとした何かが頭の中をよぎった。

「だ、誰? そこにいるのは」

「……」

 人影は何も応えない。ソファーに腰かけうつむき加減に力なく手首をひざの
先に垂らしている。いぶかしく思ったのび太が引き返そうとして背を向けると
その人影はゆっくりと顔を上げうつろな視線をのび太に向けた。

「待ちたまえ、きみはのび太くんだね」

 のび太の足が凍り付くように止まった。後に続く長い沈黙が徐々にのび太の身体
を氷解させた。ぎこちなく顔だけを自販機の方へのぞかせると、人影は背筋を
伸ばしこちらを凝視するように顔を向けている。横から自販機の光をあび、そ
の陰影の深い顔だちが浮かび上がる。人目でそれが昼間に会ったランドルフと
同様に西洋人であることがわかった。

「ど、どうしてぼくのことを」

「きみがローズヘッドのテストパイロットなのを知っているのと同じだけ、き
みのことを知っている。ただそれだけだ」

「あなたは誰なんですか」

「名乗るほどのものではない。今回の新型ACテストにゲストとして招かれた
一介の市民だ」

204 :名無し物書き@推敲中?:04/01/28 15:28
「こんな真夜中にどうしてこんなところにいるんですか」

「どうも寝つけなくてね。異国の空気にまだなじめてないらしい」

「でもこんな暗いところで。電気つければいいのに」

「暗い方が落ち着く。明るすぎる照明は集中力を散らしてしまうからだ」

「集中力って何に集中してるんですか」

「……祈りだ。深遠を見たさに多くを失ってきた者の。誰かのためではない自
分のための祈り」

「祈り……?」

「きみには関係ないことだ。そういうきみは何しにここへきた」

「ジ、ジュースを買うために……」

「それだけか……ふむ、では買っていきたまえ。私は邪魔しない」

 のび太はおそるおそるソファーの横を通り過ぎ、自販機にコインを投入し、
適当に購入ボタンを押した。そして出てきた缶ジュースをすばやくつかむとそ
そくさとその場を離れた。フロアのエレベーター前に来てものび太は後ろを振
り返ることができなかった。後ろから強い視線と威圧感を感じたからだ。もち
ろんそれは強迫観念かもしれなかった。でもこの暗いロビーであの男はいつま
で自販機前に居坐っているのか、考えるだけでもぞっとする。男の幽霊のごと
き蒼白な顔が脳裏から離れない。これは夢なのだろうかとのび太はエレベーター
内でふと考えた。しかしすっかり目が冴えてしまったいまとなってはそんなこ
とありえない。握りしめていた缶ジュースが自分の嫌いな炭酸飲料なのに気づ
いたのは部屋に戻ってからだった。

205 :名無し物書き@推敲中?:04/02/02 10:57
NOBITA「ヘイ ミスタードラ、ミスタードラ!!」
DORAEMON「ホワッツ ノビタ?」
N「アイ ホープ ファッキン シズカ!!プリーズ ギブ ミー ナイス アイテム。ギブ ミー!! ギブ ミー!!」
D「ウェル・・・ オーケー ジャスト ア モーメント。ユー アー バッド ボーイ ノビタ!!・・・ウェル オー ディス ディス。
テケテケン!!
D「ピンク ローター アンド トゥー ハンドレッツ ダラー!!」
N「オー ローター!! グッド、グッド!!バット マネー!? ホワイ? プリーズ テル ミー。」
D「ハッハ、イエス イエス。ビコーズ シー イズ ソー ファッキン ガール!!」
N「イズ シー プッシー?????オー・・・トゥー ビー シュア。」
D「ユー ウィル ファッキン ハー トゥナイト。」
N「サンキュー ミスター。サンキュー。」
D「ユー アー ウェルカム。ドント フォゲット オン セーフティ スイッチ ユア トマホーク ハッハ!!」
N「イエス サー!!」

206 :名無し物書き@推敲中?:04/02/03 00:30
メカ描写がダメポ

207 :名無し物書き@推敲中?:04/02/03 14:59
「のび太くん、起きなよ。起きろったら」
「う〜ん、あと少し……」
「まったくもう、ここは家じゃないんだから」

