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 歴史小説・時代小説 その参 

1 :名無し物書き@推敲中?:03/11/14 23:25

相変わらず
雑談でも創作論でも、、、

2 :名無し物書き@推敲中?:03/11/14 23:28
北方三国志
吉川三国志
興亡三国志
呉・三国志とか?

3 :名無し物書き@平安後期:03/11/14 23:28
いつのまにやら前スレが500KBを超えてましたな。

前スレは
その壱
http://book.2ch.net/bun/kako/991/991466296.html
その弐 
http://book.2ch.net/test/read.cgi/bun/1031918813/

4 :名無し物書き@平安後期:03/11/14 23:29
で、前スレからの続きをば。

急に寒くなりましたな。山茶花や紅葉がきれいでやんす。

江戸時代に「休日」ってのはあったんでしょうかねぇ。
平安時代は物忌みという名の自主休日wがでかいツラしてましたが。

このあいだ混んだ電車の中で、そばの乗客が読んでた文庫の「鉢伏山」の文字が目に入り。
鉢伏山といえば、義経が一の谷攻めで進路をとったと言われる土地。
「ううう、その本は何じゃ」と気になって気になって。
結果的には、推理小説の浅見シリーズらしいと検討はついたんですが。
これが学術書とかなら、タイトルを尋ねかねない勢いだった自分が怖い(嗤

今週も土曜から日曜にかけて雨らしいです(つД`)
でもきっと照る照る坊主が効いてくれると思います。

5 :名無し物書き@推敲中?:03/11/14 23:30
1000になるのでなくて、サイズオーバーで書き込めなくなるって凄いですね。

6 :名無し物書き@平安後期:03/11/14 23:38
確か、最初のスレも700レスくらいでサイズオーバーになった記憶が。
次スレはまだまだ先の話だと思って、
サイズに注意してなくて失敗しましたのぅ。

皆さん、新スレになったことに気づいてくれるでしょうかのぅ。

7 :名無し物書き@推敲中?:03/11/14 23:43
>>6
旧スレに、このスレへの案内を書いておくと良いのではないですか?
まだないみたいですから……

8 :名無し物書き@平安後期:03/11/15 00:00
>7
旧スレはもうサイズオーバーで書き込めんのですわ。残念ながら。

9 :名無し物書き@推敲中?:03/11/15 00:06
>>8
ほんとうだ、突然サイズが越えてしまうのですね。

でもまあ、大丈夫でしょう。
良スレは探してでも来てくれますよ。

10 :前9:03/11/15 16:52
平安後期さん、スレ立ておつでございます。
最後まで頓着せずに、長々と書き込んでいるのにもかかわらずこう言うのも
厚顔ですが、早いもんですな。

寺の落ち葉掃き、なんてのは古来変わらずの秋の光景でしょうか。箒でがしゃわしゃと
かき集めている最中に、ひょっと木枯らしが吹き抜けて首をすくめる小坊主、というのは
歴史をまたがって共通していて、寺を訪れる人物の服装に時代が現れる、と。
……同じ寺を舞台にして、歴史の折々の話を書く、なんてのも面白そうですね。

江戸時代の休日、町衆は、雨の日、正月と藪入り、くらいといった調子でかなり勤勉ですが、
武家(とくに御家人)は大いに休んでいます。3日に1日勤める、というのが普通でした。
しかも役に付いている者だけですから、次男三男は働きもしません。
役職に対して、武家の人口が多すぎるので人が余っているんですね。
とはいえ、家にいても内職をしなければならないので、ごろごろというわけにはいかなかったようですが。

偶然目にした、興味深いものってありますな。
先日、遅い昼食の時にたまたま目にしたのが、みのもんたの番組で、上野東照宮の家康を
ってある場所に史上初めてテレビカメラが入りました! という代物。
そ、そんな貴重な映像をわずか数分のコーナーで1分ほど映しただけで終了とはなんと贅沢な……
再放送きぼんぬ。でも1コーナーなので無理。知人も録画しておらず。無念w

明日はちょっと遠い図書館に足を運ぶ予定なので、もう一つ、ぶら下げておきます。


11 :名無し物書き@平安後期:03/11/15 23:12
前スレに書き込もうとして、警告が出た時にはいささかビビりましたですぜ。
いやぁ、よく続いてきたものでんなぁ。これからもマターリとよろしゅうです。

町人はやはり働き者なんですねぇ。
御家人は、鎌倉時代とはずいぶん性質が違ってるところが
歴史の流れの面白さでしょうね。

昼時間帯のTVも侮れませんな。
以前、NHKの昼の番組で武田流流鏑馬の練習風景を紹介したことがあったんですよ。
なのに1度見たあと、ついうっかりその録画を消してしまって(TT)でした。


○    、、、うーむ。照る照る坊主というより、おでんかも _| ̄|○   


12 :校長が強盗:03/11/15 23:44
この事件は報道されていません。教育委員会も校長を処分しません。
 皆様の力でこの事件を広めてください。
被害者先生のサイト
 http://www.geocities.co.jp/NeverLand/8595/
 事件究明を求める署名サイト
 http://chiba_273.at.infoseek.co.jp/
   ∧_∧
  (  ^^ )< ひろめよう


13 :10:03/11/16 19:08
こちらこそよろしくおながいします。

前例に習う、というのがどうにも日本の基本のようで、江戸武家の儀式の来歴を探ると
平安時代の陰陽師に端を発する、なんてのもあって、こういう繋がりを識るのは、
楽しみの一つですねえ。

11の照る照る坊主が効いたおかげで、自転車で遠めの図書館に行ってきました。
閲覧(と一部コピー)だけでしたが、
知りたかった隅田川関連の情報に触れることが出来て、なかなかに有意義な日曜日になりました。
想定していたトリックが不可能(つか不自然)な事が判明したことも含めて、なんですけどね。





14 :長耳の長吉:03/11/16 20:31
 もしかしたらこのスレ、誰も立てぬままお流れかと焦っておりました。
 以前別のスレ立てをして日が浅いため、代理で立てることもできず……。
 スレ立てお疲れさまでございます。

 10さま。
「隅田川でトリックが不可能」
 というのは、もしかして橋のことですか? なんて興味津々。以前
書き終わったあとで、当時まだその橋がかかっていなかったことに気がつき、
登場人物を遠回りさせるか、抜本的に書き直すかの択一を余儀なくされた
ことがあります(^_^;)。ああ……気づいてよかった……。
 違うかな〜。

 寺と言えば、先日東京に打ち合わせに出たついでに、伝通院にある
柴田錬三郎先生の墓に詣でてきました。すでに夕暮れ時、境内は閑散として人影無く。
円月殺法にちなんだ球形のお墓に手をあわせてまいりました。
 あの着流しにくわえ煙草の先生みたいに、粋な大衆作家になりたいもんです。

15 :名無し物書き@平安後期:03/11/16 23:29
晴れましたなぁ。お互い、良い休日になって良かったですなぁ。
しっかしすごい風でおましたな。
今日の逗子は波も高く、練習中に馬場にまで波がズザーッと打ち寄せまして。
で、馬が一頭パニックを起こし、興奮冷めやらず本番に臨めずになってしまいました。

この強風にあおられ、射手は矢を番えるのに四苦八苦。
でもキチンと全部的中させた射手さんもいらっしゃるわけで、
実力の前には何の言い訳も通らないなぁ、と改めて感心してきました。
楽しかったですけど、目が砂でジャリジャリしてまだ痛ぃょぅ(つД`)

平安時代の公家の日記を読んでも「前例」「前例」とうるさいんですよね。
前例に頼るのは日本人の悪い癖のような気もします。

長吉氏も無事に新スレにたどり着けましたね。良かった良かった。
墓参りじゃないですけど、今年もそろそろ「どこに初詣に行こうかな」と考える季節になりましたです。

16 :長耳の長吉:03/11/17 11:29
 あの烈風の中を行かれましたか、平安後期さん。
 いや、ハンパじゃなかったでしょう……僕なんか1日外出せずに、下の
娘と「太鼓の達人 あっぱれ三代目」で盛り上がっておりました(^_^;)。

 初詣ですか……いや僕はやっぱり師走の金策ことで頭がいっぱいです。
うう……また前払いしてくださいと頭下げなくちゃ……零細企業はつらい
です(っておいら一人しかいないけど。タコ社長以下……)。


17 :10:03/11/18 22:26
海と馬、そして流鏑馬とはなんとも絵になりますねぇ。そこに強風とくれば、
射手もの(?)のクライマックスか導入部に使えそうなロケーション……
主人公を注視する脇役の目に砂が入った瞬間にどよめきだけが聞こえて、命中か否か?
みたいな(ベタ

初詣。今から考えると、いろいろと選択肢が出ますな。うーむ、なにがしか書き手として
御利益がありそうなところをチョイスして……
しかし、来年の東京は元日からテロ警戒が厳しそうでちと切ないです。

>長吉さん
柴田連三郎のお墓はそのようになっていますか。おおぅ、これは興味深いっす。
眠狂四郎は、無頼控の全百話を1冊にまとめた愛蔵本で出ているんですが、
活劇シーンを書きあぐねた時には本棚から引っ張り出します。
どの話でも円月殺法が閃く場面は最高に格好よく、またそこまでの盛り上げ方が
巧みというよりも、それ自体がもう作家としての必殺技のようでいつ読んでも鮮やかに
斬られる気分です。凄ぇ。

隅田川は、川そのものよりも往来する船についてのことで、まあ、櫓か棹かとかその本数だとか
そのあたりで引っかかりまして……
しかし、橋の有無や、移動にかかる時間というのは、地図と記録が残っている分もどかしい時も
ありますのぅ。そこが書くときも、また読むときにも楽しみ所ではあるのですが。

18 :長耳の長吉:03/11/18 23:04
 ああ、橋じゃなかったんですね、10さま。う〜ん、はずれた……

 愛蔵版があるんですか。欲しいなあ。
 しかし柴錬先生の作品にはときどきドヒャーというか目が点になるような
のがありますけど、それも笑って許せちゃうというのが、柴錬先生のご人徳
でしょうねえ。

「私が巷談師になって、もうそろそろ二十年になる。よくもせっせと、「根も葉も
ある嘘」を書きつづけて来たものである」
 と、『誤説浪人』という作品の冒頭に書いてありますが、なるほど、僕も
小説家ではなく巷談師をめざせばいいんだと考えると、何だかちょっぴり
心が楽になります。疲れたサラリーマンの叔父さんや、定年退職をして
暇をもてあましている高年の方に喜んでもらえれば、賞とは無縁でも、
それはそれで良き人生かなと……

19 :名無し物書き@平安後期:03/11/19 23:52
師走の金策って、江戸時代にもありそうな話ですね。
「元旦は一日乗り放題切符で東北まで初詣に行ってみっかな」と思ってみたりする昨今です。

スカパーの来月のパンフが届きまして、
時代劇専門チャンネルで年末年始に「時代劇スペシャル」企画があるそうでございます。

10年くらい前に日テレでやってた年末時代劇の、一挙再放送らしいんですけどね。
その頃は歴史にも時代劇にも興味がなかったもんで、当然見ておらず。
白虎隊・五稜郭・源義経などなどを9日連続でやるというので、
こりゃ来月は視聴契約すべえ、と今からワクワクしております。

江戸好きの皆さまは池波正太郎はお好きでしょうか?
そのチャンネルのサイトに「鬼平犯科帳の江戸名所図会」なんてのもありましたですよ。
http://www.jidaigeki.com/

20 :10:03/11/20 19:48
見てきましたよ。
というか、ひさびさに覗いたら、興味深い本が発売されていたと知り、さっそく注文してきますた。
名所図に色を塗って楽しむ、というのは楽しい企画で、俺も一時期真似してやってました。
色鉛筆を手にして、雪〜とか、秋〜とか、火事〜とか(コラー
人物の着物に彩色するのは、江戸に没入するきっかけにも使えるのですが、自分の配色センスの
なさを思い知らされることにもなり。直に描写に役立つだけに鍛えねばなー、と。

しかし、鬼平の人気は絶大ですな。俺はどちらかといえば、それほど、
(熱心ではない……)
読み手なのですが、じつに親しげに鬼平世界に触れているこのサイトを見ていると、
「地に足のついた作品作りを心がけた事の成果」の「完全な成功例」なのだということを
あらためて思い知らされます。

元日は東北ですかぁ。お雑煮もあちら風で、けっこうですな。俺もなにがしか一年のはじまりに
ふさわしいような企画を……師走の金策を済ませてから……しようかな、と。

>長吉さん
江戸登城ウォークは、今回は不参加ということになってしまいました。残念。
当日の感想、ぜひお聞かせくださいませ。
柴田錬三郎(連三郎、は自作の登場人物のそれでした。お恥ずかしい)のエッセイ
に見られる自負からくるのであろうパワーは並大抵ではないですよね、発憤に似た
気持ちが沸きます。「円月説法」というタイトルだったか、人生相談をまとめた本があったはずで、
容赦のない回答に感心しまくっていた事を思い出しましたが、さぁて、どこに閉まってしまったか……


21 :長耳の長吉:03/11/20 23:58
>10さん。
 それは残念です。お天気もなんとか回復しそうだったのに、ですねえ。
 徳島藩の下屋敷から中屋敷、上屋敷、そして江戸城まで、当時の侍になったつもりで
歩いてきます(^_^;)。

 江戸名所図会に彩色した本って、西尾先生の本ですよね? 以前いちどだけお会い
したことがありますが、とにかく博学で、いろいろと教えていただきました。特に平蔵が
生きていた時代の古地図の読み方とか、当時のお店の分布図とか……あとは池波
先生のマチガイとかも(先生はぜったい認めなかったそうですが……)。
 僕も池波先生の信奉者というわけではないのですが、それでもときどき読んでいて
(泣きそう)
 になってしまうことがあります。そんなとき感じるのは、
「池波先生は、エンタテインメントに徹しられたんだな」
 ということ。
 これは時代小説ではなく、ミステリについて書かれた本ですが(当たり前ですが)、
イギリスのキーティングという作家&評論家が
「ミステリは、作家ではなく読者を優先させる小説だ。純文学は、作家が言うべきことが
あると信じているか、感じていて、それについて書く。ミステリ作家は、たとえ言いたいことが
あると感じていても、それを書くより読者の興味を引きつけて離さないという任務に専念
する決心をしなくてはならない」
 と書いています。なるほど、池波先生は時代小説においてそれを最後まで実践された方
なんだなあと……。僕は最近、その、「読者の興味を引きつけて離さないという任務」という
言い方が、大好きになっています。

22 :長耳の長吉:03/11/23 15:32
 行ってきやした。江戸登城ウォーク。
 阿波徳島藩に参加したんですが、佃公園を出発して、徳島藩下屋敷のあった鉄砲州
稲荷を経由して、上屋敷の跡地に建っている東京フォーラムを通過(中屋敷には行かなかった
んですけど、上屋敷から南西の方角、いまの日生劇場の辺りにありました)、皇居に突き当たって
から北上、平川門を経て北の丸公園に入り、そこで20分の昼食(^◇^;)、お弁当を頼んで
おいたのに、スタッフの方々どこが引き替え場所か知らず、受け取りに手間取っている
うちに休憩時間10分となり、あわただしく出発……と思ったら阿波徳島藩グループは
僕をおいてとっくに出発、強制的脱藩状態に(T-T)(T-T)……。
 阿波徳島藩のゼッケンをはずし、尾張御三家グループに紛れ込んで江戸城潜入(^◇^;)、
その後一糸乱れぬウォーキングをする人々を尻目に、勝手な行動をとり、天守閣や
石室跡、櫓などを見学するうちに尾張藩を見失い、こんどは水戸藩に合流して日比谷公園
に到着、ついにゴール(^^ゞ。
 約10キロだったはずが、小走りに走りながらの強行ウォーキングで、実際は15キロじゃ
きかなかったと思います。ふだん8キロの散歩はしてるんですが、それでもキツかったあ〜。
今日は昼過ぎまで寝てしまいました。中高年夫婦の健脚って、すごいですよ! たぶん
毎週のようにウォーキング大会とかに参加してるんじゃないかな。はっきりいって脱帽です。
 その後、徳川18代の講演を聴いたり、公園内でのイベントを冷やかして帰宅。ぐったりです。
 でも、久しぶりの快晴だったし、江戸城や日比谷公園の紅葉がみごとで、気持ち良かったあ!
 ただし、歴史の勉強にはいっさいなりませんでした。ただのウォーキングでござった(T-T)

23 :長耳の長吉:03/11/23 15:34
平川門→平河門

24 :名無し物書き@平安後期:03/11/24 16:13
地図は楽しいですよねえ。
義経の行軍を追うと、当時の馬としては超人技の時間で進行したことが想像でき、
京都の地図を眺めていると飽きません。

読み手を見失った小説は書きたくないですね。
しかし読み手を意識しすぎて、説明がくどくなってしまう悪癖は改めねば、、、。

長吉氏は江戸ウォークお疲れさまでした。
15`なんて、とてもじゃないけど歩けねーですわ(^^ゞ
レポを読んでいたら、
本来のグループからはぐれてしまって行き当たりばったりする郎党ネタが、
何となく思い浮かびました。

25 :10:03/11/25 19:32
地図は楽しいですな。
いまも、絵図を取り出して、鉄砲洲稲荷に「鉄砲洲 浪ヨケイナリ」なんてちっちゃく
描いてあるのを見つけて、
なんとなしに気持ちがあたたかくなります。
見慣れた絵地図も、こう、知り合いが先日歩いたのだな、と思えばやはり親しみが
強く増すのだな、と。

志賀直哉に「赤西蠣太」という短編があって、伊達騒動に材をとった、原田甲斐なんかも
出てくる時代ものなんですが、この中には伊達騒動に関する説明は一切ないんです。
発表当時の日本人には説明するまでもない有名なこと、であったからと思いますが、
初めて読んだリア厨(注・現役中学生のこと)の時には、伊達騒動の知識はありませ
んでしたから、
パタパタと閉じられていくオチの過程がわからずにいました。
であっても、赤西蠣太という短編はとても楽しく読めたことは鮮明に覚えていて、
後々、リア高(註・原液高校生のこと)時に「樅の木は残った」を読んだ時に、ああ蠣太が奔走したのはこの事件のことだったかと、
クロスオーバーに読書の喜びを感じたものです。


26 :10:03/11/25 19:33

伊達騒動に関しての解説やシーン等が入ったら、「赤西蠣太」の小説としての完成度が
下がるものかどうかはわかりません。
ですが、まったく知識が無くても、また説明されなくても、印象深く読める小説はあるのだ、という
体験は、説明に割く行数を考える時にいつも脳裏を横切ります。


長吉さん、レポートありがとうございました。15キロオーバーとは歩かれましたねえ。
しかし密偵というか密使のような藩めぐりですねw 
俺が参加したならば、きっとぞろぞろと(いや青息吐息で)最初の藩の後をついて
行くことで過ごし、
興味のあるところは後日に一人で
来たとき用にチェックする、てな感じだったろうと予想します。
(ゴールでは、ああ、あれが徳川恒孝さんかぁ、とか疲れた目を向けるのが
精一杯の可能性高し)

>ミステリ作家は、たとえ言いたいことが あると感じていても、
それを書くより読者の興味を引きつけて

この部分、支持されている作家に共通する一項目であるところの
「多作」を実践するキーワードに
なるかもしれないな、と思いました。
読み手の興味を引きつけつつ、自分の「言いたいこと」を小出しにする
手段になるのでは、と。
「言いたいこと」を完全に抑圧するとストレスが
日々重くなる一方なのでは、と感じるからなのですが。

27 :長耳の長吉:03/11/25 20:17
>まったく知識が無くても、また説明されなくても、印象深く読める小説はあるのだ

  同感です。つい説明したくなる悪癖への戒めとして頭に入れておこうと思います。自分の作った
ストーリーのみに振り回されて、肝心の作品全体の出来が落ちるということは往々にしてあると
思います。

 ところで地図の話なんですが、僕もいろいろと買い込んではいるのですが、書籍としてまとめ
られているのはほとんどが江戸時代の中末期以降のものがほとんどですよね。嘉永とか慶応
とかの。
元禄時代ともなると、一枚絵図の、なんだかよく読めないものを持ってるんですが、解読にひと苦労
しています。それ以前の江戸幕府開府から数十年なんて時期にいたっては、
「おい、いたずら書きかい」
 と当時の絵師に突っ込みたくなるような、まるで宝の地図を判読してるみたいで何がなんだか……
 みなさんはなにかいい資料をお持ちですか? それとも僕のように時代ごとに一枚絵図を
買ってきて畳の上に広げ、あーでもないこーでもないと、江戸末期の地図と見比べたりして
いらっしゃるのでしょうか?

 しかし、10さんが絵図の上であっしの歩いたコースを確認されていたかと思うと、なんだか
おかしな気分になりますね。ガリバーかだいだらぼっちに、気づかぬうちに見下ろされている蟻さ
んのような……(^_^;

28 :◆6em.SC56Wc :03/11/25 23:06
時代小説を初めて書いているのですが、質問してもいいでしょうか。
江戸時代になって庶民も囲碁などで遊んでいたようですが、若い女性が
やるのは珍しいことでしょうか?


29 :名無し物書き@推敲中?:03/11/26 04:24
「若い」とは?

30 :◆6em.SC56Wc :03/11/26 10:48
>>29
たとえば、二十歳くらいまでとか。

31 :名無し物書き@推敲中?:03/11/26 12:08
シチュエーションによるんじゃないでしょうか。
碁好きな父の相手をするうちに覚えたとかなら。

たしか米村圭伍の「退屈姫君伝」だったかな、大名の江戸藩邸の奥勤めの
女性たちが若い碁指しに碁を習うシーンがありました。考証的にはアテに
ならないだろうけど。

32 :長耳の長吉:03/11/26 13:57
 いやあ、囲碁なんてぜんぜん門外漢でわからんでやす。ちと検索してみたら、こんな記事が
ありましたよ。
「因島市/尾道市
【囲碁博物館設立を検討】
 <因島市>碁聖・本因坊秀策(一八二九〜一八六二年)の生誕地で、一九九七年に囲碁を市技に
指定した因島市で「囲碁博物館」(仮称)設立が検討されている。瀬戸内しまなみ海道開通後、観光客
が増加する中、新たな観光資源として市民の関心を集めている。
 秀策は徳川将軍家の御前試合「お城碁」で前人未到の十九連勝を果たすなど無敵を誇った。
 九八年三月発足した市囲碁のまちづくり推進協議会の文化委員会は昨春から囲碁博物館の話
し合いを始めた。村上和弘市長も十二月市議会で「官民一体となって(囲碁博物館構想を)進めた
い」と答弁、因島囲碁協会会長の村上栄昭さん(63)は「囲碁のまちの観光の目玉に」と具体化に
期待している」
 因島市がこれだけ熱心ということは、記事中にある文化委員会や、どの市役所にもある教育委員会
などに電話すると、必ず郷土史家の先生などを紹介してくれるはずです。そうした方にお電話すれば
まず丁寧に教えてくれるかと思います。僕はいつも、そうやって分からないことをお聞きしています。
ただ、疑問が氷解したあとなどには、お礼の手紙とか出しといた方がいいですよね。その後別の
人の問い合わせがあるかも知れないことを考えると……。
 以前南朝のことを調べているとき、そうやってお知り合いになった老先生を訪ねて、東京から
はるばる奈良の山奥まで出かけたことがあります。村の幹部の方々の歓迎を受けました……
楽しい思い出だなあ。先生、もうお亡くなりになっちゃったけど、いただいた著作は大事にとって
あります。


33 :◆6em.SC56Wc :03/11/26 14:28
>>31,32
ありがとうございました。
長耳の長吉さんは、わざわざ調べてくださったのですね。
申し訳ないです。

わたしはこのスレをときどき読ませていただいていたのですが、
どなたかが、「売れるものを書くというよりは、老後の楽しみの
ひとつとして手に取って読んで貰えればうれしい」とか書いて
いらしたのを読んで感動しました。
わたしもそういうものを書いてみたいなと思いました。
それで、対象年齢が高い場合は時代物が受け入れられやすいと
思い、勉強してみようと思ったのです。
小説そのものもまだ書き始めたばかりなので、無謀かなと思い
ましたが、ひとつひとつ勉強していこうと思ってます。

で、肝心の碁の話ですが、江戸時代に置屋に売られてくる娘が
育つような家庭は、やはり囲碁どころではないのかなと。
ただし、たまたま碁が好きな父親に仕込まれていたら、かなりな
腕前になってもおかしくないだろうか、とかいろいろ考えました。
12歳くらいまでに基礎を十分叩き込まれれば、そこそこの大人
とも対戦できるようになりますよね?みたいなことを聞いてみたいと
思ったのです。
めんどうな質問でたいへん失礼しました。
お答えをくださったかた、どうもありがとうございました。
一応、書き上げてみたのだけど、とんでもないマチガイを書いてる
ような気がして、ひとりで蒼ざめてます(^^*ゞ


34 :名無し物書き@平安後期:03/11/29 14:21
歴史に通じた人は「これは常識」と、事件を固有名詞だけで語ったりしますが(ex.伊達騒動)、
知識の浅い読者のその読書中のもどかしさを考えると、
まぁ最低限の説明はしておきたいなと思いますね。(´・∀・`)/Ωヘー ということもありますし。
もちろんそれと、作品としての完成度・印象度はまた別の問題ですけれども。

江戸になると絵図面もあれこれ発達してくるでしょうから、いいですねぇ。
あっしは現代の地図を眺めつつ、史料を見て当時の原野を想像する程度です。
朝日の歴史シリーズに載ってた、当時と今の京都の碁盤目を重ねあわせた地図も楽しかったです。

>雛氏
最初の作品は、書き上げた喜び半分・不安半分ですよね。
幾つか書いてみると、またそれに応じて更にあれこれ調べてみると、
最初の作品の誤った箇所を幾つかみつけてしまいましたが。あっしの場合。

さらに調べていく過程でまた新しい知識がふえて、
「ああ、これもエピソードに加えたい」なんて思ったりもして。
んな感じで、最初の作品は未だにあれこれ手を入れていたりします。

最初の作品は愛着ありますよね。頑張ってくだんせ。

35 :◆6em.SC56Wc :03/11/29 14:44
>>34
わたしが最初に書いたもの(つい最近)は間違いだらけを指摘されて
とてもはずかしい思いをしたのですが、ひとつ気づいたのは古い時代
の描写をしようとすると日本語が整えられるということなんです。
自然の景色にしても色や形にしても、書いてゆくと自然に美しい日本語
になっていくんですよね。江戸時代の文化の華やかさにも惹かれます。
なんとなくそういうところに病みつきになってしまって(笑)

この間、ぶらっと深川に行ってみました。
で、バスを待つ間時間があったのでなにげに本屋さんに入ったら
江戸とか深川の文字が入った本がたくさん売ってるんですよね。
今書いてる長編が本所深川あたりが舞台なので、古い地図の載って
いるものを買ってきました。見てるだけでもわくわくものです。
地図を拡大コピーして、登場人物の名前をそこに書き込んでいこう
かなとか考えるだけでもぞくぞくします。
独特の地域文化などもあるのを知って、ここのみなさんとかだったら
こういうのは常識として知ってるんだろうなーとか思い、ほんとに勉強
しなきゃいけないことがたくさんあることに気づかされます。

36 :10:03/11/29 20:12
>19で平安さんに教えてもらったサイトの本、届きました。
彩色した江戸名所図と、鬼平ゆかりの場所を歩くために東京の地図がこれまたカラーで掲載されていて、
見てるだけで心浮き立つ本……というか、従来の江戸本に比べて、ページ全体が
明るく輝いている気がします。
浮世絵などの図版を多用している本にはない鮮度を感じるのは、
やはり現代の絵の具で描かれたぶん、色が若さに満ちているからではないか、と思いました。
保存状態が良好であっても、近世の絵の色には、落ち着きと味わいが増しているけれども、
歴史をくぐり抜けたがゆえの儚さといったものも積み重なっている気がしますな。

>読書中のもどかしさを
歴史上の事変や人物もそうですが、小道具や衣装なんかも、もどかしさを感じるポイントかなぁとか。
浅黄裏の着物とか、面取りの格子のはまった家、とかを、それこそ(註・薄い藍色の着物)とか(注3・桟の四隅を削った
高価な格子)とするのはどうも直接的すぎる気もしますし、
なによりそれを一作ごとに毎回繰り返すのも……
ここらへん、作中の視点をどうするかでも変化をみせる部分だと思うので、いろいろな
視点の書き分けが出来ると幅が広がるだろうな、とは感じるものの、なかなか……
ところで、読み手には伝わりにくい平安時代特有の小道具や名詞というとどこいらへんがあがりますでしょうか?


37 :10:03/11/29 20:13
>地図
正直、江戸、それも幕中期をちょこちょこと書いているのは、地図が手に入りやすいという事も大きな要因になっています。
というか、その時代に(怠慢にも)目を留めてしまっていて、幕始の頃の地図に類する資料に
ついてはこれといったものがありませんぬ。
地図を見るときに重宝しているのは、アウトドア用品のライト付き虫眼鏡で、小さな光が
地図の上を動くのは地図の中へのトリップ感が増すのでお気に入りです。

>雛さん
苦界に身を沈める環境ということで、父親が賭け碁で身を持ち崩して……、なんてのを
連想しました。身売りした先にもよりますが、客によっては父親仕込みの碁の腕前に感心して足繁く通う
なんてこともありそうかなぁ、と。

人間が人間を書くのが小説だとすると、小説を書くためにこれまで人間のやってきた事柄を知っておくのって、
強力無比な創作意欲の源になると俺は考えていますし、また、自分より高い年齢層の読み手にも
歴史というのは強いアピール力を持っているとも思っています。
ですから、無謀だ、などとはまったく思わず、ヤベェまた一人ライバルが現れたのだな、という気持ちが大きい
です(いやほんとに)。俺も頑張るっすよー勉強するっすよー。
このスレで会ったのも縁、ひとつよろしゅう(平安後期さん風w

>31
お。たしか三部作完結したんでしたっけか?

38 :長耳の長吉:03/11/29 23:28
 ううむ。10さま、もしかしてご当人ではと焦る日々……
 それはさておき、やはり江戸時代の初期〜中期の地図判読には、きちんとした素養が必要
なんでしょうね。そういうレベルにまで進むと必ず壁にぶち当たって前に進めなくなってしまいます。
これは、ベストセラーの本のタイトルとは別の意味で、自分自身のバカの壁なんだと、悔しく思っ
ています。地道に牛歩の歩みを続けなければ、身につかない知識ということなんでしょう。
王道無しということで、今後も努力を続けなければ。ああ、学生時代にやっときゃよかった……

 雛さまがどのようなスタンスで小説をお書きになっているかわかりませんが、エンタメ派の私として
は、柴田錬三郎先生の言葉が思い浮かびます(自分が楽になるので(^_^;)。すなわち、正確な言葉
は忘れましたが、江戸の闇はとてつもなく深いなど常識的なことさえふまえておけば、あとは
どんな嘘を書いてもいい。嘘の中に真実があり、嘘にこそ自分の誠実があるとさえ書いておられます。
 大衆小説家として死ぬまで誇りをもっておられた方ですし、僕はそんな生き方に憧れているエンタメ
小説家のはしくれですが、雛さまがいったいどこにスタンスを置かれているのか、それによっては
自由自在、勝手気ままに書ける世界が時代小説であるのではないかと思います。
もちろん、正確さが何よりも必要となる歴史小説であったり、純文学の枠内にある時代小説であれば
また別なのでしょうが……。

39 :長耳の長吉:03/11/29 23:31
 人それぞれ作風があり、思想があるわけですからいちがいには言えないのは当然ですが、
あえて失礼を覚悟で言わせていただければ、当時若い女性が囲碁をやっていたかどうか
という歴史的考証も大事ですが、それよりも小説世界では有無を言わさずもとから当然のごとくやって
いた女性が主人公として存在し、その上で彼女がいったいなぜ囲碁をやっているのかとか、囲碁を
やっていることで何が起きたのかとか、つまり「囲碁をやっている女性」の人生の展開の方に重きを
置くことこそが、小説を書く楽しみであり醍醐味ではないかという……そしてなによりも、いちばん大切な
読み手側が興味を抱くことなのではないかという……。
 安っぽく言えば人間ドラマを書く上においては、あるていど歴史的事実に相違していても構わない
のではないかという、かなり大胆不敵、厚顔無恥な考え方を、僕は持っています。
 失礼を承知で申し上げましたが、この辺りに関連したことを、また発言させていただこうかと思って
います。恐々惶言。


40 :巳代松:03/11/30 14:36
はじめまして。今日初めてこのスレを見ました。
諸先輩方にお聞きしたいのですが、時代小説を書くにあたり、どのような資料を使われてるのでしょうか?
書こうと思ったものの、知識不足のため、手が止まってしまいました。
知っておくべき常識などの資料があれば、教えて頂けないでしょうか?


