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【真相は】芥川龍之介【藪の中】

1 :名無しのオプ:03/02/24 02:23
芥川龍之介の短編『藪の中』の犯人を推理するスレッドです。
青空文庫で読めますので、是非あなたも一読を。

【諸注意】
この作品にはもともと真相など存在しない、という説もありますが、
「真犯人がいる」という前提で、推理小説として考えてください。

この作品の文学における位置づけや、種本、作者の背景などは考慮せずに、
あくまで「この作品から得られる情報だけで」犯人を推理してください。

この作品の内容は、すべて登場人物の口から発せられたセリフのため、
客観的な事実は描かれていません。
よって「○○が犯人と断定することは不可能」と思われます。

それを理解した上で、様々な推理を繰り広げてください。

【参考サイト】
青空文庫 藪の中
ttp://www.aozora.gr.jp/cards/000879/card179.html

〈読み〉の多様化とそのルーツ
ttp://www.aurora.dti.ne.jp/~takuma/essay/yabu.html


2 :名無しのオプ:03/02/24 03:24
2get

3 :名無しのオプ:03/02/24 15:02
こういう考えないといけないスレは駄目だよ。
何も考えずに罵倒するだけのスレでないと伸びない。

4 :名無しのオプ:03/02/25 20:57
いい指摘だ

5 :名無しのオプ:03/02/28 23:06
age

6 :名無しのオプ:03/02/28 23:35
いまだにレスついてないのか・・・
このスレ見つけてから、本じゃないと読めないタチなので本買ってきた。
おもしろいんだが、難しいな。とりあえずはそれぞれの証言をまとめてみる?

7 :名無しのオプ:03/03/01 00:03
おー、物好きがいるもんだな。
じゃあ俺もやってみようかな。とりあえずいまから読む。またいずれ。

8 :名無しのオプ:03/03/01 01:03
あとあともっと細かく分類するとして、とりあえず箇条書き。

【木樵の物語】
藪の中に死体はあった

死体は薄い藍色の水干に烏帽子を着ていた
死体は仰向けに倒れていた
死体は一刀で胸を突かれていた

落ち葉は血に染まっていた
傷口は乾いていて、血は流れていなかった
傷口に馬蝿が一匹食いついていた

周辺には太刀も小刀もなかった
杉の根がたに縄が一筋と櫛が落ちていた
落ち葉は踏み荒らされていた
馬はいなかった

9 :7:03/03/01 01:21
勝手に続ける。悪く思わんでくれ。

【旅法師の物語】
・被害者の男には前日に山の中で会った。
・男は女と一緒にいたが、女の顔は分からない。女の服は萩重ね。
・男は太刀と弓矢を持っていた。弓矢の数は二十程度。

10 :7:03/03/01 01:28
【放免の物語】

「放免」:検非違使庁の最下級の職の一つ。また、その人。
釈放された囚人で、犯罪人の捜索・逮捕・囚禁または流人の護送などにあたったもの。

・多襄丸を捕まえた。多襄丸は悪名高い盗人。捕まえたときは馬から落ちて痛そうにしていた。
・時刻は前日の初更(現在の午後七時から九時)ごろ。
・多襄丸の服装は紺の水干(水張りにして干した布)。太刀。
・多襄丸の持っている馬、弓矢の類は殺された男から奪った物のようだ。
・多襄丸は女好きである。

11 :6:03/03/01 01:30
>>9
悪く思うどころか嬉しいよ。というわけで、次、放免。
抜けているところがあったら、構わず補足しちゃってください。

書き終わってと言ってリロードしたら、放免は書かれてましたか。
いっことばして多襄丸書いてみます。

12 :7:03/03/01 01:34
【媼の物語】

・被害者は自分の娘が嫁いだ男である。
・被害者は若狭の侍。名前は金沢武弘、26歳。人に恨まれることはないような性格。
・娘の名は真砂。19歳。勝気。処女。色浅黒く、目じりに黒子。
・二人は前日、若狭に向かって旅立った。