 その朝から厳密なスケジュールにのび太は管理されるようになった。7時に
バイキング式の朝食を迎えたあと、午前中は貸し切りの会議場でACの基本操
作や理論についてみっちり講議を受け、昼食のあと(野外で弁当だった)昨日
と同様、こんどはインストラクター同乗で訓練を受けた。3時ごろに一時間ほ
ど休憩をもらい、その後再びACに乗ってマニュアルにのっとった基本操作を
くり返す。6時にようやく一通りの訓練を終え、のび太たちは個室に戻ってき
た。へとへとに疲れたのび太はふらふらとベッドに歩み寄るとその上にバタッ
と倒れこみ、しばらく死人のようにうつぶせのままじっとしていた。

「のび太くんお疲れさまでした〜」
 のび太はベッドから身を起こして今度は仰向けになって寝ころんだ。
「ああ疲れた〜。頭の中にこんなに色々つめこまれたのは生まれて始めてだよ」
「お疲れさん。でもこんな体験できるなんて幸運なんだから我慢しないと」
「わかってるよ。でも疲れたな正直。これがあと二週間続くと思うとうれしい
んだかつらいんだか」
「つらくたっていい思い出になるよ、きっと」
「それよりなんかもう眠くて。このまま寝ちゃっていいかな」
「まだだめだよ。7時から夕食が始まるし、それが終わって8時からは明日の
トレーニングについての打ち合わせがある。9時以降が自由時間で原則的に消
灯時間はなし。だからあと3時間我慢だね」
「でもテレビがないじゃんこの部屋。テレビも見れないなんて〜」
「なんでも我慢、我慢だよ」

208 :名無し物書き@推敲中?:04/02/03 15:08
 基本訓練は三日にわたって続いた。三日目の最後に簡単なペーパー試験と実
技試験を行い基本動作の確認をした。ペーパーの成績で若干の問題があったが、
試験官らは実技での良好な結果を考慮して次ステップである実戦訓練の受講を
認めた。その日ものび太はへとへとになって部屋に戻ってきた。

「よかったねのび太くん。次からいよいよ実戦訓練だよ」
「う〜ん、まさかテストがあるなんて思わなかったな。これじゃ学校と同じだ
よ」

 翌日から始まった実戦訓練は過密なスケジュールにしばられ消沈気味なのび
太に多少なりとも興味を持たせる内容だった。実弾発射練習、エネルギー弾、
プラズマ砲の扱いなど刺激に満ちたものばかりだ。その他にも最新のコンピュー
ター・シミュレーションによるアリーナ模擬戦、基礎体力をつけるためのジム、
重力耐性訓練など実戦に備えた訓練が続く。

「体のトレーニングは正直つらいよ。あと耐G訓練も何度も吐きそうになった」
「もうしばらくの我慢、我慢」

 このような実戦のための基礎訓練が一週間ほど行われた。筋肉痛と不眠に悩
まされながらのび太は肉体的に過酷なトレーニングにはげみつづけた。のび太
にとってここに来た動機そのものはもはやどうでもよくなっていた。慣れてく
るとどんなに異なる環境にいても学校の日課と同じで、惰性的になってくる。
目新しいことや刺激に満ちたものが多くあふれていてもそのうち飽きて無感動
になってしまうのだ。

「のび太くん筋肉ついてきたんじゃないの。なんか一週間前と肉付きがよくな
ったような気がするよ」
「そうかな? 学校でもあんなに運動しないからね」

209 :名無し物書き@推敲中?:04/02/03 15:14
 その翌日から実際にACを操縦して実弾使用の訓練が行われた。もちろんA
Cや建築物を破壊しないように硬質プラスチック製の弾が使用された。ミッショ
ンと呼ばれる、制限時間もしくは達成目標のある実戦訓練もこの日から始まっ
た。岩場に隠れた複数のMTを撃破したり、ビルの屋上を飛び移りながらの高
高度戦闘、サバイバル要素のあるミッションなど充実した内容がそろっていた。
いままで地味で厳しい訓練にいそしんでいただけにより楽しみがふくらんだ。

「ゲームの中のことが現実にできるなんてほんと信じられない。やっぱりここ
に来てよかったよ」
「つらいことがあればいずれ楽しいことがあるってことだね」
「今日もめちゃくちゃ疲れたけど安眠できそうな気がする」