41 :長耳の長吉:03/11/30 16:08
う〜ん、自分で読み返しても、あまりの勝手な思いこみでございました。38と39……
 深くお詫び申し上げます。

42 :◆6em.SC56Wc :03/11/30 18:04
>>38-39長耳の長吉さん

結局、史実にあわせるために主人公の遊女は大船渡の
碁石海岸の近くの村の生まれということにしました。
父親が自分で盤をつくって碁を打っていたことにして。
いろいろなお話を伺えて楽しいです。
どうもありがとうございました。

ついでに書くのだけど、江戸時代の遊郭にもいろいろ
あって、吉原とは違って辰巳芸者は表向きは芸だけを
売ることになってはいたものの、いわゆる「二枚証文」
を書かされて春をひさいでいたひとも多かったらしいですね。
上の主人公は辰巳の置屋に三両で売られてきたことに
なってるのだけど、金額はどうでしょうか?
っていうか、父親の借金のカタに売られたので、正確な金額は
ほかしてはあるのだけど。

43 :名無し物書き@平安後期:03/11/30 18:08
>巳代松氏
まずは何時代でやんしょ? お名前からして江戸のような気もしますが。

>読み手には伝わりにくい平安時代特有の小道具や名詞
うーむ。まず装束なんかは単に名詞だけ書いてもあってもピンときませんよのぅ。
「水干」だの「直衣」だの「直垂」だの。そもそも最初は何と読むのかすら分かりませなんだw
このあたりを読者にきちんと伝えようと思うと、漫画にはどうやってもかないませぬなー。

和の色も説明しようとするとなかなか難しいものがありますね。
薄い藍色だったら「浅葱」の方が字面としては良かないすか?>10氏
MS-IMEは浅黄を「薄い黄色」と主張しているですが、それも何だかなあ。

壁ですかぁ。
>【壁】
>立ちふさがってるもんだとばっかり思ってたけど、
>よく考えたら、俺って、ズーッと壁によっかかってたんだ。
>ハハハ。
という橋本治の一節があっしは好きでしてね。壁なんて越えなくてもいいのよ、って感じで。

44 :名無し物書き@平安後期:03/11/30 18:09
雛氏の「碁」に関しては、長吉氏がレスされているように、
「囲碁をする女性」に必然性があってドラマチックであるなら、
当時若い女性が囲碁を打つことがおかしいことであったにしても、
小説としてはとても面白そうで魅力ある題材になるんじゃないかと思いますね。
10氏が想像するように賭け碁で売られた娘の流転の運命なんて感じなら、
いいキャラも立ちそうですし。

>ひとつ気づいたのは - 日本語が整えられるということなんです。
古い時代の言葉って本当にきれいですよねー。
語源なんかの知識も身について面白いと思いますです。

45 :長耳の長吉:03/11/30 22:27
 >巳代松さま
 平安後期さんと同じく、時代を教えて下さいませ。
 あと、知識不足って、具体的にどんなところでやんしょ……

 それはさておき、昨日『ラスト・サムライ』を見てきました。先行ロードショーで……
 うーん、やっぱり……というところが全編にわたって満載でありましたが、けっきょく泣いているアタシ……
 若い人にまじって、中高年、老年夫婦の方々も多く、その方たちは号泣(^◇^;)。
 なんつうか、どっかで見たことが……と思ったら、そう、『セブンイヤーズ・イン・チベット』(でしたっけ?)
のパターンにそっくりかなあなんて……。渡辺謙さんも熱演されてましたが、サムライの頭領にしては
ちと重厚さが足りなかったかなあ……でも、立派にハリウッドで活躍できる俳優さんですね。真田さん
も。日本の俳優や女優には大きな可能性があるなと思ったのが、いちばんの印象でした。でも、
外国映画の力を借りて、というのが情けないですけどね。
 


46 :10:03/11/30 23:13
ありがとうございました。やぱーり装束は人物描写に必要ですものねえ。ここは時代を
問わずに共通ですのぅ。
読み方がわからないってのは、わかります。そのぅ、いまだに誤読しているものも必ず
あるに違いないという妙な確信もありますな。
小説の、ルビの割合については今後、より頻繁に取り沙汰される話題だと思います。
活字離れの原因にもなっていますでしょうし、またネットでの表記方法の問題点にも
なるのではないかと。
現在の時点でルビは多いか少ないか、という根本的な部分からさらに論議されていくの
ではないかなぁ、とか。

>漫画には
漫画に対抗するには、形容詞の使用(多用?)がキーになりますかねえ。
爽やかに着こなした、あたりでもいざ絵で表すとなるとむつかしいでしょうし……
とはいえ、そもそも形容がかかる名詞そのものが、いったい何に使用するものか
伝わらない……となれば、動詞を使用(多用?)して、脱いだだの、外しただの、頭上でぶらぶらしてるのを
指先でつまんだ、なので、工夫していく、と。
本筋に関係ないっちゃ関係ないんですけれども、その時代らしさをだすために、
その時代の名詞は積極的に用いたい気持ちが動きます。


47 :10:03/11/30 23:14
>長吉さん(>41)
>人生の展開の方に重きを置くことこそが、小説を書く楽しみであり醍醐味ではないかという……そしてなによりも、いちばん大切な
読み手側が興味を抱くことなのではないかという……。

思いこみとは思いません、書き手と読み手の両方の本質といったものをズバリと突いた言葉だと思います。
書く側は好奇心から始まって作品に仕上げ、読む側もまた書き手の感じた好奇心に、好奇心を抱いて読み進めていくという形式は
あるのではないでしょうか。
書く側の感じた好奇心が、資料的整合性の壁ではばまれた時には、「異例」や「特殊」や「ごく少数ながら」という但し書きを
つけてでも、「こういう存在があったらどうなるだろう?」という創作意欲の火に水をかける行為を避けないと、
やっぱりもったいないという気がします。
もちろん、ジャンルや発表媒体や対象読者層というものも関わってくることではありますが……

 ラストサムライ! 早っ! いいっすねえ。今年はロードオブザリングの他にはこれといって映画館にいそいそと足を運ぶ機会をもたなかったのですが、来年の初はこれでいこうと決めていますぜ。

>雛さん

48 :10:03/11/30 23:14
>雛さん
 >金額は
父親が自分で盤をつくっていた、というのは、なるほどと膝をうちました。地域的にも、人々が仕事の合間に碁をうっている風景や、
年若い碁巧者が多いようなイメージが伝わってきます。
で、身売りの額ということですが、3両は少ないな、と思いました。
「仮名手本忠臣蔵」に出てくる斧定九郎が、百姓の父親を斬って、娘を身売りして得た50両
を奪う場面(五段目)がありますし、また、落語の「文七元結」でも娘が身売りして50両という金額が
出てきます。
小説、梅本育子「五助の親切」(浮寝の花 収録)では、「女郎の身代金は二十五両か三十両」とあり、
ここでは女衒が着物の仕立て代などの名目で取り上げて、親には半分しか渡さないという描写になっていました。
また、稲垣史生は「時代考証事典」の中で、吉原の花魁を見受けする金額は、これから稼げるだろう
金額の算盤をはじくが、預かった時の10倍は基本にしているだろうという予測をたてています。
個人的には、下女の年収が宝永の時期で1両2分、天保で3両3分という(同・時代考証事典)ことですから、
親としては、年齢的に10年から15年の年期は想定して、10両から50両くらいは要求すると思いますし、その、
いやなはなしですが、娘を売るほどの困窮をしのぐにはこれくらいのまとまった額の負債をかかえてしまっている
がゆえに前借りするからだと予想します。これは吉原でも深川ででも、金額にそれほどの
差はないのではないかな、と。もちろん、悪い女衒に騙されれば違ってくることですが。
明確に、幾らと書かれている資料があれば良いのですが、いざ探してみると、物品や飲食代や遊興費と異なる性質の
ためか、手持ちの本のなかには決定的なものがありませんでした。
(と、なると、前出の梅本育子の小説内の記述の根拠がどこにあるのかが気になるところ……うぅむ)

>巳代松さん
時代と、場所と、人物をしぼりこむと検索はぐーんとかけやくなりますぜ。

49 :巳代松:03/12/01 18:23
>平安後期様、10様、長耳の長吉様、皆様
レスありがとうございました。
確かに「時代小説」と十把人絡げに言うのも乱暴なお話でした。
江戸>新撰組 等と絞っていけば、資料が確かに見つかりますよね。
私のお聞きしたかった時代は、江戸時代です。
風俗習慣など、頭に入れておかなければ、と言うものを確認しながら書こうと思って
いまして。
それで、確かに時代を絞れば、色々と出てきました!
杉浦 日向子先生の本なんか良いかも、と思いました。
他にどなたか、コレ!ってものがありましたらお願いします。
それにしても、良スレですね。

50 :名無し物書き@平安後期:03/12/01 23:41
ルビの問題も、時代に関わらず共通する悩みどころですよねえ。
橋本治の例ばかりで恐縮ですが、双調平家のルビの振り方が丁寧でいい感じで、
自分としてはこれをお手本にしたいなと思うとります。

時代固有の道具は、10氏がおっしゃるように登場人物に使用させるなどして、
さりげなく説明と情景描写・セリフなどミックスさせたいものですな。

長吉氏は早速ラスト侍をご覧になりましたか。
あっしも陰陽師2は、映画館へ足を運ぼうかTVまで待とうかという感じです。
昭和史にはあまり興味はないんですが、週末にやった
ラストエンペラーの弟はあれはあれで面白かったです。

>巳代松氏
あっしは時代が違うので資料のお役には立てませんが、
10氏と長吉氏は江戸にお詳しいのできっと良い資料をご存知だと思います。
風俗考証は時代物の基礎といっても過言ではないので、一緒に精進しませう。

51 :◆6em.SC56Wc :03/12/02 00:08
>>44 平安後期さん
実はこの碁のシーンは宇治十帖の「浮舟」にヒントを
得ました。
浮舟はふたりの男性に求愛されて身を投げる話でしたが、
わたしのは心中の片割れの遊女が尼僧に助けられて
尼僧と碁を打ちながら尼になることを決意しするという
話です。
ところで、源氏にき碁を打つ場面がけっこうありますよね。
高貴な人々の遊びであった碁が江戸時代になって庶民にも
広まっていったという文化の開放の流れなどもとても興味
深いです。

>>10さん
上記にも出てくる遊女は、妹と弟の世話をしながら母親の
いない家を守るわけですが、冬の間の仕事を求めて三陸に
出稼ぎに行った父が春になっても帰らず、父の友人という
男が三両を並べて、「これですべてうまく行くから」との
父親の伝言を伝えます。
賭け事のカタに自分の娘を渡したことになるのですが、
ピンはねにしてもひどすぎるかもですね(笑)
いろいろ詳しく教えていただいてありがとうございます。
「時代考証事典」は図書館などにあるでしょうか?
普通の書店でも買えるといいのですが。
自分でも調べてみますね。

>>長耳の長吉さん
いつも勉強させていただいてます。
どうぞよろしく。


52 :長耳の長吉:03/12/02 02:38
10さまも(ご本人ではないですよね(^_^;)、平安後期さまも、すごいや……それに、雛さんも
とんでもなくすごい知識の持ち主であらせられるではないですか。赤面。

 今日は一杯飲みながらプロットを書いておりやして、そろそろ寝ようかというところなんですが、
かなーり日本酒が入って来ておりますので、なんも役に立たず、深い話もできず、すみません。

>>巳代松さま、ひとつだけ。

 同じ江戸時代といっても、幕府の確立期のころとか、元禄時代とか、吉宗時代とか、幕末とか、
それだけでもえらい資料が違います。元禄時代なんて、名前だけは一般の人も知っているものの、
実は歴史資料の解読はまだまだこれからという学問分野であるらしいです。山本博文先生の
新書本にそう書いてありました。
 つまり、どの時代にスポットを当てるかだけで、けっこう一生ものらしいんですよ、それぞれの時代の
奥深さは。ある時代に生きた人間は、江戸幕府の官僚だけでなく、御三家から町人にいたるまで
無限に存在していて、それらがもうとんでもない複雑さで絡み合い、影響を与えあっているわけです

53 :長耳の長吉:03/12/02 02:39
からねえ……。
 ですから一般論ですが、江戸時代の中の、例えば柳沢吉保時代に焦点を合わせようと思ったら、
まずもって、江戸時代の通史を読み、元禄時代についての著作を読み、その時代の著名人物の
本を読み(たとえば、吉保についての本、将軍綱吉についての本などなど)などして大ざっぱに
時代の形をつかみ、さらに自分の興味ある分野についての原作、たとえば吉保の側室である正親町
町子の日記を読むとか、徳川実記の綱吉公の部分だけ読むとか、どんどん細部に突っ込んでいく。
ときおり、自分で年表なんぞ作ったりして……。
 それだけじゃあないですよ、その当時の文人、茶人、剣豪、泥棒、海外からの使節……ああ気が
狂ううう。
 たいてい絶望的になりますけどね。たった一人の将軍の御代に関する資料だけでも、おそらく
一生かかっても読めるわけないとか考えると……。
 ですから、もちっと時代を狭めていただき、さらにはその時代のどういう分野方面に行き着こうと
なさっているのか、なるべく具体的に教えてくださいませ。
(あんまし具体的だと答えられなかったりしますが(^◇^;)。
 
 ではでは。頭いたくなってきた。迎え酒じゃあ〜

54 :10:03/12/02 19:31
小説を書くための手本は、やっぱり小説ですのぅ。
漢字の開き方とか、センテンスの長さとか、
ルビとか、下手すると全体の中でのセリフの割合まで真似たいっちゅーこともあります。

>長吉さん
お、飲んでましたね。しょうがない、俺も今から飲みます。
確かに、詳細に多角的に学習するとなると、大学院に入って博士号を修得した方が
結果早道じゃないかというくらい、無数の情報に圧倒されますな。しかもアマのままだと
触れられない部分も多いですし、取材をしたくても学閥つーか論派閥つーかに沿った紹介文を
持参しなきゃならんとか、あろうことか文献を仏蘭西人が握ってるとか、独の好事家が系図をしまいこんでる
から見たいけど旅費はどっからでるんだ実費かそうかちょっとマグロ漁船に1年乗って金を稼いでくるぜ、てな
まあ、切りのない分野ではありますな。
とはいえ研究熱心な先人が多くの著書を残してくれている時代に生まれた好運にも恵まれている、とも
感じてもいます。大石慎三郎の「江戸時代」あたりからずるずると江戸時代への入れ込みが深まっていきましたなぁ、俺。



55 :10:03/12/02 19:31
>雛さん
「時代考証事典」は、古書店を探すよりも図書館が確実だと思います。多少、高圧的な
表現もありますが、語り口には創作欲を刺激するものがあるので、テンションが下がった時に
にはとりあえず開いてみます。

静かで良いラストですねえ。碁盤をはさんで、語り合う。綺麗だ、と思いました。

>巳代松さん
今年出た本に「階層別・江戸の暮らしがわかる本 / 竹内誠・監修 」というのがあって、
これが525円と関連書籍の中でも格安ですが、ごっそりと情報がつまっています。
江戸風俗の基本知識としても、また、今後気になった部分を調べるために必要な基本用語としても
使える入門書だと思います。ただ各解説の見出しが、ちぃとおっちゃん向けくさいのが難ですか。
ビジュアル面では、「花のお江戸風俗案内 / 菊地ひと美」が、服装や髪型、代表的な江戸の色などもカラーで
掲載されていて楽しめます。
江戸関連の本は高価なものが多く、また絶版もこれまた多いのですが、どちらも現在ヤフーで
取り寄せ可能で、1000円未満とお手頃です。
長吉さんがおっしゃっているように、広範かつ詳細かつ正確に調べる必要が出てくる事も
事実です。
ですが、まず江戸時代が、小説の種の宝庫であることを知るためのとっかかりとして、
俺はこの二冊を推してみます。柔らかい本ですが、その分気楽に読めると思います。

56 :長耳の長吉:03/12/03 21:11
 ええと、実はプロバイダを乗り換えることにいたしまして、明日から回線が使え
なくなってしまいます。新しいプロバイダが開通するのが1月頭〜中旬ぐらいだそ
うで、それまではまた原始時代に戻って、ダイヤルアップでお茶を濁さなくては
なりません。たぶんライブドアかなんかにすると思いますが……
 もう記憶にないのですが、きっと死ぬほど遅いと思うので、なかなかインターネット
やメール、そしてこちらにうかがうのもおっくうになってしまう可能性ありです。
 しばらく発言が少なくなってしまうかも知れませんが、よろしゅうお願い申し上げ
ます……。

57 :◆6em.SC56Wc :03/12/03 22:45
長耳の長吉さん、プロバイダを切り替えるのって
ブランクができるのがいやですよね。
ダイヤルアップにしてテレホーダイになさるんですか?
っていっても、23:00〜08:30だと寝る時間が
なくなってしまいますものね。
さみしいですけど、復活お待ちしています。


58 :巳代松:03/12/03 23:08
こんばんは。
皆様ありがとうございました。

>長吉様
丁寧なご指導、ありがとうございました。
頭がくらくらしましたが(^^;、
厳しさがわかりました。
一般書をあたり、詳しい資料を当たるときはまたお尋ねしたいと思いますので、その時はお願いします。
分野を絞り込んで、細部に突っ込んで行きたいと思います。


>平安後期様
はーい!
よろしくお願いします。

>10様
その2冊、さっそく駆けずり回って入手しました。
わーい。
ありがとうございました。
確かにネタの宝庫って感じです。
良い本をご紹介頂きました!

59 :巳代松:03/12/03 23:15
>長耳の長吉様

無料プロバイダの件、気になって検索をかけてみました。

http://www.hi-net.zaq.ne.jp/kobej/free/free_g010.htm

結構あるのですね。
お早い復帰をお待ちしております。

60 :お玉:03/12/03 23:51
初めて来ました。癒される良いスレですね〜。
書いてる皆さん、がんがって下さい。


61 :◆6em.SC56Wc :03/12/04 00:31
>10さん
「時代考証事典」 稲垣 史生 (著)
がアマゾンで買えそうなので注文したのだけど、
「続」も買ったほうがいいでしょうか?



62 :名無し物書き@平安後期:03/12/05 00:01
江戸280年も最初と最後では隔世でしょうけれども、
平安400年も「これを一つの時代で括っていいのか?」ですです。
だからこそ自分も膨大な資料を全部咀嚼できるはずもなく、
ピンポイントに平安後期っつーか、末期に絞っているわけなんですけどね。

このあいだ行った平安期の講演会で
「大学生は単位を取りたいだけだから、講義中が睡眠時間にあてられてしまうことも多いんです。
今日の皆さんは熱心に聴いてくださるのでとても嬉しい」と御大がおっしゃってました。
うう、、東大生の罰当たりめ。御大の講義で眠るなんて、なんともったいない。
科目履修生になれるものなら、なって歴史をつきつめたいす(ノД`)
マグロ漁船にあっしも乗りてぇ(嗤

「宇治十帖」って言葉の響きが何となく好きでおま。
平安時代の上流社会では
は30を超えた女は尼になって当然、、みたいな雰囲気があるらしいんですけど、
江戸の尼僧はどういういきさつで仏門に入るのかなぁとふと思いました。
花街の女性の年季明け、なんてパターンも多いんですかね。

63 :名無し物書き@平安後期:03/12/05 00:01
>長吉氏
師走だし年末進行でお忙しいこともおありでしょう。
気が向くままにお越しくだしゃんせ。

>巳代松氏
やっぱり江戸でしたか。この年末から新撰組関係の書籍がまたわんさと出そうでんな。

>お玉氏 ←いつものように氏をつけてみたけど何かヘンw
またどうぞお越しやす。

64 :巳代松:03/12/05 00:15
>平安後期様
新・必殺仕置人でお馴染みの巳代松でやんす。
ええ、竹筒鉄砲の。
新撰組ならたっぷり資料がありますね。

65 :名無し物書き@平安後期:03/12/05 00:25
すんまへん。江戸ものにはトンと疎いのでござんす_| ̄|○

ポイントを絞ると江戸のどのあたりの時代なんでしょーか>巳代松氏

66 :10:03/12/05 20:25
えらい寒くてみをこごめて帰宅すると、商店街で福引きの鐘がガランガラン鳴り響いていました。
もう完全に師走ですな。

平安時代と異なるケースとすると、縁切り寺で夫と別れるために三年間、尼となる……という
ところでしょうかのぅ。信仰心や、菩提をともらうというのが一番多いのでしょうが、
ふーむ、信仰心から尼僧の道を選んだ人物の経歴にちょっと興味が沸いてきました。誰か
名のあるいたような気がするんですがどうも記憶の霧の中ですな。

遊女に関しては、年期が明ける前に寿命を迎えてしまうことが多い、というか吉原の女性の
平均寿命は二十三歳という過酷さのため、そこをくぐってきた人は、
尼僧という選択肢よりも、世間をしたたかに生きていこうとすることの方が多いのではないか、とは思います。

>長吉さん
あい。もちろん、いつでも、大歓迎でございます。
ダイアルアップ、なにかの拍子に使うことになるとビックリしますな。以前はこの速度で
満足していた事が信じられないくらい。落語にある江戸っ子が大阪人のスローモーさに
やきもきしてつい声を張り上げる気分がよくわかります。

>雛さん
購入出来る時にはまよわず買い、とおすすめします。

>巳代松
お、さすが松っつぁん、素早いね。(なんちて、松っつぁんの愛称は、必殺!本を調べて
知りました。新仕置人、未見です。しかし、このシリーズ、武器も多彩ですのぅ。アイディア満載)
気に入っていただけたようで、嬉しいです。
これで杉浦日向子の漫画が確実に3倍は面白く読めますぜ。


67 :10:03/12/05 20:29
>お玉さん
がんがります。ところで、猫のたま、ってあれですかね、丸くなってるから球、って
ことなんでしょうかね。まるい。


68 :長耳の長吉:03/12/05 21:53
 みなさん、暖かいお気遣いありがとうございます。
 やはりadslを使い慣れた身にしてみると、ダイヤルアップは死ぬほど遅いのです
が、オープン・ジェーンをダウンロード致しましたところ(これも死ぬほど遅かった……)、
ホームページを経由しないせいか(という言い方でいいのかしらん)、思っていた以上に
読み込み、書き込みが早かったようです。
 回線をつないだり切ったりは面倒なのですが、できるだけ寄らせていただきます。
 すみません、ご心配かけて。


69 :名無し物書き@推敲中?:03/12/06 01:12
歴史短編小説を送るによさげな賞って何がありますかね。

70 :◆6em.SC56Wc :03/12/06 03:17
>>62さん
うちの親戚にお寺(江東区)があるのですが、そこがいわゆる「○○院」で、
○○院というのは武家の未亡人が夫に先立たれ、仏門に入って建てるものと
説明を受けたことがあるのだけど、どうなんでしょうか。
で、親戚のお寺のある地域は狭いところに十いくつものお寺があります。
やはり場所柄なのかもしれません。




71 :◆6em.SC56Wc :03/12/06 03:27
10さん
>>遊女に関しては、年期が明ける前に寿命を迎えてしまうことが多い、というか吉原の女性の
平均寿命は二十三歳という過酷さのため、そこをくぐってきた人は、
尼僧という選択肢よりも、世間をしたたかに生きていこうとすることの方が多いのではないか、とは思います。<<


遊女たちは幼い頃に売られて、さらに身を削るような苦労を
強いられていたのですね。可哀想に。
深川とか品川とか、そういうところに売られてきて死んで
しまったひとは無縁仏専用のお寺に埋葬されたみたいですが、
強運だったり生命力のあるひとはうまく素性を隠して普通の
ひとと結婚とかできたのでしょうか。
年季が明けて故郷に帰れるひともいたのでしょうか。



72 :名無し物書き@推敲中?:03/12/06 21:01
>>70
いわゆる塔頭は菩提所として作られるわけですが、妻が亡父を偲んで立てるとは限らないようです。
大徳寺に高桐院というのがあり、たまたま知っていたのですが、ここの場合は
子供が父の菩提所として立てたもののようです。

73 :長耳の長吉:03/12/06 23:57
 遊女の平均年齢の短さの最大の原因は、妊娠中絶の失敗によるものだそうです。


74 :名無し物書き@平安後期:03/12/07 19:32
縁切り寺。なるほど、北鎌倉の東慶寺ですね。
この寺を建立した北条時宗のカミさんも、
後世そのような女性の駆け込み寺になるとは思わなかったことでございましょう。

そういえば、渡辺淳一の小説で遊女を扱ったものを読んだことがありました。
女性には過酷なお勤めでんな。
昔は中絶っつーか流産・早産させるために、
水銀を飲ませたりとかしたらしいですよねえ。ひぇええ。

平安時代には不老長寿のために鉱物から作った丸薬を飲むこともあったり、
そもそも白粉は鉛ですから、それも(((( ;゚Д゚)))ガクガクブルブルな話ですが。

>長吉氏
便利ですよね。2ちゃんブラウザ。
さっきビジネスソフト板で「=2ch」っつーエクセルを使った新ブラウザ?を見つけて驚いてきました。

>69
往来社の歴史文学賞が6月締め切り
オール讀物・小説現代の新人賞が11月・12月締め切りだったかな。
いずれも50〜80枚程度の募集でっせ。

75 :名無し物書き@推敲中?:03/12/07 20:54
69です。ありがとうございました。

76 :長耳の長吉:03/12/07 21:25
 まったく関係ない話ですが、今日『文士の生き方』(ちくま新書)という本を読了。
いやもう、無茶苦茶でやんす、「文士」……。
 著者の大村彦次郎先生は、文壇3部作を書かれておられるそうで、寡聞にして
まったく知りませんでした……ちと、文壇ものを続けて讀んでみたくなりました。
 直木三十五なんて、ほんと、嫌な大人の典型です。これで直木賞をもらっても
嬉しくなくなりやした。って誰がくれるって言ったんだよっ!

77 :名無し物書き@平安後期:03/12/07 23:21
文壇&直木賞とくれば、
筒井康隆の「大いなる助走」もお勧めですですw
今ぐぐってみたら、これが映画化されていることを知りました。み、見てみてぇ。

78 :長耳の長吉:03/12/09 00:33
 今日の山本周五郎先生原作のドラマ、録画に失敗していたことがさっき判明。
週末の楽しみにしてたのに、泣き(T-T)。
 しかし昨日の話の続きですが、『文士の生きかた』にも登場していた山本先生も
凄まじい人だったんですね。
「尾崎(士郎)を取り巻く連中は彼の家に集まって放歌高吟、共に酒を飲み、文学論
を交わしたが、山本のみひとり売れない原稿を書くのに余念がなかった。昼間から
雨戸を閉め、室内に伝統を点けて書いた。山本は原稿料一本の生活になってから
は、借りられる出版社からは稿料の前借りをどんどんした。よい作品を書くためには、
前借りをすることで自分自身を縛り付ける、というのが彼の流儀だった」
「山本は自宅から市電の停留所で三つ離れた、中区間門町の旅館の一室を借りて、
自分の仕事場にした。……まもなく山本はこの宿の奥の六畳間に常住するように
なった。妻のきんが毎日夕刻になると、自宅から料理を岡持ちに入れて運んでくる
他は、朝は自炊、昼は外食の、仕事一筋の生活に入った。きんは文字通りの
<通い妻>となった。家庭の団欒を山本は拒否した」
 いやはや、仕事の、小説の鬼だったようです。朝自炊、昼外食というのは僕も
同じですが、家庭の団欒は拒否してません(^_^;)。岡持ちに食事を入れて運んで
くれるような女房ではありません(^_^;)。昼間は散歩に出てしまいます(^_^;)。夜は
飲んでしまいます(^_^;)。だめぽ……

79 :従八位下:03/12/09 12:30
初めまして。♂です。前から度々覗いてはいたんですけど、書いてる時代がだいぶ
違うので「お邪魔かな」と思って遠慮してました。歴史小説ってどうしても勉強する
期間を設けなくちゃならないから大変ですけど、やっぱり書いてて面白いですね。
ただ、悩みも尽きません。自分のテーマの一つに「いかにして読んでる人を千数百年を
隔てた時代にスムーズに連れて行けるか」っていうのがあるんですけど、結構難しい
ですね。どうしたって時代背景の説明は必要になるけれども余り多いと流れが止まるし
押し付けがましいし「別に教科書かいてるわけじゃない」とか思うし。単位≠ネんて
いうのも難しい。大きさとか時間とか。メートル、キロメートルなんてできれば使いたく
ないので「人の丈にして○○人分・・・」とかやりますが限界もあって。妥協や開き直り
も歴史小説には必要なのかもしれません。
突然嵐の様に書き込んですみませんでした。

80 :10:03/12/09 19:21
年に一度か二度、まったくエネルギーがゼロになっていて、眠るのも
面倒ってな1日があります。命を吹き込まれる前のピノッキオみたいにだらーんと、背中を
柱にあずけて、だらーん。
まあ、取り留めのない事を延々と考えていたりしているのですが、今回は、不老不死の薬があったら飲むかなー
どうかなーとか、自分で飲むより誰かに売った方が良いかナー、誰にしようかナーとかもう
ダメなことをぐるぐるとw
不老長寿を願う権力者を詐欺った古今東西の者どもが、どんな甘言で大金をせしめたのか、なんてのを
調べるのも面白そうですな。


作家って、規格外なところがあって、奇妙なエピソードを幾つも持っているようですな。
ただ、自分が行き詰まるたびに感じるのですが、今まで脳が考えていなかった新しい事を
作りだそうとする行為って、ちょっと狂気が含まれてる気がしたりしますですな。
脳に無理をさせて、小説を作ることに腐心することの異常さ。
でも同時に、嗚呼今俺作家の某と同じ苦労をしているのかもしれないなぁ、というトリップ感が心地よい時も
あります。(長吉さんからすると、なにを呑気な! ということになるのでしょうがここはご容赦ください)
山本周五郎の「独居の楽しみ」というエッセイがあるのですが、件の<通い妻>うんぬんに
ついて訥々と語られています。生き方が、まるで小説の登場人物のようでお気に入りです。

>雛さん
現代の風俗関係に勤めていたり、経歴を持つ人に似て、そうした世界からは縁を切ることも
出来たのではないか、とは思います。ただ、個人の才覚と運という要素は大きいと予想しますし、
たとえば、小説の中で、周囲の人間の誰もが寛容であったり、逆に冷淡に過ぎる事があまりに連続したりすると、
物語的すぎるのではないか? という感想を持ちそうな気はします。

>従八位下さん
お、どの時代を書いてらっしゃるのですか?
単位は短く小さくなるほどに手間、ということないですか? たとえば10分とか、
2秒を伝える時の言葉のヴァリエーション……


81 :長耳の長吉:03/12/09 21:07
>嗚呼今俺作家の某と同じ苦労をしているのかもしれないなぁ、というトリップ感
が心地よい時も

 心地よいどころか、心の底から勇気がわきます。この、けっこう広い日本の中で、
執筆活動を、しかも時代小説、歴史小説という分野に限って、がんばっている
人間はかなり数が少ないでしょう……。デビューしたしてない、ヒットしたしてない、
そんなことは別問題として、同じ理想に向かって歩んでいる、見知らぬ同期という
気がしてなりません。あっしだって、来年3月でまだわずかに2作目なんですから……
生活はすでに破綻ぎりぎりですしね(そのくせ酒代だけは死守)。ここで、同じように
頑張っている方々と話ができるだけで、どんなに勇気づけられることか……
 新聞もとるのをやめ、床屋に行くのも一年に3回ほどに抑え、洋服や靴などの
装飾品にいたっては、この5年間にわずかに運動靴を一足買っただけなどという
かなりの低レベル生活(女房子どものぞく(^_^;)に甘んじていますが、それでも
物を書くという行為がおもしろくて仕方がなく、でも一方で女房子ども親戚両親、
誰にも理解されないという苦悩も多く、さらにはやはりでも、自分の才能を恃むところが
あるという矛盾した気持ちの毎日(だから酒だけはやめられないという意志の弱さ)。
 
「独居の楽しみ」は不勉強にして讀んだことがありませんが、こんど必ず読んでみ
ます。しかし「文士の生きかた」を先に読んでしまうと、独居を楽しんでいる周五郎
先生本人とは逆に、団欒を拒否された家族の側、とくに幼い子ども4人にしてみれば、
いかに寂しい毎日であったかが気にかかります。僕も幼いころは似たような境遇で
したから、家族仲良くお出かけする近所の学友とかを見ていると、寂しくて悔しくて
仕方がなかったですから……「独居の楽しみ」という、もしかすると周五郎先生の
一人よがりかも知れない生き様に対して、少々「?」を抱いてしまうものであります。
 文士の女房・子どもにだけはなりたくないものですな……というその自分にも、
女房子どもがあって、しかも文士方ほどではないにせよ大いに迷惑をかけている
自分は……嫌になります。 


82 :長耳の長吉:03/12/09 21:30
>従八位さま

 いらっしゃいませ。あっしも、従八位さんがどの時代を書いておられるのか興味があります。
 単位についてですが、江戸時代の人間も、けっこうサバを読んでたみたいですよ。
なにしろ日の出を「明け六つ」、日の入りを「暮れ六つ」として、その間を六等分する
というもともとアバウトな刻み方なのですから、「六つ打ち五寸まはり」とか、けっこう
適当な言い方をしていたみたいです。寸というのは、「過ぎ」というのにほぼ等しく、
まあ、五分過ぎとか十分過ぎとかいったイメージですから、いい加減といえば
いい加減です。
 尺貫法にしても、もちろん正確に正確を期さなければならない場合は、例えば
大工であれば墨糸をつかって正確に距離を測ったりしたわけですが、そこまで
必要がないという場合には、例えば雨戸をはずしてきて、それを縦横ひっくり返して
定規がわりにしていたみたいな、かなりアバウトな測り方をしてたみたいです。
 さらに旅の里程標なんかも時代によってくるくる変わっていますから、同じ一里
でも歴史上ずいぶんと差があったようでして、江戸時代のみをとってもかなりの
変遷があったはずです。
 となりますと、あまり細部にわたって調べていくのは、それは学究の道はしては
極めて正しいことなのですが、小説となると果たしてどこまで必要があるものなの
かと……そんな気がいたします。
 従八位さんの調べている時代の、ほぼ平均値をまず調べ、その後何らかの法律
により規定が変わったことを知った時点で創作ノートに書きつけておくだけでも足りる
のではないかと……僕は生意気ながら、そう開き直っています。