13 :7:03/03/01 01:34
じゃあ俺は女を。

14 :名無しのオプ:03/03/01 01:34
ほー、面白そうだな。
俺も明日買って読んでみるよ。

15 :7:03/03/01 01:39
>>14

>>1に青空文庫版が載ってますよ。

16 :6:03/03/01 01:44
【多襄丸の白状】
・男は殺したが、女は殺していない。女が何処へ行ったかは知らない。
・昨日の昼過ぎに夫婦に会い、女の顔を見て奪おうと決心した。
・宝があると騙して、男と藪の中へ入った。女は馬に乗ったまま待っていた。
・男の不意を突いて、腰につけていた縄で杉の根がたに括り付けた。
・さらに落ち葉を頬張らせて声を出せなくした。
・男が急病だと女を騙し、男を縛った場所へつれてきた。
・男が縛られているのに気づいた女は小刀で襲いかかってきたが、小刀を打ち落とした。
・女を犯し、泣き伏した女を後に藪の外へ逃げようとしたところ、女が縋りついてきた。
・「二人の男に恥を見せるのはつらいから、夫か男のどちらかが死んでくれ。生き残った方に連れ添いたい」と女が言った。
・女の燃えるような瞳を見て、女を本気で妻にしたいと思い、男を殺そうと決心した。
・卑怯な殺し方はしたくないので、男の縄を解き、太刀打ちをしろと言った。
・縄は捨て忘れ、杉の根がたに落ちたままとなった。
・男は憤然と飛びかかってきたが、二十三合目に男の胸を貫いた。
・自分と二十合も斬り結んだのは男だけである。
・男が倒れたときには女は何処にもいなかった。
・どちらへ逃げたか探してみたが、落ち葉にはそれらしい痕跡はなかった。
・女が逃げたとなると、自分の立場が危ういので、男の太刀や弓矢を奪った。
・山路には女の馬が草を食っていたので、その馬を奪って逃げた。
・都に入る前に男の太刀だけは手放した。
・斬首の覚悟はできているから、極刑にあわせてくれと昂然とした態度。

17 :7:03/03/01 01:46
【女の懺悔@清水寺】

・紺の水干を着た男に手込めにされた。夫は無念そうだったが、縛られていて動けなかった。
・女は夫の方へ駆けよるが、男に蹴り倒された。
・女は男の目に軽蔑の色を見、そのショックで気を失う。
・気がつくと水干の男はいず、夫はまだ木に縛られたままだった。
・女は夫に一緒に死んでくれと言った。夫の返事は「殺せ」
・女は夫を刺した。しかしそのとき、また気を失う。
・気がつくと夫は息絶えていた。時刻は「竹に交った杉むらの空から、西日がすじ落ちている」頃。
・死体の縄を外したが、死ぬことはできなかった。

18 :7:03/03/01 01:47
>>6
イタコは任せた。

19 :6:03/03/01 01:48
多襄丸以降は長いので、要点をまとめきれているか自信がないです。
あとで証言のまとめを見直してみます。

>>7さん
死霊の物語、おねがいできますか?

20 :7:03/03/01 01:49
>>17
>・女は夫に一緒に死んでくれと言った。夫の返事は「殺せ」
この返事はアイコンタクトでしたもの。口の中は笹葉でいっぱい。

21 :7:03/03/01 01:50
>>6
あ、じゃあイタコは俺がやります。

22 :6:03/03/01 01:58
ぐあ、リロードすりゃよかった。
それではイタコおねがいします。

証言まとめた後はそれの見直しして、次は何すればいいんだろうか。
それぞれの矛盾点と共通点を調べる、とかかな。

23 :7:03/03/01 02:00
【死霊の物語】

・盗人は妻を手込めにし、そこに腰をおろして妻を説得しはじめた。
 曰く「夫とはもう駄目だろう。それよりウチへいらっしゃい」
・夫は妬ましさに身悶え。
・妻はうっとりした顔で、「ではどこへでも連れて行って下さい」
・さらに盗人の手を取り、夫のほうを指差して、「あの人を殺して下さい」
・夫は上の二点が許せない。
・その言葉を聞いた盗人も動揺、妻を蹴り倒して夫のもとへ行き、
 「あの女はどうするつもりだ、殺すか?」
・これを聞いた妻は逃げ出す。
・盗人は刀や弓矢を拾い、縄を一箇所切って、姿をくらます。
・そして誰もいなくなった。
・夫は縄を自力で解いて、妻の小刀を発見、自分の胸を刺す。
・息絶える直前、誰かがやってきて、胸の小刀を抜いた。でもそれが誰かはわからない。