 HE本社本部ビル最上階。社員と思われる男がスネ夫の執務室をノックする。
「どうぞ、カギは開いている」
 スネ夫は格調高いしつらえの部屋にひとりノートパソコンに向ってキーボー
ドを打っていた。書籍と書類がデスクの上に散らばり、見た目あまり片づけら
れていない印象だ。激務の合間にコーヒーを口にふくみながら高校生に似つか
わしくない無表情さをたたえ、ディスプレイに食い入るように視線を注ぐ。
「こちらが野比のび太様のこれまでの演習結果と適性判断表です」
「うん、どれ……」
 スネ夫はディスプレイに顔を向けたまま差し出された書類を手に取ると、ざっ
と見渡しただけでデスクの上にほうるように置いて再びディスプレイに目をやっ
た。
「ふふ、射撃適性でAグレードか。さすがのび太だな、たとえACに乗っても
この特技だけは変わらずか」
「スネ夫様、剛田様の回復具合から見まして、実戦参加可能とドクターも診断
いたしました」
「なんとか期日に間に合ったか。あとはのび太を説得して強化人間との試合に
のぞませるだけだな」

210 :名無し物書き@推敲中?:04/02/03 15:20
 のび太がHE社に招かれてから二週間。のび太たちは翌日に帰宅をひかえて
いた。軽くホームシック気味になっていた矢先なので、早々と帰り支度を終え
ていつでも出発できるようにしていた。
「まだ荷物まとめるの早いと思うけどな〜」
「いいじゃんか。それより早く明日にならないかな。ママとか心配してるかも」
「ところで話は変わるけど……のび太くんの結論ってどうなの。HE社の誘い
を受けるの? それともいつも通りの高校生活を送るの?」
「そんなのまだわかんないよ。明日になったら決めるさ」

 最後の演習に出るべくガレージからテスト場に出ると、コクピット内にいつ
もの訓練官の声ではなくスネ夫本人の声が聞こえてきた。
「やあ、のび太くん。今日は事実上、最終訓練ということで、ぼくが直接きみ
に指示させてもらうよ。二週間の間ご苦労だったね。だがきみのAC技能の高
さは証明されている。そこでAC演習のクライマックスとしてぼくが用意した
のは、対AC戦闘だ。そしてきみの対抗手としてぼくが選んだのが……そこに
いる彼だ」
 前方の建物の影から一機のACが姿を表す。全体が白塗りの特異なカラーリ
ングで白装束を連想させるACだ。
「……あのACは見覚えがある。でも色が違う」
「ゲヘヘヘヘのび太〜、会いたかったぜえ」
「そ、その声はジャイアン! どうしてきみが……」
「黙っててごめんな、のび太くん。実はきみに黙って対戦カードの相手をジャ
イアンに決めてたのさ」
「でもいったいどうして」
「ジャイアンがこの前の雪辱をはらしたいというのでね。ぼくは彼の望む機体
と肉体改造を与えたまでさ」
「肉体改造だって? それはなんのことだい」
「早い話が強化人間にしてあげたってこと」
「ジャイアンが強化人間に? そんなバカな」
「強くなったよジャイアンは。きみに負けたことが相当ショックだったんだろ
う。あんな体にしてまできみとの再戦を望んでいるんだ。きみも男なら受けて
立たなくちゃね」

211 :名無し物書き@推敲中?:04/02/03 15:25
 スネ夫はのび太のモニターにジャイアンの姿を写し出した。あの血色のよかっ
た顔は青ざめてやせ細り、目は真っ赤に血走っていた。またよく見るとジャイ
アンの背中に奇妙な塊のようなものが張り付いている。その造型はシート越し
のためよくわからないが、異形の生物でもあるかのように無気味にうごめいて
いる。
「ジ、ジャイアン! きみは……」
「どうだい、あれが我が社のテクノロジーの粋を集めたバイオ・インプラント
の成果だ!」
「く、狂ってる。ぼくは戦えないよ。あんなのひどすぎる!」
「ほう、逃げるのかいのび太くん。それじゃ小学校のときのきみと同じだな」
「な、なんだって」
「それとも、毎日泣きながらドラえもんに助けを請いていたみじめなきみは、
たった一度ジャイアンを負かしただけで満足なのかい?」
「何いってんだ。スネ夫にそんなこと関係ないだろ」
「それよりジャイアンの声を聞いてあげなよ」