>雛さんの意見に対する10さんの意見については、まったくその通りだと思います。
芸妓が借金を残したまま、若い娘を自分の養女として戸籍に入れ、その働きを
もとに自分は独立していくということもあったようですし……ご贔屓が引いてくれる
以外にも、売られた身から独立する方法はいくらもあったように聞いています。

83 :長耳の長吉:03/12/09 22:30
 っておいら、,ダイヤルアップを宣言したくせに、誰よりもいっぱいしゃべってる
じゃんか……反省……

84 :名無し物書き@平安後期:03/12/10 00:21
エネルギーがないっちゅーか、「すらんぷー」な時は年に何度もありましてw
今年は特に春先からこのかた、構想から先へ全然進まんという自堕落ですわ。

作家の破綻した家庭と言われて思い出すのが「火宅の人」ですね。
まー、昔の「文士」は大人とガキが見事に同居した人ばかりですよのぅ。

長吉氏の境遇に「うーん」とうなずきつつ、
しかし孤独というトラウマを抱えたまま大人になった親から
団欒を強要されるのも子供としてはツライもんがありまっせ。
あっしは家族揃ってお出かけよりも、1人で読書が好きなんだぃ。

>従八位下氏
「千数百年を隔てた時代」というところからして、飛鳥・奈良あたりですかの?
自分の書いている時代以外は ( ・∀・)つ〃Ωヘェーヘェーヘェー なことが多いですし、
何時代であっても大歓迎ですですよ。

一里は=約4Kmとピンとくる人もたくさんいらっしゃるでしょうが、
あっしは一町を説明するのに悩みます。109m〜120mと諸説あるし。ほんにアバウトで。

>75
どいたしまして。息抜きにまた来てくだしゃんせ。

85 :名無し物書き@推敲中?:03/12/10 00:40
http://profiles.yahoo.co.jp/moekosanjp

86 :従八位下:03/12/11 17:04
>10さん
ありがとうございます。奈良です。
2秒?どうですかね・・・一瞬≠ニか一拍≠ニか使ったと思います。10分は
しばらく≠ネのかややあって≠ネのか・・・まぁ前後の流れで解かる様に書いて
る様な気がします。
>長吉さん
なるほど、アバウトだったわけですか。江戸でそうなら奈良なんて超アバウトかも
しれない。都なのか地方なのかでも微妙に変わる様ですし、規定が変わるタイミングや
それが本当に浸透してたのかどうなのかも気になりますね。平均を取るのも一つの方法
かもしれません。
>平安後期さま
どうも。奈良全期です。(短い時代ですから)私は自分の守備範囲の奈良でさえ満足行く
知識があるとはとても言えません。実際は書きながら勉強≠ナす、当然。
一里も今の単位とは全く違ったりしますからね〜。一町だって平安京、平城京、藤原京、
長安、それと都と地方ではどうだったのか。ちゃんと理解しないといけないとは思いますが
結局読んでる人が頭にだいたいの距離が浮かぶ様にすることが大切なんでしょうかね〜。

またちょくちょく来ます。






87 :名無し物書き@推敲中?:03/12/11 20:57
単位は悩みますね。

「寸」や「尺」はともかく「丈」は通じるでしょうか。

「三丈」と「9メートル」

88 :”復帰”:03/12/11 21:04
これ

89 :名無し物書き@平安後期:03/12/11 23:32
「丈」で思い出すのは白髪三千丈でんな。
さすが中国四千年。途方もない表現があるもんでござんすな。

>従八位下氏
奈良時代の書き手さんは、確かにこのスレでは珍しいですね。
ぜひ、ちょくちょく来てちょ。

90 :従八位下:03/12/12 12:56
>平安後期さん
奈良時代以前の歴史小説自体が他の時代に比べて少ないのは事実ですよね。書き手が
少ないのも分かります。もし自分が書いている小説が本になった場合(夢ですが)。

@小説化されたものが少ないだけに、人々は待ち望んでいる。
A需要が無いから書き手が少ないんだよ。出しても売れないよ。

んん・・・@であって欲しい。
別に金の為≠ノ書いてるわけではないですが、やっぱり大勢の人に読んで貰って
「へぇ!おもしろいじゃん奈良時代も。もっと知りたい、この時代のこと」
って思ってくれればなぁ・・・と。
小説や資料が少ない。
短い時代だから相対的に少なくなるのか、時代が古すぎて分かっていることが少ない
ことが原因なのか・・・。ドラマ化や映画化も少ないです。小説を書く上でも参考に
なる映像が少ない。『大河〜』で取り上げられない理由は良く解かります。多分今後
も決して取り上げられないでしょう。でも私の奈良時代熱は冷めません。短い間に
驚くほど様々なことが起こっている。てんこもりです。出て来るアイテムにしても
「え?こんなものがもうあったの??」っていう意外性もあります。オーパーツ
って程ではないですが。
な〜んてツラツラと書いちゃいましたけど、さすがに平安時代は奈良とは比較に
ならないくらいボリュームもあるし知名度もあるし、大変だろうなぁと思う反面
書き甲斐も学び甲斐もあって、書いていて楽しいでしょうね。
ところで平安と奈良ってある意味繋がってますけど、ある意味明らかに別の時代
の様な気がします。(と言うか平安を一つの時代とするにはあまりにも長いですが)
でもあれですね、自分が興味のある時代に思いを馳せるのは本当に楽しい。単純に
心が潤う気がします。

とか言って。



91 :長耳の長吉:03/12/12 23:00
>従八位下さま。
 たしかに現象的にはおっしゃるとおりなのかも知れませんが、かつて
黒岩重五先生も奈良時代を題材にして書いていて、かなり人気が
あったことですし……遺跡が発掘されるたびに、全国からわざわわざ
新幹線を使って見学しに行くファンも多いことですから……それ以前の
古代史ファンも多いわけですから、決して読者層が少ないということは
ないのではと思います。ただ、たまたま現代作家で取り上げる人が
少ないと言うことなのでは……
 だとしたら、逆にチャンスと言える可能性はありますよね。熱心なファンは
買いますもの……。マーケティング的にも狙い目の分野だったり。
 それはさておき、京都もそうなのですが、奈良にもいちどは住んで
みたいものです。やっぱりこれもウィークリーマンションかなあ。
 いま京都に住むことが流行してるみたいですが、住むんだったら奈良
の方がいいなと思います。

92 :名無し物書き@平安後期:03/12/13 18:36
平安時代もですが、歴史物自体がAのような気はするですね。
だからこそ需要を発掘したいという思いはありますな、従八位下氏同様に。

奈良と平安前期は繋がっているっつーか、
奈良時代を断ち切ろうとしているのが平安初期なんでしょーね。
あっしらは便宜上「〜時代」と区切ってはいますけど、
歴史上に生きている人たちからすれば「今日から〜時代」ってわけでもないですもんねぇ。
その流れをたどっていくのは本当に楽しい作業です。

遺跡といえば、神戸の遺跡から平頼盛邸と思われる濠跡が見つかったそうでございます。
物的証拠で裏付けられると、小説を書くにも気合が入りますな。
今日は書きかけの小説のファイルを久しぶりに開きました。

93 :長耳の長吉:03/12/13 22:29
 需要は多いですよ、歴史小説。
 ただ小説全体の需要は大きく下がってますが……。ミステリーにせよ
時代小説、歴史小説にせよ、出版社が安心して営業できる分野であります。
 もし需要が落ちているとしたら、我々が、例えば彗星の如く出現して、
第三の新人としてくる安岡章太郎、吉行淳之介、近藤啓太郎らを
ぶっ飛ばしてしまったような、そんな存在感のある歴史小説を書けば
いいんですから……って無理か(^_^;)。

94 :長耳の長吉:03/12/13 22:31
 ↑ああ、主語が抜けてましたm(。−_−。)m
「ぶっ飛ばしてしまった松本清張のような」、の「松本清張」が抜けており
ました(゜o゜)ヾ(--;。

95 :従八位下:03/12/15 18:57
>長吉さん
>平安後期さん
黒岩先生の作品、やはり私も読んでます。本文中に『・・・昭和○○年に出土した木簡
によれば・・・』と入れていく作風に共感するかどうかは別として、確かに古代史小説
の大家として君臨していましたよね。黒岩先生が去ったあとの穴≠ヘ大きく、正直
なところチャンス到来≠ニ思いたいです。
私も奈良は大好きです。今年の春頃行って来ましたが、小説を書こうと思い立ってから
行ったのは初めてですよ。それ以前となると学生時代や幼少時代、就学旅行を含めて3〜
4回行ってるんですけど見方が全然違うので(日本史は好きでしたが)せっかく行った
のに「もったいないことをした」というのが実感ですね。今年行った時は一般の人から
見れば単なる地面が盛り上がった林≠ニか普通の山じゃん≠ニしか思えないものが
自分にしてみれば写真を撮りまくる対象になる≠ニいう現象が起きました(大袈裟
ですが)。来年も必ず行くつもりですが、なにしろ関東に住んでいる為、そうちょくちょく
行けるわけでもなく・・・。奈良近辺に住む人が本当に羨ましいです。
とにかく自分が書きたい時代にゆかりのある土地には行ってみたいですよね。取材
という要素もあるでしょうが単純にその場所に行きたい≠フと自分の気持ちを盛り上げる
という意味の方が強い気がします。



96 :名無し物書き@平安後期:03/12/15 21:48
>ただ小説全体の需要は大きく下がってますが

ですねぇ。小説以外の娯楽がいっぱいありますもんねぇ。例えば2chとかw
自分も一頃まったく読書をしなかった時期がありましたしね。

へっへっへ。
元日は奥州藤原氏を訪ねての日帰り旅行をしてめぇりやす。
創作のための取材っつーか、そうそう、単純にその場所へ行ってみたいっつーか。
始発の指定券を手に入れてルンルン♪でござんす。
天気が良ければ、新幹線の中から初日の出も拝めるかもです。

残念なのは義経堂が丘の上にあるため、冬場は閉門してるらしいんですな。
芭蕉が「夏草や」と詠んだという景色を見るのは、また次回におあずけです。
次に行く時は旅費を経費にしてやる(嗤

97 :名無し物書き@推敲中?:03/12/16 15:19
このスレは日本専用ですか?
いま古代ローマのガリア戦記についての小説を書こうかなと思ってるんですけど。


98 :名無し物書き@推敲中?:03/12/16 16:06
うわあ、ここにもmjいるよ

99 :名無し物書き@推敲中?:03/12/16 16:10
違いますけど。
mjって方もローマ関係の小説を書かれてるんですか?

100 :名無し物書き@推敲中?:03/12/16 16:12
>>99
あんたじゃないよ

101 :名無し物書き@推敲中?:03/12/16 19:42
>>100
mjって何だ?

102 :長耳の長吉:03/12/16 22:17
 このスレで、「あんた」という表現は初めて見ましたな(^_^;)。
 ときどき不思議に思うんですが、やり取りを見ていると、
「あれ?相手のアドレスがわかってるのかな」
 と不思議に思うときがあります。なんなんでしょうねえ……

 それにしても「mj」ってどなたのことなんですか?
 考えられるのは、みうらじゅんと、清水草一さんぐらいですが……

103 :長耳の長吉:03/12/16 22:18
 それはまあどうでもいいとして、

>>平安後期さま。
 おお、なにかオトクな切符でも購入なされましたか?
 せっかくならば、せめて一泊とかなさってくればいいのに……。
 義経堂は残念ですが、冬の奥州はいいですねえ。もちろん場所によっては
ただ雪が邪魔なだけんなですが(^_^;)、平泉なんか、観光客も少ない境内に
たたずんでいたりすると、ちとトリップしてしまいますね、頭の中が。
 何とぞいい旅を。

>>従八位下さま。
 僕も関東なので、やはり関西にはなかなか気軽には行けません。しかし
まったくですね、昔と今とでは、同じ物を見ても印象がまったく違います。
京都・奈良の修学旅行のとき、もっといろいろと読んでから行けば良かったと
当時から後悔してました(でも、後悔そのままずーっとおんなじ知識なんですけ
ど……)。

 書くのに疲れたときなど、思い切ってパッと列車に飛び乗ってしまった方が、
かえって脳みそには効果的なことがあるんではないでしょうかね。その余裕と
安堵感こそが、過去に生きた人々の思いを追体験することなのかも知れません
し……

>>97さま
 僕も新参者でわかりませんが、時代小説・歴史小説というのは、やはり日本もの
を主に指してるのかも知れませんね。過去の話題もほとんどそうですし。
 しかし雑談スレとしてはなかなか落ち着けるいいところではないでしょうか。


104 :名無し物書き@平安後期:03/12/16 23:39
元日限定の切符なんですよ。
1日だけという制約はありますけど、4回までなら指定も取れますし、東日本乗り放題。
普通指定で¥10,000 グリーン車で¥13,000也。
貧乏人には嬉しい切符でっしゃろ。何を隠そう、グリーン車に乗るのはお初です。
昨日から売り出しでして、早朝・夕刻の目ぼしい列車の指定は既に満席状態らしいす。

来年は京都・奈良へ安旅行したいです。
長吉氏のようにウィークリーマンションを借りるほどの日程は組めないですけど。

>97
中国史やイギリス史などなどの方も過去にはいらっしゃいましたよ。
ただ同時期に情報交換ができる方がここにいないと、
それらの方が物足りなくなっちゃうのは致し方ないですな。
日本史以外を拒んだりはしてませんので、また寄ってくだされ。

# mjって、確か某スレで痴話喧嘩されてた方でんな。
 あっしらには関わりのねぇことでござんす。

105 :10:03/12/17 00:10
この数日、突発的な企画書作成とマニュアル作成に忙殺(……つまりプライベートな自分を)されて
おりました。家に仕事を持ち帰りたくなかったんですがのぅ。
ですます、である、な文章を書き続けることを強要されると、ここのスレのように気ままにのびのびと
書くことが出来る場所での文が思いつき難くなるという体験が、まあ、収穫ではありました。

冬の奥州……というだけで、なんとなしに胸にあふれてくるものがありますな。ここらへん判官贔屓がDNAに近いレベルで
身に染みついているのかもしれません。
義経のパーソナリティについては、以前(いつだったか……)に平安さんがおっしゃっていた戦上手、好戦的という
ニュアンスの指摘が、妙に臓腑に落ち着いてイメージが固まっているのですが、それでも義経の生き方の末から漂う哀愁といったものに、
浪漫といったものを感じてもいます。
(そういえば、こんど草なぎ剛が秀吉を演じ、これが戦嫌い、の設定とのこと。うーん……うーん??)

>長吉さん
同じ時代の同じ日本の空の下、ここでお会いましたのもなにかの縁、あらためてよろしくお願いします。
先日、永井義男の「算学奇人伝」、という江戸小説を読みました。5年前に開高健賞をとった
作品で、その筋には「なにをいまさら訳知り顔ですすめているのだ?」と言われかねないところでしょうが、ひさびさに心の底から
楽しくページをくって読み進めました。面白いっす。
説明の量、解説の盛り込み方、書き手が知っている事をどこまで語るか……という点で、
「過度ではないか?」というひっかかりを覚えるものの、では「自分ならどうするのか?」
という疑問を覚える読後感もあって、興味深い作品だと思っています。


106 :10:03/12/17 00:11
>従八位下さん
奈良ですか。正倉院の宝物があれだけ現存していることは、奇跡だと思います。
名が残っているか否かにかかわらず様々な歴史上の人物が、それぞれに感慨を持って見つめたの
でしょうねえ……
単位は、前後の流れからイメージを抱いて貰う、というの手法は俺もそうです。なんというか、とても
小説的で好きですね。

>87
海外ミステリーや、ファンタジーなんかの「フィート」や「マイル」なんかもそうですが、乱暴に言えば、
詳細さよりも地文に盛り込んでフレーバー作りとして用いるといった効用もある気がします。

>97
史実の資料史科に当たる苦労(と楽しみ)は、共通するところが多いと思います。
ガリア戦記、オリジナルの登場人物の名前、ネーミングの語呂の良さとリアリティーの狭間で苦心される
事があるのかしらん、という第一印象が……

107 :名無し物書き@推敲中?:03/12/18 14:11
誠に良スレ

108 :名無し物書き@平安後期:03/12/18 23:14
お疲れさまだす。年末は何かと忙しいですな。

中世(含:戦国時代)に戦嫌いの「武士」なんていないと思うですよね。
義経や秀吉に限らず、好戦的であるからこそ「武士」なんですし。

だいぶ朝日が傾いてきて、朝食の際に太陽がまぶしいので、
目の細かいすだれ状のロールスクリーンを購入しました。
そしたらこれがまるで御簾状態で、
「なるほど平安時代の高貴の者は、これを隔てて対面したのだな」と
定かには見えぬ窓の外を見ながら合点した次第です。思わぬ収穫でした。

来週はクリスマスですね。
しかし歴史物に興味を持って以来どんどん「和」に目がいき、
この頃では正月の方がずっと楽しみになってきました。
お雑煮食って、御神籤ひいて、、、。
も〜いくつ寝〜る〜と〜お正月〜 ヽ(∇⌒ヽ)(ノ⌒∇)ノ♪

109 :名無し物書き@推敲中?:03/12/19 09:38
戦国時代の軍事用語集というものはないですかね。
当時の武将が「演習」なんて言わないですよね。

110 :10:03/12/19 22:40
ああ、そうですな、来週の今日は、クリスマス明けですなあ。
忘年会、と言われても、どうも実感が沸かないこの感じは、なんとなく今年の冷夏のせいで、気温的な大差のないまま、年の瀬を迎えてしまったからからなぁ、とか思っています。

歴史物に興味を持っていると、和にはまる、っていうの、わかる気がします。
折り目正しいおおらかさ、というか、余裕にあやかりたいというか……同時に、そのぅ、いま、自分が固持しておかないと、
連綿と続いてきた良い伝統が消滅してしまうものなんじゃないかなといった奇妙な気持ちが動きます。
もちろんここまで考えがおよぶと傲慢ですし、一個人でなにがと揶揄されるものではあるんですけれども、
(そもそもオメーはなにさまなんじゃ、というw)、まあ、ちょいと一手間をかけても、和風を再現している
自分を悪くない、と思う気持ちがありますな。
つか、正月にしか食べ難い食べ物に興味が…… おせち料理の数々ってのは日本酒によくあ(ry

ドラマでの武士の平和嗜好については、そうであることを望む視聴者がどれほどいるのか? という疑問が
沸きます。戦闘を批判するのならば、数々の事変での数々の立場の人々にスポットをあてれば
良いわけでしょうし……なんとなしに、テレビで主人公をつとめる人格は、史実をベースにしていても
高潔さや優しさといった部分が強くなければならない、といった約束事があるかのような気はしますな。

>109
演習、と言ったか否かは、戦国板でお尋ねになるのがやっぱりベターだと思います。
「現代でいう演習である」とか「この時代から演習という言葉が散見され」とかいった地文の
小説への影響力ってな話題だと、創作文芸板っぽいかなーとか。軍事用語集に関しては
以前に、戦が始まる寸前から、治まった後の報酬を与えるあたりまでを順を追って細かく解説した
本があった事は覚えていますが、さて、どこで読んだものか……うう、お役にたてなくて申し訳ない、
でも確かにこの本は存在はしています

111 :名無し物書き@平安後期:03/12/21 21:42
今年もあと10日を切ったというのに、
まだ年賀状が手つかずでオロオロしております。
確かに、年の瀬という実感がイマイチだからなんでしょうな。

来年の正月12chは染五郎の竜馬だそうですね。
染五郎は割と好きなんですけど、原作が、、、ブツブツブツ、、、。
まぁ今年も録画しといて後でゆっくり見るという形になりそうです。
壬生義士伝を見返して、またボロボロ泣くのもいいかな。

明日は冬至でんな。
以前は顧みもしなかった風習、ゆず湯にカボチャで伝統に浸ってみます。

112 :10:03/12/23 21:58
冬至らしい寒さ、ゆず湯の似合う寒風でけっこうでしたなぁ。
家の近所のスーパーでは、ゆずは割引していましたがカボチャはそのまま。カボチャを食べる方は
忘れられてるのかもしれません(・∀・)ナンテコッタ

ラストサムライを観るつもりが、立ち見ということで来年に見送り、ゴジラになりました。
国会議事堂を派手に押しつぶしたりして、なかなかの迫力、ふとこの大怪獣が江戸時代に
現れたらとか、考えてみたり。ビキニ環礁の頃の水爆実験で出現した、という「考証」が
ある以上そのまま上陸させるとはいかないわけですが、大きくて動き回るモノというのを
書いてみるのも楽しいかな〜……とか思うのは、どうも今年書いたものが短編ばかりで、
展開もこぢんまりとパターン化していた事への反省といったものがあるのかもしれません。
今年は模索というよりは、模倣の一年でしたっす。

大河「武蔵」の話題の一つに、低視聴率があったわけですが、その関連で知ったのが「竜馬がゆく」を
原作にしたときのワーストっぷり。意外でした。なにが原因なのかはわかりませんが、この
人気の高い人物をあつかってもそうなるとは、題材の料理の仕方のむつかしさというものを
思わずにはおられません。
とはいえ、坂本龍馬。この人物が江戸で剣の腕を磨いていた頃、黒船を見る以前までが、
確実な江戸時代、という節目のようなものを感じています。まあ勝海舟でも清河八郎でも良いんですけども、この、
江戸で剣の修行に来ていた、というシチュエーションに江戸の猥雑な人の行き来、そこから生まれる
ドラマといったものを連想してしまうのです。あちこち見物に行ったんだろうなあ、とか。


113 ::03/12/24 00:50
>10
私はこう見えて(どう見える?)古生物学には興味があります。
ゴジラの生物学的位置づけにはユーモアを感じずには居られ
ませんがDVDは持っていますし、JURASSIC系も持ってます。
居たのは分かっているがその詳細は不明。その意味では恐竜にも
歴史小説に通ずる面があるのではないかと・・・。そう、史料に出て来る
人では無く、生きて息をしていた人として描くことに意義がある。
実在の人物を描くのであれば、極力真実に近い姿を描きたいというのが
作家の真情ではないかと・・・。
(今日は酔っていますので事前にお詫びしておきますが。十四代という
酒に心酔しています)
だからゴジラはともかく、ブラキオサウルスの動きには違和感を感じ・・・
(板違い?)それでいて『RED SHADOW赤影』には共感を覚えてしまう
・・・(やっぱ酔ってる)今日この頃。
映画もかなり好きです。(やはり板違い)
でもやっぱり奈良時代がすきです。
すみませんもう寝ます。今度はシラフの時に・・・。



114 :従八位下:03/12/24 00:53

ちゃんと名前が入っていませんでした。
銃八位下です。

115 :従八位下:03/12/24 00:55
もちろん『従』です。
寝ます。

116 :名無し物書き@平安後期:03/12/27 21:13
転職してまだ半年の上に今年は御用納めが早いもんで、
キチキチで仕事しておりました。
で、やっと今日、年賀状を書き終えました。ああ、しんど。

年末年始は見たい映像が目白押しでんな。
とりあえず映画館ではなく、TVで古に浸ってみます。
草薙秀吉は斬新すぎる解釈で、、、。横目で見ながら2chしてます。

>従八位どの
酔いはさめましたどすか?w
恐竜の話題が出るたびに、vs武蔵の物語に想像を馳せてしまいます。
このスレのその壱で、そういう話題がありまして。

117 :名無し物書き@推敲中?:03/12/29 10:32
http://www.j-n.co.jp/cgi-bin/product_detail.cgi?code=4-408-60252-3

118 :長耳の長吉:03/12/31 01:48
>>10さま
 強力遅レスですみません。
 ようやく長引いた風邪と、年賀状と、その合間を縫っての家族サービススキー
と(風邪治るわけなし)、作家仲間さんとの会食、24日にようやく開通した
DIONのインターネット設定、なんてことをずるずるやってるうちに、こんな
日付になってしまいました。明日一日で終わりですねえ2003年も。

 永井義男の「算学奇人伝」ですが、浅学にして読んでおらず、ぜひとも
手に入れようと思っています。面白そうですねえ。ありがとうございます。

 さて昨日は12チャンネルの忠臣蔵を見るともなく見てしまったのですが、
中村吉右衛門が出演すると、ドラマが重厚になりますねえ。思わず今日も
見てしまいました(ハア……また原稿進まず)。あと、岸部一徳もなかなか
いいなあ。感情を抑えた演技が、冷静な切れ者の雰囲気をよく醸し出して
いました。NHKのドラマも、あまり力まずに、かえってこのトーンで押し通した
方が面白いかも……なのに。


119 :長耳の長吉:03/12/31 02:02
 僕の来年の誓いは、
「家で酒を飲まない」
 ということです。結婚式だの、編集者との打合せだの、外出先で飲む機会が
あるときは気持ちよく酔うつもりですが、自宅でちびちびやりながら原稿を書く
というのはやめようと(ホントは酒を飲んだために、それを勝手な理由にして
原稿を書かなくなるんです。「今日は、ま、いっか」ってな具合に。この悪癖を
どうにかしないとならないという……)。

 それでなくても読まなくてはいけない本、勉強しなくてはいけないことが山積
しているわけですから、2004年は自分に対してかなり厳しく接して、ストイック
な一年を送ろうと思い立ちました。
 年齢も年齢なんで、人生の残り時間を考えると、そろそろむくりと起きあがる
ときがやってきたようです。会社を辞めてまでこの道に進んだのですから、
棺桶に入る前に後悔したくありません……。
 午前中は雑用と日課になっている散歩や運動を続け、その間に想を練り、
午後から5時間は机の前に座って原稿を書き続け、夕食を終えて寝る前には
資料に目を通すという生活を続けるつもりです。そして寝る前にときどき、
ここを訪れて息抜きしようかなあと。
 まあ、3日坊主で終わるかも知れませんけど(^_^;)。
 それでは来年もよろしくお願い申し上げます。

                                   恐々惶言

120 :名なしの権兵衛:03/12/31 02:08
大分、間があいていてこのスレッドがまだ生きているかどうかわかりませんが・・
>10様、雛様、長耳の長吉様
遊女の平均寿命が二十三歳について・・他のスレッド(小谷野敦氏スレッドですが)
でも出てきた話ですが、その「遊女の平均寿命が二十三歳」をお知りになったのは
江戸東京博物館の展示経由でしょうか?すでにいくつかのサイトでも語られている
ことですが、この数字はおそらく所謂「投げ込み寺」の被葬者の平均年齢をもとに
出した数字だと思います。ところが、投げ込み寺に葬られているのは現役の遊女
のころに亡くなった人です。身請けされたり、年季明けで吉原を出て行った女性
は入っていません。通常、二十七、八歳が年季明けですから、投げ込み寺に埋葬
されている女性はそれより若いのです。平均をとれば二十三くらいになっても
不思議ではありません。私は無事年季明けを迎えた遊女がどれ位いるのか、気に
なって調べているのですが、中々そこまで踏み込んで書いてある本にお目にかか
れません。よろしければ、絶望書店さんのサイトで遊女の平均寿命について書い
てあるのをどうぞ・・もっとも、私は基本的に遊女は悲惨であったと思ってい
ます。(借金のカタに拘束されて身を売っているのですから)でも平均寿命二十三
歳は、数字のトリックというか、データの誤認としか思えません。

121 :名なしの権兵衛:03/12/31 02:12
大分、間があいていてこのスレッドがまだ生きているかどうかわかりませんが・・
>10様、雛様、長耳の長吉様
遊女の平均寿命が二十三歳について・・他のスレッド(小谷野敦氏スレッドですが)
でも出てきた話ですが、その「遊女の平均寿命が二十三歳」をお知りになったのは
江戸東京博物館の展示経由でしょうか?すでにいくつかのサイトでも語られている
ことですが、この数字はおそらく所謂「投げ込み寺」の被葬者の平均年齢をもとに
出した数字だと思います。ところが、投げ込み寺に葬られているのは現役の遊女
のころに亡くなった人です。身請けされたり、年季明けで吉原を出て行った女性
は入っていません。通常、二十七、八歳が年季明けですから、投げ込み寺に埋葬
されている女性はそれより若いのです。平均をとれば二十三くらいになっても
不思議ではありません。私は無事年季明けを迎えた遊女がどれ位いるのか、気に
なって調べているのですが、中々そこまで踏み込んで書いてある本にお目にかか
れません。よろしければ、絶望書店さんのサイトで遊女の平均寿命について書い
てあるのをどうぞ・・もっとも、私は基本的に遊女は悲惨であったと思ってい
ます。(借金のカタに拘束されて身を売っているのですから)でも平均寿命二十三
歳は、数字のトリックというか、データの誤認としか思えません。

122 :名無し物書き@平安後期:03/12/31 15:51
12チャンネルのドラマはいいですよねぇ。
拙者、一昨年の「壬生義士伝」で号泣しましたです。
今日は大掃除をしながら「大奥総集編」を見てます。
和宮以降はツッコミどころもありますが、予想外に良い感じですね。

千年の恋(源氏物語)は宝塚もどきでエロくてキモーですた。
草薙秀吉は、、まぁあれはあれでいいのかも。
映像が小説を読むきっかけになることも多いかと思いますので、
来年も良い映像に出会いたいものです。

“ストイックな1年”でいつも思うのは「2ちゃん断ち!」ですよなw
2chでレスしてる時間を創作に向ければ、どれだけ原稿が進むことか。
でも役立つこともあるし、ストレス解消にもなるし、
やめられないんですよねぇ2ちゃん。

明日は正月パスを購入した鉄板の同志たちとともに、
始発で極寒の東北へ行ってめぇりやす。そろそろ寝支度をしなければ。
ではでは皆の衆、良いお年をお迎えくだしゃんせ。来年もよろしゅう。

123 :10:03/12/31 16:15
特番が多くて、いたずらにビデオが溜まっていきますが、まあ、これも近いうちに全部ハードディスクに
放り込んで……てことになるのでしょうねえ。
このところ師走らしく仕事に追われ続けたので、特番を見てまとまった時間を使うのがもったいない気がして、
テレビを消し、これまたなんとなく溜まめてたラジオのテープを聞きながら部屋やパソの整理整頓中
です。
文書、デジタル、画像音声によらず資料は、定期的に出し入れして、どこになにがあるのか把握しておくと安心するのですが、
この一年間タイトルしか目にしていないものもあることにも気が付きます。手に入れたときは黙々と熟読しようと熱意に
燃えていたはずなのに、いざ目を通そうとすると先送りにしてしまうこの不思議。

そろそろ出発される頃でしょうか? お気をつけていってらしてくださいね。
インスピレーションが刺激される元日だと良いですな、お互い。

>従八位下さん
 酒のない国に行きたい二日酔い、今朝の俺がこんな調子でしたー 大丈夫でしたか?
ウイー 明日もヤバイかもー

トリビアで紹介されるまでは、恐竜の色は現代人が想像しただけやねん、というのはツカミのネタに
してましたw 良いですよね、古代生物。
化石というのは、いつの時代にも見つかっているはずで、恐竜という発想がない時代の人々が
どう想像力を働かせたか? ってのも面白そうですな。それでも、50メートルからなる巨大な怪物が
都を破壊しに来る、という発想はあったものかどうか……都市を破壊する怪獣、というのは現代的な神話ということになるのでしょうかねえ。
まあ、キングコングや霧笛のノリから離れて、怪獣対決が売りになってるのも事実ですな。カードによっては燃えますが。


124 :10:03/12/31 16:17
>長耳の長吉さん
来年の大河は、期待度が高いです。どちらに転んでも、どう転がっていくのかが楽しみといいますか……
お酒の話が続きますが、俺も来年は節酒をこころがけようと。
書きながら飲むと気分が大きくなって、執筆に勢いがつくのですけれども、どうも展開まで勢いがつきすぎて、じっくりと長編へと膨らませるという試みが失敗しがち……酒のせいにしてもいかんのですが、まあ、節度を身につける
良い機会かなーと。でも禁酒は出来ないこの弱さ。長吉さんを見習うのは再来年以降ということにさせてください。

>名無しの権兵衛さん
俺も小谷野敦の江戸幻想批判からですね。数字のインパクトが強く記憶していたのですが、なるほど、投げ込み寺云々は得心がいきます。
浅学にして、推察のきっかけになる資料を持ちませんが、強く興味を持ちました。
遊女の凄惨さを理解するには年齢等のデーターのみで取り組むのではなく、エピソードとしてピックアップしていく行為は小説的ですし、また伝えていく意義のあることだと思います。
身請けされてから後の生活や、妾の老後などについても、気になるところです。
とはいえ今日、吉原であれば積み夜具が並ぶ頃ですか。
遊女の悲喜こもごもを思って、今晩は除夜の鐘を聞くことにします。

125 :10:03/12/31 16:22
おっと、こいつはちょっとの間で、すれ違い。
ああ、そうだ、俺も来年はなるたけ節2チャソの方向で。……酒より難しいかもしれません。
東北は雪がすっごいようです。ぜひ体験談をお聞かせください。
あらためまして、来年もよろしくおねがいします。


126 :長耳の長吉:04/01/01 00:44
明けましてウィ〜。
 明けてからもう1時間がたつのかあ……。早いですねえ。
 今はまだ飲んでていいんだよな(?_?)。
 これから寝て、起きて、その夜(てのは今日?)飲まなければいいんだよな(酩酊)?
 とにもかくにも、またよろしくお願い申し上げます。
 今日から書くぞ〜ウィ〜。

127 :名無し物書き@推敲中?:04/01/01 11:15
ちょっと本の紹介をして欲しいのですが、戊辰戦争を舞台にした小説で良い物を教えてください。
新撰組絡みの物はそこそこあるのですが、新撰組絡みでないものをお願いします。



128 :名無し物書き@平安後期:04/01/02 18:14
あけおめでござんす。
百薬の長のお好きな皆さまは、今日も良い心持ちでござんしょうか。

真っ暗な中を旅立ち、初日の出を右手に見ながら行ってまいりますた。
急坂・長階段をえっちらおっちらの奥州行脚に疲れ果て、
今日はゴロゴロウダウダしております。はぁ、丸一日何Km歩いたんだべぇか。
車中の友、と文庫を一冊持ってったんですが、数ページしか読めませんでした。ぐーすか。

奥州は意外や、山もまだら雪状態で、都内の寒さと大差なかったです。
天気の良さに「ラッキー♪」と思いつつ、雪がなくて「ちぇ」と思いつ。
まぁそれは贅沢というものでしょうねぇ。
次に行く時は、吹雪の中で苦戦した源義家を体感したいなと思うような、それは怖いような、、、。

それでもやはり、現地での収穫は幾つもありました。
自分は奥州を滅ぼした坂東側の視点でしか書けないな、ということも感じました。
明日は気を取り直して鎌倉へ行こうかなぁ、なんて思っておりやす。

# あ、時代劇チャンネルの義経を見損ねたことに、今気がつきました(ノД`)

>127
幕末の変革期も、魅力ある題材ですねぇ。
でも拙者は詳しくないので、他の方からのレスをお待ちくだされ。

129 :10:04/01/03 18:24
今年もよろしくウィー

関東、この三が日上天気で、これで凧でも上がっていれば、日本の正月の極みといった風情でした。
富士山を背に凧が上がっているつもり、
横町に獅子舞がいるつもり、板塀の向こうから羽根突きの音が聞こえるつもり……
と想像していくと、不思議に江戸の正月風景を思いうかべるのに苦労がいらないように
思えるのは、やはり、なんだかんだで、連綿と繋がっているのだなあとしみじみ。

奥州も過ごしやすかったご様子。
やっぱ現地に足を運ぶと収穫が大きいのですねえ。山河や空を見ると、というか、空気の
違いを味わうだけでも違ったり……
今年は八丈島あたりに行ってみようかしらん。

初夢が、珍しく小説関連の夢で「小説はもっと自由でよいのだ」となにやら文豪風(逆光でシルエットのみ、膝に
丸まった猫)の人物に訥々と語られてかしこまっているものでした。
自由。ふざけ始めると破天荒の枠すらこえてハチャハチャになってしまうのですけれども、
「〜である方が良い」「〜であったから完成度も評価も高いのだ」といった、「であるべき」の枷を
少しゆるめてみようかな、と、むにゃむにゃ呟きながら目覚めました。

>長吉さん
書き初めの調子はいかがですか?