24 :7:03/03/01 02:02
>>22
そうですね。矛盾が多いので、共通点を探したほうが早いかもしれない。

25 :7:03/03/01 02:04
手がかりリスト

>>8
>>9
>>10
>>12
>>16
>>17、(補足)>>20
>>23



26 :6:03/03/01 02:07
手がかりリスト、せっかくつくってもらったのですが、
木樵が他に比べ判り辛いのでまとめなおしました。

【木樵の物語】
・朝方、杉を伐りに行くと山陰の藪の中に死骸があった。
・死骸は薄い藍色の水干に、都ふうのさび烏帽子を被ったまま、仰向けに倒れていた。
・死骸は一刀で胸をつかれており、まわりの落ち葉は血に染まっていた。
・発見したときは傷口は乾いていたので、血は流れていなかった。
・太刀も小刀も落ちていなかった。
・杉の根がたに縄が一筋と櫛が落ちていた。
・周囲の落ち葉は一面に踏み荒らされていた。
・馬はいなかった。

27 :7:03/03/01 02:11
まず、当事者でない樵、旅法師、放免、媼の証言はすべて真実と強引に仮定してしまおう。
でないと収拾がつかなくなる。それぞれに矛盾も無いし。

28 :7:03/03/01 02:12
新・手がかりリスト

>>26
>>9
>>10
>>12
>>16
>>17、(補足)>>20
>>23


29 :7:03/03/01 02:14
>>27と考えると、まず女の証言には嘘がある。
縛られた状態で刺し殺したなら、縄は死体と重なるように残されているはず。
が、樵の証言では死体と杉、縄は離れているように読める。

どうでしょう?

30 :7:03/03/01 02:16
>>29補足、縄や杉にも血痕が残っていないのはおかしい。

31 :6:03/03/01 02:24
>>27
了解です。となると当事者の発言の共通点を探せばいいのかな。
樵と放免を真実と仮定したのなら当たり前のことですが、
多襄丸が武弘の太刀と弓矢を持って逃走したのは、
多襄丸と武弘が証言しており、真砂の証言に矛盾がないことから、
事実と思われる。

>>29
あ、そうですね。確かに死体と縄は重なっているようには読めません。
さっきから書いたり消したりで混乱中なのですが、
縄や杉に血痕が残っていないのは矛盾しないのではないでしょうか。
真砂は小刀を刺したまま・・ああ、いや、失礼。
真砂は「小刀を喉に突き立てたり」と言っていますから、
やはり刺したあと小刀を引き抜いたとみえ、それならばやはり、
縄や杉に血痕がないのはおかしいですね。


32 :6:03/03/01 02:29
>>31
補足。引用部を限定しすぎました。
どうも死骸の縄を解いたあと、真砂は逃げているようです。
その後、小刀を喉に〜池へ身をなげたり〜と続くので、
ここで言っている小刀は自殺の手段のひとつに過ぎず、
武弘殺害に使用した小刀とは別の物・・・?

むー、小刀についてまとめてみますλ......

33 :7:03/03/01 02:35
>>31
当事者の発言同士よりも、部外者の証言と当事者の証言の間で共通する部分を
探していけばいいんじゃないでしょうか。とりあえずは。

あと、気になるのは櫛ですね。
櫛はいつ落ちたんだろう? 蹴り倒されたとき?
あるいは手込めにされていた時に落ちた櫛を、
夫の証言の最後に出てくる謎の人物が置いたとも考えられるか。

34 :7:03/03/01 02:38
>>32
小刀は問題無いと思います。
「刺し通した」という表現があるだけで、抜いたとも抜いてないとも書かれていないので、
刺す→手に持ったまま気絶→手に持ったまま気がつく→手に持ったまま逃走
という流れだと思いますよ。

35 :7:03/03/01 02:39
今日はここまでにします。
おやすみなさい。

36 :6:03/03/01 02:52
>>34
当事者の発言との矛盾が今は頭から離れないので少し冷やします。
それはそうと、木に括り付けられた状態で胸をさされ、縄を解かれたのなら、
仰向けには倒れないと思うのです。

とりあえず私は小さなことはおいといて、○○が犯人と仮定して、
それにあう矛盾のない真相を考えてみるとします。
気になるのは「三人が三人とも自分が犯人だと言っている」ことでしょうか。

7さんお疲れさまでした。私も寝ます。


37 :名無しのオプ:03/03/01 16:14
現代合理社会に生きる我々としては、死霊の証言など
宛てには出来ない
当然、イタコは金を貰って嘘をついたと考えるべきだろう

38 :名無しのオプ:03/03/01 22:05
俺、卒論芥川だったけどさすがにこれを題材にしようとは思わなかったな…


39 :A.M.:03/03/02 15:55
>>38様。

ひょっとして、あなたは北村薫先生ですか?