「のび太あ、オレともう一度勝負しろ。お前ごときに負けたなどオレの人生に
とって汚点以外の何物でもない。この前は不覚にも後れをとったが今回ばかり
はオレのプライドにかけてお前を倒す」
「ジャイアン、きみは間違ってる。強化人間になってまで人に勝とうだなんて
おかしいと思わないか」
「黙れのび太。オレはお前に負けたまま引き下がってらんねえんだ。オレと勝
負しろ」
「ぼくは戦えないよ、強化人間に成り下がったきみとは。それよりその体を早
く元に戻すんだ。話はそれからだ」
「何きれいごとほざいてんだ、のび太!」
 叫んだのはジャイアンではなかった。それはスネ夫の声だった。

212 :名無し物書き@推敲中?:04/02/03 15:29
「ス、スネ夫?」
「わからないのか、ジャイアンはお前に勝ちたいがために自分にメスまで入れ
てまで強化人間になったんだよ。半分お前がジャイアンを強化人間にしたよう
なもんなんだぞ。それでも何とも思わないのか?」
「そんな……ぼくは関係ない」
「関係ない? そうやって逃げんのかのび太」
「だってジャイアンは……」
「だってもくそもあるか。臆病風に吹かれて、そのうえ無責任決め込むか!」
「でもぼくのせいで強化人間に……」
「男だったはっきりしろ、やるのかやらないのか」

 のび太はしばらく黙ったまま答えなかった。ドラえもんが声をかけようとし
たが、これはのび太の判断にまかせるべきだと思いとどまった。
 そして小さいがはっきりとした声でのび太が口を開く。
「よし、わかったこの勝負受けて立つよ」
「ふん、無理すんなよのび太。お前はのび犬のままがお似合いだ」
「この勝負受ける。そのかわりスネ夫、条件がある。もしこの勝負にぼくが勝っ
たらジャイアンを元通りの人間にするんだ。キズ一つない元の体にだ。断るな
らぼくは何があってもこの勝負は受けないぞ」
「上等だのび太。その条件のんでやる。勝ったらその新型ACだってくれてや
るよ」
「ACなんてどうだっていい。けどこの約束はやぶるなよスネ夫。男と男の約
束だからな」
「話は決まったな。決闘は日時を改めてからといきたいが、あいにくきみがこ
こにいるのも明日までだよね。帰りの日に決闘なんて馬鹿げてるだろうから、
今日中にしてもらうことにする。そして時間もこちらで指定させていただく。
午後3時より市街地エリアで一対一の決闘だ。異論はないな」
「承けてたつぞ。絶対に負けるものか」

213 :名無し物書き@推敲中?:04/02/03 15:33
 管制室に同室していたランドルフとカリストは三人のやり取りを一部始終聞
いていた。
「やれやれ演劇部並みだなこりゃ。あんまりだからこっちも加勢してやりたく
なってきたぜ」
「だがようやく二人の勝負が決まったようだな。これで強化人間の実力を間近
で見ることができる。それでこそここに来たかいがあるというもの」
「それにあののび太ってガキのほどもわかるわけだしな」
「ランドルフ。お前はあの少年に何かを感じるか」
「ん? 一度通路で会っただけだしな。なんとも言えんが」
「私の印象も平凡な少年の域を出ていない。しかし、だからこそ期待したくな
るわけだが」

 試合をひかえた二人は休憩室でやり場のない感情を持て余していた。
「いやはやこんなことになって……」
「ドラえもんが気を落とすことはないよ。これは仕組まれてたことなんだ。昔
から悪趣味なやつだと思ってたけど何も変わっちゃいないな、あいつ。くそ、
ジャイアンがあんなことになるなんて」
「ジャイアンがかわいそうだよ。助けてあげなきゃ」
「わかってる。この勝負、絶対に負けるわけにはいかないんだ」
「そうだよのび太くん、気合い入れていこう。こっちも一生懸命サポートする
から」
「うん、ドラえもん。バックは任せたよ。どんな恐い状況にあってもきみの声
がコクピットに届くと緊張がほぐれるんだ」
「こ、こんなときにやめてよ、照れるなあ。へへへ……」