>127
強者が集っているのが一般書籍板の

板から板をさすらう歴史・時代小説ファン 弐
http://book.2ch.net/test/read.cgi/books/1055648746/l50

ですね。創作文芸板と同じような、ゆったりとしたレスの戻りですが、良い小説を
教えていただけると思います。
幕末期の小説を書いてらっしゃるのですか? 最近目にする機会が増えましたが、
なにかしら自然と血が沸くものがありますね、幕末。

130 :名無し物書き@平安後期:04/01/04 19:24
ほんに良いお天気でしたね。
むかーし、親と羽根つきした記憶はあるのですが、
21世紀の子供達がそうした思い出をもつことはないんでしょうかねぇ。

鎌倉に参拝してきまして、
小さい頃から慣れ親しんだ風景にホッとしてまいりました。
歴史に関しては、ここが自分の原風景という気がします。
江戸好きの方々はやはり深川などの風景に
ホッとしたりワクワクしたりするんでしょうかしらん。

夢の中で説教されたことはないですねぇ。
それは天の声なのかもしれませんね。
今年の御神籤は「時に忍耐。後に花開く」というような内容だったので、
これを天の声にして地道にいこうと思います。

131 :名無し物書き@推敲中?:04/01/05 17:26
>>10さま
いやもう、元旦からきっちり書き始めました。お酒も飲んでません。かなーりストイック。
実は新聞読むのもやめました。寝て、起きてから、前日の物語の続きに即
入れるようにです。いつまで続くやら……ですが、とりあえずは順調です。
でも遅筆なので、一日20枚かな……物語も後半になってくると、30枚以上
気がつかないうちに書いてることがあるんですが、3分の2ぐらいまでは
やはり苦しみます。書くのが楽しいということと、筆が進まないという苦しみ
とはまか別物ですねえ……。でもあきらめずに書きつづけていると、だんだん
と滑らかになってきますね。数年前の自分と比べると、力量がまったく違うな
ということだけは感じます。これからも精進精進……

132 :◆6em.SC56Wc :04/01/05 17:45
あけましておめでとうございます☆
ことしもどうぞよろしくお願いします。




133 :◆Yp8LzwTBFo :04/01/05 17:47
トリップがちょっと・・なので、今年から少しだけ変えます。
どうぞよろしく。

ひな

134 :10:04/01/06 18:10
原風景……さあて、自分なら何処なんだろうかと、こりゃ考え込んでしまえますな。
どうやらテレビの中の風景と、現実に見た光景とがごっちゃになっているようで、思い浮かぶものが
どうも出来すぎていますw
深川なり日本橋なりは、歩くだけで知識の確認と再発見がまとめて味わえるので好きな場所ですね。
ただここで育ったわけではないせいか、常に軽い緊張感があって、お上りさん気分がぬけません。
たぶんこの気持ちは永遠に離れないでしょう。ですが、そうした江戸情緒への距離感といったものは大事にしたいなとも
思っています。江戸ッ子気取りの半可通よりは、へぇとか、そういうものですかと感心するばかりの田舎者でいるほうが、
面白いものが書けそうな気がするのです。

新年早々、無駄遣いをしました。
職場の前のコンビニのガシャポン(いわゆるガチャガチャ)に、
模型付きキーホルダーがありまして、その中に「江戸時代の棟割り長屋」が!
人体や地球やテレビなどの模型の一部がスケルトンになっていて中身が見られるという商品なのですが、
この棟割り長屋、屋根がスケルトン、しかもパカッと開いて屋内が見られるというギミック付き。
一回200円なんですが、これがまた、出ない出ない。3回めくらいまでは笑っていられたんですが、
だんだんと「今年の俺は、江戸時代との縁がないという事なのではないか?」という理屈無き焦燥感が……
最終的には……あまり言いたくないですが……10回めでようやく手に入れ、店員さんにビニールを
もらって欲しくもないカプセル入りの人体模型や地球儀たちをがちゃがちゃいわせながら帰社の昼休み。初春うらら。
今年もギャンブルには手を出すまい、という教訓を頭の隅に貼り付けつつ、長屋の屋根をパカパカ
開閉して得る満足感。
まあ、好運のアイテムとして無駄ではないかな(そうかな?

>長吉さん
お、好調のようですね。あやかりたい。
力量が違う現在の自分を感じられる、というのは書く楽しみの一つかもしれませんねえ。
ところで1日20枚で遅筆、となると作家さんの平均は25枚くらいになるのでしょうか?

>雛さん
こちらこそよろしく。


135 :長耳の長吉:04/01/07 18:06
 ごめんなさい。名前を入れ忘れてました。
>>10さま。
「江戸ッ子気取りの半可通よりは、へぇとか、そういうものですかと感心する
ばかりの田舎者でいるほうが、 面白いものが書けそうな気がする」
 というご意見には全面的に賛成です。
 あっしも東京生まれなのですが、江戸っ子ではなく、何人か「江戸っ子をもって
任じている」友人と話をしていると、ときどきですが、その頑固さに辟易する
ことがあります。いやもう、議論をふっかけるのもなんというか喧嘩っぱやいし。
 例えば,
「目黒なんかも下町だからさ、物価も安いし美味しい店なんかも……」
 なあんて発言をしたら、さあ大変。他に人がいっぱいいるのに、
「俺はさあ、昔っからそれについて文句があるわけよ。目黒がなんで下町なん
だよ。あんなとこはただの田舎であって」云々が延々と続くのです。一緒にいる
こちらが恥ずかしくなるぐらいの大声で……。
 もちろん、江戸の下町といえば、浅草だのなんだのってことを言いたいんでしょう
し、こちらもその程度のことは知ってるわけですが、許せないらしいんですねえ。
 なにか、ものすごくこだわりが激しいというのが、江戸っ子の友人に共通した
性格です。まあ、あの性格じゃ、小説なんか書ける人は数少ないんじゃない
かなあ……自説をまったく曲げないんですから。
 僕も半可通の江戸っ子でけっこう、という気がしてます(^_^;)。

 ところでそのガシャポンの棟割り長屋、欲しいなあ……

136 :従八位下:04/01/07 18:40
>みなさま
明けましておめでとうございます。
今日は営業の途中(ほとんど年始挨拶回りですが)渋谷を通ったもので、少し
足を伸ばして明治神宮へ初詣に行ってきました・・・今頃。
結構混んでましたネ、今日までかもしれませんけど。
商売繁昌、学業(?)、絵馬、賽銭・・・気が付けば5000円。安いのか
高いのか分かりませんが、要は気の持ち様ですかね。
今年に入って何だかんだ言いながら結構書いてます。仕事が始まってからも
営業なので電車の中で携帯で書いたものをどんどん自宅のPCに送り、帰って
から直したりとか。邪道かもしれませんが電車内やコーヒー屋の方が意外に
ススム≠チてこと、皆さんは無いですか?登場人物だって文章の中では活発に
動き回ってるわけだし、部屋にこもって書くよりも波長が合うんでしょうか?
私の場合実在の人物が多いので、あまり彼らが勝手に動き始めるとたまに手綱
を握らなければいけません。そこが現代小説との大きな違いかも知れませんね。
あ、今は会社のPCから書いてますけど、今日は飲まずに真っ直ぐ帰ります。
ところで、自分の書いている小説の中の住人に年賀状を出すにはどうすれば
いいんでしょう??私はアホでしょうか?
それではまた。

137 :名無し物書き@平安後期:04/01/07 23:59
>へぇとか、そういうものですかと感心するばかりの田舎者でいるほうが
ですよねですよね。新鮮に驚いていられるのって(・∀・)イイ!!ですよね。
それはきっと創作のネタになると思いますし。
行こうと思い立ったらいつでも行ける距離に、好きな場所があるのはいいですね。
近すぎず遠すぎず、新鮮でもあり懐かしくもあり、、、。

あはは。棟割り長屋を手にした時の、10氏の表情が思い浮かぶようです。
難儀したなら嬉しさもひとしおでしょうね。
自分も今年はミニチュア兜を手に入れるぞヽ(゚∀゚)オー

>小説なんか書ける人は数少ないんじゃないかなあ……自説をまったく曲げないんですから。
なるほど。スムーズに筆を進めるためには、時には自説を曲げることも必要ですよなぁ。
肝に銘じたいと思います。

>小説の中の住人に年賀状
い、いいですねw
賀状ではないですが、小説の中の人物を祀ってある神社などに挨拶回りをしてきたですよ、今年は。
奥州で義経・藤原氏。鎌倉で源頼朝・実朝。代々木八幡で源頼家。
今年もよろしゅう パンパン (‐人‐)ナムナムと。

今年も皆で精進しませう。雛さんも。

138 :長耳の長吉:04/01/08 01:19
>>137 平安後期さま。
「奥州で義経・藤原氏。鎌倉で源頼朝・実朝。代々木八幡で源頼家」
 いいですね。豪華な初もうでだなあ。
 あっしは、散歩途中の川沿いのお地蔵さまに初もうでで終わりにしました。
いつも、毎日のように、
「今日はぜったい10枚は書きますので、応援してください」
 なんてお参りしてるもんですから……。初もうでに行くと、つい一杯になって、
その日一日終わっちゃうもんですから……(ほーんと、いつまで続くやらです)。
 その代わり、今の仕事が終わったら、一月末に箱根に行って温泉につかり、
好きなだけ飲もうと思ってます。ご褒美に。行きは旧街道を歩いて、資料館を
ふたつばかりのぞいてみるつもりです。
 確か旧街道は、去年無くなられた笹沢佐保先生が、直木賞発表の前日
編集者と歩いていて、宿で落選を聞き、男泣きに泣いたという話があるらし
いですね。それって木枯らし紋次郎の取材だったのかなあ……。

139 :長耳の長吉:04/01/08 01:20
無くなられた→亡くなられた
うわ〜ん、ごめんなさい。

140 :長耳の長吉:04/01/09 22:39
  10さんの肝心な質問にレスしてませんでした(^_^;)。
 野坂昭如氏の「文壇」に、柴田錬三郎氏が酒場で野坂氏に対して、
「一時間に何枚書く?」
 とたずね、
「四、五枚」
 と答えると、
「それなら良い」
 と言ったそうです。
 僕の友人は毎時7〜8枚書けるそうですし、人によっても、書いているジャンル
によっても違うでしょうが、僕自身は一時間に四〜五枚が限度ですね。
 あとはそれを一日何時間続けるかの問題です。
 僕は四〜五時間なので、20〜25枚がいいところでしょう。あとはもう、ため息
ばかり出てきて、ぐったりとして寝てしまいます。
 これを月換算してみると、休みの日を抜いてですが、400〜500枚と
いうことになって、おそらく平均的な数値じゃないかと思います(文庫やノベルス
で、月一冊というペースです)。
 僕が遅筆と言ったのは、ベテランクラスになると、月800〜1000枚書く人が
ザラにおりまして、つまり僕の倍。よくもそんなに書けるものだと、そういう意味で
遅筆と……毎時のスピードが速いのか、それとも一日八時間以上机に向かって
いるのかどちらかということになりますよね。月に書き下ろしの文庫2冊分書いて
いることになります……無理だあ!
 どれがいいということではなく、ただ、それだけ書けたら生活が楽になれるだ
ろうなあという。そんな感情も裏にあっての「遅筆」なのでした(^_^;)

141 :10:04/01/10 16:47
書き込みを始めた今15時50分、デスクの上の棟割り長屋に窓からの夕日が当たっていて、
ちょっと良い感じです。

ミニチュア兜、いまの技術だと相当マニアックかつ微細に造形されているのでしょうなあ。
いわゆる食玩系でも歴史物がちょこちょこ出ていますね。戦国武将や新撰組の
人形とか……水戸黄門の悪代官やらが背景付きで売り出されている、という話も聞きます。
そういう企画を出して通る国って、本当に豊かだなあと思いますな。好き。

さて、連休はちょいと足を伸ばして大型書店や専門店を回って、いろいろと買い込んでこよう
と考えています。今回のいろいろは資料本だけではなく、音楽関連も覗いてみようかな、と。
書きながら流す音楽で良さそうなものをまとめて(中古でw)手に入れよう、という腹づもりです。
去年の自分と違う書き方をするために、あれこれ試してみたい……というのが大元の
動機なのですが、これは突き進むと、引っ越ししたい〜とかになる危険が潜んでいまして、
それこそ、行こうと思ったらすぐ行ける距離、を短くしたいなぁという誘惑が誘惑が。

142 :10:04/01/10 16:48
>長耳の長吉さん
ご友人の様子は、江戸っぽくて良いですねえ。とはいえ、登場人物の時と、実際に飲みにいくなりなんなりを
する時とでは、おのずから違ってきますよね。結論をぽんと最初に(大声で)言い切って、なぜなら
コレコレ、と理屈が通るようなはたまた怪しいようなことをトントントーンと続けて、こちらに口を挟ませない様子は
俺の知人とも共通するところがあるようです。
どうもこちらと胸襟の開き方が違っていて、その自分との違いが魅力でもあり、また困惑させられる部分でも
あり惹かれもし困りもし……ってこれじゃ恋ですがな。

執筆時間のお話、参考になりました。そこから考えて、小説誌の連載小説や読み切りなどの、
推敲にかけている時間がぼんやりと見えてきます。良い目安になりました、ありがとうございます。
しかし、柴田錬三郎と野坂昭如が酒場で、なんて豪華ですねえ。

>従八位下さん
自宅よりもファミレスの方がすすむ、というのはこの板に限らず各板の創作関係のスレでも
時々聞きますね。俺も推敲するときに、プリントアウトして持ち出すことをよくします。
なんとなく耳に入ってくる会話が、自作の中でそのまま使えて深みが増した(気がする)ことも
時々あります。ファミレスは喫茶店よりも年齢の幅があって気に入っています。
年賀状……仮に返事が来ても達筆すぎて読めない可能性が高いっすw

143 :名無し物書き@平安後期:04/01/11 17:55
かなーり以前、7-11で戦国武将の兜付き菓子を見かけまして。
その場で思わず立ちつくしてしまいました。でも戦国様式なので購入はしませんでしたが。
そのうち鎧兜の写真集から気に入ったものをデジタルで取り込んで、
デカデカと引き伸ばして部屋に飾ろうかな、なんて野望も持ったりします。
自分の周囲にあるものに変化をつけると、それだけで筆が進みそうな気もしますね。
あくまで「気がする」だけですが。

録画してあった独眼流政宗と大友宗麟を、ようやく見終わりました。
昨年末の秀吉もそうでしたが、自衛隊派遣が取りざたされている中、
厭戦気分の武将を描くのは世の流れなのかもしれませんが。
親兄弟が血で血を洗う、殺伐としたストーリーを書く身としてはいささか、、、。

箱根、いいですねー。
そのそばの早川・根府川あたりの散策をしてみたいと思うんですが、
いつも通り過ぎるだけで無念でござんす。頼朝挙兵がそのあたりでござんして。

冒頭と最後を書いただけで放っておいた作に、夕べは久しぶりに向かいました。
まずダーッと書くのはどうしても最近はPCで、自宅でですね。
推敲段階だと10氏同様プリントして、図書館で貸出禁止資料をめくりながら
細部を書き足すこともありますな。
人前だと、セリフの言い回しを考えている時にその発言者の表情になってしまい、
ハッと気づいて人目を気にすることもw  傍目にはアブナイ人かもしれません。

144 :長耳の長吉:04/01/12 16:45
 こう、おなじ歴史に興味があっても、視点が違うと新鮮です。
 箱根といえば、僕はやっぱり北条家〜江戸の参勤交代ぐらいの間を思い
浮かべてしまうのですが、なるほど、頼朝の挙兵の地なのかあ……と。それで
またちょっと、本をめくってみたりして。箱根には、執筆疲れのときなど、気軽に
1泊しにいくんですが、去年の9月に行ったときは、はじめて早雲寺を訪れて、
北条五代の墓に詣でてきました。とは言っても、ご先祖さまからいうと敵方な
んですけど(^_^;)。丁寧に掃き清められて、落ち葉一枚落ちていないような、
綺麗なお寺でした。最近箱根は、一泊朝食付き5000円とか、1泊2食付
4900円なんてとんでもなくリーズナブルな宿があって、嬉しいです。みんな、
企業の保養所を一般に開放しているところですが、この値段だと、ほんとに
気軽に行けて嬉しい。こうした形式が、もっと全国に広まってくれるといいんで
すけど(旅館がつぶれちゃうか……)。

145 :名無し物書き@平安後期:04/01/12 17:29
>こう、おなじ歴史に興味があっても、視点が違うと新鮮です。

そうなんですよねー。江戸好きの皆さんのレスなどを読んでいると、
自分とは直接関係はなくても、いろんな視点があって楽しいんですよね。

箱根っつーと1泊何万という宿ばかりが頭に浮かびますが、
へー、それはリーズナブルですね。
伊豆箱根のあたりには、源頼朝に関する史跡が結構多いんですわ。
何しろ伊豆に流罪になっていて、北条の娘と恋の逃避行をし、
挙兵して箱根の山あたりで敗残してさまよい、真鶴から安房へ逃げ。

あー、奥州から九州まで、平安〜鎌倉武士の足跡を全部たどりてぇです。

146 :長耳の長吉:04/01/12 18:04
 たしかに、伊豆・箱根から三浦半島あたりには、訪れるべきところが多いですよね。
一昨年、何気なくまぐろを食いにいった(^_^;)三崎港の海南神社でも、源頼朝手植えの
大銀杏なんかがあったりして、へえ〜、なんて驚いてました。
 自分の興味ある史跡って、ぜんぶ訪れてみたいですよねえ……

 ちなみに箱根の格安宿泊施設を書いときますね。
1)まず筆頭が「パイプのけむり」。1泊4900円で、朝晩バイキングです。箱根には
2カ所あって、昨年2月にオープンした新しい方が、小涌谷。もひとつが大平台。
実は、来週行くのはここなんです。バイキングといっても、この値段ですから、おそらく
チキンの唐揚げとかカレーとか、ポテトとか、そんなもんだと思いますけど、文句は
言えないッス。風呂も大きくて、もちろん露天もあります。ただし、人工温泉。
2)こっちは最近テレビとかでもとりあげられちゃって、予約とりにくくなっちゃったんです
が、「四季リゾート」の経営する「フォレスト箱根」など箱根に4施設、湯河原に1施設、
草津に1施設。三菱地所グループが経営してるとこですが、企業の高級保養所
を平日中心に一般開放しているところで、施設も中の綺麗さも最高です。
 こっちは1泊朝食つきで5000円(というより、1泊素泊まり5000円で、朝食無料
ということらしいです。朝はアメリカンブレックファーストということで、トーストとコーヒー
ですから)。
 この他にもいわゆる片泊まり(1泊朝食付き)で4500円〜みたいなところが増えて
います。箱根は、1泊5万円以上もするような超高級旅館と、こうしたところとが、
二極分化してるみたいですね。夜はカレーでもラーメンでも、コンビニのおにぎりでも
いいやと覚悟を決めれば、連泊して地域を探索できるので便利です。
 ただし夏休みや紅葉の時期などは、バスや車が渋滞で動かなくなっちゃうので
その時期避けた方がいいですよ。

147 :名無し物書き@平安後期:04/01/12 18:34
ほぉ〜。箱根の宿泊施設ありがとうございます。
バイキング、いいっすねえ。
伊豆箱根というと、舟盛だとかものすごい品数の料理が並びますが、
食べきれないんですよね。もったいなや。

緑の中でゆったりしてきてくだんせ。

148 :10:04/01/13 18:10
こ、これは体験から来る情報で為になりますなあ。探せばあるのですねえ、この値段。
箱根は、最近関所を原寸再現した施設だか博物館だかが出来たと聞いているので、
ゴールデンウィークあたり足を伸ばしてみたくなりますねえ。

>自分の周囲にあるものに変化をつけると、
風水ってほどじゃないにしても、心が安定して集中できるってことはある気がします。
つか、フォントサイズとか背景を変更したりといったこともよくやります。
そういえば、去年モニターを拭いたら、驚くほど綺麗になって(確実にタバコのせいです)
パソに申し訳ない気分になったことも……

大友宗麟、録り逃したんですよねえ。再放送も終わったようですしのぅ。
で、大河。新撰組。
史実派からすると、気になるところがあるのは判りますが、ドラマの演出として
とても面白かったです。たとえば、蕎麦をおごる奢られないのやりとりに、各人の性格を
にじませたシーンは、他の史実の人物同士の場合、や自分の登場人物でも試してみたくなりました。
(まあ、蕎麦の値段とか気になったりもするわけですけれども、そこはまあ……)
現在、大奥ランクで来週が楽しみです。

>厭戦気分の武将を描くのは世の流れ
と、大河を誉めた舌の根も乾かぬうちに、という気がしつつも、やっぱり裏付けのとれた
ノンフィクションの迫力と説得力は世代を超えた強固さを持つと思います。
良い人過ぎる胡散臭さ、というのは、信心のおかげで常勝できたというのは嘘くさい、というのに
近いかな、と。上昇志向や権力欲の強い人間が、当時の世相を刺激したのは間違いないわけで、
そこをことさら、家族愛や人間愛といった衣を着せて化粧させることは、その、ちょっと手法として、
幼稚なんじゃないかと感じることもあります。まったくの冷酷非情、なんでもかんでも先読みしていた
大人物だった、というのも同じですけどもね。



149 :長耳の長吉:04/01/14 00:09
>>10さま
 いや関所の復元工事は、平成19年完成ですからまだ先であります。ただ、
復元工事の内容を一般公開してるらしいですけど。去年の9月におとずれたとき、
確認してまいりました。いま検索したら、ホームページもありました。
 ttp://www.hakone-sekisho.jp/

 確かに厭戦気分の武将ってはやりみたいですね。まっことおかしいです。
これも、昨晩たけしの番組でやってましたが、ジェンダーフリーの悪影響?(^_^;)
たとえ時代小説といえども、歴史から学べるなにかを読者に伝えたいもんです。
エンターテインメントといえども、ひとつぐらいは……と僕は思ってますが。信長や
秀吉といった人物は、現代社会でいえば、一日16時間働いているようなモーレツ
会社員、経営者とおなじようなもので、そういう人間が身近にいると、出世とか、
リストラとか、いろいろな絡みで全員が巻きこまれていきやすいものです。
「あいつがこれだけやってるんだから、俺もそれ以上にやらないとヤバイ!」
 ってなもんですよね、企業も個人も。
 戦国時代はそれがそのまま命にかかわってきたわけで、かなりまともに領地を経営
して、それなりに平和を維持していた武将たちも、やむを得ず戦いに巻きこまれて
いった側面があるのではないかと思います。
 言ってみれば、ハタ迷惑……。
 やすっぽいヒューマニズムで味付けして欲しくないもんです。



150 :長耳の長吉:04/01/14 16:01
 連続書き込みすみません。
 書こうと思って忘れてたんですが、先週の金曜日から、「のたり松太郎」じゃなかった
「はんなり菊太郎」の第2シリーズがはじまりましたね。あれ、なんだか好きなんですよ。
最初は内藤剛なんて時代劇にあわないのではとか思ってたのに……
 第1回は「前のシリーズの方が良さそうかなあ」と思いましたけど、今週に期待
したいと思ってます。
(あれを見てから、はじめて澤田ふじ子さんの著作を読みました。で、いっぺんに
ファンになりました。僕のなかでは、けっこう藤沢周平以上に好きだったりします)
 NHKには珍しく、陰影のついた深みのあるカメラワークも好きです。京の暗闇
みたいなものが、伝わってくるんです。ニュース以外で見てるテレビは、これと、元祖
でぶやぐらいですかね(^◇^;)。
 

151 :名無し物書き@平安後期:04/01/15 00:00
大友宗麟はですねぇ、誇りばかり高い妻にムカつき、
その妻に引導を渡す宗麟に胸がすき、
しかし結末には「これでいいのか?」とモヤモヤしたものを抱きつつ、でした。
源氏物語の髭黒大将と物の怪憑きの北の方のようでした。
1時間半にしてはまぁそこそこ良い感じだったので、
また年末にでも再放送があったらいいですね。

新選組は、キャスティングを見ていると、
どうもそのうち西園寺君や今泉君・古畑警部補が出てきそうな気がしてw
没頭できないままに終わってしまいました。
あれですね、正月は長時間の時代劇が多いので、1時間だとあっという間ですね。

内藤剛志は壬生義士伝でハマりました。いいですよね。大好きでおま。
多分その菊太郎のワンシーンだと思いますが、平田満も良かったです。
今チマチマと見ている竜馬の最後にも内藤剛志が出てくるらしいので、楽しみにしております。

竜馬はやっと半分くらいまで見ました。
染五郎も頑張ってはおりますが、
脚本的に柄本・勝海舟の方が魅力的で、「こ、こっちを主役に汁」って感じです。

武将をモーレツ経営者になぞらえてみるのは面白いですね。
いわゆる歴史に名を残した人の下では働きたくないなぁ、と思ったりして。
あっしは名もなき庶民でいいから、平和に暮らしたいでやんす。

152 :長耳の長吉:04/01/16 14:25
 ようやく脱稿しつつあります。長い戦いでした……自分の限界は、一日20枚
前後ということのようです。それ以上書くと、翌日ガクッとペースが落ちてしまいますし、
これが「脳疲労」ということなのかも知れません。以前会社勤めをしていたときには、
こんな疲れ方をしたことはいちどもありませんでした。やはり創作というのは、脳細胞
のすべてのエネルギーを出し切る作業のような気がします。むかしは甘いものなんて
ほとんど食べなかったし……
 さて実は、ちと率直にお聞きしたいことがありまして……
 昨年までは、まだ一冊しか出していなかったので、まあ、ここで発言してもいいかな
という感じだったんですが、前作が思いのほか売れ行き好調だったようで、今回の
第二作だけでなく、今年4冊ぐらい書いてもいいよ、もし書けるのなら、6冊ぐらい
書いてもいいよという有り難いオファーがありました(自慢しているわけでは決してなく……)。
 もちろん、皆さんがめざしているものとは雲泥の差があるエンターテインメント系
ですから、底辺も底辺、比べようもない作品群になるでしょうが、それにしても、
このスレで書きつづけるというのは、皆さんが不快になってくることではないのかなあと、
少々気になってきた次第なんです。嫌味に聞こえるようでしたら謝ります。ただ、
ここがとてものんびりとまったりと、いいスレだったもので、できれば居続けたいとは思う
のですが、僕の存在自体が「スレ違い」と言われればなんの反論もできないわけで
して……
 皆さんの忌憚ないご意見をお聞かせください。それによっては、潔く(?)消えること
もやぶさかではありません。良い思い出として覚えておくつもりです……いかがお考え
でしょうか……
 

153 :10:04/01/16 18:03
今回の芥川賞では、丸山健二のコメントがよかったですな。年齢と才能の話のあと「37年間最年少受賞者と言われ続けて
うんざりした」というセリフを60歳になって口にする、というのは果たしてどういう気持ちであろうかな、と。
丸山健二でなくては言えない言葉、というよりも、丸山健二が言ってこそ映えるといいますか。
そういうセリフは、印象に強く残るように思います。
小説でも、この登場人物でなければ同じ事を言っても心に響くまい、ということはあるでしょう。
このセリフを言わせたいという気持ちから登場人物を設定し、書き始めることもあるのですが、
どうも、なかなか、最初に意図したほどの「らしさ」が出せていない気がしていますな。

長時間は豪華で良いのですが、あれ1日生で見てる人っているんでしょうかね??
録画派が多いと思うんですが、とすると視聴率に跳ね返ってこないわけで……不利ですな。

明後日、歌舞伎を見に行く予定なのですが、関東は雪の予報。
雪に弱い東京ですから、微妙な週末になりそうな予感。

>長吉さん
お疲れ様でした! そのオファーは凄いですよ、なんだかこちらまで嬉しくなってしまいます。
業界の勢いというものも感じられるという点でも喜ばしく、こりゃあ新年早々縁起が良いです。
こちらこそ、失礼な物言いがあったに違いないと思います。
旅行のお話や、執筆ペースのお話などなど、毎回とても
参考になっていますし、それらは、プロやアマ、扱っている時代背景や、小説の内の傾向とは
離れた部分の、歴史関連の創作をしている者が過ごした日常の話であって、
様々な垣根を越えてやりとりができる、そのぅ、正しく雑談だと、俺は思ってます。
気軽に出入りが出来るスレですし、またこれからもそうだと良いなと願ってやみません。
これからお忙しくなられるご様子。ですが筆やすめとして、ちょっとここ、使えませんか?