40 :名無しのオプ:03/03/02 16:52
>>37
真砂は清水寺に逃走しており、また自分が犯人と懺悔しているので、
嘘をついてもらう必要もなければ、頼むこともできない。
多襄丸も既に捕まっており、自分が犯人と供述しているので、
嘘をついて(略
可能性があるとすれば、検非違使が事件をより明瞭にし、
自分の手柄とするためだが、ならば多襄丸に殺されたと嘘をついてもらえばよく、
わざわざ自殺したと嘘をつかせる必要はない。

ネタにマジレスかこわるい。

41 :名無しのオプ:03/03/02 23:20
武弘としては、妻に殺されたとも、妻を犯された上で盗人に殺されたとも、言いたくないだろう。
武士のプライドで。
それなら自害ということにしとこ、ってことにしとこうと嘘言ってるんじゃないかと。

42 :7:03/03/02 23:59
>>41
そうですね。
三人の自白は、一見自白のようでいて、実はそれぞれにより深い罪から逃れようとする言い訳です。
より深い罪は違うか。つまり恥ですね。
と、考えたいんだが、今38度で発熱中のため、頭がフラフラです。
ではまた。

43 :7:03/03/03 00:02
補足:

何が言いたいかというと、要するに三人の話にはそれぞれに嘘も真実も含まれていると思います。
ですので、その間を縫うような「真相」を見つけたいわけです。
でも今の僕には無理〜〜〜〜ヘ(゚д゚ヘ))))))〜

44 :6:03/03/03 12:01
武弘は武士のプライド故に、本当は殺されたのに自害したと言っている。

多襄丸は、どうも捕まってからの「天下に私と〜」あたりの言動が鼻につくので、
実はただの女好きの盗人で、真砂の言葉を聞いて怖じ気づいて逃げ出した。
本当に武弘と斬り結んでいたのなら、真砂は馬に乗って逃げると思うんよ。
で、昨年の女房と少女殺しの嫌疑がかかっていて、どちらにせよ極刑っぽいので、
武弘も自分が殺したことにして、どうせ死ぬなら豪傑っぽく、というわけではないかと。

真砂は本当のことを言ってるんじゃないかな。
その根拠はちょっと薄弱だけど、わざわざ懺悔で自主的に話してるし。

45 :6:03/03/03 12:12
>>44と考えて、真砂が小刀で刺したと思うのですが、それとは別に仰向けについて。

多襄丸の言うとおり太刀で斬り結んで胸を刺された場合、うつぶせに倒れると思う。
相手に向かって太刀を振ってたわけだし、イメージ的に仰向けって変でない?

真砂の場合は、木に縛り付けられている武弘を刺した後で縄を解いたのだから、
やはり仰向けには倒れず、前に崩れ落ちるような感じになるかと。

自害したとしたら、実際に胸に何かを刺す動作をするとそうなったんだけど、
刺すと同時に身体が前にでた。となるとやはり仰向けには倒れないのでは。
>>44の自害したと嘘を言っている理由の一つでもあるんですが、
小刀で自殺するときに胸を突くかなー、と。
この時代に切腹があったかは知らないのですが、切腹か喉を貫くと思うのです。
拳銃自殺する際に眉間を撃ち抜くような違和感が・・・(古畑であったような)

書き忘れましたが7さんお大事に。

46 :6:03/03/03 12:29
あともうひとつ。やったことないのでわからんですが、
太刀で二十合も斬り結んだら、胸に決まる前に他の場所も軽く斬られるような気がします。
死体に傷がひとつだったことからも、多襄丸は武弘と斬り結んでいないと思います。

私は武弘は自害したと嘘をついているものの、謎の人物に小刀を抜き取られたあたりは
本当だと考えます。というのも、わざわざ嘘をつく必要がないことと、誰が殺害したとしても、
死体は仰向けにはならないと思われるからです。
謎の人物が死体から小刀を抜こうとしたために、死体は仰向けになったのではないか、と。