『試合開始五分前です。出場者は指定のエリアまで移動してください』
「いよいよだね、のび太くん」
 AC専用のゲートが開き、外のまぶしい光が格納庫内に入ってくる。新型A
Cローズヘッドがその光の中へ一歩を踏み出すと、辺りの広漠とした光景が鮮
やかな色をともなって眼前に開けた。そして試合場へ向う通路の脇にたたずむ
ACの姿がそこにあった。それはのび太が衛星放送で目にしたことのある黒い
カラーリングの軽装四脚「バーゲスト」そのものだった。

214 :名無し物書き@推敲中?:04/02/03 15:37
「よう、少年また会ったな。今度はAC搭乗バージョンだ」
「そ、そのACは……黒犬のランドルフさんですか!」
「せっかくの花道をこんな小汚いACで飾っちまって悪いな」
「そ、そんなとんでもない! それより本物のバーゲストをこの目で見れて本
当にうれしいです」
「また『本物』ときた。ややこしいやつだな、この世そんなにオレらの偽者で
あふれかえってるってのか」
「そ、そんなつもりじゃないんです。あの、ただその本物に……」
「いいからいいから。それよりリラックスしなよ、そんなガチガチのまま試合
にのぞんだら結果は始めから見えてるぜ」
「ご教授ありがとうございます。リ、リラックスしないと……」
「バトルエリアまでオレが案内してやる。ついてきな」

 ランドルフのACは四脚のためスピードが速く、標準二脚のローズヘッドで
はついていくがやっとだった。ランドルフ本人もまったくそのことに気づいて
いない。とはいえ夢のスーパースターが自分を誘導してくれていることにのび
太は感慨を受けずにはいなかった。

「ランドルフさんも何かの試合に出られるんですか」
「いや決闘でいうところの介添人さ。危なくなったらオレがとめに入ってやる。
だから安心して玉砕してこいカミカゼ少年」
「ひ、ひどいなあ、こっちは真面目なんですよ」

 試合場となるのはドームの三分の一を占める市街地エリアだ。高層ビル群に
よってのみ構成され、市街地を二分するように中央に大通りがある。その他に
片道一車線の道路が格子状に市街地のビル群を分け隔てていて、大通りを離れ
ると迷路のように入り組んでいる。またここではレーダーがビル群にさえぎら
れるためほとんど意味をなさない。
 屹立と立ち並ぶ高層ビルの谷間のような大通りの入り口でバーゲストが止まっ
た。まっすぐにのびる大通りのはるか先に一機のACが立ち止まっている。
「ついたぜ少年。あの向こうに見えるのがちょっと虫の居どころが悪い強化人
間さんだ。あとは好きにおっぱじめてくれ」

215 :名無し物書き@推敲中?:04/02/03 15:42
「現れたなジャイアン。因縁の第二ラウンドだ」
「3ヶ月ぶりの対AC戦が同じジャイアン相手なんて、まさに因縁だね」
「ランドルフさんが見てるんだし。ここで恥かくようなことはできない」
「どうしたの、のび太くん。これは真剣勝負だよ。ランドルフのことなんか忘
れて試合に集中しなくちゃ」
「わ、わかってるってば。システム正常……と。戦闘モードに移行するよ」

 相対距離500メートルを置いて両者のACは大通りの両端に対峙した。ジャ
イアンのACの外見は標準二脚で武装は例によってマシンガン。スタッフの遊
び心だろうか、機体は白一色で染められまさに紅白合戦といった様相を呈して
いる。のび太は試合開始までのわずかな時間の間、その機体をつぶさに観察し、
弱点や脅威となる点の洗い出しに専念した。

『試合開始30秒前です。照明弾の確認と共に発砲及び戦闘を許可します。な
おフライングは一切認められません。その場で試合終了になるので注意してく
ださい』

「ドラえもん、相手はこの機体のことを熟知してるんだろうか、もしそうなら
うかつに攻め込めないと思うんだけど」
「そうだね。やはり始めは様子見がいいと思うよ。のび太くんもザンダクロス
ほどこの機体に慣れてるわけじゃないし」

216 :名無し物書き@推敲中?:04/03/11 06:23
そういえばそろそろネクサス発売だね。
ドラえもんAC作者さんは買いますか?