箱根の関所、ははあ、まだそれほど先でしたか。早合点。とはいえ一部公開は、この時期にしか
見られないとなるとそれはそれで興味が動きますね。

154 :長耳の長吉:04/01/16 23:44
 10さま、ちと涙が出てしまいました。ありがとうございます。
またその他の方のご意見をお聞きしてから、考えたいなと思います。
今日は、夕暮れの湯島天神をぶらぶらとしてきました。いまだにお正月だったらしく、
店じまいした露天が、参道沿いにずらりと軒をならべていました。
名物の梅はまったく咲いていないのに、境内の真ん中の、白梅の大木(?)だけ、
その一本だけがすでに花咲いていました。種類が違うのかなあ。なんだか
それで連想してしまったのか、帰りに濁り酒を買って、家でちびちびやってしまいました。
でもときどき感じるんですが、ひとりでいろんな史跡をみてまわるとき、ひとりなんだなあ、
と考えることがふとあって、さびしくなることがあります。飲んべえですから、そんなとき、
ふらりと年代を感じさせるようなお店の暖簾をくぐってしまったりして…(年代を
感じさせても、寿司やは怖くてムリ……)。
 あまり出しゃばらなければ、出入りしてもいいのでしょうか、とも考えますが、
平安後期さんや、推敲中さん、従八位さんその他常連の皆さんのご意見も
お聞きしてからのことにしたいと思います。ではまた。紅梅白梅の季節ですよー。

155 :名無し物書き@平安後期:04/01/17 00:35
今回は芥川賞ばかりが話題になってますが、
京極堂の続きをまた読んでみようかなと思った直木賞でありました。

明日は朝から雪らしいですねえ。
もう2日間とも外出しないつもりで食料品を買いこんできました。
久しぶりに創作意欲も湧いてきましたので、自分にはいい降雪かもしれません。
明後日は電車のダイヤが乱れず、楽しい観劇だといいですね。

>やはり創作というのは、脳細胞のすべてのエネルギーを出し切る作業のような気がします。
あっしにとって創作とは、我が身を切り刻む作業でんなぁ。
創作1本でメシを食おうなんて思ったら、寿命が相当縮まると思います。
だもんで安定収入の道はとにかく確保せねばと、今は会社員業に励んでいるわけですが。

だからこそ、現役の方の苦労談やあれこれ雑談は、楽しませていただいてますよ。
ネットの上ではありますが、せっかく出会えた同好の志じゃないですか。
「ほぅ、良かったのぅ」と思いこそすれ、嫌味とか自慢とかそんなふうには思わないですし、
2chのスレは参加する皆のものですから、
長吉氏が遠慮なさる理由なんて何一つないと思いますです。

これからも皆でマターリお話しませう。 ねっ。

156 :長耳の長吉:04/01/17 16:07
 平安後期さまにも温かい言葉をかけていただいて、ほんと、ちと感激に
ひたっています。新年早々、なんだか親しい友人が何人もいっぺんに
出来たような気がして…

 その他のみなさんのご意見をまだお聞きしていませんけれども、それでは、
こうしようかなと思います。
1)あくまでここで出しゃばりすぎないように一歩退いて発言すること。
2)業界の末席につらなっているのだから、もし皆さんにお役にたてるような情報
があったら、それをかき込むこと。
3)もひとつ、会社を辞めて専業で仕事をしているため、比較的時間が自由に
なるという点を活かし、博物館や特別展示などの経験談、体験談を書いて
これもお役にたつ。特に、地方のあまり有名でない博物館や資料館などの
情報があったら、どしどし書き込む。

 みたいなことでお許しを願えるかなと思うのですがいかがでしょうか……みなさん
もそうだと思うのですが、創作活動はかなり孤独な作業でもあり、特に我が家は
そうしたことに一切理解不可能な家族で構成されているため、なかなか話の
できる人がおらず……たまたま近所に住んでいる年は僕より下ですが、作家経歴
は5年以上先輩という人がいるんですが、この方はアクションとかシミュレーションを
専門にしている方なんで、時代小説や歴史小説の話はなかなかできず……
ほんとうに、ここは、自分にとってちと心温まる場所なのです。
 ではお言葉に甘えさせていただいて、隅のほうに(って、発言量ではかなりでかい
顔をしてるような……)ちょこんと座らせていただきます。
 今後ともよろしくお願い申し上げます(いつぞや、「こいつ、誰誰じゃないのか?」
とわかってしまう日も来るかと……そのとき、「こんなひどい濡れ場書きやがって」
とか怒られるのが怖いです(^_^;)。

157 :名無し物書き@平安後期:04/01/17 18:23
もーもー。固っ苦しいことは言いっこなしでっせ。
ここは雑談でも創作論でもグチでも朗報でも何でもOKですし、
通りすがりの1行レスだって独り言だっていいですし、
書きたいことがいっぱいあれば幾つレスしたっていいですし、
多忙な時はご無沙汰したってかまいませんし。
そんなふうにマターリと続いてきたスレですから、
ローカルルールなんてなくていいですってば。>長吉氏

いやもちろん、
自戒の気持ちを持つことは大事だと思うですけどね。>おのれもじゃ:';・(゚Д゚(⊂三(・∀・ ))

何十年もたって、2chはもしかしたら滅びてて、
「そういえば、あの時はこんな会話をしましたねえ」と
文壇の片隅でマターリと皆で茶をすするのが、将来の楽しみですぢゃw

158 :長耳の長吉:04/01/17 21:27
m(_ _)m

159 :名無し物書き@推敲中?:04/01/18 22:30
ポーランド孤児の小説でも書くか。

160 :名無し物書き@推敲中?:04/01/19 00:12
 シベリアは長い間、祖国独立を夢見て反乱を企てては捕らえられたポーランド愛国者の流刑の地であった。
1919年、ポーランドがロシアからようやく独立した頃、ロシア国内は革命、反革命勢力が争う内戦状態にあり、極東
地域には政治犯の家族や、混乱を逃れて東に逃避した難民を含めて、十数万人のポーランド人がいたといわれている。
 その人々は飢餓と疫病の中で、苦しい生活を送っていた。とくに親を失った子供たちは極めて悲惨な状態に置かれて
いた。せめてこの子供達だけでも生かして祖国に送り届けたいとの願いから、1919年9月鉄道技師の夫と共にウラジオ
ストックに住んでいたアンナ・ビエルケビッチは、自ら会長となって、ボランティア組織「ポーランド孤児救済委員会」を
組織した。しかし翌20年春にはポーランドとソビエト・ロシアとの間に戦争が始まり、孤児たちをシベリア鉄道で送り返す
ことは不可能となった。救済委員会は欧米諸国に援助を求めたが、ことごとく拒否されてしまった。
 救済委員会会長のビエルケビッチは、この事態を打開するため、会議を開いた。
 「私達は、孤児達を救助するために、様々な努力をしてきました。しかし、シベリア鉄道は使えず、欧州も米国も孤児達
の輸送を拒否してきて、私達の計画は頓挫しかけています。私達がこうして交渉している間にも、子供達は飢えと疫病で
次々と死んでいっています。子供達を一刻も早く救うためにはどうしたらいいでしょうか。皆さんの意見を聞かせてくださ
い。」ビエルケビッチは委員会のメンバーに質問した。
すると、一人の委員が提案を出した。
 「日本に救援を頼んでみてはどうでしょうか。地理的にもシベリアから非常に近いですよ。」しかし、年配の女性委員が
それに反論した。
 「昔、300年程前、イエズス会宣教師のポーランド人、ヴォイチェフ・メンチンスキがフィリピンから来日した時、逆さ吊り
にされ、他の宣教師達も磔にされました。そんな野蛮な国が、はたして他の国の子供達を助けてくれるでしょうか。」
 そこに、若い医師のヤクブケビッチ副会長が手をあげて発言を求めた。


ここまで書いた。俺は17歳だけど、まぁまぁの出来ではないかと思う。

161 :名無し物書き@推敲中?:04/01/19 00:15
>160

とりあえず、改行が変なわけで。
読みづらいのはダメよん。

162 :名無し物書き@推敲中?:04/01/19 04:52
>>160
まあまあの出来というならそうかも知れませんね。中学生でも書ける文章ですが。
>>161の言うことはあまり気にしなくてもいいと思います。
もうちょっとお話しが出来てから見せてもらえるとうれしいな。

163 :名無し物書き@推敲中?:04/01/19 07:18
>162さんに追加。

表記の一定を気にした方がいいですよ。
上の文章だと『たち』と『達』が混在してるとこ。
『子供たち』と『子供達』って、同じ言葉で表記違うのは校正で
真っ赤になって返ってきます。
(というか、返ってきました……)
上の文章では大丈夫だけど『こと』『事』、『ひと』『人』なんてのも
ご注意。

手書きじゃなくPCで書いてると、結構やってしまうんですよね。
17歳だったら、今のうちにチェックを習慣づけておけばOK。
ある程度書き込んでから直そうとすると、結構苦労します。


ちょっと重箱の隅をなんとやらだけど、老婆心まで。

164 :名無し物書き@平安後期:04/01/19 13:38
>161-163
釣られちゃダメよん。

>160はhttp://www2s.biglobe.ne.jp/~nippon/jogbd_h12/jog142.html
ちびっとリライトしてセリフを付け加えただけでわ。
池宮御大なみのパクリでんなw

165 :10:04/01/19 17:59
豪雪で家に居続けることになり、涙をのんだ……とか、
大雪の中、艱難辛苦を乗り越えて観劇した……とか、そういうことを期待していたのですが、
なんのことはない、線路脇の日陰に白い道が出来ているなあ、という程度の良い天気。
快晴で文句を言うのも罰当たりですが、もうちょい非日常な雪の休日を期待してもいました。
今月の歌舞伎座は、「義経千本桜 鳥居前」「仮名手本忠臣蔵 九段目」「芝浜」を含む、なかなかの
メジャーなラインナップ。
とはいえ義経にしろ忠臣蔵にしろ、やはり一幕は一幕なので、どうも物足りなさを感じてしまいます。
たとえば義経は、頼朝に都を追われる義経と静との別れから、残された静を狐の化身の武者が護ることに
なった、という流れなのですが、どうしても「義経と静はその後どうなるねんw」とわかっちゃいるけど
気になってヤキモキしてしまうという、残念があるわけです。もちろん、これをきっかけに他の幕を
観に行くのが正しいのでしょうけれども。
芝浜も、落語と異なる部分に、ちょっと落ち着きのなさを感じて、好みではなかった……ということで
まあ、普通な気分で帰ってきました。友人によれば配役の豪華さをみれ、とのことでしたが、そこは
イマイチのりきれない性分なので、どうにも猫に千両箱ですな。
ただやはり、着物を着た役者の所作、小道具のさりげない置かれ方や使い方は大層参考になり、
良い刺激でありました。これはもうライブのすばらしさですわ。

どちらかといえばマニアックな読者が多い印象のある京極夏彦の受賞は、ちょいと胸がすく快挙ですねえ。
大沢オフィスが110回、120回、130回とを押さえたのも楽しい話題ですが。

>茶をすする
( ̄ー ̄)ニヤリ ヌレモー

>長吉さん
孤独というのは、作家の職業的障害の一つなのでしょうかねえ。このスレだけでなくこの板も
お役に立つと思います。ところで、そうした時、担当の方との
打ち合わせの時間が延びたりするものなのですか?

166 :名無し物書き@平安後期:04/01/20 00:17
良いお天気で良かったですな。
義経千本桜は「狐忠信」をちらっとTVで見たことがありますが、
そもそも「何で忠信が狐にならんといかんねーん」と納得がいかしまへんw

さわりとはいえ、生で見るとやはり良いものなんでしょうの。
あっしも機会があったら、義経千本桜は全幕見てみたいです。

大沢オフィスのことを、10氏のレスで初めて知りました。
ほー、ぜひ社歌を聞いてみたいですねw

# 悪趣味な人もおるもんですの。
 胡散臭い時にはぐーぐるはホンに便利だす。

167 :従八位下:04/01/20 00:49
>胡散臭い
《胡》の字が使われてるんですね。胡椒、胡麻、胡瓜、胡桃、胡蒜・・・
《胡》=イラン等の西域のことです。『女子十二楽坊』が使う胡弓≠セって。
私が書いている人物は遣唐使・・・に深く関与しているので・・・あぁ、中国に行きたい。
西安へ・・・昔の・・・唐代の長安へ・・・。
現在は専ら唐に想いを馳せております。渡唐して帰朝して・・・そういう人なので。
あ!すみません、正直今酔ってますので。次元が低いことは反省してます。


168 :10:04/01/20 21:41
# 一太郎の新しいのがでるそうですね。もはや風物詩の様相を呈してきていますな。

さすがは、というか歌舞伎座の近くには演劇全般の書籍を扱った古書店がありまして、
歌舞伎の古びた台本がちょんと300円で老いてあったりしました。
おそらくは、かつての大部屋役者さんが流したものではなかろうかという風情。
舞台を観ていても、主役の背後に控える人たちに目がいく性分なので、モブのままでいた人の持ち物なのだな、
といった想像が動きすぎてしまって、まあ、薄い台本がちょいと重く、もう少し(かもっともっと)歌舞伎に親しんでから、
何冊か手元に置いておきたいな、という
代物でした。活字じゃあなく、手書きを印刷した台本を手にするなんていつ以来かな、と。これの元の持ち主の
膨らませていたことは、どれほどのものであったのかしらんかしらん、とか、まあ、
そうした感慨に沈むと、
>163の、「17歳だったら、今のうちに」……という言葉が心に迫ります。
自分ことはさておき(こっ恥ずかしい!)、歴史に名を残した人物、または、自分が創造した人物の、
17歳頃という将来のビジョンを思い描く頃の日々はどのようなものかー とか、「今のうちに」と
アドバイスしてくれる某が近くにいたのだろうかー とか訥々と空想してみたり……しているうちに、早くも1月も
20日。早っ!

>昔の・・・唐代の長安へ・・・。
ふーむ。役職や立場、性別や年齢も自由に設定できるタイムマシン(タイムトラベルものの映画が
公開されますな)があったと仮定して、さて、自分ならどの年の、どの場所で、どんな立場で何年過ごしたいか?
と考えるのは、楽しみかつ難題ですな。……江戸の、の後がなかなか続きません。

169 :名無し物書き@平安後期:04/01/20 23:34
そうなんどす。このところ急に執筆に精を出しているのは、
13太郎をまだろくに使いこなしてもいないのにバージョンアップかよ!という
切迫感からなんですな、実は。

誰かの手を経たものは、あれこれ想像が膨らみますねえ。
給料が入ったら、そろそろ神田に古書をあさりに行かねば。

タイムマシンがあったら、異変や乱の起こる当日を全部見て歩きたいですね。
もちろんカメラかビデオを持って、歴史の目撃者になるのじゃ、なんちて。

>《胡》=イラン等の西域
( ・∀・)つ〃Ωヘェーヘェーヘェー なるほどですねー。
遣唐使っつーと多治比県守かな、吉備真備かな、橘逸勢かな。
それとも最澄・空海ですかのー??
異国の歴史まで押さえるのは、結構大変そうですね。

170 :長耳の長吉:04/01/21 21:29
10さま。
 いや、なんというか、そのときの気分によって違います。
 ほんとに心底寂しくてどうしようもないときと、その寂しさに自分で酔ってるなあと
わかるときと、孤独感におそわれている自分を遠くから客観的に眺めている自分
などなど。まあ、むかしから「孤独フェチ」なのかも知れないです、はい(^_^;)。
 いちばん孤独を感じるときは、いまどきの若いギャルなんかがきゃーきゃー言いながら
通っているような道ばたにて、ひとりしこしことメモ帳片手に、何とか坂とか何とか跡と
か説明書きが書かれた看板を写しているときですか……(/--)/

 担当云々についてのおたずねですが、担当の方はいらっしゃいますけど、こんな
駆け出し相手に打ち合わせの時間なんて割きませんもの。
「あ、この前のプロットね。ゴーサイン出たから。で、いつまでに書ける?そう。じゃ
できたらメールで送っといて。え?プリントアウトとかフロッピーとか? そんなの
要らないから。うん。じゃねー」
 と電話で話をするので、打ち合わせはすべて終了であります(T-T)。
 途中、鎌倉で孤独に襲われていようが、本所の知らない居酒屋で
酔いつぶれていようが、風邪がまったく抜けずに一日2枚とかしか書けなくても、
担当の方はぜんぜん関知しません。とにかく、締め切りまでにメール送信して
くれればいいのです。うわーん。

 それはさておき、かなりの歌舞伎好きとお見受けしました。拙者も大好きです。
作中人物にも見栄を切らせてしまうのが面白くて、必ず一カ所はそんなセリフを
入れています(^_^;)。
 が、今月は箱根に湯治にいってきましたのでお金もなく、2月歌舞伎の夜の部
を見に行こうと思ってます。もう、白浪ものと聞いただけでお知りがむずむずして
きます。うーん、1等席は高いからなあ……2等席も……うーんやっぱり、転んだら
そのまま1階の床にたたきつけられること確実の3階急勾配席かなあ、などと
悩んでおります。
 そんな素敵な古本屋さんありましたか。ちいとも知りませんでした。2月にのぞいて
みます。

171 :長耳の長吉:04/01/21 21:42
 平安後期さま。
 行って参りました。箱根道中。バイブのけむり、施設は思いっきり綺麗で最高
でしたが、風呂は思いっきりカルキ臭くてがっかりでした。翌日、欲求不満から
老舗旅館の立ち寄り湯で憂さを晴らしましたが。食事も、1泊2食4900円なら
文句が言えないというぐらいで、まずくはないというレベルでした。家族連れには
最高かも。
 収穫としては、関所資料館で購入した「箱根関所だより」(郷土史家の研究
などをまとめた小冊子)、「箱根関所物語」(かなしんブックスなんて出版社の
あることをはじめて知りました)などの資料を購入したことですかね。あと、旧街道
の杉並木は、人通りがまったくなくてちと怖いぐらいでしたが、江戸時代にタイム
スリップしたような錯覚に陥るほどでした。

 ところで一太郎を使ってお書きですか。僕はWZエディターを使い始めてから、
一太郎からすっかり遠のいてしまいました。でもATOKだけは使い続けてます。
今回も、すでにインターネット・ショップで予約購入してしまいました。こんどの
ATOK17は、電子辞書付のやつがあったんで、そっちを買ってみました。キー
ひとつで、入力中の単語の辞書引きができるそうです。あと、今回は、
歴史辞書というのも買ってみようかなと。こっちはまだ買えないようですが、
歴史上の有名な人物など固有名詞の打ち込みがかなり楽になりそうなんで。
期待してるんですが……。

 

172 :名無し物書き@平安後期:04/01/23 18:55
箱根でリフレッシュできましたですか。いいですのう。
今時、素泊まりでも5千円は下らないですからねえ。
かなしんブックスは、たしか神奈川新聞社の自費出版・協力出版でんな。

観光地や舗装道からちょっとはずれた史跡(供養塔など)が、鎌倉にあるですよ。
だーれもいない草深い空間にいると、寂しさとはちょっと違いますが、
「たったひとり」って感覚がヒシヒシと迫ってきますね。あまり長居はできまへん。

井上ひさしの「吉里吉里人」を読みはじめまして、
主役が売れない小説家で、原稿料が倍になった喜びで失神したり、
1時間で3枚書けと要求され自己最速で書き上げたはいいけどスゲー駄文だったり。
作家の底辺がうかがえるというか、なかなかリアルで面白いです。
# 神奈川が日本から独立する話を書こうと思ってたんですが、
 不勉強とは怖ろしいもので、すでに御大がこういう話を書いてたんですね。

一太郎の歴史辞書は、昨年もこのスレで話題になりましたですです。
長吉氏がもし購入されたら、感想きぼんぬw

173 :名無し物書き@平安後期:04/01/23 22:37
忙しさに紛れて忘れてました。昨日は旧暦の元日でしたな。あけおめ。

174 :長耳の長吉:04/01/24 15:47
 ああ、そうでした。旧暦の元旦でしたねえ。どっかに旧暦と月の満ち欠けなんての
が載ってるいいカレンダーないですかねえ……むかしは農協が農家に配っていた
みたいですから、ちと近所の農協に問い合わせてみようかしらん。
 おおむかし、『和洋歴換算事典』てのを何の気無しに買ったのですが(新人物往
来社)、ときどきですけど今になって役に立ってます。どうも太陽暦は季節感が
なくて、良くないですね。執筆しているときに、「あり?」と思うこともしばしばです。

>観光地や舗装道からちょっとはずれた史跡(供養塔など)が、鎌倉にあるですよq

 はい。僕もよく鎌倉の住宅街とかを突っ切って足の向くまま歩いていることが
あるんですが、一軒家のすぐうしろにぽっかりと空いた穴や、空き家の軒先に
ある小岩さんが出てきそうな池とか、切り通しのくぽんだところに沿って歩いている
ときなど、なにかがいるような気がして、蒼くなることがあります。あれは孤独では
ありません。孤立です。うう……亡者のなかにたったひとりで孤立してしまったような
感じです。いつか鎌倉に住みたいと考えてもいるのですが、それが怖いです。
 鎌倉に行くと立ち寄る小料理屋さんがあるんですが、
「鎌倉のヘタな場所に住むと、体を悪くするからね」
 と言われたことがあります。げっ、と思って聞き直すと、どうも湿気らしいという
ことなんですが……湿気だけかなあ……今でもビルの建設があると、北条の侍
のお骨が出てくるそうですし……うわあ。

175 :名無し物書き@平安後期:04/01/24 23:22
その名もずばり「旧暦」ってカレンダーがあるですよ。
壁掛けと卓上サイズが、年末にハンズやロフトや大手書店などに行くと売ってます。
毎日の月の形がプリントされてて、いい感じに古風です。

しかしそれだと本当に旧暦の元日から始まっているので、ちと不便。
てなわけで、拙者は新暦と旧暦が併記されていて
月の満ち欠けもわかる壁掛けカレンダーをここ数年買うとります。
会社からの帰り道、月を見上げながら
「今日は旧暦だと〜日だな」と思うのも乙なものです。

その時代時代の、いわくつきの土地ってありますよね。
江戸だと鈴が森刑場跡とか、何かありそうな気がしますが。


176 :長耳の長吉:04/01/25 00:14
 あっ。その新暦と旧暦が併記されてるカレンダーって、どこで手に入りますか?
 三省堂の文房具部門みたいなところにいけば、一般に手には入るポピュラー
なものなんでしょうか?

177 :名無し物書き@平安後期:04/01/25 00:28
「旧暦」と同様の感じで売ってまっせ。
銀座あたりの三省堂でも見たかもしれません。

月の出または月の入り時間付きのと、
満潮干潮時刻付きのと、
月の出入り・満潮干潮付き(←これは海釣り用らしい)
の3種類の存在を自分は知ってます。
全部別々の会社の発行で、価格は1500円〜3000円くらいの幅だったと思うです。

178 :名無し物書き@平安後期:04/01/25 00:45
とりあえず旧暦併記と月の形だけなら、ネット上にもありましたでっせ。
ttp://www.abh.ne.jp/~arai/moon/

179 :長耳の長吉:04/01/25 03:00
 あっ! これはすごい……
 こんな便利なものが、ネットで公開されてたんですね……ちっとも知りませんでした。
ありがとうございます。心底嬉しいです。ああ、これすごいなあ……
 カレンダーの方も、銀座の伊東屋とか神田の三省堂が新しく別ビルに独立させた
文房具部門に問い合わせてみます。
 いや、ちょっと嬉しくて興奮してます。
 ありがとうございます。いいな〜、これ……

180 :名無し物書き@平安後期:04/01/25 22:52
お役に立ったなら幸いどすえ。
1月だったらまだ売れ残ってるカレンダーもあるでしょうかねえ。あるといいですねえ。

  ∧_,,∧
  (´・ω・)   ネット時代はほんに便利だす。
  ( つ目O 
  と_)_)  ┳━┳

181 :10:04/01/25 23:57
遅れ馳せながら、旧暦にて賀正でございます。今年も良い年でありますように。

新三太郎を機に、パソを買い換えようと模索中です。デジカメだのプリンタだのまで視野に入れて、
「まだ良い性能のものが」と先送りにしたのですが、多少のことには目をつぶって、現在よりもデカイディスプレイを基準に購入しようかなーと。
大きければ良いのかといえばそんなことはありはしないのですが、文字通り目先を変えるという
ことで、アレが良いこれが良いかと検討している、まあ、大きな買い物をするときの一番楽しいだろう
時期を満喫しています。

新選組! がはじまってこっち、新選組隊士の模造刀を買わないかという宣伝メールがぽつぽつと
来るようになりました。
ある時代に思いをはせる時に、その時代に関連した物品は大いに手助けになると思っていますが、
しかしこうもブームにのりました的タイミングの物だと、買う方も気恥ずかしさが残るのではないかな、と感じなく
もありません。

旧暦カレンダー、俺も一つ壁に下げています。主に週末には、現代とのズレをしみじみと眺めてみたり。

>すでにこういう話
これは、本当に、びくびくしてしまいますね。……とこの後あれこれ書きましたが略します、これはどうにも後発には難しくも辛い部分ですなあ。


>長吉さん
いやそんなお恥ずかしいお恥ずかしい。歌舞伎を観るようになったのはまったく最近のことで、
なにがしか言えるような経験はありはしません。見始めた者特有の鼻の伸びというものだと思います。
とはいえ、小説といったものを書いてみて、また書き難くて投げ出したい苦しい気持ちもちょっぴり味わって、長く愛される話って
なんだろうなーと、考えてみた経験からして、どうにもこうにも歌舞伎の筋立てに興味を惹かれてや
みません。上演されるまでの舞台作家(等)の試行錯誤に加えて、
百年単位で最上演されつづけるストーリというものの完成度にただただ感心するばかりです。

件の書店は、歌舞伎座を背にして右に進み、交差点を渡ってすぐの小さなお店でした。
俺も初めて入ったのですが、
いかにも通なお客さんが出入りされている様子からして、その筋では高名なショップのようでし。


182 :長耳の長吉:04/01/26 22:03
 10様、書店の情報ありがとうございます。こりゃ、銀座の伊東屋などを含め、
一日がかりの散歩をしたくなってきました。ついでに日本橋の・方にまでつき抜けて、
まだ訪れたことのない貨幣博物館でも見学してこようかしらん……逆のコースが
いいかな。そういえば、まだ、たいめいけんの洋食も食べたことがないんですよねえ……
 なあんて、すべてが食べ物の方向にいってしまいます。

183 :名無し物書き@平安後期:04/01/29 23:15
元日の東北行にカードサイズのデジカメを持って行こうと思ったら、
充電を受けつけてくれませんで、、、(´・ω・`)ショボーン
あっしも新しいデジカメが欲しいでござんす。
今年はあちこち史跡を追いかけて旅をする予定でごじゃる。

宣伝メールならいいですが、うちにはウィルスメールが昨晩10通も来ましたですよ。
またヘンなのが流行っているらしいですね。皆さまも感染せぬようお気をつけて。

明日か月曜には、会社の用事で銀座方面へまいります。
もしかして伊東屋で長吉氏とニアミスしたりしてw

井上ひさしと並行して京極堂をまた読んでいるんですが、
いつも図書館でデーンと幅をとっていたのに、今は軒並み「貸出中」で。
何だかんだ言って、賞とは威力があるものですな。
# 京極堂シリーズも、戦後直後の日本を描いた「時代物」ですよね。

184 :長耳の長吉:04/01/30 13:35
 あら、平安後期さん銀座にお出かけですか。今日か月曜……うーん、だめだあ、
仕事のノルマが……残念。

 ところでデジカメですが、僕は3年ほど前にでっかいやつ買ったんですよね。富士の。
仕事で使ったりしたもんですから、外付けの大型ストロボつけなきゃいけなかったり
して。でも、ちょっとした外出や小旅行にはかさばって不便なので、僕も小型の
デジカメ欲しいです。1週間ほど前にパンフレットを集めて帰ってきたところです。
 それをみてショック。もう小型のデジカメでも400万画素なんて時代になってたん
ですねえ。わずか3年ちょっとで……驚きました。値段も下がってるし(でも貧乏で
夏まで買えない)。
 カシオのがいいかなあなんてページをめくっていたら、キャノンのパワーショット・シリーズ
の一部の機種は、単三電池が使えるんですねえ。しかもノーマル画像で画素数の
少ないものなら数十枚撮れちゃうし……充電のめんどくささは以前から感じているの
で(旅行先にバッテリー持ってくのがイヤで……特に海外はどうにもなりません)。
 専用バッテリーではなく、単三を使用することで逆に欠点が出てこないなら、いろいろ
と研究して、夏までにその中から買う機種を決めようかなとか思ってます。


185 :長耳の長吉:04/01/30 13:43
 ところで昨日TBSニュースの中の企画物で、箱根の格安ホテルの特集やってまし
た。トホホホ……これでまた取りにくくなっちゃったかも。なんかここで詳しく情報出した
のを、製作会社がめざとく見つけて……なんてことないですよね。万万が一そんな
ことだったら、どこかで余計な情報のせやがってなんて怒ってる人たちがいたりして……
意識過剰かな。偶然かな。うう。

 それはさておき「復刊ドットコム」で、復刊リクエストに投票をしているのですが、
その本は新人物往来社から出た「江戸大名家血族事典」というやつで、もちろん
今は絶版。ときどきですが古本屋をのぞいても、実物に出会ったことがありません。
江戸時代の大名家の婚姻関係が全て分かるという優れものらしく(死語)、どうし
ても復刊してほしいのですが、みなさまお手伝いいただけないでしょうか(って、
まだ8票しか入ってないので、まあ復刊は絶望的なんですけど(^_^;)。

ttp://www.fukkan.com/vote.php3?no=21928

 がその投票ページです。
 それ以外にも、投票リストを見ると、復刊して欲しいなあなんて雑誌や書籍が
いっぱいあります。オン・デマンドがもっと発達して、すべての本を購入できるように
なって欲しいものであります。

186 :名無し物書き@平安後期:04/01/31 15:17
銀座には昨日行ってまいりました。
で、税務署であれこれ用紙を物色してきて、
確定申告書の文筆家用付表なんてものを見つけました。へー、こんなのがあるんですね。
いつになったらこの用紙とご縁があることやら、、、w

100年くらいのスパンで物事を追っているあっしらからすると、
昨今のデジタル機器の進歩は本当に脅威でんな。
ただ学術の解釈も、10年位前の文献を頼りにしてると
いつのまにか新説が定説になってたりしますしの。
いろんな方面に常にアンテナを立てていたいものですね。

このあいだ、NHKでも企業としての生き残りをかけた箱根の格安宿特集をやってましたでっせ。
もうそろそろ湯河原梅林なども見頃になるんでしょうかねえ。
2月は梅の花見じゃヽ(´ー`)ノ

復刊ドットコムは以前投票したことがあるんですけど、
結局出版社サイドが復刊の意志なしということでボツだったことが。
以来、意味ないじゃんと寄り付く気がしませぬ。<m(__)m>
#それ、ヤフオクに出てましたよ。「血族事典」で検索してみてくだされ。

187 :長耳の長吉:04/01/31 16:49
 平安後期さま。
 復刊ドットコム、そんな頼りないサイトですか……じゃあ意味無し時間の無駄
ですね。間抜けなお願いをしてすみませんでした>all

 教えていただいたヤフーオークション見てみました。人気無し……(T-T)
 しかも利用者の方も毎月280円もとられるとは……さすが孫さん。商売うまいですなあ……

 文筆家用付表なんてありましたか。知りませんでした。いつも自分で適当に
項目名を作って、必要経費のところに書いてたんですけど……さっそく
もらいに行ってみます。どうせ確定申告やるのは来月末でしょうけど……

 いろいろご教授いただいてありがとうございました。

188 :名無し物書き@平安後期:04/01/31 20:11
文筆家用付表は、収入の明細を記入するための用紙ですた。
青色申告用なので、長吉氏がもしも白色申告なら不要ですです。

ヤフオクは登録した最初の月はタダで、2ヶ月目以降登録料がかかります。
例えば明日(2/1)登録して3月末に退会すれば、280円ですみまっせ。
あっしも売りたいものが幾つか出来た時にだけ登録して、
翌月にはサッと退会を繰り返しております。
まぁ詳しくはオークション板にでも行ってみると良いかもです。

#京極を読み終えたらちょっと怖くて風呂に入れねぇで、ネットをうろついておりますw

189 :長耳の長吉:04/01/31 21:48
>白色申告なら不要ですです。

(゜◇゜)ガーン

190 :長耳の長吉:04/01/31 21:49
 京極堂ですがなにをお読みですか? やっぱ「後巷説」ですか?

191 :名無し物書き@平安後期:04/01/31 22:34
京極堂は、以前このスレにいらした百番氏のレスがきっかけで読み始め、
ウブメ→匣ときて、今回は「狂骨の夢」です。
横溝や清張や森村などなどにありがちな「動機が弱いなぁ」というモヤモヤがなく、
ウンチク推理ものとして楽しく読んでおります。
しかし魑魅魍魎が背後にいそうな気がして、一人暮らしには毒だす。

狂骨は、後南朝や神代の話まで出てきて「うひょ♪」って感じでした。
あっしもこんなふうに歴史を弄んでみたいです。

192 :長耳の長吉:04/01/31 23:09
 なるー。僕は「狂骨」を読了し、その後「魍魎の匣」の頭の方まで読んで、実は
挫折しました……。もうボリューム大きくて、時間とられすぎちゃって……。ですから
京極氏のは、その系列以外のものを読んでます。「豆腐小僧」はどうしようかなっ(^_^)。
 狂骨は面白かったですねえ……でも平安後期さん、かなーり怖がってませんか?
 うふふ……風呂、出ますよぉ〜。洗面所、出ますよぉ〜。なんちゃってすみません(^◇^;)。
 冗談はともかく(冗談になってません?)、あの自由さには確かにあこがれます。
歴史的な資料はきちんと読み込みつつ、それを生のまま作品中に押し込むだけで
はなく、奇想天外、自由闊達に物語りの中に編み込んでゆく手法……
 うーん、悔しいけど僕にはできません。ムリですねえ……あざとく人を泣かせるぐらい
が限度だと痛感してます。二作目、自分で読み返してみてぼろぼろ泣いてるんですが、
しょせんその程度。単細胞です……京極氏ってデザイナー出身だそうですけど、
どうやってあの複眼を手に入れたのかなあ。
 きっと書く前に、グランド・デザインをしっかり描いてるような気がします。
 模造紙かなんかに、キャラクターと事件の相関図みたいなのを書いてるんじゃ
ないかなあなんて想像してます。

193 :名無し物書き@平安後期:04/01/31 23:42
鈴木光司のリングを読んだ後も、洗面所で鏡を見るのが怖かったですねぇ。
背後に誰かいそうで、、、。

匣はぜひ読了してくだんせ。すっげー面白かったです。
このスレで勧められたんですが、ウブメを先に読んでおくと
キャラの関係とかが分かりやすいですよ。
確かに分厚いですけど、古文漢文に比べれば何のそのです。
おし、次は鉄鼠に行くぞー。

194 :長耳の長吉:04/02/01 00:00
 旦那。夜中に鏡だけは、見ちゃあいけませんぜ……

195 :長耳の長吉:04/02/01 19:17
 昨夜はどうも(^_^;)。
 ウブメから順番に読んでるんで、筋立てはほぼ把握しています。そうですね、じゃあ
お勧めに従って、読みかけを再開してみようかな。でも、面白くてやめられず、つい時間を
とられちゃうのが難点ですよね。美味しい毒、みたいな。

196 :名無し物書き@推敲中?:04/02/05 23:48
なんか書き方の参考書教えてください

197 :名無し物書き@推敲中?:04/02/06 00:26
歴史小説とか時代小説の資料って難しそう。
結局は歴史書なんですか?