真砂は懺悔にあるように我知らず「武弘を殺して」みたいな発言をした。
多襄丸は真砂を蹴飛ばして逃走(ここで真砂は気絶、櫛もおちたか?)。
逃走の際に太刀や弓矢と馬を奪ったが、小刀は見落とした。
真砂が目を覚まし、懺悔にある通りに小刀で武弘を刺し殺し、再び気絶。
目を覚ました真砂は縄を解き捨て、自らも死のうとするができず、寺へ。

そして最後に謎の人物が死体から小刀を抜き取る。
問題はこの謎の人物で、樵が死体を発見し、金目当てで小刀を盗む。
このときに死体はうつぶせから仰向けになる。
ただこれだと樵は真実を話しているという仮定に違反してしまう・・・

47 :名無しのオプ:03/03/03 18:13
「藪の中」初めて読みました。おもしろい。
私も推理してみました。
犯人は真砂。
死体が仰向けになっていたのは6さんが言われたように真砂が小刀を抜いたからでしょう。
縄や木に血痕があったかどうかは木樵は言及していないのでどちらともとれる。
武弘と多襄丸は真砂をかばっていると思います。
武弘は「優しい気立の男」−媼の証言より
多襄丸は「神鳴に打ち殺されてもこの女を妻にしたいと思い」
「これはあなた方の思うように卑しい色欲ではありません」と言っている。
それに放免の話によると多襄丸は物詣に来た母娘を殺している。
そんな残虐なやつなのに真砂のことは殺さなかった。
そのことからも多襄丸が深く真砂を愛してしまったことがうかがわれる。
手ごめにしたものの武弘にすがろうとする真砂に苛立ち蹴り倒した。
でも視線を合わせる真砂と武弘を見て多襄丸は自分には入る隙がないと感じ身を引くことにした。
太刀と弓矢は盗んだが落ちていた小刀は放っておいた。
その小刀で真砂が縄を切ることができるように。
多襄丸は遠くから二人の様子を見ていた。
そして無理心中を図って夫を殺した真砂をかばうことを決意。
捕まえてもらうために馬から落ちたふりをして石橋の上で放免を待っていた。
真砂は夫を刺した小刀で自害しようとして失敗、池に身をなげた。
そのとき小刀は池の中に落ちたかも(小刀の行方はあまり重要じゃないけど)。
武弘はあの世から自殺を何度も試みてる妻を見て妻の自分への愛を感じる。
そんな妻をかばうために武弘は自殺だと語った。

それから小題が多襄丸は「白状」で真砂は「懺悔」になっている。
「白状」より「懺悔」という言葉のほうが重い。
だから真砂は真実を語っていると感じるのです。
もちろん断定できないので一つの推理に過ぎませんが。

48 :6:03/03/03 18:52
>>47
そーいう解釈もあるのかと非常に新鮮なのですが、ひとつ疑問が。
死体が仰向けになっていた理由がおかしいです。

真砂が真実を語っているのなら、真砂は、
『縛られている武弘を刺し→気絶→縄を解き捨てて逃走』
という行動をとったことになります。
また47さんは、真砂が自殺に用いた小刀と武弘をさした小刀は
同一の物とされていますから、真砂が小刀を持ち去っていなければなりません。

縄を手で解いたのか、小刀で切ったのかは不明ですが、
47さんは「多襄丸が縄を切ることができるように」と仰っているので、
切らなければほどけないほど固く結んだのだと解釈したのだと思います。
手であっさり解けるようでは武弘を押さえつけられないでしょうし。

縄を小刀で切った場合、胸に小刀が刺さったまま木に縛り付けられている
武弘から小刀を抜きます。この時、死体はまだ縛り付けられています。
そした小刀で縄を切ります。ここで初めて死体がうつぶせになりますが、
すでに小刀は真砂の手の中にありますから、死体をひっくり返す必要がありません。

誤解のないように言っておきますと、1にもありますし、自分の推理が絶対などとは
考えていません。

49 :名無しのオプ:03/03/03 21:23
>>48
そうですね。小刀で縄を切ったとしたら仰向けにする必要はないですね。
言葉が足りませんでしたが縄は手で解いたと推測しています。
真砂が「死骸の縄を解き捨てました」と言ってるし。
手で解ける程度の縛り方だったとしても後手に縛られていれば武弘自身が解くことは難しいと思います。
殺害→縄を手で解く→仰向けにして小刀を抜く→逃走→その小刀で自害図った、と考えます。
”小刀で真砂が縄を切ることができるように”と書いたのは、
それだけ多襄丸が真砂のことを思いやっているってことが言いたかっただけです。
小刀はわざと真砂のために残しておいたのではないかと。
手で縄を解くには時間と労力が必要だけど小刀なら簡単なので。