ブレード以外はバランスよさげという話なので私は買おうと思っています


217 :名無し物書き@推敲中?:04/03/14 22:08
アナザーエイジしかやったことないです。それも何度挫折しかけたかわかりません。
最後の可変ACだけがどうしても倒せない……

218 :名無し物書き@推敲中?:04/03/21 19:47
最後の可変ACは相手の機動力が馬鹿だからこっちも装甲捨てて機動力を重視の機体+両腕グレネード
光波撃っているところにグレネードを確実に当てていけば簡単らしいです。

ネクサス買って見たけれど普通に面白いです。



ブレードが当てづらいけど……

219 :名無し物書き@推敲中?:04/03/22 14:50
一ヶ月ぶりの連載再開です。


 試合開始を告げる照明弾がかん高い破裂音と共に高々と打ち上げられた。反
射的にのび太はライフル銃口をジャイアンACに向けながら平行にブーストダッ
シュを開始する。だがジャイアンは前方にダッシュして大通りをまっすぐに突っ
込んできた。のび太は迷わず射撃トリガーを引いた。ジャイアンACは鋭角的
にブースト角度を変えてこれを回避する。
「見える、見えるぜ弾道が。まるでハエが止りそうなヘナチョコ弾だな」

 射撃補正を加えて打ち続けるのび太だが、ジャイアンACはそれを見越した
ように大きく回避し、射線にとらえられない。のび太はミサイル照準に切り替
えた。両者の距離が300メートルまで接近すると、ジャイアンACは前進を
止め、すぐ脇のビルの影に姿を消した。共に命中弾はなく間合いだけが縮まっ
た。

「まるで弾筋を見切ったような動きだ」
「でも恐怖を感じないだけかも。感覚が麻痺してるから」

 のび太ACはビルに沿うように慎重に進撃を開始した。近距離での遭遇戦に
備えて全方位に神経をとがらせ一歩一歩進む。仮に思わぬ近距離でジャイアン
ACに遭遇してしまうと、単位時間の火力で勝るマシンガンに圧倒され一気に
決着をつけられてしまう。ライフルの理想射程である2、300メートルを維
持しなければ有利に試合を運ぶことはできない。さらに前方射出式のミサイル
はビル群の谷間では有効とはいえない。

「くそ、最新式のはずなのにどうして武装がこんなに地味なんだろう」
「でも機体性能は抜群なんだからそれを生かさなくちゃ」

220 :名無し物書き@推敲中?:04/03/22 14:53
「カラサワがあればすぐにケリをつけられるのに」
「でもカラサワも万能じゃないってこれまでの訓練でわかったでしょう」
 二週間にわたるAC特訓は、それまでカラサワによる単発高威力の速攻のみ
に頼っていたのび太に柔軟な戦法を身につかせるだけの時間を与えた。障害物
を利用して相手に無駄撃ちをさせたり、爆雷トラップを作ったりと多様な戦術
を吸収したのだ。またのび太は持久戦を苦手としていたが特訓の成果で残弾を
考慮しながら戦えるようになり、それも十分に克服された。

「当てて引く。当てて引くのくり返し。単調だけどこれが基本だって教わった
よ。このライフルだと3秒もバーストさせるとすぐ場所を補足されて反撃を受
けそうだ。ヒットアンドアウェイでいくしかないな」
「そうそう、勝負を一気につけるより地味でも確実に相手にダメージを与えて
いくのが理想なんだよ」

「それにしてもこのライフル、カラサワと違って単発じゃないから連射時の反
動がすごい。初弾は地面にはずして二発目以降を当てよう」
「ずいぶん武器の性能にも習熟してきたじゃない」

「ジャイアンが消えた角まで250メートルか。ジャイアンはまだあの角に潜
んでるんだろうか。それとも移動してこちらの裏を取ろうしているのか」
「読み合いだ。読み合いだよのび太くん。頭を使え、相手の行動を読め、先手
を打つんだ」
「わああ、あんまり頭使いたくないな。やっぱり単純に決めたいや」
「あのねえ、それじゃ今までの特訓がまるで……」

221 :名無し物書き@推敲中?:04/03/22 14:59
 そこに二人の会話を打ち消す銃撃音。ビルの壁を削り取るように銃弾が打ち
込まれる。だが命中弾はなく、まるで見当はずれな射撃だ。「来たな!」のび
太の決断も早かった。火点を確かめようと一気に通りの中央へ飛び出し、ライ
フルを構える。だが火点と思われる通りの角にもはやジャイアンACの姿はな
かった。