198 :長耳の長吉:04/02/06 15:54
>>平安後期さま。
 初めてヤフーオークションを利用し、無事「血族事典」を落札することができました。
いま手元にあるんですが、嬉々として撫でさすっております。ありがとうございました。

>>196さんと>>197さんは同一人物でしょうか?
 それはさておき、書き方の参考書というのは、文章一般の書き方ということなん
でしょうか? もう少し詳しく教えて頂ければ、ここの常連さんたちからも、それぞれ
のアドバイスいただけると思いますよ。
 歴史小説や時代小説の資料については、あまり難しく考えずに、とりあえずは
自分の興味ある時代や人物、事件などについての本を気軽に読めばいいのでは
ないでしょうか。学研のムック本だってすごく緻密な考証がなされていますし、かえって
学術本なんかより役に立つことがありますし、週刊日本の何とかなんてシリーズを
利用してもかなりの雑多な知識を仕入れられます。そうした積み重ねを経た上で、
いわゆる歴史書のたぐいを読んだり、原典を活字印刷にした本を読んだり、あるいは
変体仮名で書かれた文字通りの原典に挑戦するなど、徐々にレベルを上げて
いけば良いのではないでしょうか。
 ちなみに僕は通俗時代小説なんで、あんまり難しいレベルの本についてアドバイス
できません。あしからず……ともかくもうちょい具体的に書いていただけると助かります。


199 :10:04/02/06 19:48
東京は、雪見をしないまま梅を眺めることになりそうな穏やかな陽気が続いていますなあ。
2月は梅見。良いですねえ。
梅とうぐいす。
これが障子に影となってうつるというのは、日本らしさの極みかもしれません……

なーんてことを、思える心の余裕がようやく戻ってきました。すばらしき週末。
インフルエンザの流行と、新年早々の退職者騒動のおかげで、ごっつい残業が続いてしまい、
すっかりご無沙汰でした。京極祭りに乗り遅れましたっすw
同じパソの前に坐り続けるのでも、仕事と創作とではやっぱりエネルギーの消耗が違います。
なによりも達成感が異なるな、というのが実感です。ぶっちゃけ仕事はある程度、誰がやっても
同じようなモンですが、まがりなりにも小説は自分だけの単一品で、しかも読み返すと楽しいという
余録がつきますから充実度に大きな差がでる気がします。
書けなくて書けなくて、なんでこんな苦しい思いをしながら四苦八苦してるのか判らなくなる時
もありますが、それでも止められないのは……野心から来る高ぶりの他に……自作を読むのが
楽しいからだと、思っています。出来の悪しは別にして、というのが頭につくわけですけれどもー。
たぶん、京極夏彦も自作好きだと思いますねえ。
あれだけ書ければ、楽しくて楽しくてしょうがないだろうと。

>長吉さん
血族事典、落札おめでとうございます。
欲しい資料が手に入った時の喜びは、脳内で花火があがるような感じがしませんか?
いずれ互いと知らず、落札で火花を散らすことも(考えてみれば大いに)ありそうなことですが、
それはそれで同時代に江戸を舞台に小説を書く者の決闘じみていて、ちょいと面白いですな。

>196-197
長吉さんのおっしゃられているように、好奇心が原動力だと思います。
でもって、
書き方の参考書は、気に入った小説でしょうし、
歴史書には小説のソースがたっぷり溜まっているので使わないのはもったいないな、とも。


200 :196:04/02/06 19:53
ん〜
テクニックを書いた本ですね
よく「小説の書き方」とか「シナリオ入門」とかいう本があるでしょう
そのたぐいで「時代小説の書き方」とか「時代劇シナリオの書き方」みたいな
本がないかなと思いまして

時代考証とか言葉使いとかいざ書こうとするとどうしていいのかよくわかんないので……

ご教示いただければ幸いです


201 :196:04/02/06 20:16
と、ここにはプロの方がいらしているのですね。
これは失礼しました。
ちょっとプロの方に無料でする質問ではないですね……。

ただどこまで時代考証を厳密にするか、考えるとわからなくて……。
黒澤映画が好きなのですが、あそこまでの考証をするのは能力的にも時間的にも
膨大なエネルギーがかかるだろうし。
といって「水戸黄門」レベルの適当なある意味お約束の程度で読者は納得するの
だろうかという疑問もあります。

まあ書くものにもよるんでしょうが、極めて大衆的通俗的なものなら「水戸黄門」でも
OKなんですかね?
どうも違うような気もするんですが。
といってじゃあ時代考証どうすればいいのかわかんないし……。

黒澤明が「七人の侍」の前に江戸時代の侍の一日を精密に書こうとしたら資料がなくて
挫折したという話があります。

時代劇ってディティール調べるの異常に大変そうですよね……。 

202 :マジレスおじさん ◆Maji26qOU6 :04/02/06 20:22
>>200
私は歴史小説のファンです。
江戸時代の言葉づかいについてなら、武士言葉は「狂言」、商人言葉は「浄瑠璃」です。
古典を読んでみてはどうですか。
いわゆるHOW TO本に関しては知りません。歴史雑学だったら、
「この国のかたち」、司馬遼太郎著をお勧めします。入手が簡単です。
松本清張氏も、歴史エッセイ本を出しておられますが、今は入手困難です。

203 :10:04/02/06 20:36
>196さん

「小説家への道 」 (鳩よ!編集部/編   マガジンハウス )
に、ミステリーや恋愛小説などと一緒に、時代小説の書き方のアドバイスが
掲載されています。主に作家のインタビューや寄稿、対談で構成されているので具体的だと思います。
「なるほど」とうなずくところもあれば、「いたずらに複雑化してるんじゃないの?」と感じるところも
あり、作家事のスタイルの多彩さは読み物としても面白いのではないかな、と。
この類の本に共通することですが、
読めばすぐに書ける、というわけではありませんけれども、気持ちを奮い起こさせられるキーワードが
散見されるので、時々読み返しています。

204 :10:04/02/06 21:28
エネルギーを注ぐ気力を維持できるか否か、が焦点になる気がします。
そして、自分が書きたい物と、想定する読み手の興味分析との摺り合わせをする過程の中で、
たとえば山手樹一郎の小説のように明朗快活な構成を取るか否か、といった選択肢が
出てくるのではないかな、と思います。
考証を密にして作品を生み出すという事は、広く評価されるポイントではありますが、
現在の考証がいつまでも一枚岩かというとさにあらず、という事も含め、
書き手の創造性を損なう場合には、「例外やIFという形でのそれっぽい嘘」を混ぜて書き上げるという
手段も念頭に置いておけば、書く前からの窮屈感といったものは多少薄れるかもしれません。
たとえば、鬼平こと長谷川平蔵本人に、史実と小説にかけ離れた部分があるからといって、作品の
評価は下がるのか? というのは一つの命題だと思います。



205 :名無し物書き@平安後期:04/02/06 23:30
おっ、血族事典落札おめでとうござんす。>長吉氏
ヘタに話題にしたら入札者が増えて高値になるかも、と心配しておりやした。
そうですね、10氏とヤフオクでバトルする日もあるやもですね。

10氏は残業乙でした。
そういや、今年はまだ本格的な雪が降りませんなぁ。
通勤が乱れるのは困りものですが、まったく雪のない冬というのも、ねえ。

# 鉄鼠を読み始めたら、今度は平安時代が絡んでまいりまして。
 しかも舞台は、長吉氏が保養に行かれたばかりの箱根でっせw

>196氏
それらしい雰囲気を学ぶには先人の小説をひたすら読み、
考証もとにかくピンからキリまで手当たり次第書物にあたってみて、
自分なりに取捨選択するしかないと思いますよね。皆さんと同じ回答になりますが。

ただ、そもそも何故「歴史小説・時代小説が書きたい」と思われるのでしょうかね?
書きたい時代はいつで、その時代の何を書きたいのですかねぇ?
そのへんを突き詰めていけば、自ずと答えは出るような気はするんですが。

まぁ考証に費やす時間が膨大なのは、このジャンルの宿命でしょうねえ。
時代考証をおろそかにすると、絶対にツッこまれますしw

206 :名無し物書き@推敲中?:04/02/07 13:53
しかし、考証にはキリがありませんよね?
突き詰めると、最終的には何も書けなくなるような気がするなぁ。

207 :名無し物書き@平安後期:04/02/07 15:24
それをどこで見切り発車するかは、書き手のセンスなんじゃないすかねぇ。

考古学や歴史学でもその時々で「定説」は塗り替えられてますし、
一度身につけた知識だけで一生乗り切れるものでもないですし。
一生勉強ですよね。それがまた楽しいんだと思いますぜ、旦那。

208 :名無し物書き@推敲中?:04/02/07 15:25
司馬遼太郎は、大きな嘘は書いても、小さな嘘は書かなかったとか。
主人公以外はすべて実在という、「十一番目の志士」を読まれてはどうです。
参考になると思います。

209 :長耳の長吉:04/02/07 20:19
 やっぱり10さまが登場なさると、雪と鶯だの、こう、場がしっとりとしますねえ……
 僕と平安後期さまみたいな、夜中のお化け話ではなく(^◇^;)。
 落札はですねえ、500円からスタートしてたんですが、もういきなり高値を
入れてしまったもんで……最初から勝利間違いなしでござんした(^_^;)。洋服とか
装飾品とか、車とかにお金をかけるのはすごくもったいないと思う癖に、本代は
数千円数万円でもけっこうするりと買ってしまうんです……とはいっても、
血族事典の本来の定価よりも安かったんですから高値じゃないんですが。ちっとも。

 鶯に話が戻りますが、僕が東京に住んでた頃はまったく縁のない鳥だったん
ですけど、ちと田舎に引っ込んだら、書斎の窓(二階)の向こう、至近距離から
鳴き声が聞こえるなんて、珍しいことではなくなりました。ほんとに心がなごみます。
春になると、毎日ホーホケキョで、思わず聞き惚れてしまいます。でもあんまり
至近距離なもんで(裏の家の木が大好きみたいなんです)、
「もう、たいがいにせんかい!」
 と窓を開けて叫びたくなることもあります。締め切り近いと(^◇^;)。

210 :長耳の長吉:04/02/07 20:50
>>206
「恥をかきつつ書き続け、そのうちに突っ込まれる回数が少なくなればいいや」
 という、やや開き直りの精神で僕は書いてます。あんまり細かいところを
考えすぎても書けませんし、10さまのおっしゃるとおり、問題は
「その時代を設定することで、いったい何を書きたいのか」
 が大事なのですから、まず重視すべきはそちらじゃないかと思います。
 で、その「書きたいこと書き表したいこと」を書く際に、必要最低限の時代
考証が必要とされるのであって、逆に言えば、それ以上の細かい時代考証は、
不必要なのではないかと思います。
 もし、せっかく調べたことなんだからと、ムリに作品の中に押し込んでしまえば、
却って作品を損なうことになると思います。
 また、本筋とはあまり関係ない知識を滔々と読まされる読者の側が、シラ
けてしまうこともあるでしょう。

 すると実は、江戸の百科事典ていどのものを一冊読む、すなわち、時間や
距離などの計り方、物の値段、通貨、朝起きてから寝るまでの庶民、侍、大名
将軍の生活、当時の統治機構、その当時の将軍や大老、老中などの
名前、食い物、江戸の名所、旅行、娯楽、風呂、居酒屋、床屋、便所、
火消し、いろいろな商売、年中行事、遊郭、なんてえところをざっと読んで
おけば、たいていの物は書けるのではないかと思います。
 何を書かれたいのか具体的に分からないので、これ以上は申し上げようが
ありません。自分の書きたい周辺から徐々に考証を広げてゆくしかないのでは
ないでしょうか。
 あとひとつだけ老婆心ながら、江戸の川にかかる橋や、河岸ができた年代
だけは、押さえておいた方がいいと思います。
「平十郎は、物思いにふけりながら両国橋を渡った」
 なんてさりげなく書いといて、実は両国橋はその時代まだかかっていなかった
なんてえことが後から発覚すると、これはもう目も当てられませんから(実は
以前、やりそうになったおいら(^◇^;)

211 :名無し物書き@推敲中?:04/02/08 12:59
江戸時代を手っ取り早く知りたかったら、みなもと太郎の「風雲児たち」(リイド社)を読めばよい。
ざっと読んで、もっと知りたいことは、PCで検索。金があったら古書店巡り。

212 :10:04/02/08 16:20
雪が降ったら使おうと決めている手袋やマフラーや明るい色の傘というのがあるのですが、このまま
出番のないままになりそうな気配です。

書斎でうぐいすの声なんざ、けっこうですねえ。
たしか山本周五郎だったか遠藤周作だったかも、鳥の鳴き声を最初は風流と感じていても、
だんだんアチラに遠慮がなくなって喧しくてたまらなくなった、と書いていましたよ。
悩みは時代を超えて同じなんですのぅ。

>考証
小説の場合、活字の利というのもあるでしょうな。
映像では、掛け軸一枚、帯の締め方一つ、役者の歩き方の所作まで気になる人が
いるわけですし、まあ煎じ詰めれば、放言で喋れとか、蝋燭だけで撮影しろとか、
某公はもっとお顔が凛々しいはずである、という辺りにまで踏み込んでしまうのですから、
形容詞の強弱で伝え方をコントロールできる小説特有の幻惑方法はあろうかと思います。
長吉さんがおっしゃられたように、
調べたことや知っている事がムリに押し込まれていると読んでいて退屈してしまうのですが、
同時に、読み手がすでに知っている事だけ書かれていても、これまた需要といったものにそぐわないものに
なってしまうということもあるでしょう。
ここらへんも各自のノウハウということになるのでしょうかねえ。

>211
加えるに、図書館というのも便利ですな。


213 :長耳の長吉:04/02/09 04:12
 昨夜睡魔に襲われ、9時半に寝てしまったのですが、1時半ごろぱっちり
と目が覚めてしまって、それ以降寝られず……たまらずそっと起きあがって
原稿を書……けば苦労はないんですが、ちびちび飲っております(汗)。

「雪が降ったら使おうと決めている手袋やマフラーや明るい色の傘」

 嗚呼、10さん(「ま」は余りにも馬鹿丁寧かと思い、今後はさんづけにて
失礼させてください)の、なんというか、生活を、人生を楽しもうというお人柄、
細かいこと、ささいなことにも喜び楽しみを見つけ出していく才能に感動すると
ともに、とても羨ましく思います。
 僕の友人で、一回り以上も下の年齢の陶芸家がいるんですが、彼もまた、
日常の何気ない楽しみ方、受け入れ方が上手で、それが作品にも如実に
現れていて、毎年少しずつ買い足しています。どうも自分はそういう心の
余裕がなくて、
「あれをしなくちゃ、これをしなくちゃ」
 そんな焦りにも似た感覚で生きているような気がします(で、それが実現でき
ないから酒を飲むという……)。
 でもようやく最近、毎日を楽しむことが少しずつですができるようになってきて
いて、これまで10年ぐらいのストイック(何度も言いますが、気持ちはストイック、
結果ゼロみたいな(^_^;)) な感情が少し丸くなり、突発事件や遅筆やらもまた
人生と、少し引いて見られるようになってきました。単純に年のせいもあるのかな。
 なんか、いつかここの常連のみなさんでホームページでも立ち上げ、オフ会
でもやって、雪見酒とか雪見風呂とかやってみたいなあと。そんな気持ちが
しています。

214 :名無し物書き@平安後期:04/02/11 22:23
今日は早起きで私的恒例、流鏑馬&梅見@小田原でござんした。
白梅林の中で、ウグイスならぬメジロが蜜を吸っておりました。
なんとも風雅な朝どした。

帰りには曽我の駅前で練り梅を購入して、蕎麦に一盛。(゚д゚)ウマー
疲労回復に、梅の酸味はうってつけでんな。

考証は、このスレでも繰り返し話題にのぼりますね。
まぁ永遠のテーマといっても過言ではないのかもしれません。

豪華料亭の一室で皆でしっとり雪見、、、なんていいですね。げへへ。
あっしは下戸なので、その際は一人食い気に走らせていただきやす。

215 :長耳の長吉:04/02/12 01:24
 あ、平安後期さん、下戸ですか! いいですね〜、うらやましいです。
 僕も飲めなかったら、人生何千時間有意義に過ごせたか……。なんて
話をすると、飲めない苦労がわかるかと、先輩によく叱られたものですが。
 司馬遼太郎も、パーティーなんかで水割りのグラス片手にちびちびと
飲んでるふりをしつつ、家に帰ったら寝る前にまた史料を読むという生活だっ
たらしいですね。そうでなきゃ、あれだけの文献を読めるわけもありませんし。
 三島由紀夫も、10時になるとパッと酒をやめて帰宅したそうですね。翌日
きちんと起きて、運動なり執筆なりなさってたんでしょう。
 ああ……そこへ行くと酒飲みは駄目です。朝まで飲んでますから。

 ところで流鏑馬いかがでしたか? 僕も今日あることは知っていたのですが、
どうしても行けませんでした。梅は何分咲きぐらいでしたか?
 来週か再来週、仕事にケリをつけたら、湯河原の梅園にでもいって、憂さを
晴らしてくるつもりなのですが。

216 :10:04/02/12 18:40
昨日、歌舞伎座に行ってきました。
渡辺綱と鬼の対決を描いた「茨木」目当てだったのですけれども、
朴訥な剣の達人や女武道が登場して立ちまわりをみせる「毛谷村」が見事にツボにはまり、
大満足で帰宅しました。ヒロインのパターン不足という難題に一筋、光明をもらった気分ですた。

考証を巡る持論の差異、なんて企画オール讀物あたりでやってくれませんかねえ。
唯一つの正解なんてものはありはしないのでしょうが、様式美と、最新の歴史研究とが
ぶつかったときの苦労譚とか聞きたいですな。

>長吉さん
まあ、そこらへんは、日々はなるたけマターリということで。
とはいえ、あまり脳天気でいますと、発想のダイナミズムというものが損なわれて、どうも
こぢんまりとした小さい筋立てばかりが、ぽややんと浮かんで来るばかりという悩みも
ありまして、登場人物の人生に波風をおこすトラブルがどうにも微風といった程度で、いかんです。
ご友人のように作品の表面ににじむ、といったことには憧れますねえ。

雪見酒。飲み始めは空からの雪、翌朝の迎え酒はどっしり積もった雪を見ながら。なーんて良いですな。
俺は、気に入った本が手にはいると深酒しちゃうんですよね。
やがて活字を酔眼で追っているだけという状態がやってくるわけですが、その脳の
あいまいな一時が俺の酒の幸福です。なかなか他に代え難し、です。

217 :長耳の長吉:04/02/12 19:58
 おお、2月歌舞伎行かれましたか……いいなあ。茨木童子見たいなあ……
夜の部のあの名セリフも直接聞いてみたいです。
「月も朧に白魚のかがりも霞む春の空、つめてえ風もほろ酔いに心持よく
浮かうかと」
 ああっ白浪ものはいいよなあ……
「知らざあ言って聞かせやしょう浜の真砂と五右衛門が歌に残せし盗人の
種は尽きねえ七里ヶ浜」
「問われて名乗るもおこがましいが生まれは遠州浜松在十四の頃から親に
放れ」
 もうそんなのを読むと、ぞくぞくっと来てしまいます。いつか白浪もの書いて
みたいです。
 千穐楽まであとわずか。ずっと迷って、今でも迷ってるんですが……ようし、
どうせ仕事進まないんだ。来週行ってしまえ!お金ないから3階席!10さん
のおかげで決心つきましたがな(^_^;)。

218 :名無し物書き@平安後期:04/02/12 22:23
下戸だと「人生を半分損してるね」とよく言われます。
酒で時間の無駄使いはしませんが、他のことで幾らでも無駄はしております(^^ゞ
今日も会社のおつかい途中で、神田で古書を数札買いこんできました。
これを無駄な散財にするか、有効に活かすかは、これからの自分次第ですな。

ほー。茨木という演目があるんですか。
茨木童子は、木原敏江の「大江山花伝」でしか知りませんでした。
その漫画は歌舞伎が元ネタなわけですね。
渡辺綱は架空の人物だった説もあるんですけど、興味あるキャラです。

おっ、長吉氏も腰を上げましたね。楽しんできてくだされ。

>考証を巡る持論の差異、なんて企画
いいですねー。読んでみたいですねー。
小説における考証に関して、あっしが勝手に師と仰ぐのは永井路子どすな。
漢文古文籍を自在に読み砕ける、戦中ブルジョア世代が羨ましいです。

曽我の梅林は生食用白梅が多いので、見栄えはイマイチなんですよね。
日なたは五分咲きくらいでした。近々、青梅の吉野梅林にも行きたいにゃぁ。

219 :長耳の長吉:04/02/13 23:41
 あ、平安後期さん、教えて下さい。
 生食用の白梅ってあるんですか?寡聞にしてまったく知りませんでした。
それはつまり、本来食べることのできない梅の実だけれど、例外的に食べられる
品種があるということですよね? まさか梅の花を生食するということではなく。
それとも梅酢ということなんでしょうか……
 いやあ、そんな梅があるんですか。それはかなり昔から食べられていたんでしょうか。
か。もしご存知ならお教えくださいませ。

 さて本日は根津美術館を訪れ、能面をざっと見てきました。ううん、確かに
創作意欲をそそられるものがありました
 しかし根津美術館の庭には、灯籠だの仏像だのがランダムに置かれていて、昔
からあまり感心しませんでしたが、やはり今日も一周してみて、実業家すなわち
戦前の政商・根津嘉一郎によって作られた庭園とあって、

220 :長耳の長吉:04/02/13 23:54
(↑すみません。リターンキーを二度も立て続けに叩いてしまいました……酔ってるかな?)

→醜悪とさえ感じられるものがありました。
 パンフレットによれば、氏は50歳ぐらいから茶に興味を持ち始めたとありますが、その後
金にあかせて集めたと思われるようなオブジェが多く、しかもそれがただ雑然と置かれて
いるだけで、センスもなにも感じられません。もしかするとそれは、空襲で焼けて
しまったあと、修復した人間たちの悪意のない所業の結果なのかも知れませんが……。
 よし、少し調べてみようと思ったのは、庭園内にある松平なにがしの大名なり旗本なり
の墓です。はたしてもともとここにあったものか、それともどこからか買い求めて来たものか……
 プリンスホテルが芝・増上寺に対しておこなった暴挙については多少知られていますが、
もしかすると、根津美術館もおなじような経緯で、どこからか適当に金で集められた
墓石なり神社なりなのかも、と思ってしまいました。
 幸いにして、ひとつの墓石の戒名がはっきりと読みとれたので、徳川実記あたりから
調べてみようかなと思いました。まあ、仕事の合間を縫ってですから時間はかかるで
しょうが……
 増上寺にある秀忠の墓などを勝手に動かしたプリンスホテルグループを筆頭として、
何かまた、考えさせられるものがある一日でした。

221 :名無し物書き@平安後期:04/02/14 00:25
ありゃ、しまった。ヘンな書き方でしたね。
生産梅林と食用梅と白梅がゴッチャになっちゃいました。
裏返せば、曽我梅林には観賞用の梅は少ないということを言いたかったわけです。
梅実が「生」で食べられるわけではないです。
誤解させてすんまへん<m(__)m>

プリンスにそんな過去が。ちーとも知りませんでした。
その場違いな墓は、ちょっとしたネタにできそうですね。
つか、京極の「檻」に登場する寺のエピソードを彷彿とさせますです。

222 :名無し物書き@推敲中?:04/02/14 17:06
皆さん、始めまして。
作家志望の大河内銕三郎(もちろん、ペンネームです)と申します。
とにかく今は、ある作家の書生として修行中です。
これからもヨロシクお願い致します。

223 :長耳の長吉:04/02/14 18:46
 はじめまして。大河内さん、こちらこそよろしくお願いします。
 いまでも書生制度というのはあるんですねえ。どのような勉強をなさっているのか、
とても興味があります。

>平安後期さん。
 そうか、そうですよね、なんか菊の花の酢の物みたいなのがあるから、あんなヤツ
かと思わずヘンな想像してしまいました(^_^;)。

 プリンスの件はですね、僕もつい最近知ったんです。
『サラリーマン武士道』(講談社現代新書)を書いてらっしゃる山本博文さんが、
本の中で数カ所にわたり、かなりしつこ〜く書いておりまして(ご丁寧に後書きにも
書いてあります)、僕もそれを読んで
「二度とプリンスには泊まらない」
 と決心したしだいでございまして(^_^;)。



224 :長耳の長吉:04/02/14 18:55
 問題の記述は、122ページにあります。
「増上寺には、二代将軍徳川秀忠を始めとして六人の将軍、皇女和宮らその
御台所のの霊廟があった。その霊廟は太平洋戦争末期の東京大空襲で廃墟に
なったが、将軍の墓である銅製宝塔や諸大名の寄進した銅製燈籠などは残っていた。
しかし、西武グループが徳川家の墓地部分を増上寺から買い取り、五代将軍綱吉
の生母桂昌院銅製宝塔や燈籠などは、今の西武球場の敷地に持っていって
しまった。いかに文化財保存に疎かった時代だとはいえ、このような暴挙を行った
企業も少ないのではないだろうか」
 とあります。東京大学の教授でいらっしゃいますから、書き方は抑えていますけど、
かなーり怒ってらっしゃるのがよくわかります(^◇^;)。続きがまたすごい。
「(中略)そういえば、西武球場の開発した群馬県の鬼押し出しにも、増上寺の
文化財があったように記憶する。西武にとって、文化財とは都合のいい飾りなの
だろうか」
 鬼押し出しですよ! いわば溶岩公園とも呼べるアミューズメント施設に、
人の墓持ってっちゃったわけですよねえ……
「(かなり略)将軍家の墓地は、増上寺本堂をはさんで南と北に分かれて存在
しており、秀忠の歯かは南墓地に設けられ、他の五人の将軍は北墓地にあった。
後者は、現在東京プリンスホテル本館の敷地となっている」
 もうここまで読むと、さすがに読者であるこちらも、オイオイ西武、と感情が
こみあげてくるのですが、

225 :長耳の長吉:04/02/14 19:40
「秀忠の墓は、現在も残されている惣門を入った奥に拝殿があり、南方の小高い
所に廟があるという構造を取っている。今回西武が高層ホテルを建てようとしている
のは、まさにこの秀忠の墓の跡である」
 とくだりを読んだとたん、「なにィ!」と切れてしまったわけです。あっしも。
 山本先生のお怒りは、章を隔ててまだまだ続きます(^_^;)。
 130ページに至って、先生はついに自分の目で見なくてはと電車を乗り継ぎ、
地下鉄の芝公園駅に降りたちます。
「秀忠の廟と金箔で飾り立てられた木製宝塔は、第二次世界大戦で焼失したが、
昭和三十三年の発掘の際には宝塔の台座である八角形の基壇があった。もち
ろん、現在では跡形もない。しかし、実は霊殿の勅額門や丁子門、廟の前の
御成門などは焼失せずに残っていて、この地を戦後入手した西武鉄道が
所沢に移設、現在では堤康次郎氏が建立した狭山山不動寺に現存している」

 この続きは,ぜひ前述の本をお買い求めになり、お読み下さい(もちろん、江戸に
ついての役立つ知識満載で、決して西武グループの悪を断罪する本ではあり
ません(^◇^;)。



226 :10:04/02/14 22:31
木原敏江の漫画に……これは興味がありますねえ。
同じ日の上演に、源頼光の家臣平井保昌を、高名な盗賊袴垂保輔が襲う、という昭和11年以来の珍しい無言芝居が
ありました。保昌を演じた中村梅玉は「お公家さんなら木靴を履くか、野原だから草履で良いところを、保昌は
塗り下駄で笛を吹きながら出て……」というコメントがパンフレットに載っていて、そこを面白がっている様子の外に
それゆえの足さばきの工夫をしたのだろうなあという事が感じられて、興味深か。

>漢文古文籍を自在に読み砕ける
俺も憧れます。
このところ、一次資料はおろか、孫引きひ孫引き、伝聞引用同然の解説本・入門本ばかりに目を通すことが多くて、
ちと反省中です。
楽して知識の再確認を繰り返すだけでなく、多少難読でも、一次資料に近いものに触れていかなあかんなぁと。
今年の蟹座は他人を頼ってはいけない、とある星占いにもあったことですしのぅ。

>長吉さん
お、それはぜひに感想をお聞かせください。白波誤認男(……)も4月に上演とのこと、夜の部に足を運んだ
ことがないのですが、これは仕事のスケジュールをなんとかしてでも観たいところです。

東京は、特にせわしないですな。文明の変化によって生じる盛衰は常、諸行無常とはいえども、
葬ったものや打ち崩したものの上に現在があるのだということはもっともっと確固とした形で記録し後世に
明確に伝える労力をするのが当事者の行いとしてベストではないかなと思います。壊すのであれば、できうる限りの情熱を持って記録を
して欲しいと願ってやみません。
少し話が逸れますが、明治座は次に大きな地震が来たら無くなるネ、という囁きを、どういうわけか毎回観に行くたびに
耳にします。プリンスの件とは大いに異なりますが、失われるかもしれない大事なものを生で感じる機会を、
逃すのは惜しいと、それを聞くたびに思って止みません。

227 :長耳の長吉:04/02/14 22:47
>一次資料はおろか、孫引きひ孫引き、伝聞引用同然の解説本・入門本ばかりに目を通す
ことが多くて、 ちと反省中です。

 うう……『サラリーマン武士道』なんて本を讀んでるあっしをお許し下さい……。
しかし10さん、蟹座でしたか……おんなじだ……けど、僕とは深みが違いますな。
ううむう、他人を頼らないようにしなくては。

228 :大河内 銕三郎:04/02/15 00:19
長耳の長吉さん、特に変わったことはしてないですよ。
やることは書生じゃない人と特別に変わらず、沢山の本を読み、沢山の原稿を書く、それだけですよ。
それ以外にすることがあるとすれば、その作家が書くものに関する資料を集めてくることですよ。
経済的報酬は一切ありません。
ただ、私の原稿を読んでもらえるので、その分はいいかなと思います。
つまり、書き手(私の師匠)と読み手(私の友人)、両方の意見が聞けるので、その分は他の人より得かなと思います。

229 :名無し物書き@平安後期:04/02/15 14:27
木原敏江の大江山花伝は、かつて宝塚で演じられたそうでございます。
清和源氏の中でも、源頼光とその郎従のエピソードは半ば御伽噺化していて、
「史実」という観点からするとどう描いていいのか困ったりもしますですね。

解説本はお手軽ですけど、間違った解釈も多いですからの。
原史料を知るための手がかりとして利用するに留めた方が無難ですかの。

サラリーマン武士道は、ぜひ読んでみたいと思います。
「史跡を大事に保存しようとする土地は文化度が高い」と
歴史学者のどなたかが以前おっしゃってましたが、
そういう意味では東京の文化度を貶めておりますな、堤御大。
# でもあっしは、今年も西武ライオンズのファンなのじゃw

杉本苑子が吉川英治の書生っつーか弟子やってたというのは有名でしょうけれども。
最近の作家でそういう弟子経験者ってどなたかいらっしゃるんでしょうかねえ。

>大河内 銕三郎氏
んだから、今時「書生」などという死語の世界に
どういうツテでそのようなお立場に、というあたりに興味がありますです。

230 :大河内 銕三郎:04/02/15 17:09
>>229
きっかけは、先生と私が同じ職場で働いていて、私が作家志望だと言ったことですね。
それだけですよ。

231 :10:04/02/15 17:37
解説本は、簡潔にすることに役目があるわけで、たとえ著者が「まずいかな」と思っていたとしても、
ページ数に合わせて過剰なくらい省略していることもあるでしょうし、また興味を持って貰うことを第一にして、ゴシップというか
やや下世話な、事柄をピックアップして並べてみせるということも多いような気がしますな。
ただ、なにが創作意欲の引き金になるかが判らない、ということは大いにあるわけで、
目の先に引っかかるような目新しい記述があればそれをきっかけに(念願の)大長編が組み上がるになるに違いない……
という願望があるわけなんですけれども……どうにも時間がかかる欠点がありますな。
一時新規の入力を止めて、自分の内側に育っている江戸だけに目を向け続けてみようかなー、とか2月にしてまたぞろ今年の決意表明などを
してみたり。一切の参照なしで江戸スケッチしてみることで、抜けている部分が見えてくるだろうと。

同じく山本博文の本「武士は禿げると隠居する」は、今のトリビアの種風のタイトルですよね。
ちょっとした先取りと言えますですな。
タイトルは、御本人がつけるとは限らないですけれども、サラリーマン武士道にしろこれにしろ、
著名は手軽でも、読後に残るものが多い良質の解説本だなぁと思います。

そういえば今晩、吉川英治の番組をNHK第2で放送しますな。

>大河内 銕三郎 さん
書生、という言葉の響きがすでに浪漫ですねえ。漱石の猫には、ひどい形容をされていますが(笑)
日本史ものを書かれてらっしゃるのですか?


232 :大河内 銕三郎:04/02/15 21:00
〉10さん
そうですね。基本的には日本史が多いですね。
いま手掛けてるのは現代モノですが、だいたい江戸幕府成立以降を好んで書きます。
あなたはどういった時代を書きますか?