3人のうち2人は嘘をついている。
「自分が殺人者(自害)です」と嘘をつく=真犯人をかばっている、ってことになる。
武弘は被害者なのでかばわれることはない。
かばわれているのは、真砂、多襄丸のどちらかになる。
殺人という重い罪をかぶってまで(あるいは被害者なのに)相手をかばう理由は何なのかを考えました。
(1)真砂が多襄丸をかばう理由は?
   初対面だとしたら真砂が多襄丸にひと目惚れ?
   以前から知り合いだとしたらこの物語では語られていない何らかの理由(愛していたとか)があったのか?。
(2)武弘が多襄丸をかばう理由は?
   武弘が初対面で多襄丸をかばうとは考えにくい。
   以前から知り合いでこの物語では語られていない何らかの理由があったのか?
(3)多襄丸が真砂をかばう理由は?
(4)武弘が真砂をかばう理由は?

(3)(4)については47で書いたとおり真砂を愛していたことが理由です。
多襄丸が誰かにかばわれていると考えるのは物語の外の部分を想像することになり、無理やりな感じで収まりが悪い。
だから47のような推理になりました。

50 :47:03/03/03 21:30
49=47です

51 :名無しのオプ:03/03/03 23:16
再読したいんだが、本はどこにいったのだろう?
小屋かなあ…

52 :6:03/03/03 23:43
>>49
私は庇うとかでなく、プライドを守るためとか、そっちから考えていたので、
新鮮で考えさせられるところが多いです。
とりあえず真砂犯人説は出たわけですが、多襄丸犯人節とか考えてみます。

>>51
青空文庫のがえらく読みづらいので私は本を買ってしまいました。
しかし小屋・・・いいなぁ

53 :名無しのオプ:03/03/04 23:41
「薮の中」を映画にしたやつで、天海ゆうきが真砂をやったやつって、タイトルなんだっけ?

54 :6:03/03/05 00:19
>>53
羅生門?

55 :53:03/03/05 00:27
羅生門より、最近のやつだったと思うんだけど…
記憶が全く…


56 :6:03/03/05 01:34
>>55
たぶんこれで合ってると思います。
「MISTY」1997/05/10 松竹セントラル1
豊川悦司、天海祐希、金城武共演で『羅生門』を再映画化。

57 :53 55:03/03/06 00:07
>>56
それだ!

58 :名無しのオプ:03/03/15 23:56
あげ

59 :山崎渉:03/04/17 15:53
(^^)

60 :名無しのオプ:03/04/18 00:27
良スレになるかと期待したが、1ヶ月あいちゃったね

61 :山崎渉:03/04/20 02:41
   ∧_∧
  (  ^^ )< ぬるぽ(^^)

62 :山崎渉:03/04/20 06:49
   ∧_∧
  (  ^^ )< ぬるぽ(^^)

63 :山崎渉:03/05/22 04:58
━―━―━―━―━―━―━―━―━[JR山崎駅(^^)]━―━―━―━―━―━―━―━―━―

64 :山崎渉:03/05/28 12:25
     ∧_∧
ピュ.ー (  ^^ ) <これからも僕を応援して下さいね(^^)。
  =〔~∪ ̄ ̄〕
  = ◎――◎                      山崎渉

65 :山崎 渉:03/07/15 14:00

 __∧_∧_
 |(  ^^ )| <寝るぽ(^^)
 |\⌒⌒⌒\
 \ |⌒⌒⌒~|         山崎渉
   ~ ̄ ̄ ̄ ̄

66 :山崎 渉:03/08/02 02:12
(^^)

67 :山崎 渉:03/08/15 16:15
    (⌒V⌒)
   │ ^ ^ │<これからも僕を応援して下さいね(^^)。
  ⊂|    |つ
   (_)(_)                      山崎パン

68 :名無しのオプ:03/12/17 23:48
保守

69 :名無しのオプ:04/01/14 22:01
レポート書くためにこのスレをつかわさせていただきましたぅ。

70 :名無しのオプ:04/01/15 01:16
それはそれは

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