「……いない。角に隠れたか!」
 ジャイアンをいぶり出すために自らもビルの角に向けて射撃を開始し同時に
前進した。そこにドラえもんの無線が割って入る。

「だめだ、のび太くん! もうジャイアンはあそこにはいない。きっとこちら
が角に潜んでいるかどうか確認するための牽制だよ」
「牽制? そりゃまたどうして」
「射撃がまるで的はずれだったのは向こうがこっちの位置を把握していなかっ
たからだ。こちらの射撃を待ってその位置を特定し、有利な位置取りを狙うつ
もりだったんだ」
「するとぼくらはそれに見事に引っかかったってこと?」
「それよりそこにいるとやばい。場所を変えないと。早く、のび太くん。相手
はもう動いてるぞ。先手だ、相手より先に……」
「ああうるさいな。戻ればいいんだろう」

 のび太は機体正面を通りに向けながら後退を始めた。うかつに後ろを見せる
とそれが致命的になりかねない。ローズヘッドが元いた角に姿を消すと、それ
を見計らったようにどこからともなく銃撃が再び加えられる。今度はのび太も
冷静にじっと耐えて、銃撃をやりすごすことにした。数分間にわたって断続的
に銃撃は続いたが、やがてぴったりと銃声が鳴りやみ、がれきの落下音だけが
しばし辺りの静けさの中に響いていた。普段は何とも思わない自機のエンジン
音が妙に大きく聞こえる。

222 :名無し物書き@推敲中?:04/03/22 15:03
「ジャイアンのやつ、こっちが反応しないのを見てあきらめたかな。さあて、
相手の次にどう動くか。のび太くんはどう見る?」
「こっちをおびき寄せようって魂胆を見破られたからには向こうから仕掛けて
くるにちがいない。つまり、ぼくらはここで相手が出て来るのを待っていれば
いいんだね」
「またまた、……楽しようと思って」

 そうしてのび太は根気よく待つことにした。だが一向にジャイアンACの姿
はおろか近づく気配すら見せない。かといってこちらから出向くには時機が遅
すぎた。通りに出たところを火線にとらえられていたら、たちどころにして火
だるまだ。もとより気長に待つのが苦手なのび太は次第にいらいらをつのらせ
ていた。何か暇つぶしになるもの、気分転換になるものはないものか、と戦闘
以外のことを頭に浮かべる始末。

「そうだいいこと考えた。ドラえもん、一時エンジンを止めてみよう」
「なんだって? どうしてそんなこと」
「音を聞くためさ。アイドリングを切って周囲の音を拾う。レーダーが利かな
いとなるとモニター以外では音に頼るしかないからね」
「何をバカなことを、そんな時にちょうど襲撃を受けたらどうするの」
「まあまあいいじゃない。それと……コクピットもちょっと開けてみよう
「バカッ、いくらプラスチック弾でも人に当たれば即死だぞ。止めろって!」
「ちょっとの間だから平気だって」そう言ってのび太はドラえもんとの通信を
切ってしまった。

223 :名無し物書き@推敲中?:04/03/22 15:08
 開け放たれたコクピット内に冷たい都市の空気がコクピットに流れ込んでく
る。こげ臭い硝煙が生々しく臭う。疑似都市のためか自動車やその他の生活騒
音は全く聞こえない。のび太は外に半身を乗り出して耳をすませた。かすかに
地面を踏みしめる音が響いてくる。ジャイアンACの音だ。音だけが唯一存在
を知らせる手がかりだった。それは予兆のように無気味に響きわたる。 
「聞こえる……向いのビルのずっと奥からだ。やはり正面からではなく回りこ
んでくるつもりだな」

 通信を遮断されたドラえもんはパニックになってランドルフに連絡を取った。
「た、大変だ。のび太くんがコクピットを開けたみたいなんだ。戦いを中止し
てくれ!」
「なに? コクピットを開放しただと。あのバカ、死ぬ気かよ」
 ランドルフはあわてて止めさせようとACを急前進させる。同時に無線でジャ
イアンにも攻撃を中止するよう呼びかける。
「おい、剛田ボーイ聞いてるか。戦闘は一時中止だ。」
「なに、中止? いったいどういうことだ」
「のび太ボーイが愚かにもコクピットを開けて都市見学を始めてるもんでな」
「ほう…………ぐへへへ、そいつは有益な情報をありがとうよ」
「何を言ってる? 戦闘は中止だぞ、変なジョークはよせ」