233 :名無し物書き@推敲中?:04/02/15 22:14
是非、新撰組の沖田総司を基に、新撰組の歴史無視の小説をお願いします。

234 :長耳の長吉:04/02/16 18:55
>なにが創作意欲の引き金になるかが判らない
 まことにその通りで、江戸についての雑多な知識を仕入れる目的プラス、学術っ
ぽい本ではなかなかお目にかかれない奇妙珍妙な事実なんかが載っていることが
多いので、概説本、百科本は馬鹿にできず、いろいろな本を同時並行で読む中、
それらもなるべく読むようにしています。特に、電車の中やトイレ、お風呂の友と
しては最高です。

>一時新規の入力を止めて、自分の内側に育っている江戸だけに目を向け続け
てみようかな
 これも言い得て妙でございまして、思わずこっくりと頷いてしまいました。脳内に
蓄積した江戸知識で、今の世の中を見てみようと、少し10さんとはニュアンスが
違うかも知れませんが、ごく最近、意識するようにしています。脳内の知識+
現実にある人々の喜怒哀楽を出したり入れたりしているうちに、頭の中にスケッチ
が浮かび上がってくるのではないかと……そうやってぼうっとする時間を大切にしよ
うと努力しています。散歩やコーヒータイムにぼーっと……

>平安後期さんは西武ファンでしたか……それは…どうも……(^_^;)。では、狭山
球場の横にあるという問題の不動寺とか行かれたことはありますか? その隣りに
立てられた康信寺に堤氏が祀られているそうなのですが(^◇^;)、西武の社員や選
手たちは、そこに必勝祈願とかで詣でに行ってるそうです。僕もいちど見学に行って
みようかなと……西武ファンじゃないからバチ当たるかな……(^_^;)。

235 :名無し物書き@平安後期:04/02/16 22:56
>武士は禿げると隠居する
話はちょっとズレますが。
月代は、連戦で蒸れた兜のせいやらで禿げた老人が
「これがフォーマット」とばかりに若年者に強制して、
自分の禿を正当化(?)したのが発祥ではないかな、などと
妄想を抱いたことがあります。

で、そういうレスを野球板でしたところ、
「世界史板でも同様のレスを見たことがある。同じ人?」と言われ、
「同じような発想をする人はおるものじゃなぁ」と感心したことがございまする。
# いえね、西武及びパリーグのスレではよく禿ネタで盛り上がって、
  月代の話もたまに出るんですわ。

何しろ平安鎌倉時代にはない習慣だものでして。>月代
関心はあれど、突き詰めたところであっしには無用の知識だべし。

西武球場前駅と球場の往復しかしたことがないので、
次に観戦に行った時にはぜひそのお寺さんも詣でてみたいと思います。
よく行く場所であっても、周辺となると知らないことだらけですね。
歴史って、そういうところがまた面白いですねー。

>233
そういうのは、コミケに行くと既にいっぱいあるんじゃねーのすけ?

236 :名無し物書き@推敲中?:04/02/17 09:32
池波小説に憧れてキセルを買っちゃいました

237 :もと小学生:04/02/17 11:36
まだまだ、お寒うございます。
今年になってからこのスレッドを発見し、たのしく読ませて頂いております。
さて、ドシロウトながら、峰隆一郎氏、宮城賢秀氏系のノベルスを書いています。
だいたい五百枚くらいなんですが、業界になんのコネもない人間でも持込める版元
とか、あるのでしょうか?
あるいは、この手の傾向の作品は、応募する機会はあるのでしょうか?
ご教示ねがえたら幸に存じます。

238 :10:04/02/17 20:35
江戸中期以降、頭巾が流行したのは、月代に照りつける太陽や吹きすさぶ寒風に耐えられない江戸っ子が
増えたからで、それを嘆く声もあったそうだ。
……というのを、「江戸ストリートファッション」という雑学本で読みました。面白いんですが、この嘆く声の
出典が判らないんですな。
もっともこうした、くすぐりっぽいような事であるなら、
地文ではなく会話にアレンジして使えば、雰囲気作りの効果があるとは思うのですけれども、やっぱり
出所を書いておいてくれると有り難いのになあ、という気分が残ります。

>不動寺
俺も行ったこと無いですね、西武線経由でさほど遠くもないのですが。
オールスターの頃の、必勝祈願の御利益をみてから行ってみy(罰当たり!

>人々の喜怒哀楽を出したり入れたりして
わかる気がします。
人間というか、日本人くらいにまで制限しても良いかもしれませんが、喜びや苦しみや悩みや感激は現代人
と変わらないことが多いと思いますですよ。問題解決の発想や、喜色の表し方に差こそあれ、親が子に期待する
ことだとか、それを煩わしく思う子の気持ちとか、好いた相手に好いた相手がいて悔しいとか、出世して笑顔に
なる者、先を越されて歯噛みをする者だとか、電車の一両バスの一台の中で見かける人たちの感情は、
そのまま数百年遡っても同類のものを探すことが出来るだろうと。
そうなってくると、話の枝葉が育つ種は無数にあるわけでこれを使わないのは、ちと贅沢すぎるかなと、考えて
しまうこともあります。その種には自分自身も含まれているわけで、自身に目を向ける時間を取ることは有効かなあ、と。


239 :10:04/02/17 20:38

>もと小学生さん
天気が良くても、風が吹くとまだ首をすくめてしまいますね。
持ち込みについては前スレの、長耳の長吉さんがデビューされた経緯がとても参考になると思うのですが、残念ながら現在
いまだ倉庫です。
応募する賞の傾向については、>峰隆一郎氏、宮城賢秀氏系 の部分が具体的だと、絞り込めるかな?
と思います。ただ以前に平安後期さんが主な新人賞の募集要綱をまとめてくださったんですが、歴史云々に
関わらず500枚は多い方ですね。
ところで、峰隆一郎の「剣鬼 佐々木只三郎」のあとがき、資料をさぐっていく経緯は、俺、時々読み返しています。

>大河内 銕三郎 さん
江戸時代を題材にしています。

240 :長耳の長吉:04/02/17 21:25

>もと小学生さんへ。

 素っ気ないような答えなんですけど、別に素っ気ないわけではなくて、
峰隆一郎氏、宮城賢秀氏系のノベルスを書いておられるなら、
「峰隆一郎氏、宮城賢秀氏系のノベルスを出している出版社に持っていけば良い」
 というわけです、はい(^◇^;)。
 となると、自ずから出版社は見えてくるわけでして、廣済堂文庫、光文社文庫、
祥伝社文庫、徳間文庫、学研M文庫、コスミック・時代文庫、双葉文庫、なんて
ところが上げられるのでは。
 で、その中で中堅以上の大手は当然ながら敷居は高いが、またいでしまったら
いきなり先生扱いと。中堅未満であれば、敷居は低いから、まずもって読んでもらえる
確率が高い上に、出版してもられるチャンスもあるが、ただし一生乱作を続けて破綻する
運命になる可能性も(^◇^;)。(間違いなくあっしは後者。うう)

 で、賞についてはよくわかりません。10さんがおっしゃるように、平安後期さんが
まとめてくれたリストが、ずいぶん前の方にあったと思いますよ。ただ、実はそ
のクラスの作家は、ミステリーから時代小説に移行した人間が多いので、意外と
そっち関係の受賞者が多いんですよね。江戸川乱歩賞とか。(峰氏はどっちだっ
たかなあ……問題小説の新人賞だったことは覚えているんですが)。ああ、
あと脚本家から移行してくる人も多いです。大御所では隆慶一郎氏とか。
 でも500枚とか書かれてるなら、まずは敷居の低いところにでも持っていって
みては如何でしょう。その手の書き下ろし文庫なら、大体250ページ強のものが
多いですから、分量的にはちょうどぐらいですね。1ページに原稿用紙2枚弱
入りますから。
 江戸時代を含め、歴史物を書ける若手は少ないようですから、考えているより
気軽に会ってくれるというか、まず原稿を送ってくれということになると思います。
 


241 :長耳の長吉:04/02/17 21:42
>10さん
 いやまったくその通りだと。で、自分の心をどこまで掘り下げてみられるかどうか。
 時代小説って、一見簡単そうだし、多少文章力のある人なら、「エイヤットォー」は書けて
しまうと思うんですが、その先が難しいし、奥深いですよね。それがまた楽しみでもあるし。
「佐々木只三郎」は読んだことがないや。今度買ってこようっと。

>月代
 なんか禿げ〜月代で盛り上がっているようですが、僕はどうもあの月代が好きじゃ
ないんですよねえ……。単純に「カッコ悪う〜」って違和感だけなんですけど。
で、登場人物に月代剃らせるのが嫌なもんで、主人公がみんな落ちぶれた浪人になって
しまうという困った事態が(^◇^;)。

242 :もと小学生:04/02/17 23:08
先輩方からの早々のご教示、たいへん恐縮です。

>10様
どうも有難うございます。
なんか、見回り組の史・資料って、以前探したんですが無いみたいですよね。

>長耳の長吉 様
どうも有難うございます。
素っ気無いなどとはとんでもない。
まさに、ストレートなご教示にて、本当にそうだな、と存じました。
一生「濫作」というのは、厳しい世界ですね。
しかし、シロウトが生意気ですが、やっぱ好きなんで、出版できようができまいが、
書いてゆこうと思っております。

243 :長耳の長吉:04/02/18 00:05
 お恥ずかしい。濫作でした。

244 :もと小学生:04/02/18 14:38
<長耳の長吉さま

あのう……自分でも気が付かず「濫作」に変換していたのです。
投稿後に掲示板を見て、この字でいいんだっけと、一瞬、考えました。
わたくしも「乱作」と思っていたものですから……。

自分の曖昧な知識に対する反省は棚にあげて、コンピュータに教えられ
た不甲斐なさだけが、ヒシヒシと感じられる今日この頃です。
どうも失礼致しました。

245 :長耳の長吉:04/02/18 18:08
 乱は文字通り戦争などによって世の中が乱れることですよね。で、濫はみだりに、秩序
なくという意味でありました。頭のどこかに記憶として残ってるのに、変換してものを注意も
せずにアップしてしまうのが僕の悪い癖。ああ……自動校正ワープロ欲しいです。

246 :名無し物書き@推敲中?:04/02/18 21:04
堺屋太一の近未来予測小説「平成三十年」
http://www.geocities.co.jp/WallStreet-Stock/7553/

>いつの時代どこの国でも、世の中の根底にある発想と体制を改革することは難しい。
>すべてが行き詰まり、みんなが苛立ち、改革を唱える。それでも、仕掛けの改良
>(リストラクチャリング)に停まり、発想と体制を変える大改革(レボリューション)
>にはならない。織田信長が歴史の舞台に登場した1570年代もそうだったが、今から十年後
>の2010年代もそうなりそうだ。

247 :長耳の長吉:04/02/19 23:32
 やっぱり今月の歌舞伎は断念。残念無念。

248 :名無し物書き@平安後期:04/02/20 14:48
今日は久々にノホホンとした午後ですじゃ。
こういう日を多く作って、目指せ!勤務時間に執筆@京極堂、ですじゃ。
↑給料泥棒とも言ふ、、、w

確かに雑学本は出典がはっきりしないことが多いですよね。
来年は、元ネタがどこの与太話かわからぬ義経の雑学本が大量に出回りそうで、
それを真に受ける一般庶民も大勢いそうで、今から鬱です。

2chでの誤字脱字を気にしてたらキリがありませんですぜ。
と、割り切るようにしておりますです。あっしは。
文法・文脈が少々変でも(・ε・)キニシナイ!! (・ε・)キニシナイ!!

持ち込みは不可、が他のスレでもしばしば見かける結論ですが、
長吉氏のレスを読むと「ほー」と思いますね。
なるほど、ジャンルによっても需要と供給の幅は違いますものな。

>もと小学生氏
500枚とは大作ですね。
見回り組云々ってことは、やはり時代設定は主に江戸ですか?

249 :長耳の長吉:04/02/20 20:33
 おお、平安後期さん、素晴らしい午後でしたねえ。勤務時間だろうが何だろうが、
時間は有効に使わねば。これからもがんがん書きまくってください(^_^;)。
 しかし同僚の方とか少ないんですね。いつも書き込みを拝見してると、いろいろなところに
出かけてもおられるようですし、なんだか二足のわらじを履くにはいい環境のようにお見受け
しますが。僕も会社の仕事が激務でなければ辞めなかったんですけどねえ……
 もし生まれ変わるようなことがあれば、こんどは公務員になろうっと。しかも夕方5時にパッと
帰れるような比較的責任の少ない地位がいいな……なんて、そんな甘いもんじゃないの
かな。
 ようやく来週末脱稿できそうな気配となって参りました。脱稿したら、まず床屋に行って
(もう何とか原人みたいにぼさぼさです)、湯河原の梅林でも見に行きます。お湯に浸かっ
て憂さ晴らし。そうでもしないと、机に向かって一日何十枚も書いてると、ほんとに疲れ切って
しまうんです。だからもし、二足のわらじでも毎日書けるような職業に就けるのなら、その方が
かえって気分転換になり、収入的にも落ちついて書けるんじゃないかなって気がします。
 僕の場合、エイヤッと会社を辞めちゃったもんですから、生活費のためにも書かなければ
ならない部分があって、それがストレスになりやすいんですよね。でもまあ、書くのは大好き
だからいいんですけど。
 やはり何かを書きたいという欲求を抱えている人たちは、よく考えて職業を選ぶべきです
ね。目先の給料とかではなく。給料安い代わりに、ぴったり定時に終わる職業とか。
 あー、なんだか人生失敗したような気がしてきた……酔っぱらってやる!

250 :もと小学生:04/02/21 12:02
>平安後期 さま
どうも、はじめまして。
書いたやつは江戸です。まだ推敲もしておりません。
それから……「見回り」って、私、書きましたが、見廻りでしたね。イヤァー……。
たしかに、誤植は気にしたらキリがないですが、重ねてスンマセン。
あらためて『江戸幕府役職集成』を見ると「京都見廻役」が正式名称みたいですね。


251 :名無し物書き@平安後期:04/02/21 17:32
いやぁ。2chが出来る以前の頃は激務だったんすよ。
んで、その頃身につけた知識を武器に、
残業ナシで帰れる環境・あわよくば勤務中にも書ける環境を捜し求め、
ここ何年か転職をくりかえしておりやした。
やっと二足のわらじを履いても大丈夫そうな環境になったかな、という感じです。

生活費のために書くというのは、やはり大きなストレスだと思うですよ。
もちろんプロならば、おのれの書きたいことばかり書いてもいられないのでしょうけど。
ただ生活費のために譲歩するのは極力避けたいと思うて、
将来は二足のわらじで行けたらいいなぁと自分は思ってます。
今の仕事も嫌いじゃないですしね。

もと小学生氏はやはり江戸ですか。
江戸好きはこのスレにも多いですのう。
2chでの誤字脱字はともかくですが、作品の推敲は大事になさってくだされ。

252 :長耳の長吉:04/02/21 17:59
 ははあ、やはり大変なご苦労があったわけですね。
 そしてようやくいい環境を勝ち取ったと……失礼致しました。
 しかし転職できるというのが羨ましいです。それだけの技量がなければ、次の会社
が雇ってくれませんものね。僕の場合は、その会社を辞めれば、もっと小さい会社に
しか転職口がなく、さらに忙しくなってしまうのは確実だったものですから。それなら
元の会社で我慢するか、思い切って自分に賭けてしまうかという選択しかありません
でした。やはり武器というのを身につけておかないといけませんね。酒飲んでばかりじゃ
スキルアップしないのだ……。
 ああ、もう6時。一枚も書いてない。焦れ!


253 :名無し物書き@推敲中?:04/02/22 06:53
山本周五郎さんか池波正太郎さんか藤沢周平さんの短編作品で
道場の後を継いだ女性剣士がお手伝いさんの若い女の人に影ながら好かれていて
おならで試合に負けてしまった。と言うのを探しています。
どこの出版社で何と言う作品集に収録されているか教えて下さい。

254 :名無し物書き@推敲中?:04/02/22 06:57
書き込み忘れていました。鬼平犯科帖のテレビシリーズでも女性が女性のことを好きになる
話があってそれは原作にあったのでしょうか?
それとNHKで去年新春していた金曜時代劇「江戸娘飛脚」と言うのも原作は小説で出ているのでしょうか?
グーグルなんかを使ってもわからなかったようなのでここの方々ならわかるかなと思い書込みしました

255 :10:04/02/22 10:28
ヌレモ(・ε・)キニシナイ!!
とはいえ、作品となった場合、それこそ「新選組か新撰組か」ということにまで
こだわる読み手もいるわけですから、気が抜けない部分ですね。時代考証の次に困難な点かもしれません。

書くため調べるための時間を作ることを常に念頭において仕事、という点で、俺も平安後期さんと同じかもしれま
せん。よりベターな目的達成を果たすためには、選択肢が多い早い時期が多いと思いますし。
同じ会社内でも部署によって、仕事するフリをしながらワードパットでちょこちょこプロット、なんてことが
出来るところがあるわけですから、そこに居続けられるように根回ししたりとかw
どういう形であれ、書き続ける意欲を失わないためにエネルギーを使うことも
執筆スタイルの一つではないかな、と思います。

>長吉さん
ムリをして作った時間で観劇をしても落ち着かないですしのう。
執筆、燃えてください。酒はそのための燃料ですって!

>もと小学生さん
剣劇シーンの表現パターンって悩みますよねえ。

>253
「剣客群像」 池波正太郎 / 文藝春秋の「妙音記」でしょうか? 辻投げをする女武芸者の話だとするとこれで
決まりなのですが……

金曜時代劇の「人情とどけます」の原作は、「おんな飛脚人」 出久根達郎/講談社 ですね。
鬼平は原作にもテレビにもうといので、
こうした質問に強い、

板から板をさすらう歴史・時代小説ファン 弐
http://book.2ch.net/test/read.cgi/books/1055648746/l50

の門を叩かれるといろいろとエピソード付きで教えて貰えるかもしれません。

256 :名無し物書き@平安後期:04/02/22 13:39
確かに、同じ会社の中でも時間に融通のきく部署と、そうでない部署がありますね。
うちの会社でもクライアントの都合で終電・徹夜があたりまえの部署がありますが、
あっしは自分で予定が組めるので定時ダッシュも可能です。

創作は孤独な作業ですもんね。
通勤や勤務で外界と接する時間があることは、自分にとって良いバランスだと思います。
まぁまだしばらくは、創作に没頭できる時間を求めての根回しの時期が続きます。
兼業作家志望の皆さま、良い環境作りをめざしてともに頑張りませう。

長吉氏のように、何だかんだ言ってもおのれの筆だけで生活ができるというのは、
羨ましいことでありますね。
ご苦労もストレスも多いでしょうが、あっしらの励みにもなります。
締め切りとの闘い、頑張ってくだんせ。

>253-254
江戸時代の女性について関心がありそうなご様子ですね。
女性を主役にした作品でも書かれるのでしょうか。

257 :大河内 銕三郎:04/02/22 13:49
>>253>>255
鬼平なら、ここもいいですよ。
http://tv4.2ch.net/test/r.i/kin/1075003997/

あと、私流の「新撰組」と「新選組」の区別の仕方は、
「新撰組」は幕末
「新選組」は昭和というふうにしています。
昭和の「新選組」は、かの有名な2・26事件当時の、首相官邸警備部隊の部隊名です。

258 :254:04/02/23 02:55
>>255
どうも有難うございました。「剣客群像」収録「妙音記」持っていたのに無くしてしまって
それと「人情とどけます」も前から探していたので助かりました。
>>256
>女性を主役にした作品でも書かれるのでしょうか。
ちょっと女性同士の恋愛を扱った時代歴史小説を探していましてそれで質問させていただいたのです。
書ければいいのですが文の才能が無くて・・・
>>257
こういうところもあるのですか今から行ってきます
どうもすみませんでした


259 :もと小学生:04/02/24 00:24
>>255
10様 はじめまして。

たしかにチャンバラシーンには悩みます。
時代小説フリークではありますが、武術とか、興味ゼロですから。
『千葉周作遺稿』という古書を手に入れて、それで、動きのパターンなどを
研究しています。あと、津本氏などの表現を良く読んでいます。
それよりも、キャラクター、時代考証、えっちシーン、既知の史実の新解釈、
ドンデン返しに精力を傾けたほうが面白いものになるのでは、とは、自分の
意見ですが、どんなものでしょうか。

もっとも「剣客商売」とか大好きです。ただ、チャンバラシーンは、飛ばして
読んでいます。
眠狂四郎も、あの、危険信号飛ばしまくりのキャラクターが面白いので、好き
なのです。

260 :10:04/02/25 23:34
新しいパソが来ました。
ノートからデスクトップに乗り替えたので、モニターとHDD容量のでかさに
唸っています。なんというか書斎を増築した気分ですな。
なにもかもがピカピカで気後れしているのが、ちと情けないですが。

選択の決定打になったのは、モニターの両サイドにスピーカーが設置
されていることで、小説を書きながら音楽が顔に吹きかかってきたら
気持ちよかろうという目論見。没入のきっかけになってくれるとうれしいのですが……

>254さん
書名が思い出せないと苛々しますよねぇ。
昨年だったか、鳥羽 亮が「剣客春秋 女剣士ふたり」という作品を
書き下ろしていました。ご趣旨とは異なるかもしれませんが、二人
同時に登場するというのは珍しいのではないでしょうか。
……黄薔薇の某さんが、池波正太郎のファンという設定でしたね。

>大河内 銕三郎さん
なるほど。二重にタイムリーな話題なわけですね。


261 :10:04/02/25 23:35
>もと小学生さん
チャンバラにしろ武術にしろ、時代小説の華の一つだと思うので、
その他の事柄と俺のなかでは均等ですね。
ただ、特定のシーンを読み流すあるいは飛ばすというのはわかります。
濡れ場が読めない、拷問シーンがだめ、愁嘆場は斜め読み、文中に
作者が登場するとすっ飛ばす、苛めの場面は見るのもいや、自然描写に
興味なし、食事の場面はお腹がすくから困る……といったことはあるでしょうし、
また聞いたことがあります。
これは読書傾向にもかかわってくる部分で、「江戸の市井小説は、貧乏くさくて
嫌い」とか「捕物帖は、科学捜査じゃないから好かない」(←例外も
あるのですけれども)という意見も、これまたわからなくもありません。
……もったいない、とも思いますが。

アクションシーンを差し込む時にいつも悩んでしまうのが、主人公の腕前の強さ(または弱さ)を
最初に見せる工夫のバリエーションについてでして、数人の脇役をばったばったと
やっつけて魅せるというのは明快ですけれども、「またか……」という気持ちも動くのです。
この「またか」は「冒頭なんだし、なんだかんだいって勝ち残るのは明らかなのに……」と
続いてしまうのですね。
真剣で切り結ぶということは命懸けなわけですから、格下を相手にする
時にでも、どこかしらに緊張感を漂わせたい……と思う反面、逡巡や
恐れといったものを露骨に出すと、読み手の爽快感を削いでしまうの
ではなかろうか、と。
俺が、剣豪ものの長編を書きあぐねている理由の一つでして、真剣を振りかざす
場面を最後に一度だけもってくる構成にしたがるため展開がどうにも短編向きに
なりがちなんです。
もちろん、いわゆる雑魚との戦闘しか手段が無いわけではありませんから、
イマジネーションの不足に原因があるわけなんですけれども、といって完全に禁じ手に
するには一対多でくるくると敵を打ち倒す、という場面は捨てがたいという優柔不断さもあり……
どうも、中途半端にリアリティーにとらわれているんですな。
リアルを越えたところに、剣豪の凄みの一端というものが潜んでいるとも思うのですが……


262 :254:04/02/26 20:42
>>260
>書名が思い出せないと苛々しますよねぇ。
はいっ家にあったはずなのにタイトル作者名がわからないのでやきもきしてました。
>「剣客春秋 女剣士ふたり」
>黄薔薇の某さんが、池波正太郎のファンという設定でしたね。

時代劇好きで女性同士の恋愛にも理解をお持ちの方、どこかで御見かけしましたが
貴方様のような気がして・・・





263 :名無し物書き@平安後期:04/02/28 23:21
10氏は今までノートで創作でしたか。
ノートだとディスプレイが近すぎて、長文打ってるとしんどくなかったすか。
前の会社がノートPCだったので、その時にかなり視力が落ちた気がしました。

>キャラクター、時代考証、えっちシーン、既知の史実の新解釈
あっしもこれには精力傾けてますなぁ。えっちシーンは除きますが。
個人的嗜好ですが、キャラの立った小説が(・∀・)イイ!!です。

取り憑かれたように京極を読んでいるんですが、
どうにもこうにも榎木津のお馬鹿なキャラに惚れまして。
こういう破天荒な人物を自分の創作の中にも登場させたい!と目論むものの、
常識はずれのモデルが身近にいないと難しいですな、こういうキャラは。

奇人変人にシンパシーを感じるのは、自分も変人のAB型だからかもしれませぬ。
# あ、自分をモデルにすればいいのか??w

264 :10:04/02/29 23:44
都合、眼鏡を一度、レンズを二度替えましたねえ。
部屋のレイアウトをあれこれいじくっていたので、移動が容易な
ノートにしていた側面があったのですが、書棚の位置がおおむね定まり、パソの位置も決めました。
視力も現状で留まってくれると良いなー。良いなー。

シリーズや書き手の代名詞になるような、特別なキャラの創造は
やりがいのある模索ですな。そのキャラが登場したことが、歴史・小説
ジャンルの事件、といったもの……うはー、こりゃデカイ。
でも不可能ではないでしょう、先人がやれたことですけん。

京極堂に取り憑かれると、次に誰のどの作品を読んでも物足りない時期が
長くなるという風説がw

>254さん
俺やもしれませんし、そうじゃないかもしれませんのぅ。
歴史を眺めることは多様な遍歴の人物を識ることにもなるわけで、
嗜好が特別(とされる)人物でもなまなかのことでは「そういう人も
いるだろう」と受け入れる寛容さといったものが生じやすい、ということは
あるのかなーとか。

265 :名無し物書き@推敲中?:04/03/02 21:58
私もときどきノートを利用する。その場合、デスクトップ用のキーボードをつないで、寝転がって打ってます。
楽は楽なんですが、そのまま寝ちゃうことも……(笑)

ところで、皆さんは執筆中、音楽とか聞いてますか?
私は書いてるシーンに合わせて選曲してます。
戦闘シーンならワルキューレのキコウ(字を失念)、悲しいシーンならG線上のアリア、単なる喧嘩のシーンなら仁義なき戦いのテーマとか。結構乗っていいですよ。

266 :長耳の長吉:04/03/05 00:07
>>265さん。

 僕は音楽だめですね。かけると必ずのめり込んじゃって、原稿書けません。書き終わった
後です。お気に入りの曲をかけるのは。資料とかを読みながら。

 ご無沙汰しておりました。その他、人斬りシーンとかについて書き込みをしたいことも
あるのですが、今日はとりあえず。

267 :名無し物書き@平安後期:04/03/05 14:06
歴史上の人物イメージが
自分の中でステレオタイプになりつつある昨今ですが、
思いきりイメージからはずれた人物像を造形してみたいものですなあ。

京極堂に取り憑かれると、
まずはPCを立ち上げるのがおろそかになりますな。恐ろしや。

>265
インストがお好きなようですね。

あっしの場合は、執筆にのめりこんでると何も聞こえなくなりますねん。
だから何がBGMでも同じことでして。
長吉氏もそのようですが、音や画像に意識をやると、
今度はタイピングがストップしてしまいますしね。

# 悲しい気分を増幅させたい時はカノンなんかもいいでっせ。

268 :大河内 銕三郎:04/03/06 18:38
長吉さん、>>267さん、名前を入れ忘れちまいました。>>265です。

確かに私も乗ってないときに聞く音楽は〔雑音〕にしかなりませんが、乗り始めたら最強の味方になります。
まぁ、人それぞれですが。

カノンは確かに名曲ですが、どうしても『新世紀エヴァンゲリオン』を思い出してしまうため、どうもイカンです(笑)
沖田総司が「逃げちゃダメだ」とか言ったりで(笑)

269 :長耳の長吉:04/03/08 23:43
 短い書き込みで申し訳ないです。
 人を斬るシーンですが、もちろん僕の場合、なんにも考えずにバッサバッサと敵を斬り
まくってるんですが(-_-#) 、ただひとつ。
「読者が、こいつ斬り殺してくれ」
 と思わず願ってしまうような、いわば「捌け口」のような観点から、主人公に
斬らせるという点も重視しています。つまり、実際のこの世の中では黙って指を
くわえているしかない悪人に対して、読者の代弁者としての「凄腕の主人公」を
設定してやることによって、読者の溜飲を下げていただくということです。
 エンタテインメントですから当然のことなのでしょうが、僕はそういう視点を
忘れないように書いているつもりです。言わば「義憤」に近いでしょうか。

 ところで先日、初めて湯河原の梅園を見てきました。暖かい一日で、こころ
ほぐれました。熱海の古木と違って(それはそれで趣があるのですが)、湯河原
のそれはまさに青春真っ盛りといった勢いのある風情で、山の斜面がすべて
紅梅白梅に染められているのは、それはそれはみごとでした。仕事の憂さを
すっかり忘れてしまいました。帰りには、湯河原の柔らかい湯に使って、久しぶり
の極楽気分を満喫しました。
 万葉公園の遊歩道から露天風呂が丸見えで、けっこう緊張しましたが(^_^;)。


270 :長耳の長吉:04/03/08 23:45
↑誤字脱字いっぱい失礼(-_-;)疲れて……いやいや酔っぱらってます。ごめん
なさい。

271 :名無し物書き@平安後期:04/03/10 00:08
梅は見に行きとうござんすが、そろそろ花粉症で出不精でごんす。
いいなぁ湯河原。

↓時代劇板で見つけたので、取り急ぎお知らせ。

105 名前:名乗る程の者ではござらん[age] 投稿日:2004/03/09(火) 14:41 ID:???
壬生義士伝 〜新選組でいちばん強かった男〜(再)
【テレビ東京 月〜金 11:35〜12:30(全10回)】
3月10日よりスタート!(3月23日最終回)

272 :長耳の長吉:04/03/16 02:15
 花粉症なら、耳鼻咽喉科に行って、「アレグラ」を処方してもらえば、それで
しのげますです、平安の旦那。抗アレルギー剤だから、副作用もほとんどない
ですから。
 湯河原に続き、その一週間後に、小田原城に行って来てしまいました(^_^;)。
うらやましーだろー!!!(^◇^;)
 もうなんつうか、ヤケの伊豆半島通いであります。
 でも初めて訪れた小田原城の天守閣から外を眺めたら、ちと、豊臣との決戦
に破れた後北条家にシンパシーを感じましたぞよ。
 帰りには、小田原駅近くで、刺身をばくついて酔っぱらいました。東京と違って、
安くてうまいでんな。いつか北条一族の誰かについて、歴史小説ではな(それ
はまだ実力不足)、時代小説を書きたいなと思いながら、ぐでぐでに……
 相模湾の魚は、いや、遠出してまで喰う価値がありますなあ……ホウボウの
塩焼きには感動しましたどすえ(^^ゞ
 

273 :名無し物書き@平安後期:04/03/16 23:32
長吉氏も花粉症でしたか。
いや〜、今年はホントに楽なんですけどね。
一度花粉を吸い込んじゃうと、その年の量が多かろうが少なかろうが、
もうクシャミ全開になりますもんで、外出がとにかくおっくうです。
マスクがあると、視界が妨げられて花見気分もイマイチ。
しかも杉が終わってもヒノキもあるんすよ、あっしの場合(ノД`)

そういや、日本史板に昔あったネタスレ【こういう人は合戦で嫌われる】に
「花粉症の隠密」というレスがありましたっけ。ワロタです。

平家物語の巻九にある宇治川渡河を実感するために、
こ、今年こそこの時期に宇治川を見に行くんだ!と思ってたものの、
転職1年目の今年は休みが取れそうになく断念です。

伊豆・相模は、やはり海産物がウマイですな。
源頼朝が伊豆の海苔を都に贈ったなんて史料もあるですよ。
海水浴客でにぎわう前の海も見たいですねえ。
4月の鎌倉祭りは江ノ電でのんびり行くとしましょうかねえ。

274 :長耳の長吉:04/03/17 02:53
ははあ、伊豆の海苔を朝廷に。
 なんだかほんのりといい話ですね。そうですよね、彼らは合戦ばかりしてたわけ
じゃなく、今と変わらぬお付き合いなんて面もあったわけですからね。
 鎌倉祭りというのは知りませんでした。ちと調べて行ってみます。

 花粉症の隠密は、笑わせてもらいました(^^ゞ。ところで、ほんとに「アレグラ」と
いうのは特効薬ですよ。この数年ぐらいで出てきた第三世代だったかの抗アレ
ルギー剤です。お爺ちゃん先生とかだと、この薬知らない人も多いみたいです。
抗ヒスタミン剤みたいに、ただ鼻などの炎症を抑えるという原始的な薬ではなく
(市販のものはほとんどこれ)、体内で形成されるアレルギーのカスケード現象
を(Aという物質がA’に変わる過程でBという物質がB’に変わり……という
一連の化学反応)を、いくつかの箇所で遮断してしまうという原理で、
これによって「大変だー! 敵が来たぞー」という免疫の反応を、途中でブロック
してしまうわけです。ですから、市販の薬よりも、逆にずっと副作用が少ないわけ
です。
 これを朝晩2回飲んでると、ほとんど健常人ですよ(^_^;)。外出の多い人は、
目薬も必要かも知れませんが、とにかく鼻水とかほとんどまったくといっていい
ほど出ませんから……
 実はアルバイトで、優秀な皮膚科の先生のゴーストをやったとき、最新の
治療法とその原理についてたんまりとレクチャーしてもらったときに知ったんです。
いや、ほんとに、神様が作ってくれた薬かと思いましたよ……長年の春先の
苦しみから一気に解放されたんですから。
 というわけで、是非是非おすすめしてしまいます。

275 :名無し物書き@平安後期:04/03/17 20:49
へええ〜。そりゃ実益も兼ねたバイトでしたなぁ。
医者ではずっとタリオンって薬をもらってたんですけど、
効いてんだか効いてないんだか、、って感じだったです。
かかりつけのとこは、確かにお爺ちゃん先生ですw
体質にもよりけりかもしれませんが、試す価値はありそうですね。
お勧めありがとうござんす。