 いくら呼びかけてもその後ジャイアンからの返答はない。ランドルフに戦慄
に近い予感が走る。かえってやつに情報提供をしてしまったのではないかと。
「やばい、野郎正気か?」

224 :名無し物書き@推敲中?:04/03/22 15:14
ローズヘッドにすばやく周波を切り替えのび太に大声でどなった。
「聞けっ! のび太ボーイ。今すぐコクピットを閉じるんだ。模擬戦とはいえ
戦闘中にジョークにもならん行為はこのオレが許さん」
「ラ、ランドルフさん?」
「戦闘は一時中止だ。だが、相手はそれを無視している。殺されたくなければ
早くコクピットを閉めるんだ、早くしろ」
「は、はい」
 あわてふためいたのび太は急いで閉めようと操作を始めた。その時がれきの
破片が目の前の通りに降り注ぐのを見た。まさかとは思いつつも恐る恐る外を
のぞくのび太。視線を徐々に上に向けた時、向いのビルの屋上に一つの影を認
める。

「ジャイアン! こんなに早く……」
「グヘヘヘ、ランドルフには感謝してるぜぇ。のび太よ、悪いがこれも事故と
思ってあきらめな」
「や、やめ……戦闘は中止じゃ」
「あばよう、のび太」

225 :名無し物書き@推敲中?:04/03/22 15:16
 コクピット目がけて無慈悲にもマシンガンを連射するジャイアン。ほぼ同時
にコクピットが半開状態で急速後退するのび太。だが避けきれず一発の銃弾が
不運にもコクピット内に飛び込んだ。それも音速の三倍の速さで。

「ああ……ぐっ!」
「のび太くん、どうした!」

 弾丸はコクピット内で十数回もはねかえりコンソールやモニターをめちゃく
ちゃに破壊して破片をまき散らした。機器類は煙をはき所々ショートしてスパー
クを起こした。幸いなことにのび太に弾や破片が当たることはなかったが、の
び太は完全に気を失いその場に突っ伏してしまった。非常灯が赤く点滅してア
ラームが盛んにがなりたてる。

『警報発令。機体内に有毒ガス発生。操縦者は即時退避してください。くり返
します……』

「のび太く〜ん! な、なんてこった」
「野郎やっちまいやがった。おい管制室、救助隊をすぐさまよこせ! 野郎が
暴走した。オレが制止に入る」

 バーゲストは最大速度で現場に急行する。ジャイアンACは屋上から接近を
阻むべく射撃を開始した。ランドルフは大通りを高速ジグザグしながら回避し
て突っ切る。
「問答無用ってわけか、ならこっちも手加減はしねえぜ」

226 :名無し物書き@推敲中?:04/03/25 16:42
のび太のくせに生意気だぞ!

227 :名無し物書き@推敲中?:04/03/27 04:07
死んだと思って気づかなかったよ
板移転してたのね。



ACらしさと相反するけれどドラえもんらしさがちょっとたりないかな
ほんのすこし困っただけでもドラえもんにすぐすがって多彩で魅力的な秘密道具を
出してなんとかしてもらうとかがドラえもんらしさと思ってますので

AC乗りになるときのAC調達でそれをやっているのは結構うまいと思いました
もっとACの殺伐さにドラえもんの物語のパターンを組み込めば
スレタイにあった内容になると思います

228 :名無し物書き@推敲中?:04/03/28 23:02
>>227
感想ありがとうございます。かなり行き当たりばったりで書いてるので前の設
定とか忘れまくってますが、何とかうまく完結させたいです。
内容が全然アーマードコアっぽくないと感じられるかもしれないですが、それ
は私がアナザエイジしかプレイしたことがないので詳しい世界観を知らんので
す。
また最近自分で気づいたのですが、戦闘にオーバーブーストが使われていない……
これは自分自身ゲームでこれをほとんど使わなかったので(正確には使いこな
せなかった。せいぜい谷渡りミッションくらい)出すのを忘れてました。
ドラえもんのひみつ道具もなんとかストーリーの中で重要な位置を占めるよう
にしたいのですが、のび太を高校生としたのは失敗だったか、道具に頼るとい
う状況にしにくくなってしまいました。というかドラえもんの存在意義そのも
のが危ぶまれているような……

229 :名無し物書き@推敲中?:04/04/09 15:16
age

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