鎌倉祭りは4月13日前後の1週間に
野点とか静の舞とか太鼓とかいろいろあるですよ。
あっしはもちろん流鏑馬目当てで行きます。
源頼朝の命日が1月13日なのですが、
まぁ陽気の良い時に月命日を催すという趣旨のようです。

ぼつぼつ来週あたりは段葛の桜並木もきれいでしょうなぁ。
小田原よりやや東にある、湘南平の桜のアーチもきれいでっせ。
他にもお勧めのところがあったら教えてくだんせ。

276 :名無し物書き@平安後期:04/03/18 15:34
ふと思い出したんですけど、薬といえば、
今昔物語集にもいろいろ医療関係の説話がありますなぁ。
子供の肝を食う話とか、、、ガクガク(((n;‘Д‘))ηナンダカコワイワァ

277 :長耳の長吉:04/03/19 02:06
 やっぱり大陸の影響を受けてるんでしょうかねえ。中国にも、その昔、
召使いに赤ん坊を盗ませてきて、それを蒸して食べた貴族のことなんて
どこかで読んだ記憶があります。怖い……何て本だったかな???完全
記憶喪失。

 鎌倉祭りの情報ありがとうございます。楽しそうですね。行ってみよ。ちょうど
仕事の区切りがついてるころだし。鎌倉の流鏑馬もちゃんと見てみたいなあ。
何時間も前から場所取りせにゃいかんのでしょうねえ。

 最近忙しすぎてぜんぜん本を讀んでないんですが、この前書店で、
「新撰組全隊士徹底ガイド」という河出文庫を見つけました。こういう
労作があると、ほんとに助かるなあ(新撰組を書くつもりはないんですが)。
「織田信長合戦全録」なんて本もそうですが、こつこつとひとつのことを
調べ上げている人々に、心の底から敬意を感じます。こっちは、そういう
ものをひっくり返して、いい加減な時代小説に仕立て上げてるんだから、
まるで贋物を売る香具師の気分に陥って、申し訳なくなります。
 ちゃんと勉強して、早く歴史小説を書けるようになりたいものです。
 反省。

278 :長耳の長吉:04/03/19 22:12
 そう言えば10さん、お忙しいんでしょうかねえ……。お元気だといいんですが。
 先日、家機が腹出陣前に家康が泊まっていたという別荘跡が発見されたそう
ですね。明日午前10時半と午後1時半に現地説明会が開かれるそうです
が、静岡県磐田市じゃあ無理だなあ……

279 :長耳の長吉:04/03/19 22:13
↑家康の打ちマチガイです。なんでだろー

280 :長耳の長吉:04/03/19 22:14
↑あ。さらに関ヶ原出陣前にの打ちマチガイです。なんでだろー
 たびたびすみません……

281 :名無し物書き@平安後期:04/03/20 20:11
年度末ですし、リーマンは色々ありますからのぅ。
仕事が忙しかったり体調崩してたりすると、
ROMは出来てもレスするまでには至らないこともありますからねえ。

今は太平記を読み直しておりまして。
北条氏はイマイチ好きくないあっしでも、
北条勢の最期には(ノД`)ウルウルしてしまいます。
滅びの美学という意味では、幕末に幕府に殉じた側にも興味ありますね。

#赤ん坊を蒸して食う、、、、。(((( ;゚Д゚)))ガクガクブルブル

282 :長耳の長吉:04/03/20 22:09
 ああ、そうか……年度末か……。
 サラリーマン時代もまったくそういうことに関係のない仕事でしたし、ましてや
今はもうすっかり浮世離れして、昼風呂はいるのが楽しみという自堕落な
生活を送ってるんで……そうか。10さん今ごろてんてこ舞いなのかもな。
頑張ってください。

 僕も、なぜか北条は好きじゃないんですよね。後北条も、気持ちが入らない
というか。でも確かに最期の時期だけは、豊臣憎し、裏切った伊達のばかやろー
前田がなんぼのもんじゃいみたいな気持ちになるのが不思議です。この前
小田原城行ってから、さらにその気持ちが強くなってたりして……祖先からみると
敵方なんですけど。判官贔屓なんでしょうねえ。それとも関東贔屓なのかしらん。

 僕は初めてというかようやく隆慶一郎の「かぶいて候」読み始めたところです。
冒頭から引き込まれますねえ……

283 :10:04/03/21 01:37
へろへろ中でございます。ステレオタイプとか悪役の憎さの重要さについてとか音楽とか
書き込みしようと思いつつ、つまるところ、そのぅ、ご明察年度末で、へろへろ矢がつきてるやんけ刀折れてるやんけ
でがす。えー、また来ます。ちきしょう忙しいぜこんちきしょうこの経験は活かせしてみせるんぜあんちきしょう!
(大人げなし

284 :長耳の長吉:04/03/21 13:39
 あ、荒れてまんな……
 今月末までかかるんでしょうか……自分に与えるご褒美を考えて頑張って
くださいませ。これが終わったら旅行に行くとか……
 しかし、あんちきしょうって、そばに憎い悪役がおられるみたいですな。
叩き斬って……しまえるわけないか(^_^;)。

285 :名無し物書き@平安後期:04/03/21 18:18
不幸な体験は小説のネタにしてやる!というのが、
自分を慰める手段だったりしますな拙者もw
ただ悪役キャラを創造するのはなかなか難しいですから、
「こいつだけは許せねぇ」という人物との出会いは一種のチャンスかもしれませぬ。

近所の公園を散歩してきました。
桜はまだ一分咲きでしたな。
――世の中に絶えて桜のなかりせば春の心はのどけからまし――在原業平
この季節になると毎年毎年この歌を思うですよ。

庶民の花見は吉宗が飛鳥山に桜を植えたのがはじまりとか言いますが、
平安時代も貴族は管弦の宴を催してましたし、
どんちゃん騒ぎこそしないまでも庶民も桜を愛でていただろうと思うんですよね。
しかしどうしてこう、桜って日本人の心を捉えるんでしょうね。
米英にもそれなりの桜は植えられているはずなのに、
海外の知人に聞くと花見というほどのものはないらしいです。

# 考古学にはトンと興味はなかったんですけれども、
 平安時代の〜発掘!とか聞くとそそられるようになりました。 生涯、勉強ですな。

286 :長耳の長吉:04/03/22 00:26
 今週、関東は花曇り&もしかすると雪かも知れないみたいですねえ。
毎年、花が先か、雨が先かみたいな争いをしているようですが、はて、今年は
どこへ足を運びましょうか。

 僕の頭に浮かぶのはこの歌です。
−−桜花 散りぬる風のなごりには 水なき空に波ぞ立ちける−−紀貫之
 なんだか、好きなんですよねえ。

 いつぞや、吉野千本桜を、二週間ぐらいかけてゆっくりと味わってみたいもので
す。咲き始めから、散り終わるまでを、ひとつの旅の宿で味わうのも絶景かなと。
もちろん費用からして、家族置き去りですが(^◇^;)。

 生涯勉強。その通りですね。そして、楽しいですね。



287 :名無し物書き@平安後期:04/03/26 14:12
いいですねえ、堪能してみたいですねえ、咲き始め〜散り終わるまで@吉野千本桜。
リーマンには到底かなわぬ夢ですけど、
文筆業ならノートPCがあれば物理的には可能ですよね。
ただ気もそぞろになって、執筆に身は入らないかもですが(^^ゞ

今日は暖かいので、桜が一気にほころびそうでんな。
桜は満開にいたる時よりも、散り際が好きだす。
滅びの美学っつーか何つーか。
このスレにも何度か書いたことがありますが、
あっしが歴史上の人物に求めるものも、最期の潔さなんですな。

往生際が悪いがゆえに面白い人物もいますけどね。
それはそれで、とことんあがいた人物像を形成するのも楽しいかもですね。

288 :長耳の長吉:04/03/27 11:54
 何だか読み込みも書き込みもできないんですけど……
 なんて書くと書き込めたりして……。

289 :長耳の長吉:04/03/27 12:01
書けた……


290 :名無し物書き@平安後期:04/03/31 23:30
たかが年度末、されど年度末、、、。ああ、しんど_| ̄|○

図書館にリクエストしておいた図書数冊が「用意できました」と電話をもらっても、
借りに行く時間がない状況でござんす。
人生いたるところに締め切りあり、でんな。

291 :名無し物書き@推敲中?:04/04/01 00:04
 御意。でも、だかさこそ仕事がはかどる面もあったりして。あっしなんか、ケツ叩かれないと、
何にもしませんから。読書、昼風呂、ジョギング、酒で一日終わっちゃったりします(汗

292 :名無し物書き@推敲中?:04/04/03 02:29
 ひっさびさに、「眠狂四郎無頼控」を読み返しています。
 いやあ、なんという表現力。これが中国文学の力か。
 とはまあ単純に申せませんけれども。冒頭からの叙述をたんねんに見ていくと、ハア、とため息が出ます(逆に、今の時代からはちと受け入れにくいのではないかという気もしてしまいますが)。どうもこの、素養が違いすぎるなと感じて、落ち込んでしまってます。
 ところで皆さんは、現在なにか賞への応募作品を書くためにお忙しいのでしょうか。
 さいきん書き込みをするのが、平安後期さんと、かろうじて存在することを許された僕だけ
に近いというのが寂しいです。連日書き続けると、なんだか日記を書いてるみたいになっちゃうでしょうし。うーん、ここで日記書いちまうかな(汗。


293 :名無し物書き@推敲中?:04/04/03 02:30
 それはさておき、ちと前に、28ミリという広角テジカメが出ましたね。しかも3電源というリコーのすばらしさ。3万円ちと切るぐらいなのですが、以前申し上げたキャノンより、広角が使えるのがいいかなと思い、こっちに決定しました。単三が使えるのがミソでした。

 

294 :名無し物書き@推敲中?:04/04/03 20:46
 ああ、はい。僕もつい一昨日そのカメラの存在を知りました。
リコーのカプリオG4というやつですね。しかも乾電池など3電源使用可という。
あっしは、乾電池も使えることを条件にしていたので、キャノンのパワーショットを
標的にしていたのですが、広角が使えるということで、いきなりこちらに乗り換えました。
もうちょい価格がこなれてから、7月ぐらいまでに購入を目指しています。
(でも冷蔵庫にいきなりガタが来ちゃったこと、そしてハードディスク内蔵のDVDレコーダー
がどうしても欲しくなっちゃったことがあって微妙ですが。女房は当然冷蔵庫最優先ですし……)
 それはともかくも、歴史好きにとっては、建物を写す機会が多いですから、望遠よりも広角が便利なんですよねえ。お寺とかみんな横(縦)に長いですもんねえ。

295 :名無し物書き@平安後期:04/04/04 14:15
近所の公園をまったり散歩していたら「無礼講だ」とか学生の宴会の声が聞こえてきまして、
無礼講といえば後醍醐天皇、、、などと何かと歴史と結び付けてしまう昨今です。

平安時代の貴族の日記は、行事の式次第を子孫に残すためのものでして、
書物としては決して面白いものではないのですが。
それでも時々、無味乾燥な行事の合間に個人の感情が吐露されていて、
そういうところが面白いっちゃ面白いですな。

2chに繋ぐようになってから日記を筆記する時間が極端に減って、
ここのとこは2年で1冊が終わるというありさまです。反省。

296 :長耳の長吉:04/04/07 05:09
 やはり、なぜか書き込めないときがあるようです……なんでだろう。

297 :長耳の長吉:04/04/07 05:14
 もしかして、もうこのスレ、容量いっぱいとかいうことあります? 

298 :名無し物書き@平安後期:04/04/07 13:05
なぜでしょね。
今は218KBだから、500KBの容量まであと半分あるですよ。
プロバイダの規制とかじゃないすかね?

299 :10:04/04/07 21:22
気がつけば、桜の見頃も終わり、春の選抜も終わっている、という有様。
顔を引きつらせて仕事する日々が、ようやく、一段落です。ちぃと滅私奉公しすぎました。

一太郎の新しいのを購入し、ついでに音声入力(認識)アプリも導入してみました。
変換の精度はともかく、思いつくままにつぶやいたことがとにかくも
文章化されるのは、新鮮な楽しみがあります。
それこそ日記で使うような一般語に比べて、江戸もの関連の名に
まったく対応していないあたり、教え込みがいがあるな、と。

かつての時代特有の言い回しでも、無礼講のように生き残り続けるものもある一方で、
存在していたことさえ忘れられる言葉も多いですな。
テレビで時代劇が減少していく流れからして、時代小説の中でしか
使われない言葉は増えていく一方でしょうか。

>「眠狂四郎無頼控」
エッセイに、水商売の女性たちも愛読しているというのがあったと
思いますが、そうした広い層をカバーしている時代小説は果たして
他にあるのか? 古今未曾有ではないか? というほどの特殊な作品ですわなあ。



300 :名無し物書き@平安後期:04/04/09 22:26
うちの会社もようやく何とか年度末の目途がついたかなと、、、。
うーん、しんどい1週間どした。来年はもっと楽に上げねば。
とりあえず乙でした。カンパ━━━( ´∀`)(|__| ☆ |__|)(・∀・ )━━━イ!!

音声入力は昔、インタビューのテープ起こしをやってる時に欲しかったソフトだす。
でもあの頃は精度以前の問題でしたなぁ。
何にせよ、PCに歴史用語を覚えこませていくのは、面倒でもあり楽しくもありですね。

白い巨塔:田宮二郎版@スカパーにハマっております。
今春放送されていた唐沢版より、やっぱりこっちの方が(・∀・)イイ!!
と思うと同時に、リメイクものが前作を超えるのは難しいなと思うことしきりです。
前作をなぞってもダメだし、奇をてらってもダメだし。

歴史物はどうしても古典のリメイクになりがちなので、
そうならないためにはどうしたら良いものか、と思いながらの毎晩です。

301 :10:04/04/10 20:50
カンパ━━━( ´∀`)(|__| ☆ |__|)(・∀・ )━━━イ!!

古典を始めとする既存の作品で取り上げられた事変や、
人の生涯を書く場合の工夫……というと、
書き手と同世代の読み手に訴えかける腐心かなぁ、とかぼんやり思ったりします。
今の時代に広がっている空気というか無意識というか問題意識とかと
いった曖昧なものを捉えて突つき、なにかを現代人に気づかせて揺さぶるために、
増やしたり減らしたり、加えたり削ったり裏返したりをしてみる、と。
何種類か試みて、自分自身が揺さぶられたものを送り出せば、後悔も
少ないんだろうかなぁ、とか思いますな。というかそうだと良いなあ。
俺は、吉川三国志とか柴練三国志とか北方三国志といった呼び方が好きです。
読み手の側が、好きなバージョンを選べば良いという、開放的な印象を
受けるからです。

先日、遠藤周作の「沈黙」の草稿(あ、「沈黙の草稿」ってなんか良い感じw)が
発見されて、発表されたバージョンとの違いについての新聞記事を見ますた。
当然の事とはいえ、やはり試行錯誤の結果なのだ、ということを目の当たりにすると、
なにかにつけて途方に暮れる身としては、有り難いような気分になります。

今日、冬のコートをクリーニングに持って行きました。
春用のジャケットはやっぱり軽く、どこぞの旧跡なり博物館なりに遠出したく
なりますねえ。


302 :名無し物書き@平安後期:04/04/10 23:58
野球見物のついでに、今日は称名寺@金沢文庫隣接へ行ってみました。
もう桜はすっかり散ってましたが、満開の頃はきれいだったろうなぁ。
仕事も一段落したことだし、これからの週末はまたお出かけ三昧かな、と。

双調平家の新刊キタ━━━━ヽ(゚∀゚ )ノ━━━━!!!! なんですけど。
最近、平家物語関連の自分の創作意欲がとみに衰えているのは
ひとえにこの本のせいだと、改めて打ちのめされております。_| ̄|○
的確な考証・他にない斬新な解釈がこうも散りばめられていると、
「ええい、自分の読みたいものは自分で書いちゃる」という必然性が消えていく、、、。
この作品以上のものを自分が書けるだろうかというと、多分無理ですし。

まぁ自分が温めているのは、平家を元ネタにしたものばかりでもないので、
当面は少し時代をずらして試行錯誤してみたいと思います。

>自分自身が揺さぶられたもの
確かにそうですねえ。
行き詰まった時には「琴線に触れたものは何だったのか」という
おのれの原点を思い出したいですね。
 # 「沈黙」や「サイレント」が頭につくと何かカコイイでんなw

PCで直接書くようになって何が大きく変わったかというと、
試行錯誤・推敲の跡が消えてしまうことですね。
推敲の跡をわざわざ横の行とかに残しておくことも、やろうと思えば出来ますが、
全部をそうするっつーのも、ねえ。
手書きだと自分の苦悩の跡がありありと残って、それはそれでいいですよね。

303 :10:04/04/11 21:43
画面を多重に開いて比べながら推敲していく……というテもないわけではないのですが、
どうもとってつけたようですしねえ。
大きな展開の変化は別にして、まめにプリントアウトして赤線ひいたものを
市販のファイルに閉じておく、というアナログとの両用が一番ということに
なりますか……

越えがたい壁のような名作、というのは確かにあって、そのぅ「いっそこれを
書いたのが自分だったら良かったのに」というわけのわからないパラノイアな
パラレルワールドを妄想する心理状態になって悶えることが何度かあったりも
します(やばいやばい)。
ここらへんは、後発の強みであるところの既存の作品を推敲する行為でもって分析して
解析して隙を探していくよりないと信じ……でもって、でもって、現役の評論家に気に入られなくても良い、次の評論家に
褒めさせようという前向きか後ろ向きかも定かでない開き直りの気持ちを最近の
原動力にしていますな。
高名作品の書評や解説やサイト等の読書感想を読んで、自分の作品は既存の作品に比べてここが
足りない=自分の努力が足りない、と追いつめると息が青くなって顔色も悪くなり、
ぜんぶ投げ出してしまいたくなりがちなので、それこそ
>おのれの原点を思い出し 
て、創作意欲を整理しつつ、自分も江戸時代を書きたいと震えた時の自分を信じて書いて
いきたいですな。

称名寺。
検索をかけてみると、おほ、なにやら創造性に御利益がありそうな……
今月の残りの休日は、歌舞伎、小金井公園(新撰組のイベントがあるそうで)と
埋まっていますが、5月の連休に行ってみあす。


304 :長耳の長吉:04/04/13 04:49
 平安後期さま、10さま、お疲れでございました。さぞやホッと脱力され、また執筆意欲も再び湧いておられることと存じます。
 こちらは相も変わらず苦悶の日々、唯一の楽しみは散歩と風呂とスターバックスと赤ワインです(何時間仕事してるんだオラッ!)。

305 :長耳の長吉:04/04/13 05:05
  来週ようやく仕事か終わるのですが、月末には僕も歌舞伎にいきます。
「白波五人男」です。大奮発して一等席を購入してしまいました(-_-;)。これで
海老蔵の襲名披露公演には行けません……六月には取材旅行もしたいし、
物入りが続きます。冷蔵庫も壊れちゃったし。稼げども稼げども、みごとに全部
出て行きますな。

306 :長耳の長吉:04/04/13 05:08
あっしもATOKの最新バージョンを購入、電子辞書と類語辞典が一発検索
できるので、けっこう気に入ってます。今までは別個にgooの国語辞典開いて
やりとりしてましたので、一手間省けた感じです(本棚の辞書引かんかい)。
以前導入を考えていると言った歴史辞書に関しては、物入りが続くのでまだ
先かなと。

 過去の作品についてですが、いつか「長耳三国志」とか呼ばれてみたい
ものですねえ(-_-;)。
 過去に書かれた作品を、いかに自分の中でリメイクするかですが、
これはもう自分の人生観、人間観、理想なんかがモロに反映されるものですから、
僕は逆に、あまり気にしないようにするつもりです(遠い将来の話)。
 10さんのおっしゃる
「書き手と同世代の読み手に訴えかける」
 という一語に尽きるんじゃないんですかねえ。
書き尽くされた物語に、自分の人生観なりを加えて焼き直すしかないわけで
すが、これはもう開き直りで、読者に受け入れられるかどうかは、出してみて
判断するしかないんじゃないかと思ってます。自分で書いていて、
思わず泣きそうになったり、作中人物の受け答えに思わず笑ってしまったり、
そんなレベルにまで入り込めればいいのではないかと。ただし、文芸作品と
エンターテインメントじゃ、だいぶ事情が違ってくるんでしょうけれども。
 歴史小説が書けるようになるまで、あと10年ぐらいかかりそうだなあ……
それまではエイヤットオッ!の世界……ぐうう。

307 :名無し物書き@推敲中?:04/04/13 13:00
小金井公園の民家園にある居酒屋は、幕末からの建物らしいですね。
浅草にあったということですので、もしかしたら、天野八郎や輪王寺の宮さまが、こ
の店の前を素通りしたかもしれないと思うと、なんだかワクワクしてしまいます。
なんでも、戦後のかなり経つ時期まで現役で営業していた由。

江戸期の典型的な居酒屋というのは、イスや樽に腰掛けるやつでなく、座敷に上がり
折敷にチロリとか煮しめを乗せて、運ばせるようなものだつたようですね。
飯屋もそんなふうだった、と、宮本常一氏の著作で読んだ気がします。
三谷氏編集の『江戸商売図会』(正確な書名失念!)にも、そんな絵が載っていたよう
な記憶がございました。
小金井市の近所の某市にも、私が子供だった昭和四十年代まで「昔、居酒屋をやって
いた」という煙草屋さんがあり、今思うと、やはり座敷に上がりこむ形式でした。

意外に身近に貴重な史・資料があるもので、建築物などは壊されないうちに見ておき
たいものですね。


308 :長耳の長吉:04/04/13 21:37
 はあ、小金井公演にあるという居酒屋、ぜひこの目で見てみたいです。居酒屋というのは、
エイヤットォには欠かせない世界ですし。ちと遠出して行ってみることにします。

309 :名無し物書き@推敲中?:04/04/14 01:39
ただ、小金井公園のやつはカウンター式のやつでありました。
しかし、なんとなくよい雰囲気は残っていると思います。
それから小沢昭一サンのように「じようろや」をテーマパークに再現しろ、とまで
は言わないまでも、民家園に「揚弓場」くらい再現してもいいのにね。
ま、移築用の家屋としては残っていないでしょうがね。

あと、所沢市の三ケ島というところの神社に、天正期の民家(ホンマかいな?)が
残っているというので、かつて訪ねたら、なんと火事で跡形もなくなったとのこ
とで、とても残念に思いました。

横レスひつれえしました。

310 :10:04/04/14 18:25
>「長耳三国志」
正しく劉備ですねw 
や、しかし、俺も呼ばれたいっす。武蔵や忠臣蔵も一度は手を染めてみたいビッグタイトルで
すのぅ。

江戸東京たてもの園の居酒屋は、建物は幕末生まれですが展示されているのは
昭和40年代バージョンなんですよなあ。江戸好きとしてはちと残念。
どちらかというと同園は当時の農家(八王子千人同心の家とか)の暗さや、広さが、
江戸もの小説に直結かな、と。

江戸時代の居酒屋にテーブルがない、というのは日本通史の漫画を
正確に描こうと資料をあたった晩年の石ノ森章太郎も驚いたといいます。
「佐武と市捕物控」を描いている時に編集者も読者もそこに突っ込まなかった、という
ことでしょう。
というか、映画からテレビからおおよそ映像メディアでは、今のそば屋のような
テーブルが並んでその上に白いお銚子が二三本、というのがまかり通っていたわけですから、
しょうがないというか、逆にそういう絵面でないと「らしくない」と突っ込まれる可能性が大
だったんでしょうかのう。

>「揚弓場」
落語の二階ぞめきレベルで作ってもらえると楽しそうですな。ちっと遊ばせてもらうぜ、なんてんで
ピョーン。外してドーン。ピョーン。あたってカチーン。


311 :名無し物書き@推敲中?:04/04/16 03:17
スレほっしゅ!

312 :名無し物書き@平安後期:04/04/18 17:55
通販雑誌を見ていたら、「江戸東京地図比較CD-ROM」なんてものがありました。
高橋克彦は星座のCD-ROMを持っているそうで、
何年何月何日と指定すると過去の星空が表示されるとかで、
世の中には便利なものがいろいろあるんですなあ。

いい陽気になりましたのう。
10氏と長吉氏は歌舞伎見物&小金井ですか。
あっしは茨城と岐阜に野球観戦に行ってくるす。
どうもこの季節になると現実が忙しくて、創作はそっちのけになります。反省。

この1週間はニュー速に足を踏み入れ、
「いろんな角度からの見方があるんだなあ」とスレをROMっておりました。
民衆が表立って知りうることは大本営発表だけですが、
ニュースは裏側が面白いですねw
あっしも「史実」として残されていない裏側を掘り下げたいです。

313 :10:04/04/19 18:30
江戸東京重ね地図CDは、鬼平の舞台が検索出来たりしてなかなか
便利かつ楽しめる良アイテムなんですが、バージョン1で止まってしまい、
操作性や利便性といったソフトとしての部分が洗練されることのないまんま
になっているのが残念なところです。

先週は小説ばっか読んでいました。とつぜん恩田陸のミステリーにはまってしまって、
山本一力の新作長編を後回しにしてページをくってました。
やっぱ小説は良いですな。

ミステリーづいた頭になったので、ぽつぽつと捕物小説を打ち始めました。
捕物で同じ主人公を使うのはひさびさなので、なかなか新鮮です。
長編にしたいんですけれども、なかなか踏み切れません。プロットをたてただけで
途方にくれてしまい、被害者が一人減り二人減り……w

>史実の裏側
裏を表にして、それが定説化したら痛快ですねえ。

314 :◆Yp8LzwTBFo :04/04/19 18:39
みなさま、お久しぶりです。
先月まで公募のことなどでちょっと忙しかったんですけど、
やっとひと区切りつきました。
(っていうか、もう学校も始まってしまったんんですけど)
またこちらで勉強させていただきたいと思います。
よろしくお願いします。

>10さん
地図CDって面白そうですね。

わたしは今、長編の半分弱のところを書いてます。
ずっと止まってた作品なのですが、また書き始めました。
深川あたりが舞台です。
地図をカラーコピーしてファイルしてあるのだけど、
なかなか頭に入らなくて・・

315 :10:04/04/25 09:29
先週、日本オオカミの頭骨が見つかったそうですね。
明治の昔から子供のしつけのために仏壇に置いてあった、というのが
最高です。

>雛さん
地図CD、ちょと寸の足りない孫の手のようなところがありまして、必携! というには
後一歩の残念があるかな、と思います。検索性が高いのは重宝するのですが……
今のところ、古地図を広げて虫眼鏡のほうが、詳細に横道なんかを調べるのには便利です。

平安後期さんがおっしゃられたとうり、現実であれこれと忙しくなると、創作は
し難くなりますから、「書けるときに書き進めておく」のが修練のためにもストックを作るためにも
結局は一番ですかのぅ。
しかし、あれですな、いかにメジャーな舞台とはいえ、同じスレで同時期に同じ深川をあつかった
小説を書いている人と出会うとは面白いもんですな。


316 :おじん ◆abcDBRIxrA :04/04/25 18:55
大河「新撰組」を見てる人はいる? 水戸黄門や遠山の金さんのような娯楽時代劇と思えば、
まあ許せる範囲。でも大河の幕末モノとしては、ちょっともの足りない。
(/-\) 若い頃に見た、「花神」や「翔ぶが如く」と比べてはいけないのかなぁ。

317 :名無し物書き@平安後期:04/04/25 22:45
ふーむ。完璧なアイテムとは言えないんですな。>地図CD

日立日帰りをしてきました。
車窓には田園が広がっていて、昔ながらの日本の風景という感じでした。
うちの方では農地がどんどん宅地開発されてビルが建ってますので、
雑木が多く空の広いこういう場所を見るとホッとしますね。
もちろん風景描写の参考にもなりますし。

ミステリーは、ツボにハマると思いきりのめりこんじゃいますな。
あっしも京極堂に取り憑かれてましたが、ようやく落ちたようですw

>雛氏
お疲れさんどした。
例の、女性が碁をうつ話を応募されたのでしょうか。
いいセンいくといいですね。

>おじん氏
すんまへん。早くもリタイアしました。
あっしもシリアスよりはギャグに走りたい口なんですけど、
やっぱり深く印象に残るのは泣ける方向性のものなんですよねえ(シミジミ

318 :長耳の長吉:04/04/27 21:31
 ご無沙汰です。
 あっしも江戸地図CD持ってます。つい……ただし袋さえ開けてません。
なんか、買えばすんじゃってる今日この頃、反省です。

 昨日「白波五人男」見て参りました。最高でした。奮発して一等席で見た価値
ありましたが、中村勘九郎の見せ場を取りすぎで、弁天小僧の名乗りも、
いささか……まあ、勘九郎だとどんな役柄でも楽しめるのですが、正統派
の芝居を見たい人間からすると、ちと作為を感じすぎるというか……
 第4幕も、勘九郎メインで、それがあまりに目立ち過ぎちゃって、逆に
日本駄右衛門がかすんでしまったのがちと不満……。

>おじん殿。
 いや、確かにそれは言えてるかも知れません。
 白波五人男がそろい踏みをして見得を切る場面も、なにか力不足というか……
一代前、二大前の役者さんの方が、もっと重量感があったように思います。
 線の細さが気になりました。大河ドラマも、おっしゃるとおりのような
気がします。


319 :10:04/04/30 19:37
車窓を通して見る田園、というのは、それだけでなにかしら郷愁というか、
田舎もないのに、里恋しいような気分がしてきますな。

先日、高橋源一郎が、
「昔の日本(若しくは中国)は良かったなあ、人情はあったし、人の生き様は
クリアだったし」「ぶっちゃけ、現代なんてもうイヤ」という後ろ向きの姿勢によって書かれて
いる場合が多い、と時代小説や中国伝記小説書きを評していましたが、
後ろ向きかどうかはともかく、ノスタルジーを刺激しているのは間違いないかな、と思います。

ただ、この先、共通認識としてのノスタルジーは拡散する一方でしょうから
「現代の投影としての時代小説」から「過去を再現する要素の高い歴史小説的
手法を大きく取り込んだ江戸時代小説」に変化していく気はします。
「昔の日本人はよかった。人情があるのって素敵でしょう?(しみじみ)」の類から、
「これが江戸時代の人間関係。良いか悪いかの判断はまかせる(ウザイと感じるのもアリ)」くらいの
クールな形で江戸時代を提示する手法も出てくるかなー、とか。
「人情ドラマのために江戸時代を使ってみる」ものとの線引きは難しいのですが、
「江戸時代を選んだら人情と呼ばれてるものを無視できない」というくらいの、
なんというか、考証にのっとった攻撃的な人情表現をしていくスタイルをとらないと、
江戸時代に比べて親子段階から人間関係が希薄になっている(と思える)平成生まれには、
これまでの人情によるストーリ展開が、今以上に御都合主義として認識されて、読書体験での
満足を得てもらえないかもしんない……てなことを思いつつ、
捕物帖を一本打ち出し終えますた。
つまるところ、犯人の動機がどうも現時代っぽくって我ながらいけすかん、という有様なわけです。
ちぇっ。



320 :10:04/04/30 19:38
>長吉さん
俺も観ました観ました。
ははあ、なるほど。同じ演目でもそういう部分に差違が生じるわけですか。
初見でしたのでひたすら弁天小僧菊之助の魅力に圧倒されていました。
この奔放なキャラクターを、他の役者はどう演じているのか、いろいろと観たくなりますねえ。

>おじんさん
好きです。楽しみに見ています。が、新撰組ものとして面白いかといえば苦しい……と。
幕末の多摩の貧乏道場主とその周辺、という目で見ると大いにうなずけもし、にやにやと
笑えもし、ちょいと鼻の奥がつんともし……なのですが、スケール感という点でどうしても
小ささを覚えてしまいます。現在、舞台は京ですが、この試衛館メンバーならば、いっそ上らず
多摩周辺のトラブルを解決しながら話をすすめ最終的には彰義隊へと流れていくものも
いた、といった展開を金曜時代劇で見たかった、というのが現在の感想です。
新撰組としての迫力はないのですが、とても魅力的には見えるのです。

321 :おじん ◆abcDBRIxrA :04/04/30 20:14
返事があってよかった。ここの住人なら、大河「新撰組」を見てる人がいると思ったのです。
私はもう少し我慢して、見続けます。池田屋、蛤御門、鳥羽伏見、五稜郭と、これから名場面があるはず
なので、どんな脚本になるか楽しみです。
(/-\) 青春時代劇なら、やっぱり竜馬が主人公だと思うけど、マンネリなんだろうなぁ。
     そういえば、沖田総司は女だったという、映画もあったかな。見てないけど。

322 :名無し物書き@平安後期:04/05/04 22:33
「昔は良かった」という「昔」は、
こんなにも高度成長をする前の日本ですかねえ、個人的には。
舗装されていない道も昔は周囲に結構あったように思うのですが、
今はミミズが夏に鉄板焼きになるくらい土が覆い隠されてるのが悲しゅうて。

江戸時代も、飢饉だの口減らしだの、
決して「昔は良かった」ばかりじゃないですよねえ。
その時代時代の悲哀は、形こそ違えど必ずあると思いますし。

皆さまは歌舞伎見物だったんですね。
あっしは木曽川・長良川を越えて、岐阜へ行ってまいりました。
新幹線で富士川を越える時に、
「ここで頼朝軍と平家軍が対峙したんだなあ」と思うのはいつものことで。
今回は関ヶ原の近くも通ったので、戦国にも思いを馳せてきました。
その土地土地で何百年もワープできるのも、旅の楽しさですな。

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